踊りなしの郡上八幡まで長良川鉄道で【５歳児と夏旅 ２】

2016/07/30 - 2016/08/04

5歳児を連れて、岐阜に3泊、鳥羽に2泊の夏旅。

今回の旅行記は、岐阜滞在2日めの郡上八幡旅行について。
長良川鉄道を利用し、風光明美な長良川の眺めを楽しみつつ、出かけました。
ＪＲ岐阜駅から美濃太田を経由し、郡上八幡まで。
この時期は、郡上踊りが開催されているはずですが、7月31日（日）だけはお休みだったようで、
踊りを習ったり、郡上踊りに参加したりはできず、残念でしたが、その分、夏でもあまり混雑しておらず、助かりました。
途中、ゲリラ豪雨に襲われたりもしましたが、旅となると、それもいい思い出・・・。

ところで、今回は知らずに利用できませんでしたが、鉄道で2時間半ほどかかる道のりも、岐阜バスの高速バスで行けば、郡上八幡の市街地まで1時間半ほどで行けたようです。
次回があるとすれば、今度は、郡上踊りがある日に、行きは長良川鉄道、帰りは岐阜バスを利用したいです。

☆さんぷる工房ＨＰ： http://samplekobo.com/
☆郡上八幡城のＨＰ： http://castle.gujohachiman.com/

エリア 郡上八幡(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルアルモニーテラッセにて朝食。

バイキングではなく、主食以外は決められたメニューが運ばれてきます。お豆腐が美味しかったです。

岐阜駅から美濃太田駅までは、ＪＲ高山本線（下呂行き）にて。

岐阜駅は、ＪＲの普通電車で名古屋から15分～20分くらいと近いし、電車の本数も少なくないし、あまり地方に来た感じがしません！車内も旅行者よりビジネスピープルの方が多い感じ・・・。

美濃太田駅から長良川鉄道に乗るのですが、9：56発の「長良川鉄道ゆらーり眺めて清流列車1号」を捕まえることができて、得した気分に♪
この「ゆらーり・・・」には、特別料金はかからず、片道1350円で郡上八幡まで連れて行ってくれます。普通列車との違いは、眺望の良い場所にくると、少し速度を落として走ってくれるところ。
レトロな雰囲気が楽しいです。

あと、今回初めて知ったのですが、長良川鉄道では最近、水戸岡鋭治さんデザインの観光列車「ながら」も走り始めたらしく、もうちょっと早く調べていたらのれただろうにな、と・・・。惜しいことをした！

美濃太田を出てしばらくは住宅地を走っていましたが、30分を過ぎたあたりから川が見えてくるように。

すごい透明感！
友達が住んでいなかったら、もしかしたら岐阜に行くことはなかったかもしれないけれど、街あり、自然あり、文化・歴史ありで、子育てには最適な場所なんだと、羨ましくなりました。

橋と川のいい感じを撮りたい・・・と思っていたら、トロトロし過ぎて、電車のスピードが上がってしまった・・・。

目に優しい景色が続きます。

車窓から川下りしているのが見えます。けっこう流れが速そうに見えます。

釣りをしている人も発見。すごいな、大自然！！

11：17　郡上八幡駅に着きました。

改札に向かいます。既にレトロで、いい感じ。

駅のホームにも郡上踊りの提灯が。
是非参加してみたかったのだけど、この日はお休みで残念。。。

郡上八幡駅前。
スタバとかドトールとか、もっとレトロなカフェとか、なんにもありません。

なんかいい感じ！

でも、岐阜の夏って、予想通りとても暑いのです。。。
この日も35℃超え、そして、市街地までは約30分弱。
汗をふきふき歩きます。

この時はまだ知りませんでしたが、岐阜市からバスで郡上八幡まできていたとしたら、市街地まで連れて行ってくれるのです。

あまり楽しくない道路沿いを歩いて、やっと市街地に到着。
ひたすら暑かった・・・。

市街地は、観光地らしい風情があり、下がりかけていたテンションが上がります。

市街地の案内図。
岐阜のガイドブックを用意しようと考えていたら、ほとんどの情報が飛騨高山ばかりで、あまり岐阜市や郡上八幡の情報が得られなかったので、ここで初めて市街地マップを見たのです。
どこに行くかな～♪
楽しみだな～(^^♪

水路沿いの道。

こういうウネウネした道があると、子供たちが石の上をウネウネと遊び歩きをし始めます。チェブちんもご多分に漏れず、石のレールの上を楽しそうに歩き始めました。安上がりだな。。。

噂通りのキレイな水。

ざるそばを、こちらのお店で。
1皿800円の観光地価格。
ちょっと好みの味とは違いましたが、暑い中、少し休めてよかった・・・。

どこも予約していなかったので、サンプル作りはできないかなーなんて思っていましたが、夏の間は、事前予約しなくても、店舗でも予約可能でした。

とても流行っていて、人が多かったので10分待ちでしたが、お店の中を見ているだけで楽しくて、10分なんてあっという間でした。

チェブちんは小学生未満なもので、自ずと体験できるものは決まってしまいます。

タルト作りは948円。
この中から、5種類好きな具材を選べます。
キウイも可愛い色だななんて思ったのですが、チェブちんは、自分が食べたいブルーベリーなどを選んでいました。

バナナが変な顔をして笑っている・・・。

制作工房も見学できます。

チェブちんは、思いの外、食品サンプルが面白かったようで、この工房に30分ほど留まりました。

あれもこれも美味しそう(^^♪チェブちんが、はまりまくってしまった。
ここから動けない・・・。

さて、せっかくなので、郡上八幡城に向かって歩き出します。

川釣りをしたり、遊んだり。気持ちよさそうだなあ。。。

大きな提灯の揺れる通り。

途中にあった「さんぷる工房北町館」では、座席数は少ないものの、イートインでお茶ができます。

お店の床の上にソフトクリームが落ちてる！！

マンゴー×マンゴーというかき氷をいただいて、生き返りました。
35℃を超え、湿度も高いので、ちょっと歩くだけで、体力を消耗します。

お城に上る山道に、まだ紫陽花が咲いています。終わりかけの花も、アンティークみたいで素敵だと思います。

城山公園で一休み。市街地の屋根を眺めます。

この公園には（公園というよりは、駐車場？という場所。ジャングルジムだけが申し訳なさそうに設置されていました）、何故か巨大な「山内一豊と妻の像」がありました。ＮＨＫ大河ドラマの「功名が辻」、見ていました。おや～、ここら辺が出身地だったかね？

何故像が設置されているかは、ここに説明があります。

へー、千代さんは郡上八幡出身説があるのですね。地元の方々は、良妻の見本のような歴史上の人物が地元出身だなんて嬉しいだろうな。知らなかった！

先程の城山公園から徒歩10分でお城にたどり着くのですが、けっこうキツイ坂道なのです。
子どもも私も、こういう道は好きなのですが、暑い日は、ちょっと大変(;^_^A

けっこう足を上げないと、上れません～！！

チェブちんは、アスレチックみたいで楽しいみたいです。ずんずん進んでいきます。

はー、やっと白亜のお城に辿り着きました。

美しいですね。
あまりにも白くてきれいなので、とても新しく見えますが、日本最古の木造再建城なのだそうです。

当時は仕方がなかったのでしょうが、1871年の廃藩置県で廃城になった際、石垣以外は壊され、現在の姿に再建されたのは昭和初期とのこと。
何でも破壊するのは簡単なのですが、価値あるものをきちんと見極めて、残していければいいなあ。。。

こじんまりとしているものの、青空に映えます。

郡上八幡に来たならば、ここは押さえておきたいところ。

すぐにお城見学すればいいのですが、ちょっと水分補給を。
お土産屋さん兼お休み処で一休み。

天然水サイダーと湧水をゴクゴク。生き返る～！

しかし！

こちらでお休みしていると、すぐに風向きが変わり・・・

あっという間に、土砂降りに！
みんなが狭い店内に逃げ込みます。

山の天気は変わりやすい？？？

もう間違いなく、ゲリラ豪雨。
身動きができません。

ついには、雷がガンガン落ち出し、停電してしまいました。
はー、くわばらくわばら・・・。

1時間以上待っても止む様子がないので、少し雨が弱まった時点でビニール傘を2本買って、お城に打って出ました。
（この日、わざわざ折り畳み傘をホテルに置いてきたので、悔しい＞＿＜）

入場料は大人310円。

中は木造でミシミシいうけれど、なんだか新しい内装と新しい展示。
ミシミシ言うけれど、城内が明るいので、チェブちんも怖がらない。どんどん上がっていく。

こんな工作キットも。
一瞬買おうかどうしようか迷ってしまう。
チェブちんは興味なさそうだけど、私が気になってしまって、夫に呆れられてしまう・・・。

外を見ると、まだまだ雨。
城下町がしっかりと見えない。

さっきまで釣りを楽しむ人達がいたのに、雨で今は濁流と速い流れ。随分と違う表情。

街並みもステキだったけれど、あまりゆっくりできなかったなあ。
お城で雨宿りして、あっという間に帰りの時間。

駅の表情も雨が降ると、全然違う。

反対方向に向かう長良川鉄道。
行きよりも帰りの方が、電車が混んでいました。

電車のデザインも、音も、車窓からの景色も、見たり聞いたりすることが好き。
時間は節約できないけど、電車でお出かけできてよかった。

さっきまでの雨が嘘のよう。
夕日が、いい感じ。

岐阜駅に帰ってくると、金ピカの織田信長像が今宵も光っていました。

岐阜駅は、けっこう大きくてモダン。
電車の本数もバス便の種類も本数も多くて、かなり便利に感じました。

20：53発の岐阜バス・加野団地線/三輪釈迦前行き（13番のりば）で、ホテルに戻ります。
猛暑に街歩き。今度があれば、是非、郡上踊りも習いたいな～。お店の方が教えてくださった白鳥踊りも見てみたいなー。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました(^^♪