冬のＮＺは初めて行ったんです。その２　～マウントクック編

2016/07/02 - 2016/07/08

ＮＺ滞在２日目はマウントクックに行ってきました。
山頂までくっきりクリアに見ることが難しい、恥ずかしがりやの山マウントクック。
今回は晴天の元で見ることができるのか？？


　１日目　出発
　２日目　クイーンズタウン到着＆街中散策
　３日目　マウントクック＆テカポ観光
　４日目　クイーンズタウン街中散策＆キーウィ & バードライフ パーク
　５日目　オークランド移動日
　６日目　オークランド散策
　７日目　帰国

この旅行記は３日目前半です。

エリア アオラキ/マウントクック国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

昨夜コンビニで買っておいたクロワッサンと夕食の残りのフルーツ、ヨーグルトで朝食。
ＮＺのヨーグルトはマッタリとしていて美味しいので、旅行中は必ず食べます。
色んなフルーツが入ったものがあって種類も豊富です。

朝７時、ホテルロビー集合。
外はまだ真っ暗。
ＮＺの冬の太陽はとてものんびりなんですね。

道中、車窓から星が見えました。
これはいい天気になりそう。
でもマウントクック周辺は雨が多いから、ここでぬか喜びはデキマセン。
今日のマウントクックツアーの参加者は全部で６人。
少人数で良きかな良きかな。

出発して１時間ほどで最初の休憩ポイントに到着しました。
マウントクックツアーお決まりの休憩所、クロムウェルのミセスジョーンズフルーツショップ。
クロムウェルはフルーツが有名な街なのです。

ここでようやく空が明るくなりだしました。

店内では試食も用意されていて、生フルーツ以外にもドライフルーツやその他加工品の試食をすることができます。

ミセス ジョーンズ フルーツ オーチャード テーマパーク・動物園・水族館・植物園

果物がたくさん並んでいます。
マヌカハニーや箱入りのお土産お菓子なども売ってました。

早朝のせいか店内にはお客さんは誰もいません。

野菜の袋詰め。
豪快に詰められてます。

車窓からクロムウェルのモニュメントをパチリ。
う〜ん、撮影失敗。
一瞬で走り去ってしまうのでなかなか難しい…

だいぶ明るくなり、ようやく景色を楽しめるようになりました。

向こうにわずかに雪をかぶっているのがピサ山。（確か…）
スタッドレスタイヤの試験場があるんだそうです。
フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが自然の中でスケートしたいという特番で滑ったところなんですって。
こんなきれいな景色の中なら気持ちよく滑れただろうなぁ。

リンディス峠（リンディスパス）に差し掛かりました。
一番高いところで約９６０ｍ。
茶色っぽい風景が続いていきます。
この峠に生えているのはタソックというニュージーランド原産の植物。
枯れた草っぽい色をしてます。

２つ目の休憩ポイントに到着しました。
オマラマのザ・リンクリーラムズ。

ザ リンクリーラムズ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

店名にラムズと付くだけあって、売店の横で羊飼ってます。

遠くにいた羊も、人がやって来たことに気付くと近づいてきます。
牧場の羊って人がいると逃げてくのが常ですが（だからお尻向けた写真しかとれないのですよね〜）、ここの羊たちはものすごく人になついてるんですねぇ。

店内はお土産も売ってます。
「まくらにもなるよ！！」
…中国語じゃなく日本語が書いてあると嬉しくなります。

カフェも明るい雰囲気。

羊の毛が展示してありました。

刈ってそのまんまの毛なのかなぁ？
もこもこ。

いいお天気！

雪をかぶった山々に青空、そして草原と羊たち。
ニュージーランドです！　っていう風景ですねぇ。

ＮＺといえば？　と人に聞けば必ず帰ってくる答えが「羊の国」ですが、昔よりも数が減ってるのだそうです。
前までは７千万頭ほどだった羊も、今は３千５百万ほどに減ってるんだそうです。

逆に牛の数は増えてるそうで、数年前まで５百万頭ほどだったのが、今は１千万〜１千５百万頭ほどになってるんだとか。

いつか羊と逆転してしまうんだろうか？
羊がたくさんいる風景、好きなのになぁ。

マウントクックとプカキ湖近くの空港が見えてきました。

橋の上から見る水の色が絵具を混ぜたようなミルキーブルー。

プカキ湖が見えてきました。
さぁもうすぐマウントクックです！

道の先を見ると……いやぁな予感。
向かう方向、曇ってます。

もうイヤな予感しかしないんだけど…

マウントクック国立公園世界遺産区域に入りました。

うわぁ〜雨〜〜！
さっきまでのお天気はどこへ〜〜〜

でもマウントクックとは逆の方向を見るとこのお天気。

くるっとマウントクック方向をみると、どよよよよ〜ん…

右と左でお天気違うんですけど〜！

山肌に青い氷河が見えてます。

これはもう潔く諦めよう…

クイーンズタウンを出て４時間弱。
マウントクックのハーミテージホテルに到着。

太陽出てますがな。

パーキングがホテルの裏手にあるので、正面玄関までホテル内を移動。
エレベーターホールの大きな窓から見えるのは雲に隠れたマウントクック。

マウントクックはＮＺ最高峰の山で、高さが３７２４ｍ。
前はもうちょっと高かったそうですが、頂上の氷が融けて３０ｍくらいちっちゃくなっちゃったんだそうです。

マウントクックでは２時間ほど自由時間がありました。
周辺のトレッキングマップをもらい一時解散。

お昼ご飯の時間にはまだ少し早かったので、さっそく外を散策します。

ここに来る道中は雨が降ってましたが、今や止んでます。
てゆーか、ここはいいお天気。
日が照ってます。
でも雨具はちゃんと持っていきます。
途中で降ってくるかもしれないし。

アオラキ マウントクック国立公園のウォーキングトラック 体験・アクティビティ

マウントクックの方角に向けて進んでいきます。
ちゃんと道になってるのでわかりやすいです。

雨が降ったあとがチラホラ…
歩いてるとたまに細かい雨がパラっときたりすぐやんだり。

道中、木の生い茂るところもあったりします。
でも雪がない。
雪がない！

地表にも雪が積もってる景色が見たかった！
てか何よりマウントクックが見たかったー！

晴れてればここから真正面に見えるマウントクック。
今回もその姿みられず…
My母・３連敗。
私・１勝３敗。

でも前回は雨ザーザーで外にすら出られなかったからね。
それよりはまだ今回のがね…

これでまたMy母を連れてくる口実ができたな（って思うことにする）。
これはもう私とマウントクックの根比べだな。
（横でMy母が「もういいよー…」って言うとりますが…）

向こうの山には氷河が青く見えてます。
空が晴れてればきっとキラキラ光ってもっと綺麗な青に見えるんだろうな。

来た道を引き返します。
こっちは青空も覗いてます。

アオラキ マウント クック国立公園 山・渓谷

ホテル近くまで帰ってきました。

ハーミテージホテル。

ホテル内にはエドモンド・ヒラリー卿の博物館もあります。
有料です。

ホテル内に入りました。
フロント前には暖炉。
でも今日はそれほど寒くない。

ランチに向かいました。
フロントの上の階にあるカフェに行きます。

ホットミールやコンビニで売ってるようなビニール入りのサンドイッチなどが売ってました。
トレーに乗せてお会計です。
ここはカードで支払うと２％のチャージがかかります。

サーモンキッシュとマフィン。
キッシュはガラスケースに並んでましたがこちらからは取れないようになってたのでレジで口頭で注文しました。
マフィンはトレーに乗せていきました。
キッシュは温めてくれるとのことで、お会計を済ませたら呼び出しブザーをくれました。
好きな席に座って待っているとブザーが出来上がりを知らせてくれるので、カウンターに受け取りに行きました。

サーモンキッシュ　＄5.5
ネギが入っててちょっと驚いた。
ＮＺでもネギ食べるんだなー。

マフィン　＄4.5
中になにか入ってたけど、最後まで食べてもそれがなんなのかわからなかった…

このカフェの席からもマウントクックが見られるようになってます。晴れてれば。

カフェに入った入り口とは反対のほうに進むと飛行機が見えてきました。
下をのぞき込むと、エドモンド・ヒラリー卿の博物館が階下に見えました。

2階から覗くのは無料。

ここを通り過ぎてもう一つのカフェの出入り口に向かいます。

カフェを出た廊下から外にでると、エドモンド・ヒラリー卿の像が建ってます。
マウントクックの方角を向いて建っているのです。
視線の先にはマウントクック（を覆い隠す雲の群れ）。

エドモンド・ヒラリー卿は人類初、エベレスト登頂に成功した人物です。
エベレスト登山の練習を、このマウントクックでしていたんだそうです。

「今日も見られなかったねぇ」

カフェの下、ホテルフロントの前にはお土産屋さんがあります。
中途半端な季節なのか時間なのか、ホテル内の人はまばら。

集合時間になり、ホテル裏手のパーキングまで戻ってきました。
同じツアーの中で２人ここで宿泊するとのことで、帰りは４人になりました。
帰りは湖観光が待ってます。


「冬のＮＺは初めて行ったんです。その３」へつづく。