こんな＊＊暑い日でも、２つの展覧会。午前：「国芳・国貞」午後：「藤田嗣治」

2016/08/03 - 2016/08/03

ハガキを出したらたまたま当たった、博物館の浮世絵展。県立美術館の藤田嗣治展と一緒に行けば、姫路の友達も楽しめるだろうと誘って行くことにしました。
友達は６月末に、８日間アメリカのアトランタの親類の家に泊って、マイナーだけど面白そうなところへ行ってたので、旅行の疲れがとれた８月初めになりました。
博物館は便利な場所にあるせいか、人がいっぱい来ています。
どれも色がきれいで、刷ったばかりのような素晴らしさ。ボストン美術館は何とスゴイ作品を所有してるんだろうと言うのが、２人の感想。ついでに、版画に添えられたコメントが面白くて〜笑えるんです。
お昼を食べて、県立美術館へ。ここで、私は大きなチョンボ…割引券を持って行ったはずが、ありません！仕方なく、当日券を買う羽目に。
この日は、「半額セール　やってます♪」になりました。大サービス気分を味わうことができたハズだったのに、ちょっとだけ得した気分です。
でも、浮世絵とまるっきり違う藤田嗣治。彼の戦争画を複数見ることができました。昔、淡路青少年の家に行ったことがあるけれど、置かれてた藤田の戦争画は覚えていません。展示してあった作品は、迫力ありました。
藤田の裸婦は、目が悪い人が見ると全体的に白くてボヤーッとしてて、何かな？と思いそうな絵ですが、よく見るとシーツやカーテンの襞、腕や足の奥行き感がすばらしいと思います。今まで何度も見たけれど、飽きません〜
まるっきりタイプの違う展覧会を見たので、疲れもあまり感じることなく帰ることができました。２つ見て、1400円は十分元が取れたかな。

エリア 神戸(兵庫)

若い人もたくさん来てました。浮世絵は、どの世代にも人気あるんですね。
縦につながっている作品を、初めて見たような気がします。横に繋がってるのは見たことがあるけれど〜そして、一番気に入ったのは「藍モード」の揃い踏み。藍色の濃淡で刷られた、確か５枚セットの版画がおしゃれでした。
落書き３点も面白かったです。
お勧めの展覧会です。

藤田の描く若い女性と子供は、どれも同じ顔のような気がします。
自分が好きな顔しか描かないのでしょうか？
色が賑やかだった浮世絵の後だったので、おとなしい色が多い作品に包まれたような感じです。

次も行こうと思います。

ポンペイって確か、ベスビアス火山の町でしたよね？
昔、梅田スカイビルで亡くなった人の人型その他、展覧会に行ったな〜
下にある、山本二三　ってとてもきれいなのだそうです。友達が前に見たって言ってたので。
こんなにたくさん良さそうな展覧会があると、選ぶのに困りそうです。全部行くのは、とても無理…絞り込み、考えなくちゃ。
今回は写真がダメだったので、あっけない旅行記になりました。にもかかわらず、ご覧いただいたり拍手いただいたり、本当にありがとうございます。
展覧会は、割と安上がりのレジャーですよね。