いざ3000ｍの高みを目指せ！弐の巻　今夜のお宿は奥飛騨温泉郷

2016/07/22 - 2016/07/24

一泊めは奥飛騨温泉郷に宿を予約しました。
二食付きで14000円はこの辺りではお手頃価格。コスパが良いとの評判どおり、食事もお風呂も素晴らしくて大満足でした。

エリア 平湯温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

17時過ぎに平湯温泉と福地温泉の間にある一軒宿、松宝苑さんに辿り着きました。

松宝苑さんは昭和43年築(はなままと同い年！？こんなに年季入ってるの？(；´Д｀))とのことですが、オープンスペースや新館は程よい感じにリニューアルされています。

ロビーで懐かしいお豆のお菓子と黒豆茶をいただきます。
ホッとするわ～。

わわ、木製の車いす。
クララも乗ってたなぁ。

お庭の山野草はおばあちゃんが育てているんですって。
お布団を敷いてくださるのはおじいちゃんでした。
家族で経営されてるのかしら？

こちらの建物は年季が入っていますが、月見台からお庭に出られます。
夜になれば川のせせらぎと虫の声を聞きながら。

お茶セット

建物は中庭を囲むように配置されていているので、食事に行くときもお風呂に行くときもお庭を楽しみながらのんびり歩きます。

お食事は食べきれないくらいとのクチコミ通り、八寸とお刺身からすでに盛りだくさん。
川魚のお刺身が新鮮でおいしいわー。
普段生魚は苦手なはなままですが、この旅ではお刺身の美味しさを堪能しました。

お待ちかねの飛騨牛の陶板焼きに進む頃にはもうお腹が八分目。

続いて鮎の塩焼きに

かわはぎのから揚げはすごい弾力。

囲炉裏の中で美味しそうに焼けました。

と思いきや、さ、さらにローストビーフまで！
しかも関西ではこれをステーキと呼ぶってくらいの。

うう、なのになのにもう満腹で入らない・・(´；ω；`)ｳｯ…
四苦八苦しているはなままたちの後ろの席で「大好きなローストビーフにこんなに箸が進まないのは初めて(/≧◇≦\)」との声が。

もったいなさすぎるわー。牛さんごめんなさい。
次回は必ずや食パンを持参してサンドイッチにして山に持っていきます。

〆は茶そばですがこれは到底入りませんわ。

デザートはお部屋にお持ち帰り。

日が暮れるとこんな感じ。

山里気分満点♪

明日は朝から乗鞍岳を目指します。
お天気はどうかな？

翌朝〜。今日も良いお天気。

お風呂がすごく良いので早起きして朝も入りますよ。

お風呂に行くのにこんなカゴが準備されています。

ちょうど誰もいないので撮っちゃいました。
素晴らしいでしょ？

岩の露天風呂も最高！
川のせせらぎが聞こえてこれぞ信州の露天風呂。

雪の季節も最高だろうなぁ。

脱衣所は畳敷きでお風呂との境目の壁がありません。
昔は湯治場だったのかな？

このロッキングチェアでお庭を眺めながらゆっくりと寛いでいる人も多いです。

日常の喧騒から解放される宿なのにこんな慌ただしく出発なんて、登山の前泊にはもったいなかったなぁ。

貸し切りも露天。
近くにいた若い人が話してるには、貸切りの方はシャワーもなく岩の露天風呂と桶があるだけで、あれってお風呂っていうのかな？と。
なんだと！？情緒ってものを知らんなー。

朝ごはんは8時からですが、少し早めに始めていただけました。
お食事処は大きな囲炉裏の周りに席が配置されています。

この空間も何とも落ち着く。

昨夜はあんなに満腹だったのに朝となればまたもりもり食べられるのだ。
飛騨の野菜の炊き合わせがたまりません。
野菜の密度が濃いのかずっしりと重いんです。
明宝ハムも美味しかった。

そして朴葉味噌とツヤツヤのお米の美味しいこと！
これだけで一膳いけるけどね。
がまんがまん。

ここにしばらくいれば美味しいご飯と空気ではなままも健康になれそうな気がする。

あー、後ろ髪を引かれる思いで宿を発ち、ほおのき平バス停にやってきました。

麓のお天気は快晴ですが山の上はお昼には雲がかかってくるとの予報。
8時50分発の畳平行きはもう長蛇の列。特別便の2台目に乗り込んで、いざ乗鞍岳へ！

参の巻に続く