2016/06/11 - 2016/06/11
426位(同エリア950件中)
三峯霧美さん
富士吉田と河口湖周辺の浅間神社を巡る旅、第一弾の後半は新屋山神社の本宮からです。
神社をお参りして境内を散策し、御朱印を頂くと意外と時間がかかるもので、どうやら予定していた神社はまわり切れそうにありません。
6月は日の入りが遅く、社務所の閉まる5時はまだまだ明るいので、早めの夕食の後、 雲が切れたので富士山見物をして帰りました。
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15:00 新屋 山神社 本宮
最初の鳥居をくぐった先は古い鳥居が並んで、周りは木が茂り薄暗く、小さな女の子が怖がって泣いてました。
赤い鳥居の先は暗渠になっていますが、かなりの水量の川が流れていて、ザーザーと音がしています。新屋山神社 寺・神社・教会
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いくつかの鳥居をくぐって石段を登ると境内はパッと明るい。
林道の先にある奥宮の参拝時間が3時半までだったので、大事を取って先にお参りたのですが、時間の余裕がありました。
本宮の参拝時間も4時までで、冬季は奥宮は休社、本宮は3時半までです。
最新情報はツイッターでチェックできます。 -
新屋(地名)の 山神社です。 創建は1534年という記録があるそうです。
富士吉田市内には他にも山神社がいくつかありますが、社務所があるのはここだけかも・・・。 -
本殿造営は明治に入ってから、拝殿は1973年造営です。
中に入ると、「参拝ですか?」と尋ねられ「はい」と答えると、お祓いをしていただきます。それから参拝。
祭神 大山祗大神
奥宮同様 金運神社として有名です。やっぱりここも天狗の面が奉納されていました。 -
磐長姫命の小御岳社、稲荷社、恵比寿・大黒天、二本の木が交差している夫婦木社などの摂社があります。
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御朱印は本宮も2種類。
さあこれで、金運は万全ですね。 -
15:25 北口本宮冨士浅間神社 鳥居脇の駐車場に車を停めました、鳥居の前の道は車が途切れることなく通過するのですが、信号がありません。これは警備員さんが必要なレベルです。
北口本宮冨士浅間神社 寺・神社・教会
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ゆっくりと上り坂になっている300mの参道。 燈篭は凸凹に並び、一部は頭がかけていたり、苔むしていたり、後ろの杉並木とのバランスがよく味わいがあります。
美しく整然と整備されているより、自然な雰囲気が歴史を感じさせます。 -
日本武尊の東征の折、相模から甲斐に向かう途中、神社奥にある大塚丘にたちより、富士山を仰ぎ、富士山はこの地より拝すべしといい、大鳥居が建てられたのが創建です。
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大鳥居 木造の鳥居では日本一の大きさです。
781年に富士山の噴火があり、788年にこの地に社殿を建立し、浅間大神を移しました。 -
幣拝殿 1739年建立 とても大きな権現造です。本殿の扉は黄金色に輝き、思わず「すごい綺麗」と言葉にしてしまうほど。
祭神 浅間大神 (木花開耶姫命 彦火瓊瓊杵尊 大山祗神)
御守りや御朱印は拝殿の右翼で頂きます。
拝殿は四方を杉の巨木が柱のように守っていますが、現存しているのは3本。 -
本殿は覆殿の中にあり、うっすらと金色に輝く扉が見えています。
江戸時代には富士講で多くの人がここから富士山頂を目指しました。 -
西宮本殿 1594年建立の社殿 東宮本殿と同様国指定の重要文化財です。
右奥に、鳥居が立っているのが、富士吉田登山口の入り口です。 -
富士山の登山道はいくつかありますが、富士吉田登山道は唯一裾野から徒歩で登れる登山道です。
スバルラインができて5合目からの登山が一般的になり、裾野から登る人は少なくなったそうですが、登山道はきれいに整備されています。 -
諏訪神社拝殿 諏訪神社の創建は分からず、地主神として、浅間神社が移ってくる前から、ここに鎮座していたそうです。
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諏訪神社の脇にも、杉の巨木、人がいると、その大きさが判ります。
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土置き場?かと思ったら、弓矢を射る的がありました。
他の神社では見たことがない・・・。 -
御御朱印は浅間神社と諏訪神社の2種類。
参拝者が多いので、番号札で管理されています。
4時を回り、あともう一社回れそうなので、河口湖へ向かいます。 -
冨士御室浅間神社 駐車場は河口湖の湖畔で、木々の間から湖面が見えます。
振り返ると、雲が少し切れた富士山が見えました。冨士御室浅間神社 寺・神社・教会
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参道は桜並木、春は綺麗でしょう。
ここは富士山二合目にある富士浅間神社の里宮で、午前中に参拝した神馬のいた小室浅間神社はもう一つの里宮です。
鳥居の扁額は「里宮社」とあります。
明治40年の大水害で数か月間境内が水没して松の古巨木はすべて枯死してしまい、現在の境内の樹木は、大水害後に氏子さん達によって植樹されたものだそうです。 -
富士吉田登山道の2合目に、699年以創建されたと伝えられています。富士山最古の神社で、里宮は958年に氏子の祭祀の利便のために創建されました。
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神門 修験道や富士講で発展し、戦国時代は甲斐武田氏の崇敬を受けたそうです。
参拝者は年配のカップルが一組だけ、とても静かです。
明治の水害で巨木が枯れたということで、創建が古いわりに周囲の森の木が若いです。 -
祭神 木花開耶姫命
本殿は明治22年(1889年)に再建 明治の水害で傷みが激しかったのでしょうか。
富士山の世界文化遺産の構成資産の一部です。 -
戦国時代は武田家からの崇敬が厚く、信玄直筆の安産祈願文などの古文書が保管されています。
いつの間にか、境内に人がいなくなりました。とても静かです。 -
本宮 富士山をを背にして鎮座しています。
1974年に富士山二合目の鎮座地か移設されました。
二合目に創建された社殿は富士山の噴火で焼失と再建を繰り返しました。現在の建物は1612年に造営されたものです。
スバルラインが開通し、富士登山が5合目からとなって、2合目の社殿は参拝者が激減し、雪や風雨から社殿を守るためにこの地に移設されました。 -
富士二合目の旧社地には、石の祠が建てられています。拝殿はそのまま放置され、自然に帰って行くに任せているようです。
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御朱印は2種類、本宮と里宮の御朱印です。富士山最古宮とあります。
天気予報が外れて、お天気に恵まれました。
17時 本日の参拝はこれで終了。 -
神社の駐車場からシッコゴ公園へ、公園は河口湖に面していて、冨士御室浅間神社の例大祭では流鏑馬が行われます。
ものすごくお腹が減ったので、近くのバーミヤンで早めの夕食。
食事が終わっても、まだ明るいので、河口湖越しの富士山が見える場所をグーグルマップで探し、「大石公園」に向かうことにしました。勝山シッコゴ公園 公園・植物園
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大石公園は富士山のビューポイントの一つで、夕暮れで富士山が赤く染まるのを待つ人がたくさんいました。
午前中は雲に隠れていた富士山も、いい感じに見えてます。大石公園 公園・植物園
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ラベンダーがたくさん植わっていて、7月に開催される河口湖ハーブフェスティバルの第二会場です。
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この日は夕焼けにはならず、富士山は青さを増していき、夜の闇に溶け込んでいきました。
浅間神社巡りの一回目は7社をまわりました、スバルラインと滝沢林道に時間がかり、思ったほど廻れませんでした。
次回も富士吉田周辺を回る予定です。
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