2016/12/11 - 2016/12/11
494位(同エリア1076件中)
三峯霧美さん
浅間神社巡り、四回目は富士山の西側、静岡県に入ります。
帰りの高速道路の渋滞は東名の方が少ないので、富士山の北側から回っていくことにしました。
久しぶりの朝霧高原と白糸の滝は、すべてが富士山の世界遺産の構成資産なので、施設の整備と週末はガイドをしてくれる人がいました。
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11:10 河口湖ICから鳴沢村を抜け、県道71号で青木ヶ原樹海の中をクネクネと走ります。
青木ヶ原樹海は溶岩の上にできた森で、親からは溶岩だから磁石が使い物にならず、迷い込むと脱出できないなんて話を聞かされましたが、磁石は普通に使えます。今やGPSの時代、過去の大ウソ話になりました。
樹林帯を抜け突然視界が開けると大室山西展望台があります。本栖湖の先に雪を抱いた南アルプスが見えてとても綺麗。 -
樹林帯を抜けると朝霧高原、富士の裾野に牧場が点在するのどかな景色、少し雲が出てきて来ました。
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11:35 人穴富士講遺跡
遺跡の中に浅間神社があります。
富士山の世界遺産構成資産になり、周囲の藪を整理して、かなり明るい雰囲気になっています。
さて、この鳥居、都市伝説があるんですが、この時は知る由もなく。人穴富士講遺跡 名所・史跡
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参道脇の駐車場に車を停めて、ゆるい石段の参道を登って行きます。
駐車場には案内所とトイレがあって、案内所の中は人の気配があり、話声が聞こえていました。 -
石段を登って行くと両側に墓石が並んでいます、ちょっと見たことのない光景で、驚きました。神社なのにと思って石に刻まれた文字を見ると、どうも墓石ではないようです。
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浅間神社
祭神 木花咲耶媛命 源家康朝臣 藤原角行
神仏分離前は大日堂があったとされ、明治以降に浅間神社になりました。
戦前に少年戦車兵学校の演習地となり、神社も近隣の住民も移転しましたが、昭和29年に復興されます。
この社殿は4年前に建立されたもので、木の肌も新しく、周囲の雰囲気を和らげている感じがします。 -
これが人穴と呼ばれる洞窟です、聞くところによると、近年地震の影響で入ることができなくなったそうです。
洞窟の長さは80m、一番高い所で高さが6mあり、洞内には宗教施設の名残りの祠と石仏などがあります。 -
灯明が一つ・・・吾妻鏡には穴を探索しに入った源頼家の家臣が霊的体験をしたというくだりがあります。当時の古老によると、この穴は浅間大菩薩のお住まいで中を見てはいけないと伝えられていたというのです。
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1582年には富士講の開祖である藤原角行が、穴にこもって修行をして悟りをひらいたので富士講の聖地となります。穴は浄土と呼ばれ富士講の信者は富士登山のあと、人穴を参詣したそうです。
江戸時代に大ブームとなった富士講の石碑がたくさん並んでいます。参道両側にあった墓石の形のものも、冨士講の石碑です。 -
石碑は約200基あり、文化財保護のためロープが張られ近づくことはできません。刻んである地名を見ると江戸下町のものが大半ということです。
墓碑供養碑がほとんどで、祈願奉納碑や祈念碑があるそうです。
石碑は誰かの思いで建立されるもので、これだけの数があると、それだけの思いもあったわけで、パワースポットとか、心霊スポットと言われるのも、わかるような気がします。 -
案内所に伺うと、作業着姿の年配男性が二人。御朱印がいただけるかと問うと、カップ焼きそばを作っていた方が、焼きそばの待ち時間に書いてくださいました。
それがどうも、カップ焼きそばを作るのが初めてだそうで、作り方をレクチャーしていたところ、もう一人の方が「その人神職だよ」と言う。
マジっすか?! -
お二人は正月に使うしめ縄作りをしていて、ランチタイム休憩。
しめ縄作りは服が汚れるからこんな格好をしているとのこと。案内しようか?と提案していただきましたが、もう、見て来たからと辞退しました。洞窟の中の写真を見せていただきました。
神職さん、人生初のカップ焼きそばのお味はどうだったでしょうか。 -
頂いた御朱印はこちら、素晴らしい達筆です。
え?焼きそばのかやくを入れ忘れたって?ごめんごめん、大丈夫、入ってなくても味はたいして変わらないです。
駐車場の出口は鳥居を抜ける道が一番近く、鳥居の間は狭いので車で通るのも「なんだなぁ」と思い、脇をすり抜けて道路に出ました。
数日後に知ったことですが、帰りに鳥居を車でくぐると事故をおこすという噂があるそうです。まあ、鳥居のせいではないと思いますけどね。 -
白糸の滝は、つれが行ったことが無いというで、観光しに行っちゃいましょう。
あ!左に roundabout(ラウンドアバウト)交差点の標識があります。
これは初体験!
頭の中をyesの曲が流れるなか交差点を通過・・。 -
ちょっと離れた駐車場に車を停めました。富士山は雲に隠れてしまい、駐車場の係りのオジサンが、さっきまで見えていたと教えてくれました。
通りの向かい側は古い駐車場で使われていませんが、多分35年くらい前に来たときに使った駐車場だったような気がします。 -
滝の裏側のからの道はテラスがあり、滝を見下ろすことができます。
テラスの正面には富士山が見えるのですが、滝と富士山が一緒に納まるアングルはありません。白糸の滝 自然・景勝地
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階段を降りて滝の近くに行くと、日が差して虹が出ています。左側の大きな流れは川から流れ込む滝ですが右側の幾筋もの流れは、岩盤から湧き出していて、幅は200m、高さ20m
全国に同名の滝がいくつかありますが、富士の白糸の滝が一番大きくて、世界遺産の構成資産の一部です。 -
そういえば、以前は滝の左側に茶店があり、せまっ苦しいイメージでしたが、茶店は無くなって、橋も架け替えが行われて整備されているようです。
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滝への道はこちらがメイン。お土産屋さんに飲食店が並んで賑やかです。
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このあたりは芝川が幾筋もの流れになっていて、この音止の滝も芝川の流れの一つです。
土産物屋の前に臨時のフェンスが築かれていて、台に登ると、滝が見えます。2011年の震災の余震の影響で落石や崩落が起こったそうです。 -
ちょうど滝が落ちる場所に小さな祠の神社がありました。
嚴磐叢神社 ゆういわむらじんじゃ
祭神 磐長媛尊 -
この位置から滝を見るのは、珍しいですね。
水の流れを見ていると、目が回りそうです。
曾我兄弟が父の仇討ちの密談をしていたところ、滝の音で話が聞き取れず、神様に念じたところ、滝の音が止んだという伝説が、名前の由来。 -
ランチは平石屋さんで。富士宮焼きそばが美味しいというので、頼んでみました。
平石屋 グルメ・レストラン
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熱い鉄板に乗ったソース焼きそばは、最後までアツアツで食べられるのがいいですね。お味はいたって普通。
どんなに頑張ってもソース焼きそばはソース焼きそば以上にはなれないのでありました。 -
13:30 山宮浅間神社
いよいよやってまいりました、数ある浅間神社の中で最古の浅間神社です。
以前は富士本宮浅間神社の元宮、山宮(摂社)とされた神社で、現在は事実上独立した神社になっています。世界遺産の構成資産の一部です。山宮浅間神社 寺・神社・教会
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こちらでも人穴と同様に、案内所とトイレが併設された駐車場が整備されています。富士山の構成資産は土日祝はガイドをしてくださる方がいます。
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社伝によると、垂仁天皇3年に富士山麓の山足の地に、富士大神が祀られたと言われ、日本武尊が東夷征伐の途中に賊徒に火をかけられ浅間大神に祈念して窮地を脱し、この地に富士大神を祀ったという事です。
というわけで、浅間神社の中で最も古い神社と考えられています。 -
参道両側にずらりと燈篭が並んでいます。
歴史上の最も古い噴火の記録は781年で、延歴大噴火のあとの806年に坂上田村麻呂によって現在の富士本宮浅間大社の鎮座地に社殿が造営されて、山宮から浅間大神が移されます。
国として浅間大神を祀り、富士の鎮火させなければならなかったのです。 -
御神体は富士山そのものなので、本殿がありません。
唯一ある建造物はこの籠屋、この造りは熊野の花の窟神社と同じような造りで、花の窟神社もご神体は大きな岩です。
本宮に遷座した後も、浅間大社の本宮、山宮として祭祀に関わり、江戸時代は浅間大社の摂社でした。 -
参道の真ん中には鉾立石があります。毎年春の初申祭には本宮から御鉾の渡御が行われ、その鉾を休めるのが鉾立石です。
明治以降、御神幸は行われていませんでしたが、平成18年に復興されました。 -
参道の石段を登ったところが富士山の遥拝所です。門扉は施錠されて中に入ることはできません。ガイドのご老人の話によると、何度も本殿を作ろうとしたそうですが、棟上げまで行くと大風が吹いて倒れてしまうことが続き、大風の災害が村人の生活を脅かすので、本殿を作ることをあきらめたそうです。
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残念ながら、雲が出て、富士山は見えませんが、この場所は流れ出た溶岩の末端にあたり、祭祀の場所には溶岩が並べられており、祭祀を行う人の席次となっているそうなのです。
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駐車場にある案内所で御朱印を頂きました。案内所では杉板の表紙の御朱印帳の販売がありました。オリジナルかどうかは、不明です。
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さらに富士山麓をぐるりと進み、村山浅間神社へ向かいます。
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