2016/06/16 - 2016/06/23
215位(同エリア869件中)
ミモザさん
北欧観光2日目はもうノルウェーのオスロです。午前中船がオスロに着いて先ずはノルウェーを代表する画家ムンクの「叫び」の舞台になったエーケベルグの丘に行きました。そこからの景色もとても良かったです。
次にフログネル公園でノルウエーを代表する彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの数々の彫刻を見て、オスロ国立美術館でムンクの「叫び」鑑賞しました。
昼食後に入ったオスロ市庁舎はまるで美術館のようで見ごたえがありました。
今夜の宿泊地のハダンゲルフイヨルドのホテルに向かう途中で、峠の自然の美しい景色や雄大な滝など見学しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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船で朝目覚めると、だんだんオスロに近いのか岸辺が見えて可愛らしい北欧の建物が見えてきます。
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あんな可愛い島に住宅、交通は船しかないですね。
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オスロにあるノルウェー国立歌劇場・バレエの本拠地として2008年4月12日に完成した歌劇場。
真っ白な35000枚を超える大理石のプレート使っています。
斬新な北欧建築で世界初の「屋根も歩ける」デザインの設計です。お金もかなりかかっているようです。 -
ミモザたちが乗ってきたDFDSです。またお客を乗せてコペンハーゲンに戻るのですね。
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エーケベルグの丘にやってきました。
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『叫び』が最初に描かれたのは1893年、ムンクが30歳のときのこと。オスロ市内にあるエーケベルグの丘での不思議な体験がモチーフになっているそうです。実は『叫び』は油彩、パステル、リトグラフ……と画材をかえてその後も描かれ、世界に5点あると言われています。
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オスロの市街が見渡せて、とてもいい景色です。
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この場所でムンクがあの有名な絵「叫び」の発想を得たとは不思議です。
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オスロ中心地(車窓から)
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フログネル公園
グスタフ・ヴィーゲラン の彫刻が200点ほど展示された公園です。ヴィーゲランは長い間、噴水とそれを囲む20の彫刻を制作したいと考え、少しずつ構想を膨らませていました。そして1921年、オスロ市が彼の構想に必要な敷地と材料を提供し、この公園が完成しました。 -
6人が輪になった銅像がある。誰が名付けたのか「人生の輪」と呼ばれているが、輪廻転生を表現しているように思える。
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きれいに刈り込まれた芝生の上で、若者たちが遊んでいました。
市民の憩いの場なんですね。 -
公園は広大な敷地でバーべキューもできるようです。
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園内の彫刻はすべて人間と人生をモチーフにしたもの。中央に建つ『モノリッテン
(人間の塔)』は13年の歳月をかけて造られた大作で、121人の老若男女が絡み合って塔を形成しています。 -
それにしても1人の彫刻家の作品だけが展示された野外美術館のような公園、初めてです。
作品すべて裸体というのも珍しい。 -
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お天気が良くなったので、歩いていると暑いくらいです。緑がまぶしい。
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人生の縮図を表す人間噴水。
人間の誕生から死までを表現する。 -
彼の言葉
「「私の作品はここから持ち出してはいけない」
「ノルウェーの空の下で、大自然とここに住む
人々の生活をよく理解して味わってほしい」 -
特に有名なオスロの顔になってる「おこりんぼうや」です。
一度盗難にあったとか。 -
緑が豊富ないい公園ですね。
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とくに作品にはタイトルがありませんが、現地ガイドさんが簡単に説明をしてくれますが、それぞれその人の感覚で作品を解釈していいようです。
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父と子供の愛情あふれた躍動的な彫刻ですね。
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もっとゆつくり鑑賞したかったな〜、途中ではぐれた参加者がいました。
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菩提樹の並木道を歩いて行く我々のツアーの一行。
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余り時間がなくて少し急ぎ足でしたが、ゆっくりしてみたい素敵な公園でした。
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オスロ国立美術館
国内外の美術品を所蔵するノルウェー最大の美術館。1836年にノルウェー国会によって創設されました。ノルウェーの主要芸術作品を収集し展示することで、一般の人々の美術に関する関心を高めていくことを第一目的としています。 -
階段を上がった2階正面にレイフ・エリクソンがアメリカを発見した様子を描くクリスチャン・クロークの絵、1893年が迎えてくれます。
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19世紀ノルウェーのロマン派風景画家ヨハン・クリスティアン・ダールの
「スタルハイム」1842年 -
この美術館には、ムンクのほかにも、1800年〜1900年代を中心とした ノルウェーの画家の作品、またゴッホ、モネ、ドガ、ルノワールなどの近世ヨ−ロツパの作品も展示されていて、見所満載です。
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ムンクの部屋
代表作「叫び」の前には大勢の観光客がいます。 -
この人物が何か叫んでいる様子を描いた作品の印象を受けますが、実際は
この「叫び」で描かれる人物が叫んでいるわけではなく、夕暮れ時に突然の幻聴・幻覚に遭遇した人物が、恐怖を感じ手を耳に当て、懸命に不安と戦っている様子が描かれているという。
この人物の幻覚・幻聴とは、実際にムンクが体験したものとされ、その瞬間について次のようなムンクの日記が残されている。
「私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。」 -
「春」1889
生き生きとした生命の光も、
病弱な身体には強すぎる刺激となる。
ようやく訪れた希望に満ちる日差しを避けるかのように、
病の子供は目をそむける。
この部屋から出ることは、まだままならないのだろう。
明るく幸福感ある色彩との対比に、
いっそうその哀しさが際だつ。
静謐でクリアな色彩が、印象に残る一枚。 -
「病める子供」 1885-6
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いずれも死や孤独の気配が濃厚で、人生の重さが胸にのしかかってくるような凄みがあります。ムンクは5歳のときに母、13歳のときに姉を亡くし、本人も病弱で鬱を患ったそうです。独特な作風には、そういった生い立ちも影響しているんですね。
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現地ガイドさんが、絵の説明をしてくれました。
絵は説明を受けないとなかなか深く感銘を受けません。 -
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ピカソ「男と女」
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素晴らしい絵画が沢山あり、もっとじっくり鑑賞したかったです。
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昼食のレストランはオスロ市役所のすぐ前でした。
オスロ市庁舎は、ノルウェーの建築家によりデザインされました。
その建設は1931年より開始されましたが、途中、第二次世界大戦が勃発した為、建設は中断。
その後再び建設が再開されて、1950年5月15日に市民に公開されました。 -
昼食は中華料理でした。 たまにはいいですね。
コーカサスでいただいた中華はひどかったけど、ここのは美味しかったです。 -
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隣のお土産屋さんを覗きました。店の前にはトロール人形が置かれています。
トロール人形とは北欧の国、特にノルウェーの伝承に登場する妖精の一種です。 このトロール人形がそばにあると願い事が叶うと言われています。
鼻が長く奇妙な顔をしていて髪もボサボサです。 -
昼食後1時間ほど自由時間があり、市庁舎を見学しました。
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いよいよ市庁舎のなかに入ります。もしかしたらこちらは正面ではないかもしれません。
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玄関横の壁にも北欧神話のレリーフが飾ってあります。
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こんなに気軽に入れる市庁舎、わくわくします。
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入った瞬間、素晴らしい壁画に圧倒されました。まるで美術館に来たようです。
入るのはだれでも無料ですが、ガイド付きツアーは有料であるようです。 -
この大ホールで、毎年12月10日ノーベル平和賞の授賞式が行われるので有名です。
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ヘンリク・ソーレンセン作のヨーロッパ最大級の油絵のひとつといわれている『働き楽しむ人々』も展示されています。
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幾何学模様の大理石の床、巨大な壁画がノルウェーの歴史を物語にして描かれています。ヨーロッパでも最大級の壁画らしいです。
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2階にはムンクの間があります。
記者会見や昼餐会、晩餐会、月に1度は市民の結婚式にも使用されるこの部屋には、エドヴァルド・ムンクが1910年に描いた油彩 「人生」 が掛けられています。 -
窓からはオスロフィヨルドが見えます。大型客船が停泊していました。
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Håkon Gullvågという画家が描いた、現在のノルウェー国王ハーラル5世とソニア王妃の肖像画が飾ってあります。
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蜜蜂の巣箱の絵なんて珍しい、まだまだ素晴らしい絵画が沢山ありました。
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市議会が開かれる部屋は、国連の議場を参考にしたということで、天井が高く、2階から傍聴できるように工夫されていた。この日は土曜日だったので、見学することが出来、とてもラッキーでした。
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素晴らしい市庁舎を見学できてとても感激しました。ここはお勧めなので是非いらしてください。
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オスロのマスコット人形かな?
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途中Torpoのスターヴ教会を外から見学しました。
ウルネス式の古い教会と新しい教会が並んでいる珍しい光景です。 -
丁度ライラックが咲いていました。やはりここはちょっと寒いのですね。
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新しい教会。
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スターヴ教会は、 外観が板張りになっている教会で、中世のノルウェーではほとんどがスターヴ形式で建てられていました。 1200余りあったノルウェーのスターヴ教会のうち、現存するのは28しかありません。
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入場料を払わないと中には入れません。誰も希望する人がいなかったので、外から見学しました。
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歴史を感じる扉ですね。
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オスロからベルゲン方面に向かう峠のドライブ、美しい山の風景が車窓から見えます。
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まだまだ残雪があります。添乗員さん曰く先月はまだ雪で覆われていたようです。
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寒々とした景色ですが、美しいです。
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お天気も徐々に回復してきて嬉しいな(^^♪
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途中ノルウェー最大級のボーリングの滝を見学しました。
この地方独特の草や花が生えているグリーンルーフの可愛い建物がありました。
来る途中でも沢山このような屋根をした家を見ました。 -
屋根にシラカバなどの樹皮を敷いて、その上に土を入れ草を植えるそうです。
草屋根・グリーンルーフは、冬は寒さを和らげる断熱材、夏は草の蒸散作用で家の中を涼しくしてくれるようです。 -
ここにも奇妙なトロール人形がいました。
添乗員さんは、何度も北欧に来ているので、縁起を担ぐために小さなトロール人形を持参してました。 -
ヴォーリングの滝は、高さ300m、垂直落差182mの滝で、そこから右奥へ蛇行しながら川が流れていき、もう一つの滝と合流します。
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崖崩れのようなところを通っていきます。かなり危険で毎年2〜3人は落ちた人がいるとか。
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下を見ると足がすくみます。
事前に添乗員さんから注意「絶対に覗き込んではいけません、危険です」 -
凄い滝の流れです。
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ちょっとスリルがあるけど雄大な滝です。
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お、これがフイヨルドです!
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自然の美しい景色、添乗員さんが「素晴らしい!天使の梯子が何本も降りています」と興奮してました。
明日は晴れるかな(^^♪ -
あ、ホテルが見えてきました。フィヨルドが見えるとてもいい場所にあります。
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今日の泊まるホテルは、ハダンゲルフイヨルド地区(ウルビック)のブラカネスホテルです。
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予定より遅く着いたので、あわててホテルで食事を済ませて部屋に入りました。
やっぱり北欧は夜の11時過ぎないと暗くなりません。
ベッドのマットが柔らかかったけど、景色がいいから我慢、落ち着いたホテルでした。 -
部屋の窓から見える景色、明日の朝は周辺を散歩しましょう。
明日はいよいよ今回の旅行の一番のハイライト、フイヨルドクルーズです。
お天気はどうかな?
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