2015/07/26 - 2015/07/26
75位(同エリア143件中)
こんさん
土日+月曜の休み3日間で毎年恒例となった四国へ。目指すは松山市沖に浮かぶ怱那諸島と四国最西端の佐田岬。
2日目はレンタカーで松山から佐田岬半島へと向かいましたが、ここで台風の影響が… 風車といい、風の強い場所であることを感じる旅になってしまいました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
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泊まった道後から佐田岬方面へ向かいます。半島の先までは片道100kmくらいの道のりです。
まずは朝の道後温泉本館前を通って、レンタカーを借りにいきます。
この日は台風が九州の西まで来る予報でしたが、いまのところ大きな影響はなさそうです。道後温泉本館 温泉
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営業所が松山駅前なので、そこまで市電移動です。
道後温泉駅 駅
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さて、予定通り車を借りて、国道11号を西へ。伊予市から海沿いの378号線へ入り、走ること約50分。下灘駅に到着!
下灘駅 駅
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海に近い駅として有名です。JRの青春18きっぷのチラシに何度か出ているそうで、私はその特集をやっていたなんかの旅行雑誌で見て知りました。たしかこんなカットだったような…
下灘駅 駅
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ホームの向こうは海!!
厳密に言えば海との間に国道が通っていますが、実際視界にはほとんど入らないので関係ないです(車の音はどうしても聞こえますが…)下灘駅 駅
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ホームの端にはひまわりが咲いていました
海・空の青とのコントラストがきれいです!下灘駅 駅
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前日歩いてきた怱那諸島の島々を遠目に見ながらしばらくの滞在
やはり人気のスポットらしく、私の後からも時折車で来る方がいました下灘駅 駅
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目指す佐田岬はまだまだ先ですが、今度は長浜に寄ります。"赤橋"です。
長浜大橋(開閉橋) 名所・史跡
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「近代化産業遺産」や重要文化財にも指定されている橋です。
長浜大橋(開閉橋) 名所・史跡
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中央部は可動式で、今でも週に1回開閉しているそうですが、残念ながらその時間には合わず(>_<)
でも、赤い橋がとても美しかったです!長浜大橋(開閉橋) 名所・史跡
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378号線、通称「夕やけこやけライン」を先に進みます。ずっと海に沿って走っていますので夕日はすごくきれいに見えそうです。ところどころ駐車スペース(?)があるので、車を停めて海を眺めることもできます。
これから向かう佐田岬半島の稜線は見えていますが、先端はどこなのか、まだ全然見えません夕やけこやけライン (一般国道378号、上灘西海) 乗り物
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長浜から20分ほど走り、ちょっと内陸に入ると、長さ50kmにもなる佐田岬半島を貫く国道197号「佐田岬メロディーライン」への分岐がありますが、その近くにある三島神社に寄ってみました。創建774年の古い神社です。
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入口の鳥居のあるところは上の写真のとおり道路に挟まれて狭いですが、奥には立派な社殿が建っていました。
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さて、ようやく半島に入りました。メロディラインの途中には道の駅が二つあるということで、行きは手前のほうにある「伊方きらら館」に寄ってみました
道の駅 伊方きらら館 道の駅
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屋上に展望台があったので上がってみました。
メロディラインはアップダウンは多いですが、2車線で交通量もそこまで多いわけではないので快適です。何よりも、左右に広がる海がこの上なくきれいです(*^v^*) 半島が狭いから、左からも右からも海が覗きます。
で、景色は非常に良いのですが、この日は強風で、屋上は手すりにつかまってないと写真どころではなかったりしました… 空はまだ雲はほとんどないのですが、台風の影響か?道の駅 伊方きらら館 道の駅
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駐車場でじゃこカツなるものが売ってたので買ってみました。小魚のすり身にゴボウ・人参・玉ねぎを加えて揚げたもので、地元ではいろんなところで売られているんだとか。
道の駅 伊方きらら館 道の駅
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寄り道ばかりですが、また道沿いに面白そうなものを見つけたので車を停めてみました。
展望台だそうですが、なぜギリシャ風なんだろう? -
展望台から半島の先の方を眺めてみます。宇和海の中に伸びていく稜線。
それにしても、そこそこ走ってるはずなんだけど、まだまだ先が長いなぁ… -
横に青色LEDを発明してノーベル賞を受賞した中村さんの碑が建っていました。伊方の出身だったんですね。
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振り返ると風車。走行中にも見え隠れしていましたが、車を降りて見ると、この日の風の強さも相まって結構迫力が!
そして心配なことに、だんだん雲が増えてきています… -
さて、半島の付け根からはや40km、大分に渡るフェリーが発着する三崎港まで来ました。道は快適に走れるので距離の割には快適なドライブですが、なんだかんだ寄り道ばっかりなのですでに松山から4時間弱かかってます。
このときフェリー乗り場前には「欠航」の文字も。風の影響のようですが、この先が心配です。伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」 グルメ・レストラン
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フェリー乗り場のそばにある伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」で、売店を覗きつつしばし休憩。
というのも、半島先端まではあと10km程度ですが、ここからはお世辞にも走りやすいとはいえない細い道なので、これまでと比べてちょっと緊張感が増すわけでして。伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」 グルメ・レストラン
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というわけで三崎から先に進みます。風車が何基もいっぺんに見えるところでちょっと停まってみました。
車は少ないのでまだ良いのですが、写真の場所の道はまだ走りやすいほうで、集落内のほそ〜い道での行き違いなんかもありつつ、走ること約35分…佐田岬 自然・景勝地
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ようやく灯台入口にある駐車場に到着しました。ここから灯台までは遊歩道で1.8kmということなのですが…
佐田岬 自然・景勝地
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メロディラインに入ってから強くなっていた風がここに来て本領発揮!!
このように駐車場は高台かつ風を遮るものがないので余計にそう感じたのだと思いますが、車が揺れるのは言うまでもなく、まっすぐ歩けないし、率直に言って怖いって状態でした(;゚;д;゚;)佐田岬 自然・景勝地
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遊歩道は林の中を通っていくので、灯台まで行くことはできそうでしたが、結局岬の先端は木なんかないわけで、海に落ちたりなんかしたら元も子もないので(まだ命は惜しいですし)、今回はここで引き返すことに…せっかく来たのに残念です…
駐車場からかろうじて岬の灯台の上の方が見えましたので、今回はこれで妥協します。大分も近いはずなんですが、見えないですね…佐田岬 自然・景勝地
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そんなこんなで退散してきちゃいましたが、途中の道では危険を感じるほどではなかったので、せっかくですから寄り道しながら戻ります。三崎への戻りは、行きとは違う道で、三崎漁港の方を通ってみることにしました。
途中では、風の強いところに見られる石垣がありました。佐田岬 自然・景勝地
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斜面に作られた畑や住宅の中を、漁港へと下っていきます
佐田岬 自然・景勝地
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漁港近くにはこれまた大きな石垣
付近には住宅のほか、民宿もいくつかあります。佐田岬 自然・景勝地
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石垣に挟まれた狭い道 好きですね!
佐田岬 自然・景勝地
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"鯨塚"というのも建っていました。豊予海峡にも多くの鯨が生息していたそうです。
佐田岬 自然・景勝地
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再び三崎港を目指します。
また風車がよく見える場所がありました。佐田岬 自然・景勝地
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海の方を見ると、湾内でフェリーが転回しているところでした。いつの間にか運航再開していたようです。
佐田岬 自然・景勝地
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フェリーは大分方面に出ていきました。
それにしても水色の海がきれいですね。佐田岬 自然・景勝地
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違う道を通ったり寄り道したりで、灯台駐車場から50分ほどかかって三崎まで戻ってきました。行きにここを通ってから1時間40分ほどしか経っていないのですが、なんだか数日ぶりに街に出てきたような安心感です。
三崎港 乗り物
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ちなみに、三崎港のそばには大きなアコウ樹があります
三崎港 乗り物
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外から見るとこんな感じ
三崎港 乗り物
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三崎で一息ついて、再びメロディラインを走ります。
帰りは「せと風の丘パーク」に寄ってみました。瀬戸地区には風車が11基あるそうで、この公園ではそれを間近に見ることができました。せと風の丘パーク 名所・史跡
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公園は山の一番上にありますが、そこから横の鞍部を見ると、雲がすごい勢いで半島を通り抜けていくのが見えました。
せと風の丘パーク 名所・史跡
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そして、風の丘パークと同じ旧瀬戸町にる、メロディラインもう一つの道の駅、瀬戸町農業公園に寄ります。
道の駅 瀬戸農業公園 道の駅
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道の駅のそばにかかるのが「堀切大橋」です。
道の駅 瀬戸農業公園 道の駅
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ここは半島の中でも比較的幅が狭い(地図で見る限りだと500mくらい?)ところで、江戸時代にここを運河にして瀬戸内と宇和海をつなごうとしたことから、"堀切"の名が残っているそうです。橋の上から瀬戸内海方面を眺めながら、昔の壮大な計画に思いをはせてみます。
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瀬戸町から少し進んで、宇和海側にある潟湖である「亀ヶ池」が見えるところで車を停めました。周囲は2kmほどあるそうです。付近には温泉もあるということで、この辺りで泊まるとしたらここでしょうか。
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長い長い半島を抜けて、八幡浜の市街まで来ました。とりあえず次に行くところの目星もついていなかったので、道の駅「八幡浜みなっと」で考えます。海に面した芝生がある綺麗なところです。
道の駅 八幡浜みなっと 道の駅
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港を挟んだ対岸には、急斜面の山とミカン畑が見えます。傾斜地にミカンは適しているのでしょうし、私もミカンってそういうものでしょ(モノレールとか使ってる感じ)というイメージがありますが、足への負担は大きいでしょうね…
道の駅 八幡浜みなっと 道の駅
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みなっとの中のフードコートでごはんを食べていくことにしました。
じゃこ天とかしらすとかで迷いましたが、最終的に"はもカツ丼"にしました。道の駅 八幡浜みなっと 道の駅
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夜は道後に戻りますので、国道11号線経由で内子か大洲を見ていくか…とも考えたのですが、11号線は混みやすいという話も聞いていたので、来た道を戻る形にはなりますが、八幡浜市内の保内の街をちょっと歩いて、夕やけこやけラインを走っていくことにしました。
保内町は2005年に八幡浜市と合併して無くなってしまいましたが、愛媛で最初の銀行ができたところであったり、明治期から栄えたまちです。 -
まちなかに観光用の小さい駐車場があったので、そこに車を停めて周りを歩いてみます。
駐車場の向かいにあったこちら、「旧白石和太郎洋館」も明治30年代の建築だそうです。旧白石和太郎洋館 名所・史跡
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山の中腹に琴平公園というところがあるそうなので行ってみます
琴平公園 花見
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琴平の名のとおり金刀比羅宮ですね
琴平公園 花見
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琴平公園は桜の名所なんだそうですが(後で知った)、7月じゃ桜が咲いているはずもなく。
琴平公園 花見
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高台からまちを眺めてみます。
川に沿ってまちが残っています琴平公園 花見
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ちょっと路地に入ってみることに
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井戸が残っていました
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レンガの壁の小径。ちょっとはがれた壁が歴史を感じさせます
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道の両側に古い建物が並びます
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「カワイシ醤油」
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宮内川沿いに出ました。写っている美名瀬橋も昭和8年にできた古いものだそうです。
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川沿いには「もっきんロード」が伸びています。路面も木製ですし、壁にも木が貼られていてイイ感じです。
壁の向こうは明治20年創業東洋紡績赤レンガ倉庫です。 -
逆から、先ほどの橋もあっていい景色です。
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川の護岸も趣あります。付近で産出する"青石"で作られています。
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青石を使った住宅の塀も残っていました
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愛媛蚕種の建物「旧日進館」です。
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観光ガイドを予約しておくと、一部中も見学できたみたいですが、そもそも今日決めた話なので今回は外観だけ見させてもらいます。養蚕のためのたてものだからだと思いますが、高さがあって迫力を感じます。
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そして、細い道好きの私にぴったりのこの建物が迫った道ときたら!!@(^-^)@
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気が付けばもう夕方。西日を車窓に見つつ、夕やけこやけラインを松山方面に向かいます。
どこで休憩しようかなーと考えましたが、ちょうどいいくらいの距離にもありますし、朝来た下灘駅にもう一度寄ってみました。
西日になってよりいい雰囲気になったような気がします。下灘駅 駅
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ホームのほうも、ただ明るいだけじゃなくて、晴れていながら暗さが出てくるのもGood!!
下灘駅 駅
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けど、18時とはいえまだ日は高いですね。日の入りまで待てばさぞ綺麗なんでしょうが、今日は夜道後で行きたいところもあるので、松山へと急ぎます。
下灘駅 駅
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日が暮れる直前に松山駅前に帰還
市電で道後温泉に帰り、翌日は松山市内巡りです!松山駅 (愛媛県) 駅
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