2015/07/25 - 2016/07/25
740位(同エリア1523件中)
こんさん
土日+月曜の休み3日間で毎年恒例となった四国へ。目指すは松山市沖に浮かぶ怱那諸島と四国最西端の佐田岬。
初日、松山空港から三津浜港へ向かい、フェリーで二神島へ。午後は忽那諸島で最も大きい中島で自転車を借り、島を一周してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 ANAグループ
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朝9時過ぎ、三津浜港です。
ここから怱那諸島方面へのフェリーに乗ります。中島汽船 乗り物
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船内にあった航路図です。
怱那方面へは西線、東線と2ルートありますが、今回乗るのは西線です。
まずは二神島で降りてしばらく歩き、後で中島に行きます。中島汽船 乗り物
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三津浜港を後にします。
今回も新たな島に期待が膨らみます!中島汽船 乗り物
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フェリーは怱那の島々に向かう前に、高浜に寄港します。
まだ本島の沿岸を進んでいるだけですが、左手には興居島がすぐそこに!中島汽船 乗り物
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10分ちょっとで高浜港です
高浜から興居島に向かうフェリーが向かいに停泊していました
港の目の前が伊予鉄の駅なので、帰りはここで降りることにします中島汽船 乗り物
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高浜を出港すると、興居島の西側を周るようにして釣島に向かいます。
釣島は小さいですが海面からずいぶん盛り上がって見えます。そして山の上に向かってみかん畑が広がっています。中島汽船 乗り物
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釣島の港は島の反対側。釣島には有名な灯台があるのですが、先の方がちょっと見えただけでした(>_<)
降り立ってゆっくり歩きたいところですが、現在1日2往復しか寄港してくれないのが難しいところですね…中島汽船 乗り物
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続いて中島の神浦に寄港します。ここは後で来ますので、楽しみのためにあまり見ないようにしておきます(笑)
3000人以上人口のある島ですが、船を降りて行ったのは釣り目的とかの島外の人が大半に見えました。朝の便だからかな?中島汽船 乗り物
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中島を出ると、遠目には無人島の由利島が。由利島の名こそ知られていないと思いますが、"DASH島"としてならば日本有数の有名な無人島でしょうね。
中島汽船 乗り物
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さて、いよいよ最初の目的地、二神島が近づいてきました!!
二神島 名所・史跡
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二神港が見えてきました!
もう40年くらい前の話ですが、二神島は、昔ながらの暮らしが残っているところとして、地理学の有名な雑誌に載ったことがあります。(実は私の大学の専攻が地理だったりするわけです。今回は調査とかではまったくなく、ただ来てみたかっただけですが。)二神島 名所・史跡
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ここまで乗ってきた中島汽船の船は、私と数人の乗客を降ろすと、すぐに次の津和地島へと向かっていきました。
二神島 名所・史跡
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港にあった島の地図、東西に長い島です。そして島中みかんだらけ(笑)
少なくとも地図上では道がつながっていなくて一周できるか怪しいですし、次の船の時間もあるので、港から東の方に向かって行けるところまで海岸線を歩いていくことにします。二神島 名所・史跡
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歩き始めてほどなく、右側に宇佐八幡神社があります。
二神島 名所・史跡
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社殿は高台にあります。石段は170段ほどあるとのこと。
二神島 名所・史跡
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ひっそりと佇む宇佐八幡神社
創建は1094年で、明治以降は興居島由来の船踊りが行われていましたが、過疎化で踊り手がいなくなってしまったとのこと。時代の流れなんでしょうけど、そういう理由で続いていたものがなくなってしまうのはなんだか淋しいですね…二神島 名所・史跡
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宇佐八幡のすぐ下には簡易郵便局
眺めていたら地元のおばあちゃんに「どっから来たの? 東京? よう来たねぇ」みたいな感じで声をかけていただきました。よそ者にも島の人たちは温かいです(*^^*)二神島 名所・史跡
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集落の中を歩いていきます
二神島 名所・史跡
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集落の外れから
フェリーがいなくなった港はとても静かです。二神島 名所・史跡
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集落といっても小さなもので、すぐに通り抜けてしまいます。隣の浜に出ると民家は途端に少なくなり、ただ左手は海、 右手は森、といった状態です。
二神島 名所・史跡
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振り返ると、こんな感じの道が続いています
二神島 名所・史跡
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その先の二神小学校
校舎の裏が海って、私だったら憧れますけど、それはきっと東京育ちの人間だからでしょうね二神島 名所・史跡
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校舎は今は使われていません。一応廃校ではなく"休校"だそうですが、現実的に復活というのはなかなか難しいのでしょうね… 長い歴史のある学校だったようですが…
二神島 名所・史跡
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小学校跡を過ぎると人気どころか建物の気配もなくなりました。
ただ道だけが海に沿って伸びていきます。二神島 名所・史跡
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振り返れば海越しに小学校
二神島 名所・史跡
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目の前の道以外は人工物が目に入らないところをしばらく進みます
二神島 名所・史跡
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島の東端をまわって南側が見えるところまで来ると、ちょっとした浜辺が。
手の届きそうな距離に隣の島が見えるのが多島海の良いところですね!(この距離ならなんとか泳げるかな…)二神島 名所・史跡
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民家など建物は見あたりませんでしたが、森の斜面へと消えていくみかんモノレールがいくつかありました。
さて、この辺りですでに港から2km以上離れてますし、船の時間があるのでそろそろ戻ることにします。二神島 名所・史跡
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地図で見ると、小学校脇の道が、割と短距離で島の南北を横断できそうな感じだったので、帰りにちょっと道を逸れてみました。学校横からの坂を上がりきると視界が開け、海の向こうには隣の由利島という美しい風景でした。
(ちなみに、さっきの海岸線を戻らずにまっすぐ来れば、坂の下に見える道につながっていたみたいですね。そっちを来れば良かった…)二神島 名所・史跡
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というわけで再び集落に戻ってきました
船の便が多ければもうちょっと滞在したかったところです。二神島 名所・史跡
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なお、港からはビャクシン自生地というのが見えます。県の天然記念物でもあるそうです。
二神島 名所・史跡
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12時21分の船で二神島を後にします。2時間弱だけの滞在でしたが楽しかったです!!
次は先ほど素通りした中島に向かいます。今度は高速船です。中島の神浦港までは隣なのでまっすぐ行けば15分くらいですが、この便は津和地島と怒和島を経由するので、50分ほどかかります。当然に眠気が襲ってきますが、無事下船。中島汽船 乗り物
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ここまで利用した西線の船が発着するのは神浦港ですが、東線は大浦港という別のところから出ています。帰りは東線なので最終的に大浦港に向かわなきゃいけないのと、そもそもレンタサイクルは大浦でないと無いようだったので、船に接続するバスで大浦港のターミナルまで移動しました。乗車時間は10分ほど。
フェリーターミナルの事務所で、中島汽船の運営するレンタサイクルを借ります。 -
中島は周囲30kmくらい。ある程度自転車慣れしていれば程よい距離だと思います。
まずは港にほど近い怱那島八幡宮を見ていきます。 -
鳥居の先に長い参道が伸びます
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やっぱり神社に石段は付きものですよね!
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まだ走り出したばかりですが木陰でしばしお休み
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今日は反時計回りに島をまわることに。大浦にはスーパーなどもあるので、水などを調達して、まずは島の北の方に向かいます。
大浦の街を抜けると、ほどなくアミアゲビーチに着きます。 -
砂浜自体は人工らしいですが、そんなこと言ったらワイキキビーチだってそうですし、景色が綺麗なのでそれはそれで良いと思います。
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街を出ると視界がみかん畑だらけになります
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文字通り"見渡す限り"みかんです
時期じゃないので一面緑にしか見えませんが -
中島では8月にトライアスロンの大会が開かれており、もう30回ほどの歴史になっているそうです。
競技の折り返し点になるところには看板が建っていました。 -
海の方を見ると、ちょうど大浦港を出た船が見えました。
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さて、桑名神社にやってきました
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階段を登ると社殿
まっ、まぶしい… -
航海の安全を祈願して、古くから多くの絵馬が奉納されてきたとのこと
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これは昭和40〜50年頃のもの
絵じゃなくて写真になっちゃったんですね(笑) -
桑名神社のちょっと先で、外周道路は内陸に逸れて西海岸へと抜けていきます。
ちょっと脇道に逸れて海沿いに出てみました。 -
"見渡す限り"みかん畑です(2回目)
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この島に来てからみかん畑は飽きるほど(笑)見ていますが、遠くまで見渡せるここは特に壮観です。
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外周道路に戻るべく坂道を上がるとこの通り!!
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遠目には四国本島も
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さて、道は島の西岸に出ました。
先ほど登った分一気に坂を駆け下ります。 -
雲のない快晴の空に、気が付けば飛行機雲が2本
映えますね(*^ ^*) -
今日は至るところでモノレール見てきましたけど、この竹林の間を抜けてどこかに消えていく感じが良いなぁー、ということで1枚
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と思ったら、そのちょっと先に住宅の塀の合間に作られたモノレール!
これも面白い!! -
西側は、西線フェリーの終点の西中港周辺も含めて、浜に沿って集落が点在している感じ。そして寺社などが点在します。
ちなみに、鳥居の下に停まっているのが本日レンタルしております自転車です。 -
夏が旬の柑橘って少ないと思いますし、実際畑にはまだ緑の実が散見されるぐらいですけど、とある民家の庭先にはよく実った木も僅かながらありました
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怒和島や午前中に歩いた二神島を沖に見ながら、島の南端をまわって東側に戻ります
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先ほど二神島からの船を降りた神浦まで来ました。船がいないと物音のしない静かな港です。
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神浦と大浦の間くらいに、トライアスロンの際のメイン会場になるという広場があります
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広場の奥は三島大明神社です。
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そしてそのそばにあるのが、姫ヶ浜海水浴場。500mほどの長さのある砂浜です。
島に来てから観光客はあまり見ていませんでしたが、ここには海水浴客が結構いました。みんなここ目当てだったのかな?姫ヶ浜海水浴場 ビーチ
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いろいろ見つつ3時間半くらいで島を一周して大浦に戻ってきました。17時半の大浦発三津浜行きで中島を後にします。今度は再びフェリーです。
中島汽船 乗り物
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定刻に中島を出航。
高浜港までは約1時間です。中島汽船 乗り物
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18:30に高浜に到着。伊予鉄の高浜駅は目の前です。
高浜駅の駅舎はレトロで良い建物です!高浜駅 駅
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みかん色の帯の電車で松山市駅まで行きます。
高浜駅 駅
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松山市駅からは市内線で道後温泉へ。
松山市駅 駅
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長かった日がようやく暮れたころ、この日泊まる道後温泉に到着です。当然夜のお風呂はこちら!
道後温泉本館 温泉
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