宮古 旅行記(ブログ) 一覧に戻る

 32年前、息子2人を連れて東北旅行をしました。 全行程車中泊だったこともあり、妻と幼い娘を家に残しての男旅です。<br /> 後年、娘は嫁ぎ先の縁で何度か岩手に行くことになり、妻だけが岩手県に行ったことのないまま、時が過ぎてきました。<br /> そのことがずっと気にかかっていた私は、今回妻との旅行先を岩手に決め、3泊4日の短期ながら名所のいくつかを回ってきました。

えっ、ウミネコって、カモメじゃないの? 《岩手県・浄土ヶ浜ほか》

186いいね!

2016/05/21 - 2016/05/24

1位(同エリア176件中)

    87

     32年前、息子2人を連れて東北旅行をしました。 全行程車中泊だったこともあり、妻と幼い娘を家に残しての男旅です。
     後年、娘は嫁ぎ先の縁で何度か岩手に行くことになり、妻だけが岩手県に行ったことのないまま、時が過ぎてきました。
     そのことがずっと気にかかっていた私は、今回妻との旅行先を岩手に決め、3泊4日の短期ながら名所のいくつかを回ってきました。

    同行者
    カップル・夫婦
    交通手段
    自家用車
    利用旅行会社
    個別手配
    旅行の満足度
    5.0
    観光
    4.5
    ホテル
    4.5

    PR

    • 【 東北といえば 】<br /><br /> いきなり珍妙な写真で恐縮です。<br /> 早朝6時に家を出た私たちは、昼ごろ東北自動車道の長者原SAに着き、そこでなんと、弁慶さんに出遭ったのです。<br /> いかついお顔に似合わぬ優しい口調で「山形県の瀬見温泉をご存じですか?」と訊かれ、「ええ、泊まりました」と答えましたが、それは嘘。 旅の途中に寄ったことがあるだけです。<br /> 弁慶さんが、瀬見温泉には義経主従にまつわる伝説がいろいろあると話してくれましたが、そこににこやかに近づいてきたのは、松尾芭蕉さんと河合曾良さん。<br /> 「中山平温泉をご存じですか?」<br /> 「ええ、もちろん」<br /> これも嘘。名前も知りません。 お二人は私の嘘を見抜いたらしく、芭蕉と曾良が奥の細道を旅したときに通った中山越という峠のある所だと教えてくれました。<br /> <br /> 昼食を終えて出てくると、今度は見るからに役所の観光課といった感じの若い男性に呼び止められ、宮城県大崎市の新品種米「ささ結(ささむすび)」を貰いました。<br /> まだ旅は始まったばかり。 幸先の良い思いを抱きながらアクセルをふかします。

      【 東北といえば 】

       いきなり珍妙な写真で恐縮です。
       早朝6時に家を出た私たちは、昼ごろ東北自動車道の長者原SAに着き、そこでなんと、弁慶さんに出遭ったのです。
       いかついお顔に似合わぬ優しい口調で「山形県の瀬見温泉をご存じですか?」と訊かれ、「ええ、泊まりました」と答えましたが、それは嘘。 旅の途中に寄ったことがあるだけです。
       弁慶さんが、瀬見温泉には義経主従にまつわる伝説がいろいろあると話してくれましたが、そこににこやかに近づいてきたのは、松尾芭蕉さんと河合曾良さん。
       「中山平温泉をご存じですか?」
       「ええ、もちろん」
       これも嘘。名前も知りません。 お二人は私の嘘を見抜いたらしく、芭蕉と曾良が奥の細道を旅したときに通った中山越という峠のある所だと教えてくれました。
       
       昼食を終えて出てくると、今度は見るからに役所の観光課といった感じの若い男性に呼び止められ、宮城県大崎市の新品種米「ささ結(ささむすび)」を貰いました。
       まだ旅は始まったばかり。 幸先の良い思いを抱きながらアクセルをふかします。

    • 【 ヌヌッ? 】<br /><br /> 家から500km、ちょうど7時間をかけて中尊寺に着きました。<br /> 駐車場に変わった車が。 二人乗りの電気自動車のように見えますが、誰が何のために使うのでしょうか。 気になりながら通り過ぎましたが、家に帰ってからネットで調べて、ガガ〜ン!<br /> 観光客が町内を自由に走り回るために、一日単位で貸し出しているのだそうで、料金はなんと無料!<br /> 無料という言葉に弱い私は、何年ぶりかという激しい後悔に苛まれました。<br /> これから平泉に行かれる方、是非、平泉町観光商工課に問い合わせてからお出かけください。 あーっ、悔しい!

      【 ヌヌッ? 】

       家から500km、ちょうど7時間をかけて中尊寺に着きました。
       駐車場に変わった車が。 二人乗りの電気自動車のように見えますが、誰が何のために使うのでしょうか。 気になりながら通り過ぎましたが、家に帰ってからネットで調べて、ガガ〜ン!
       観光客が町内を自由に走り回るために、一日単位で貸し出しているのだそうで、料金はなんと無料!
       無料という言葉に弱い私は、何年ぶりかという激しい後悔に苛まれました。
       これから平泉に行かれる方、是非、平泉町観光商工課に問い合わせてからお出かけください。 あーっ、悔しい!

    • 【 月見坂 】<br /><br /> 駐車場から金色堂まで約800mの月見坂です。<br /> 32年前、息子とここを歩いているとき、なんという偶然でしょう、上から勤務先の長がお供をぞろぞろ連れて降りてくるのに出くわしました。<br /> 別段、勤務をさぼっての旅行ではありませんから、うろたえることもないのですが、それでも心中おおいに慌てました。<br /> そんなことを妻に話しながら、ゆっくりと歩を進めます。

      【 月見坂 】

       駐車場から金色堂まで約800mの月見坂です。
       32年前、息子とここを歩いているとき、なんという偶然でしょう、上から勤務先の長がお供をぞろぞろ連れて降りてくるのに出くわしました。
       別段、勤務をさぼっての旅行ではありませんから、うろたえることもないのですが、それでも心中おおいに慌てました。
       そんなことを妻に話しながら、ゆっくりと歩を進めます。

    • 【 観音堂 】<br /><br /> 坂の途中には多くの堂宇があり、一つずつお参り(というより、見学)しながら進みます。<br /> これはその一つ、観音堂です。<br /> なかなか雰囲気のあるお堂で、正面におわす観音様の慈愛に満ちた表情に惹きつけられますが、参拝する人はほとんどいないようでした。

      【 観音堂 】

       坂の途中には多くの堂宇があり、一つずつお参り(というより、見学)しながら進みます。
       これはその一つ、観音堂です。
       なかなか雰囲気のあるお堂で、正面におわす観音様の慈愛に満ちた表情に惹きつけられますが、参拝する人はほとんどいないようでした。

    • 【 金色堂 】<br /><br /> さあ、お目当ての金色堂です。<br /> といっても、妻に見せなければというだけで、私自身はあまり感動もありません。<br /> 金色堂そのものはコンクリートの覆堂に隠れていますし、覆堂に入るとその狭さから金色堂の建築全体を見ることができず、ただ黄金の須弥壇ばかりを見て出ることになるからです。<br /> 須弥壇そのものはもちろん一見の価値があるのですが、キンキンキラキラの意匠は、まあ、人それぞれで・・・。

      【 金色堂 】

       さあ、お目当ての金色堂です。
       といっても、妻に見せなければというだけで、私自身はあまり感動もありません。
       金色堂そのものはコンクリートの覆堂に隠れていますし、覆堂に入るとその狭さから金色堂の建築全体を見ることができず、ただ黄金の須弥壇ばかりを見て出ることになるからです。
       須弥壇そのものはもちろん一見の価値があるのですが、キンキンキラキラの意匠は、まあ、人それぞれで・・・。

    • 【 松尾芭蕉像 】<br /><br /> その金色堂のすぐ先に、芭蕉の像がありました。<br /> お馴染みの姿に「おや、さきほどSAでお会いしましたね」と声をかけたくなります。<br /> そばには奥の細道の一節を記した碑がありますが、特に興味も湧きません。 実は私は、あの有名な 『奥の細道』 を読んでいないのです。 「月日は百代の過客にして・・・」という冒頭の部分だけは国語の授業で暗記しましたが、それで終わり。

      【 松尾芭蕉像 】

       その金色堂のすぐ先に、芭蕉の像がありました。
       お馴染みの姿に「おや、さきほどSAでお会いしましたね」と声をかけたくなります。
       そばには奥の細道の一節を記した碑がありますが、特に興味も湧きません。 実は私は、あの有名な 『奥の細道』 を読んでいないのです。 「月日は百代の過客にして・・・」という冒頭の部分だけは国語の授業で暗記しましたが、それで終わり。

    • 【 旧覆堂 】<br /><br /> 全面金箔貼りの金色堂は当然のことながら風雨による劣化が激しく、築50年ほどで簡単な覆いがされたものの、それでは不十分で、160年余り経った鎌倉時代中期に立派な覆堂が作られたそうです。<br /> それが写真の旧覆堂で、1963年まで金色堂を守ってきました。 <br /> 当然覆堂自体の老朽化もあり、現在のコンクリート製にとって代わられたのですが、700年近くも働き続けたその建物は、それ自体が歴史的価値をもつ立派なもので、そのまま壊すのは勿体ないと、金色堂から100mほど離れた所に移築され、現在重要文化財に指定されているそうです。

      【 旧覆堂 】

       全面金箔貼りの金色堂は当然のことながら風雨による劣化が激しく、築50年ほどで簡単な覆いがされたものの、それでは不十分で、160年余り経った鎌倉時代中期に立派な覆堂が作られたそうです。
       それが写真の旧覆堂で、1963年まで金色堂を守ってきました。 
       当然覆堂自体の老朽化もあり、現在のコンクリート製にとって代わられたのですが、700年近くも働き続けたその建物は、それ自体が歴史的価値をもつ立派なもので、そのまま壊すのは勿体ないと、金色堂から100mほど離れた所に移築され、現在重要文化財に指定されているそうです。

    • 【 弁財天堂 】<br /><br /> 弁財天十五童子を祀った弁財天堂です。<br /> 説明板によれば、弁財天は水と実りを司るインドの女神で、池や河川とともに祀られるのだそうです。 そういえば各地の「弁天様」はたいてい水のある所にありますね。<br /> 1716年建立だそうですから、ちょうど300年経っているということになります。<br /> 私の家は30年であちこち傷んできましたが・・・。

      【 弁財天堂 】

       弁財天十五童子を祀った弁財天堂です。
       説明板によれば、弁財天は水と実りを司るインドの女神で、池や河川とともに祀られるのだそうです。 そういえば各地の「弁天様」はたいてい水のある所にありますね。
       1716年建立だそうですから、ちょうど300年経っているということになります。
       私の家は30年であちこち傷んできましたが・・・。

    • 【 峯薬師堂 】<br /><br /> 昭和57年に改築されたという新しいお堂です。<br /> お堂の中には薬師三尊像が祀られています。 なんだかのっぺりした仏様だなと思ったら、なんと昭和63年の作だそうです。<br /> 古い仏像を見ると崇敬の念が湧くのに、こういう新しい仏様を見るとなにか軽い感じがしてしまうのは私の偏見で、古い仏様だって最初は新しかったわけですね。 でも私は勝手な理屈を持っていて、仏像は何百年という星霜を経て、物体としては劣化しながら、同時に人の手による作為の部分が削ぎ落され、「木材を削った工作物」から「本物の仏様」に変身していくのだと信じています。<br /> だからこの薬師三尊像も、何百年かのちには、見る者の心を打つ仏様になるに違いありません。

      【 峯薬師堂 】

       昭和57年に改築されたという新しいお堂です。
       お堂の中には薬師三尊像が祀られています。 なんだかのっぺりした仏様だなと思ったら、なんと昭和63年の作だそうです。
       古い仏像を見ると崇敬の念が湧くのに、こういう新しい仏様を見るとなにか軽い感じがしてしまうのは私の偏見で、古い仏様だって最初は新しかったわけですね。 でも私は勝手な理屈を持っていて、仏像は何百年という星霜を経て、物体としては劣化しながら、同時に人の手による作為の部分が削ぎ落され、「木材を削った工作物」から「本物の仏様」に変身していくのだと信じています。
       だからこの薬師三尊像も、何百年かのちには、見る者の心を打つ仏様になるに違いありません。

    • 【 本堂 】<br /><br /> さあ、中尊寺本堂です。<br /> 明治42年に再建されたものだということで、奥州藤原氏の栄華という概念に引きずられたまま仰ぐと、新しくて拍子抜けします。<br /> さらにご本尊の釈迦如来像は平成25年の作だそうですから、私の孫よりも若い仏様・・・、まあ、そういう見方がそもそも罰当たりなのですが。

      【 本堂 】

       さあ、中尊寺本堂です。
       明治42年に再建されたものだということで、奥州藤原氏の栄華という概念に引きずられたまま仰ぐと、新しくて拍子抜けします。
       さらにご本尊の釈迦如来像は平成25年の作だそうですから、私の孫よりも若い仏様・・・、まあ、そういう見方がそもそも罰当たりなのですが。

    • 【 弁慶堂 】<br /><br /> 最後に、弁慶堂を見学します。<br /> お堂自体の彫刻も見事ですが、納められた弁慶像には胸が詰まります。 どうやら衣川の戦いで主君義経を守って立ち往生した姿を表しているらしく、薙刀を杖代わりにしてかろうじて立ってはいるものの、やや下を向き、今にも膝から崩れ落ちるのではないかと思われ、“生身の弁慶”が感じられます。

      【 弁慶堂 】

       最後に、弁慶堂を見学します。
       お堂自体の彫刻も見事ですが、納められた弁慶像には胸が詰まります。 どうやら衣川の戦いで主君義経を守って立ち往生した姿を表しているらしく、薙刀を杖代わりにしてかろうじて立ってはいるものの、やや下を向き、今にも膝から崩れ落ちるのではないかと思われ、“生身の弁慶”が感じられます。

    • 【 高舘義経堂(たかだちぎけいどう) 】<br /><br /> 中尊寺で2時間半ほど過ごしたあと、車で数分の所にある高舘義経堂に行ってみました。 私も初めての所です。<br /> 藤原泰衡に襲われて妻子と共に自害した義経の遺体が葬られた場所に建てられたお堂ということですが、その後の北上川の浸食による地形の変化もあり、実際の場所より西にずれているそうです。<br /> 義経の首は塩漬けにされて鎌倉に送られたものの、腐食して顔立ちははっきりしなかったとのこと。 そのため、実は義経は生き延びており、秘かに蒙古に渡ってジンギスカンになったのだという伝説がありました。<br /> こういうまことしやかな作り話は私がおおいに好むところで、中学時代には半ば本気で信じていました。

      【 高舘義経堂(たかだちぎけいどう) 】

       中尊寺で2時間半ほど過ごしたあと、車で数分の所にある高舘義経堂に行ってみました。 私も初めての所です。
       藤原泰衡に襲われて妻子と共に自害した義経の遺体が葬られた場所に建てられたお堂ということですが、その後の北上川の浸食による地形の変化もあり、実際の場所より西にずれているそうです。
       義経の首は塩漬けにされて鎌倉に送られたものの、腐食して顔立ちははっきりしなかったとのこと。 そのため、実は義経は生き延びており、秘かに蒙古に渡ってジンギスカンになったのだという伝説がありました。
       こういうまことしやかな作り話は私がおおいに好むところで、中学時代には半ば本気で信じていました。

    • 【 源義経像 】<br /><br /> お堂の中には甲冑姿の義経像が祀られています。 250年くらい前に作られたものだそうですが、塗色も劣化しておらず、近年の祭りで山車に飾られている人形のようにも見えます。

      【 源義経像 】

       お堂の中には甲冑姿の義経像が祀られています。 250年くらい前に作られたものだそうですが、塗色も劣化しておらず、近年の祭りで山車に飾られている人形のようにも見えます。

    • 【 仁王像 】<br /><br /> 石段の左側に、無人駅の待合室といった規模の資料館があります。<br /> 唯一目を引くのはこの仁王像で、なんともユーモラスな姿ですが、いったいいつごろ誰が作ってどこに置かれていたものなのか、さっぱり分かりません。

      【 仁王像 】

       石段の左側に、無人駅の待合室といった規模の資料館があります。
       唯一目を引くのはこの仁王像で、なんともユーモラスな姿ですが、いったいいつごろ誰が作ってどこに置かれていたものなのか、さっぱり分かりません。

    • 【 芭蕉句碑 】<br /><br /> 最初の石段から見てお堂とは反対側に、芭蕉の句碑があります。<br /><br />  夏草や 兵どもが 夢の跡<br /><br /> この句が詠まれたのはこの近くらしいのですが、今はきれいに整地されていて、句のイメージは浮かんできません。

      【 芭蕉句碑 】

       最初の石段から見てお堂とは反対側に、芭蕉の句碑があります。

        夏草や 兵どもが 夢の跡

       この句が詠まれたのはこの近くらしいのですが、今はきれいに整地されていて、句のイメージは浮かんできません。

    • 【 毛越寺浄土庭園 】<br /><br /> 毛越寺。 中尊寺に勝るとも劣らない平泉の名所だと思うのですが、私はこれまで行ったことがありません。<br /> 藤原秀衡がこの世に極楽浄土を現出させようと意を尽くして造営したという庭園で、日頃狭い庭でヤブ蚊に刺されながらミョウガを掘ったりしている私などには、羨ましいという気すら起こらない別世界です。<br /> 

      【 毛越寺浄土庭園 】

       毛越寺。 中尊寺に勝るとも劣らない平泉の名所だと思うのですが、私はこれまで行ったことがありません。
       藤原秀衡がこの世に極楽浄土を現出させようと意を尽くして造営したという庭園で、日頃狭い庭でヤブ蚊に刺されながらミョウガを掘ったりしている私などには、羨ましいという気すら起こらない別世界です。
       

    • 【 大泉が池 】<br /><br /> 毛越寺の写真に必ず出てくるのが、大泉が池の石組みです。<br /> 池の向こうで何かやっているようです。 行ってみましょう。

      【 大泉が池 】

       毛越寺の写真に必ず出てくるのが、大泉が池の石組みです。
       池の向こうで何かやっているようです。 行ってみましょう。

    • 【 曲水の宴 リハーサル 】<br /><br /> 毛越寺では、毎年5月の第4日曜日に曲水の宴が開かれるそうです。<br /> 庭園内を流れる遣水に盃を浮かべ、自分の前に流れてくる間に和歌を詠むという平安時代の遊びで、高校時代に古文の先生にやらされました。<br /> 上の句を詠んで盃を流す者はいいのですが、それが流れてくるまでに下の句を詠む者は大変です。<br /> この日はまさにその第4日曜日で、リハーサルが行われていました。<br /> 流れが緩すぎて盃を載せた紙舟が流れず、小学生が棒で押し流しているのがご愛嬌でした。

      【 曲水の宴 リハーサル 】

       毛越寺では、毎年5月の第4日曜日に曲水の宴が開かれるそうです。
       庭園内を流れる遣水に盃を浮かべ、自分の前に流れてくる間に和歌を詠むという平安時代の遊びで、高校時代に古文の先生にやらされました。
       上の句を詠んで盃を流す者はいいのですが、それが流れてくるまでに下の句を詠む者は大変です。
       この日はまさにその第4日曜日で、リハーサルが行われていました。
       流れが緩すぎて盃を載せた紙舟が流れず、小学生が棒で押し流しているのがご愛嬌でした。

    • 【 龍頭鷁首船(りゅうとうげきしゅせん) 】<br /><br /> 平安時代に貴族が池に浮かべて管弦の遊びをした船で、鷁とは風に耐えて大空を飛ぶという想像上の水鳥で、船首飾りのモチーフとしてよく使われたものです。つまり龍の頭をつけた船と、鷁の首をつけた船を龍頭鷁首船といいます。<br /> ・・・ということを、あとからWikipediaで調べました。<br /><br /> 40余りあったという堂宇は鎌倉時代と戦国時代の大火・戦火ですべて失われたとのことで、今はそれぞれの礎石と池だけが残っているのですが、それはそれでまた別の興趣があります。<br /> たっぷり庭園を楽しんで本堂に戻ると、もう閉門時間の5時になっていました。

      【 龍頭鷁首船(りゅうとうげきしゅせん) 】

       平安時代に貴族が池に浮かべて管弦の遊びをした船で、鷁とは風に耐えて大空を飛ぶという想像上の水鳥で、船首飾りのモチーフとしてよく使われたものです。つまり龍の頭をつけた船と、鷁の首をつけた船を龍頭鷁首船といいます。
       ・・・ということを、あとからWikipediaで調べました。

       40余りあったという堂宇は鎌倉時代と戦国時代の大火・戦火ですべて失われたとのことで、今はそれぞれの礎石と池だけが残っているのですが、それはそれでまた別の興趣があります。
       たっぷり庭園を楽しんで本堂に戻ると、もう閉門時間の5時になっていました。

    • 【 SAでの夕食 】<br /><br /> その後東北自動車道に戻り、60kmほど北上して紫波SAに着いたのが6時前。今日はここで寝ます。<br /> ちょっと早いけど夕食をとることにし、妻は「春の香り」とかいう定食、私はビールがないので食欲もなく、シンプルなとんかつ定食にしました。<br /> これが、何だか知らないけど50円引きで、おまけにSA内で使える買物券400円分をくれたので、本当は二人で2160円のところ、実質1710円で済むという嬉しい会計になりました。<br /> ところでレジの女性、「ご希望の方には買物券400円分を差し上げておりますが、いかがですか?」と言っていました。 「ご希望」しない人がいるのでしょうか?

      【 SAでの夕食 】

       その後東北自動車道に戻り、60kmほど北上して紫波SAに着いたのが6時前。今日はここで寝ます。
       ちょっと早いけど夕食をとることにし、妻は「春の香り」とかいう定食、私はビールがないので食欲もなく、シンプルなとんかつ定食にしました。
       これが、何だか知らないけど50円引きで、おまけにSA内で使える買物券400円分をくれたので、本当は二人で2160円のところ、実質1710円で済むという嬉しい会計になりました。
       ところでレジの女性、「ご希望の方には買物券400円分を差し上げておりますが、いかがですか?」と言っていました。 「ご希望」しない人がいるのでしょうか?

    1件目~20件目を表示(全87件中)

    この旅行記のタグ

      186いいね!

      利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

      この旅行記へのコメント (9)

      開く

      閉じる

      • by イメ・トラ さん 2016/09/03 16:39:48
        電気自動車かわいらしいですね
        ねんきん老人さんいつも いいね ありがとうございます。

        去年平泉に行ったときは、あんな可愛い電気自動車はなかったような?

        あれ? 平泉は一昨年だったかしら?

        とにかく乗りなれないレンタサイクルで、一人で坂道をエッチラコッチラ
        漕ぎまくったことを思い出しました。

        三陸海岸 浄土ヶ浜などは行ったことがないので旅心をくすぐられます。

        友人と出かけ現地でバラバラ、宿で合流という気ままパターン人間には
        奥様とラブラブ旅行 まぶしすぎます。

        ちょっとうらやましくもある旅行記楽しみにしています

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/09/05 11:13:26
        実は 「おつとめ」 でして。
         イメ・トラさん、とりとめのない駄文にご丁寧な書き込みをしてくださり、ありがとうございました。

         女房との「ラブラブ旅行」なんて、とんでもない。 
         女房がオバタリアン仲間でお茶を飲みながら、「行った!、見た!」の自慢合戦をするネタを提供しておかないと、晩酌のビールを減らされそうなので、ときどき連れて行くだけの話です。

         本当はイメ・トラさんのように気ままな一人旅が性に合っているので、そういう旅に気持ち良く出してもらうためにも、女房の機嫌をとっておくことは大切で・・・。

         おやおや、なんだか愚痴っぽい説明になってしまいました。
         そんな私ですが、愛想づかしをなさらず、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
         重ねて、ありがとうございました。

        ねんきん老人
      • by sanabo さん 2016/08/10 20:34:50
        奥様思いのねんきん老人さん♪
        ねんきん老人さん、こんばんは

        お久しぶりです!

        奥様だけが岩手に行ったことがないからと気遣われるねんきん老人さんは、本当に奥様思いでいらっしゃいますね。

        旅行記タイトルを拝見し、ウミネコは名前だけは知っていてもカモメに似ているのかどうかもよくわからなかったので、ネット検索してしまいました(笑)

        ともにチドリ目カモメ科だけれど、カモメは渡り鳥でウミネコは違うとか、ウミネコの方が目つきが鋭いとか勉強になりました。 今まで意外と怖い顔してると思っていたカモメは、実はウミネコだったのかもしれません。

        ところで、SAでお会いになった弁慶さんたちや観光課の職員、そして貸し出し無料のミニカーなど、東北は観光客誘致に頑張っていますね。 思わずエールを送りたくなりました。

        気仙沼の魚市場もようやくここまで頑張ってこられたのだなぁと、感慨深い思いで拝見しました。

        もうすでに心の中に留めていらっしゃるという奥様孝行の次のプランとは、どの様なものなのでしょうか? また旅行記でのご報告を楽しみにお待ちしております。

        毎日暑い日が続いておりますので、くれぐれもご自愛下さいね^^

        sanabo

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/08/16 09:09:37
        RE: 奥様思いのねんきん老人さん♪
        sanaboさん、おはようございます。

         とりとめもない物見遊山の記録を丁寧に読んでくださり、ありがとうございます。

         おっしゃるとおり、東北の復興努力には身につまされる思いがします。
         私は大震災後に何度か福島を見て回り、ささやかな、本当にささやかなお手伝いをしてきましたが、今回岩手まで足を伸ばしてみると、かつて自分が見た筈の町がほとんど更地になっていて大きなショックを受けました。
         それでも、瓦礫が無くなっただけいいですよという土地の人の話を聞き、やはりよそ者の感覚は甘いものだと、自分で自分を責める気持ちになりました。
         まだまだ長い道のりだとは思いますが、東北が持ち前の忍耐心でこの苦難を乗り切ってくれることを祈ります。

         sanaboさんの送ってくださったエールが東北の人々に届くことを願っています。

         ここのところ、ちょっと雑事に追われていますが、落ち着いたらまた駄文を弄してみたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。
         残暑も当分厳しいとのこと、ご自愛をお祈りいたしております。

        ねんきん老人
      • by hiro3 さん 2016/07/23 10:22:56
        ありがとうございます。
        ねんきん老人さん、はじめまして。

        淡路島の旅行記に投票ありがとうございます。

        大阪から日帰りドライブを楽しんでいます。

        2012年のGWに東北を巡り中尊寺にも立ち寄りました。2泊3日の強行軍でした。

        日帰りドライブ中心で、行先も直前に決めたりしますので、相方にとってはミステリーツアーになっています。まだまだ、お休みが自由にならないに身ですので、宿泊は、年に一度くらいです。

        って自分のことばっかりですみません。

        これからもよろしくお願いします。

                            hiro3

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/07/31 08:25:36
        ミステリーツアー、羨ましい限りです。
        hiro3さん、おはようございます。書き込み、ありがとうございました。
         
         大阪が基点なら、日帰りで色々な所に行けるだろうなと、羨ましい思いです。
         私の住む所は千葉県(房総半島)で、袋小路のような場所ですので、どこに行くにもまず千葉県を抜けるための時間がかかってしまいます。
         加えて、退職老人は地域が遊ばせてくれず、次々と○○委員だの△△理事だのと、要するに年寄を無償で使うための肩書が回ってきて、日帰り旅行もほとんどできません。
         ふいに思い立って、行く先もよく吟味しないまま出かけるというミステリーツアーができるhiro3さんのような方は、私にとっては羨望の的です。

         これからもフットワークの軽い、行動的なhiro3さんの旅行記を楽しませていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

        ねんきん老人
      • by 琉球熱 さん 2016/07/03 13:13:56
        松島でも
        ねんきん老人さん、こんにちは

        そうなんです、カモメとウミネコは違うんです(笑)
        まぁ、どっちでもいいことだと思いますけど・・・(笑)

        遊覧船に群がる彼らの姿、あの松島湾でも同じですね。
        観光目的で止むを得ないのでしょうか?
        私はサカナにしても鳥にしても、“餌付け”されている生き物は嫌いでして(もちろん水族館や動物園は別です)、全く興味が湧きません。
        私も相当なひねくれ者ですね(笑)

        義経がのちにジンギスカンになったという話は、私も聞いています。
        実は私もこの手の話が好きで、真偽のほどがどうあろうと、太古のロマンを感じるのです。

        艶めかしい弁天様もいらっしゃることだし、興味が尽きないエリアですね。
      • by G☆traveler さん 2016/07/03 04:22:02
        素敵ななキメ台詞でした!
        ねんきん老人さん、おはようございます!
        そして、はじめまして。

        東北の旅、楽しく拝見させていただきました。
        中尊寺も浄土ヶ浜も、我が家には未踏の地です。
        いつかはあまちゃんツアーを敢行したいと思っているのですが・・・

        ところで旅行記の最後に書かれたコメント。
        これが実にステキでした。

        「自分としては妻との大切な旅行で、ひとこまひとこまが捨てがたく・・・」

        奥さまを大切にされているのですね。
        人生の大先輩にむかって失礼かもしれませんが、
        どうかこれからもお幸せに。

        追伸
        プロフィル画像がこれまたステキで。

        ねんきん老人

        by ねんきん老人 さん 2016/07/03 09:01:55
        いやはや、年甲斐もなく・・・。
        G☆travelerさん、おはようございます。

         だらだらと私的な思い出を書き並べた旅行記にご投票くださり、さらにご丁寧な書き込みまでしてくださって、ありがとうございました。

         上っ面な「見て歩き」の旅で、人様の参考になるようなものではないので、 最後まで読んでくださる方はまずいらっしゃらないだろうと思っていましたのに、その最後の一節についてのご感想をいただき、恐縮と羞恥で身のすくむ思いです。

         いい歳をして、妻との旅行を「大切」などと書いたことは赤面のいたりですが、それを良く取っていただいて、本当に助かりました。
         一人旅を当たり前としてずっと過ごしてきましたが、長年にわたってそれを許してくれていた妻への罪に気づいたとき、激しい後悔に襲われました。
         年金生活になって旅の費用が思うようにならなくなった今、これからの旅は妻のためだけに絞ろうと思っているところです。

         G☆travelerさんの旅行記は、よくある「点から点への移動。行った、見た」の観光旅行記ではなく、ご自分の足で歩いての「面」での旅行記なので、読んでいて、今度自分も行ってみようかなと思うことが沢山あります。
         読み落とすのは勿体ないので、ご投稿順に少しずつ読ませていただいています。

         これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
         ありがとうございました。

      ピックアップ特集

      宮古(岩手) で人気のタグ

      この旅行記の地図

      拡大する


      PAGE TOP

      ピックアップ特集