2016/04/28 - 2016/05/08
378位(同エリア1249件中)
Zabiさん
GWを利用してオランダ、ベルギー、ドイツを回って来ました。
旅程は
1日目 名古屋→香港→アムステルダム
2日目 デン・ハーグ、デルフト、アムステルダム
3、4日目 アムステルダム
5日目 アントワープ、ゲント
6日目 ブルージュ
7日目 ブリュッセル
8日目 アーヘン、ケルン
9日目 ケルン、フランクフルト
10日目 フランクフルト→香港
11日目 香港→名古屋
です。
5日目の夕方にブルージュ入りし、次の日はブルージュを一日観光しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
18:41ゲント発のICでゲントからブルージュへ向かいました。
-
30分程でブルージュ駅に到着。
-
ブルージュ駅前。
左手に旧市街行きのバス停がありますが、駅前は割と閑散としてました。 -
ブルージュのバス路線。
マルクト広場行きは12番のようです。
ブルージュの旧市街は一方通行。
バスは周回しているようです。 -
バスに乗ってマルクト広場へ到着。
途中なぜか渋滞してたので、ちょっと時間がかかりました。 -
今日のホテルのMartins Bruggeに到着。
鐘楼の裏にあるホテルです。 -
ホテルにチェックインした後、水やビールを買うためマルクト広場にあるスーパーに行きましたが19:30で閉店。
他に店を探しましたがブルージュは夜の早い街なのか、なかなか店が開いてませんでした。
ようやく見つけたファーストフードの店で水とビールを確保しましたが、高かった。 -
この日の夕食はドゥ・ホビットという店に行ってみました。
スペアリブが食べ放題らしい。 -
スペアリブですが、皿からはみ出すほどの分量。
ワン・モアかと聞かれましたが、これだけで十分です。 -
腹ごなしに街なかを散策。
マルクト広場の州庁舎です。 -
マルクト広場に立つヤン・ブレーデルとピーター・デ・コーニングの像。
1302年にフランスを破った金拍車の戦いで市民兵を率いた英雄です。 -
鐘楼のライトアップ。
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ブルグ広場の市庁舎。
-
次の朝は少し早めからブルージュ観光に出発。
マルクト広場ではキリスト昇天祭の日に行われる、聖血の行列の桟敷席設置の作業が行われていました。 -
マルクト広場の州庁舎。
19世紀の建築とわりと新しい建物です。 -
マルクト広場にあるクラーネンブルグというカフェ。
ブルージュ支配に反発した市民がマクシミリアン1世を幽閉したという由来のある建物です。 -
マルクト広場から少し歩いたところにある市立劇場。
「魔笛」に出てくる鳥刺しパパゲーノというキャラの像が立っています。 -
旧証券取引所のブルーノ家。
1276年と1493年の文字がありました。 -
市民の集会場だったポールテルスロッジという建物。
塔は港に入る船を監視する物見の塔です。
現在は国立古文書館になっているらしい。 -
ポールテルスロッジにあった熊の像。
最初に城を築いた領主が最初に会った生き物が熊だったことから、熊はブルージュの象徴になっています。 -
ポールテルスロッジの正面に立つヤン・ファン・アイクの像。
左の家が「死都ブルージュ」という小説に出てくる赤い石の家だそうです。 -
ポールテルスロッジ付近のギルドハウス。
-
赤い石の家の左を入っていくと、かつてハンザ同盟の商館が建っていた水曜日広場があります。
この時間の広場は駐車場のようになってました。
広場にはメムリンクの像が立っています。 -
水曜日広場からポールテルスロッジに戻るところ。
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フラフラしていたら夜もやっていそうな酒屋を発見。
市立劇場の裏辺りでしょうか。
昨夜見つけたかった。 -
聖血礼拝堂などの開場時間9:30ちょっと前にブルグ広場に移動。
ブルグ広場には聖血礼拝堂のほか市庁舎、公文書館、旧裁判所があります。 -
ブルグ広場の隅にある聖血礼拝堂。
12世紀に第二回十字軍に参加したフランドル伯ディードリックが持ち帰ったという「キリストの血」が納められている礼拝堂です。 -
礼拝堂入口の像。
左がフランドル伯ディードリック、右が息子のフィリップ。 -
時間になったので入場しました。
まずは2階の礼拝堂へ。
こじんまりしてますが非常に美しい礼拝堂です。 -
隣の礼拝堂。
聖なる血はこちらで開帳されます。 -
聖なる血は14:00から15:00に開帳されています。
時間に合わせて再度礼拝堂を訪れた時の様子。
司祭の前に置かれたガラスケースに聖なる血の入った容器が入っており、お布施を払って見せていただきます。
私も見てみましたが、血にしては鮮やかな赤、というかややピンクっぽい樹脂のように見えました。
羊の皮に染み込ませた血との事です。
真偽は極めて怪しいのですが、これをキリストの血と何百年も信じてきたと言うことが重要かと。 -
礼拝堂にあった絵ですが、ちょうどこんな感じです。
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礼拝堂内には博物館もありました。
博物館にあった聖遺物箱。
キリスト昇天祭に行われる聖血の行列では、これに聖なる血を納めて街をパレードをするようです。 -
その様子を写したビデオが流れていました。
-
展示されていた聖具。
後ろの王冠はブルゴーニュのマリーのものだと書いてありました。 -
礼拝堂は2階建てです。
1階の扉は閉まっていましたが、押したら開いたので入ってみました。
聖バシリウスに献納された納骨堂とのこと。
質素ですが荘厳な雰囲気でした。 -
1300年頃作成という聖母子像。
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聖血礼拝堂を出て隣の市庁舎へ。
ここでブルージュのミュージアムパスを購入しました。 -
市庁舎2階のゴシックホール。
世界的に有名とのことですが、とても豪華なホールです。
壁の上部にはフランドル伯や聖者の絵が描かれており、その下にはブルージュの歴史にまつわる壁画が描かれています。
ここで結婚式とかもできるらしい。 -
ひときわ大きな壁画。
1302年とあるので、金拍車の戦いの凱旋のシーンかも知れません。 -
別室にはブルージュの歴史に関する展示もありました。
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市庁舎の隣の公文書館。市の評議員室を兼ねた裁判所として作られた建物です。
内部は自由ブルージュ博物館になっています。
博物館と言っても評議員室だけのようですが。 -
公文書館にも熊と獅子の像をあしらった紋章がありました。
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公文書館に入場。
Ipodを使ったオーディオガイドを貸してくれました。
評議員室ですが、意外と狭い感じでした。 -
評議員室にあるカール5世の暖炉。
中央にカール5世の像。
左の2体が父方の祖父母のマクシミリアン1世とブルゴーニュのマリー。
右が母方の祖父母のスペイン王フェルナンドと女王イザベラ。 -
評議員席からみた室内。
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かつての評議員室の様子を描いたという絵。
こんなにたくさん入れるかな・・・。 -
さらに隣の1984年まで裁判所として使われていた旧裁判所。
公文書館の方に裁判所にありそうな天秤を持った女神像があるとあったので、本を読んだ時に混乱しました。
現在は市の行政センターになっています。 -
中庭へ入ってみると、建物も出入自由の模様。
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EXPOSITIEとあったので中に入ってみたところ、何やら展示会が催されていました。
他の部屋には係員の名前が書いてあったりしたので、その他は普通の事務所なのでしょう。 -
続いて鐘楼に登ってみることにしました。
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鐘楼の注意書き。
人数制限があり、ゲートで中の人数をカウントしています。
中にいる人が出て行かないと入れてもらえないので、ちょっと待たされました。 -
鐘楼にはかつて市の印章と憲章を保管していた宝物庫があったそうですが、これがそうではないかと。
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内部は結構がらんどうです。
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狭くて急な螺旋階段を登りました。
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頂上に到着。
ちょうど鐘が鳴らされているところでした。
鐘楼の鐘は15分おきに鳴らされています。 -
鐘楼からの眺め。
ブルグ広場方面です。 -
正面のマルクト広場方面。
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駅の方向。
真ん中の教会は救世主大聖堂。
左の大きな教会は聖母教会です。 -
下へ降りると結構並んでました。
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鐘楼を降りて救世主大聖堂へ向かいました。
ブルージュ最古の教会です。 -
内部は修復中の模様でした。
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17世紀の作というパイプオルガン。
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聖櫃の展示。
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教会内には墓も展示されていました。
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続けて聖母教会へ。
高い塔を持つ教会です。 -
この教会にはミケランジェロの「聖母子像」があります。
ブルージュの豪商が金貨100枚で買い付けて運んだものだそうです。
昔は幼子イエスが裸なのはケシカランと言われて、覆いがかけられていたらしい。 -
教会内部。
教会は修復中らしく、今は美術館のような位置づけのようです。 -
ブルゴーニュ公シャルル突進公の霊廟。
説明書きによると、こちらの墓は空なのだとか。
霊廟は修復中で見学不可とガイドブックにありましたが、修復は終わった模様です。 -
隣には娘のブルゴーニュのマリーの霊廟が並んでいます。
美女中の美女と言われた女性で、シャルル突進公の死後ハプスブルグ家のマクシミリアンと結婚。
25歳で早逝しますが、息子フィリップ美公が後を継いだことにより、ベルギーやオランダを含むブルゴーニュ公国領がハプスブルグ領になりました。
さらにフィリップ美公とスペイン王女ファナが結婚し、その息子カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)がスペイン王を継承したことによって、この地はスペイン領になります。
こちらには遺体があるだけでなく、マクシミリアンの心臓も埋葬されているらしい。 -
内陣の祭壇画。
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ここにも地下に墓石が埋められています。
13世紀から15世紀頃の修道士の墓のようです。 -
天井にはかすれた絵が残っていました。
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聖母教会のすぐ向いにあるメムリンク美術館。
ただ、現地の地図や看板には聖ヨハネ病院美術館となっていたので、ちょっと迷いました。 -
こちらの美術館は12世紀に建てられた聖ヨハネ病院の建物を利用しています。
当時の治療具や解剖の絵とかの展示もありました。 -
ここの目玉、メムリンクの「聖ウルスラの聖遺物箱」。
聖ウルスラはブリタニア出身で、1万1千人の処女のリーダーとしてローマに巡礼に出かけた後、帰路ケルンでフン族に虐殺されたとされる聖女。
聖遺物箱にはその伝説が描かれています。
こちらは多分ローマに着くまで。 -
こちらは帰路ケルンで殉教するまで。
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同じくメムリンクの「聖カトリーヌの神秘の結婚」
幼子イエスが向かって左の聖カトリーヌに指輪をはめているシーン。
また左の絵は洗礼者ヨハネの死、右の絵はパトムス島の黙示録の聖ヨハネ。 -
美術館横の通路をくぐると中庭に出ました。
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中庭から入った修道院内には17世紀の薬局が再現されていました。
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さらに歩いてベギン会修道院へ。
1245年にフランドル伯爵夫人により創設されたた修道院ですが、ベギン会は20世紀に入って衰退し、数名にまで減っているらしいです。
現在はベネディクト派の修道女たちが暮らしています。 -
修道院内の聖堂。
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聖堂内も質素な感じです。
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ここには17世紀の修道女の家を再現した博物館があります。
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手書きの日本語の案内を貸してもらえました。
ここは寝室。ベッドが結構小さい気がします。 -
聖なる血を見るため再度聖血礼拝堂へ戻ったあと、グルーニング美術館へ行ってみました。
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門から入って奥に行くと邸宅のような美術館の建物があります。
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それほど大きくない美術館ですが、フランドル絵画の名作がいくつかあります。
ファン・アイクの「ファン・デル・パーレの聖母子」。 -
メムリンクの「モレールの三連祭壇画」。
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その後はボートに乗って運河巡りをしてみました。
並んでいたので少し待たされました。 -
運河からの聖母教会。
この後、道の下のトンネルをくぐりました。 -
聖ヨハネ病院。
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ベギン会教会の前の愛の湖。
ここで折り返しです。 -
ブルージュの公式観光HPに撮影スポットとあった、運河から鐘楼が見えるポイント。
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この辺りが昔の港でしょうか。
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朝に来たポールテルスロッジ。
ここでまた折り返しです。 -
最後にマルクト広場に最近できたというビール博物館へ行ってみました。
ホテルでくれた券で割引があったけど試飲込みで11ユーロだったかな? -
内部の展示。
Ipadを貸してくれてQRコードを写すと説明が出ます。
日本語にも対応してますが、説明が結構細かいので余り読む気にならない。 -
樽がありますが、醸造はしてません。
説明書きがあるだけです。 -
ここの目当ては3杯飲めるというドラフトビールの試飲。
3枚チップをくれるので、それを出すとカウンターで好きなビールを注いでくれるシステム。 -
オウデ・ランビックとローデンバック・グランクリュとブリュッヘ・トリプルをチョイス。
ローデンバックという赤ビールがめちゃうまでした。
酸味が効いていて複雑な味わいです。 -
3杯飲んだだけでしたが、ちょっと酔いが回りました。
帰りにみつけたカウンターの看板。
5杯で10ユーロなら試飲だけ来ればよかった。 -
ほろ酔いのままホテルで荷物を回収。
駅行きのバス停を聞くとマルクト広場でいいとのことだったので、前日降りた場所で待機。 -
待っているとバスがやって来ました。
しばらく駅と反対側へ走って行きましたが、大きな道に出た辺りで駅方向へ向かったので一安心。
ブルージュ駅で切符を購入してブリュッセルへ向かいました。
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