スイス～チェコ～オーストリアの旅⑨ ～インスブルック～

2015/07/31 - 2015/08/17

今日8月8日はツェルマットを後にチェコの中間地として選んだインスブルックに向かいます。
トレッキング道からの風景を堪能したので、インスブルックまでは氷河特急はやめて、時間的にも早いチューリッヒ経由で向かいます。

インスブルックのハイキングは　しもふり松ルート（約7㎞）4時間
　インスブルック～（バス）～イーグルス
　～（ロープウェー）～パッチャーコーフェル山頂駅
　～（ハイキング）～トゥルファインアルム
　～（リフト）～トゥルフェス

＜前半はスイス・インスブルックでハイキング＞
7月31日　 名古屋(中部)～フランクフルト～チューリッヒ (チューリッヒ泊）
8月1日　　チューリッヒ(チューリッヒ泊）
8月2日　　チューリッヒ～ベルン～ツェルマット(ツェルマット泊）
8月3～7日 ツェルマットでハイキング(ツェルマット泊）
8月8日　　ツェルマット～インスブルック(インスブルック泊）
8月9日　 インスブルックでハイキング(インスブルック泊）
＜後半はチェコとウィーンを訪問します＞

エリア インスブルック(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 スイスインターナショナルエアラインズ オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 日本旅行

ツェルマットを後にしてインスブルックを目指します。
毎日大展望に慣れてしまったので、谷を走る列車の窓からのアルプスの景色は物足りなさを感じます。

フィプスでチューリッヒ行きの特急を待っていると、民族衣装をまとった団体さま。今日は土曜日、これからツェルマットへ向かい、アルプホルンや踊りを披露するのでしょう。スイスに来たらアルプホルンを聞こうと思っていましたがすっかり忘れていました。

長いトンネルを抜けトゥーン湖にやってきました。
ヨットに乗って湖上でのんびり過ごすであろう人を多く見かけます。

チューリッヒを越えチューリッヒ湖にやてきました。

平らな平原にポッコリお山はオーストリアと言う感じがします。

オーストリアに入り高度をあげるとだんだん雲が多くなり気温も下がってきました。インスブルックに近づくと土砂降りの雨です。
インスブルックまでの6時間の列車の旅は少々お疲れ。

ガイドブック掲載の店ならば外れが無く確実だろうと夕食に選んだのはRoessl。中に入るとお客さんはほとんどが日本人の方でした。チロルという名のつくTiroler Groestlとビールで15.7ユーロ（2千円程度）
スイスのレストランでは50〜70CHFになるようですので安く感じます。

お腹もいっぱいになり、雨もやみましたので街中を少し散策してみます。

このようなお店の看板はヨーロッパに来たなという感じがします。

聖アンナ記念柱ですね。

凱旋門

市の搭の壁張り出しに描かれた絵はキリスト絵でしょうか。

8月9日の朝。
全面ガラス張りの部屋からの景色です。
部屋からご来光が拝めるのは最高ですね。

ホテルの最上階レストランで、朝日に照らされたチロルの山を見ながら朝食を頂きます。
疲れた体を戻すため今日1日休息日にする予定でしたが、こんな良い天気ですからやはりハイキングに行きます。

バスに乗ってイーグルスにやってきました。
イーグルスからパッチャーコーフェル山頂駅のゴンドラ券とトゥルファインアルム〜トゥルフェスのリフト券を頼むと、トゥルフェスからイーグルスまでバスで帰ってくるならセットがありますよと勧められるままチケット購入。23.5ユーロ

ロープウェーでパッチャーコッフェル山頂駅に到着。ここは観光客より地元の方の憩いの場所のようです。

インスブルックの街が一望できます。
それにしても良い天気です。町の南の山ですので、北側に位置するゼーグルベーより逆光にならず景色がきれいに見えるだろうとの予測通り！

山の斜面には放牧の牛がカウベルを鳴らして移動中です。

ツィーベンウェックの始まりです。牛が脱走しない様にフェンスがあります。

ハイキング道の所々に放牧フェンスがあります。人は左の狭いところを通ります。

ブラウン・クレー　
ここも花が豊富ですが、スイスで見た花ばかりでした。

標高2,000mとはいえ、本当に暑いです。わき出たチロルの天然水が冷たくておいしい。

所々にあるベンチはだいたい絶景の場所にあります。景色を眺めながらのコーヒータイムとしましょう。

インスブルックの北側の山、ゼーグルベーの展望台も今日は人で一杯でしょう。

途中にあった小屋はお店かとおもいましたが、個人の別荘とのこと。

このハイキング道の名にもなったZieben　若い葉を手でつぶすといい香りがします。

のどかな道です。

ほぼ中間地点に山小屋ボッシュエーベン・ヒュッテがあり、皆さんこの辺で休憩しています。

中間点からトゥルファインアルム方面に向かう道に進むと人が少なく、なだらかですが岩場も出てきます。

1本のコースと思ったら色々なコースがあるようです。
トゥルファインアルムを目指し、変な道に行かない様に注意！

だいぶ歩いてきたつもりですがまだ半分近くの3kmも残っています。
アップダウンはほとんどないのですが、照りつける日差しばてそうです。

途中にある双眼鏡を覗くとガイド付きにはびっくりしました。

トゥルファイン・アルムが見えてきました。山頂からの道があり、いろんなハイキング道が楽しめそうですね。

すれ違う人が何やら食べていたのはこのベリーですね。
食べてみると、甘くもないがすっぱくないです。

小屋についたら暑いのでビールを飲みながらチロルの山々を楽しみます。

下りはシングルリフトです。器用に自転車を抱えて登る人が結構います。

途中2人乗りのリフトに乗り換え、トゥルフェスまで下りてきました。

バスを乗り継ぎインスブルックまで戻り、再度街中の散策に来ました。
聖ヤコブ大聖堂

黄金の小屋根　には人がいっぱいです。
後ろに見える山がゼーグルベー展望台があるところです。

ここでワインを飲むのもよかったかな。

今日もお疲れ様。ソーセージの盛り合わせとビールで17.3ユーロ

これで前半のハイキングは終了。燃え尽きた満足感です。
後半はのんびりと観光地巡りにいきます。