2016/05/26 - 2016/05/26
526位(同エリア1495件中)
愛吉さん
今回の京都旅行の目的、一御所二離宮の拝観も終わり、3日目の朝を迎えました。
最終日、さて何処に行こうか、朝食を取りながら思案します。
伊勢志摩サミット開催中で駅のロッカーが使用できない事も考慮し、交通に便利な近場を選びます。
相談の結果決まったのが、3年前に訪れた折り改修中で拝観できなかった宇治の平等院と宇治上神社、どちらも世界遺産です。
ついでに黄檗山万福寺にも立寄る事にしました。
決まったら早速荷物をホテルのクロークに預け出発しましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京阪電車を乗り継いで宇治に来ました。
宇治川を渡り、平等院に向かいます。
これから渡る宇治橋は宇治三郎と呼ばれる日本三古橋の一つです。 -
宇治橋三の間、元々は橋姫を祀る処ですが、秀吉がここから茶の湯の水を汲ませた事で有名になります。
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三の間より上流を眺めます。
向こうに見えるのは朝霧橋。 -
宇治橋を渡った平等院側の袂には、紫式部の像が有ります。
バックは宇治橋。 -
この一角を夢浮舟ひろばと云うようです。
解説文を読んで下さい。 -
解説文にある古跡。
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平等院に到着しました。
平等院は1052年関白藤原頼通により、父道長の菩提を弔うため、その別荘を寺院に改装したのが始まりです。
翌年阿弥陀堂(鳳凰堂)が造営されますが、当時の末法思想から西方浄土をこの世に再現すべく現世の極楽浄土として造られました。 -
表門です。
今日は参詣人が少なそうです。 -
この写真は、平成25年7月に訪ねた平等院鳳凰堂です。
平成の大修理で素屋根を被っていました。
修理完成後の鳳凰堂、どんな姿を見せて呉れるのでしょう。
期待で胸が膨らみます。 -
じゃじゃじゃじゃーん、修復なった鳳凰堂です。
創建当時の姿を取り戻しました。 -
正面からも眺めます。
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木間越しにも眺めます。
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別料金を払い堂内拝観にも参加します。
堂内は撮影禁止なので、堂を出た処で今まで居た対岸を写してみました。 -
鳳凰堂正面の扉、内側には絵が描かれています。
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格子越しに阿弥陀様を写します。
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鳳凰堂を出て来ると、堂の正面広場は修学旅行生であふれています。
やはり日本を代表する場所なのです。 -
池の縁まで出て、阿弥陀様を丸窓越しに写してみました。
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堂を一周します。
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屋根の鳳凰を狙います。
今回の修理で新調されました。 -
右の鳳凰。
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左の鳳凰。
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鳳凰堂真後ろに建つ浄土院本堂。
航海安全、旅の安全を願う救世船乗観音が展示されています。 -
傍には解説板。
盗難に遭った復刻品です。
世の中には悪い人が居ます。 -
ではアップで写してみましょう、可愛らしい観音様です。
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鐘楼
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表門に近い寺域の外れに、扇の芝が有ります。
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扇之芝の解説です、読んでみて下さい。
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源三位頼政公の墓。
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解説板です。
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平等院の参拝を済ませ宇治川右岸に来ました、バックは渡って来た朝霧橋。
橋の袂には源氏物語、宇治十帖の碑があります。 -
碑の前は宇治神社。
創建は平等院より古く、奥の宇治上神社と一体で、こちらを若宮、上を本宮と呼んでいました。
宇治の氏神でもあります。 -
こちらが本殿、鎌倉時代後期の造営で国の重文。
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兎の手水鉢がありました。
兎は宇治の語源、莵道をウジと読んだ事に始まります。 -
境内には、源氏物語宇治十帖早蕨の古跡が有ります。
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宇治神社の境内を通り越し奥に進むと、宇治上神社があり、世界遺産に登録されています。
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池を渡ると小さな門。
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3年前の平成25年7月に訪ねた時は、本堂拝殿共修復中で拝観出来ませんでした、その時の写真です。
素屋根が掛けられ、門が閉ざされています。 -
拝殿、日本最古の神社で、現拝殿の建立は1215年頃と推定されます。
当然国宝です。 -
拝殿前には円錐形に砂が盛られ、これを清め砂と呼びます。
お正月や祭礼時に境内に撒き、お清めするためのものです。 -
本殿、この建物は覆い堂で、中に三っの社が祀られています。
推定建立年代は、1060年頃で現存する日本最古の神社になります。
勿論国宝で世界遺産です。 -
正面には正一位の扁額。
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本殿の横には摂社春日神社があります。
藤原氏が宇治川の対岸に平等院を建てた時、自身の氏神である春日社をこの神社に勧進したと思われます。
こちらは重文です。
手前の大きな石は、昔ここに社があった跡を示すものです。 -
桐原水、宇治七名水の一つ。
七名水中現在でも湧き出ている唯一の湧水。
しかし最近は一部汚染され、生水としては飲めませんが、茶会用に汲みに来る人が後を絶たないそうです。 -
宇治上神社を後にし、宇治川の畔を宇治橋に向かって歩いています。
ほとりに橋寺放生院が有りました、宇治橋断碑を持つ寺です。
潜りから中に入ります。 -
こちらが宇治橋断碑の場所らしいですが、傍の案内板によると、呼び鈴を押して案内を請わねばなりません。
面倒なので諦める事にします。 -
宇治は茶所、お茶屋の並ぶ通りを京阪電車宇治駅に向かいます。
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最期は京阪電車のポスターで終わりです。
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