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2016年のGWはネパールへ。<br /><br />前年の4月25日にネパール全土を襲った大地震で世界遺産の建物の多くが被害を受け、未だ復旧せずとの情報がありましたが、ヨーロッパは(テロの恐れのある)イスタンブール経由の便しか安いものがなく、東南アジアで未踏のインドネシアとマレーシアはISの活動が気になり回避したかったため、このところのアジア嗜好もあって、ネパールへの旅を決行。<br /><br />訪れた印象は・・・やはり日本人にとっては異文化感満載の南アジアの一角だけあって、不思議な満足感。<br /><br />日本では味わえない様々な体験をすることができ、“日常を離れて旅をしている感”を楽しむことができました。<br /><br />早く旅行記全体を書き上げたいところですが、前年夏のスリランカの旅行記も完成していないし、年末年始の○○もまったく取りかかっていないしで、とりあえず、いちばん印象に残ったチベット仏教の聖地ボウダナートの旅行記を先行アップしたいと思います。<br /><br /><旅程表><br /> 2016年<br /> 5月1日(日) 成田→バンコク<br /> 5月2日(月) バンコク→カトマンドゥ<br />○5月3日(火) カトマンドゥ→パタン→ボウダナート<br />         →パシュパティナート→カトマンドゥ<br /> 5月4日(水) カトマンドゥ→ポカラ<br /> 5月5日(木) ポカラ(サランコットハイキング)<br /> 5月6日(金) ポカラ→カトマンドゥ→ナガルコット<br /> 5月7日(土) ナガルコット→バクタプル→カトマンドゥ<br /> 5月8日(日) カトマンドゥ→バンコク<br /> 5月9日(月) バンコク→成田

震災1年後のネパール(3) 復興と祖国への思い チベット仏教の聖地ボウダナート

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2016/05/03 - 2016/05/03

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6

23

エンリケ

エンリケさん

2016年のGWはネパールへ。

前年の4月25日にネパール全土を襲った大地震で世界遺産の建物の多くが被害を受け、未だ復旧せずとの情報がありましたが、ヨーロッパは(テロの恐れのある)イスタンブール経由の便しか安いものがなく、東南アジアで未踏のインドネシアとマレーシアはISの活動が気になり回避したかったため、このところのアジア嗜好もあって、ネパールへの旅を決行。

訪れた印象は・・・やはり日本人にとっては異文化感満載の南アジアの一角だけあって、不思議な満足感。

日本では味わえない様々な体験をすることができ、“日常を離れて旅をしている感”を楽しむことができました。

早く旅行記全体を書き上げたいところですが、前年夏のスリランカの旅行記も完成していないし、年末年始の○○もまったく取りかかっていないしで、とりあえず、いちばん印象に残ったチベット仏教の聖地ボウダナートの旅行記を先行アップしたいと思います。

<旅程表>
 2016年
 5月1日(日) 成田→バンコク
 5月2日(月) バンコク→カトマンドゥ
○5月3日(火) カトマンドゥ→パタン→ボウダナート
         →パシュパティナート→カトマンドゥ
 5月4日(水) カトマンドゥ→ポカラ
 5月5日(木) ポカラ(サランコットハイキング)
 5月6日(金) ポカラ→カトマンドゥ→ナガルコット
 5月7日(土) ナガルコット→バクタプル→カトマンドゥ
 5月8日(日) カトマンドゥ→バンコク
 5月9日(月) バンコク→成田

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
3.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
タイ国際航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 5月3日(火)<br />ネパール観光2日目のこの日は、まず、カトマンドゥの南にある古都パタンを観光。<br /><br />阪神・淡路大震災を超える約8,500人もの死者を出した2015年4月25日のネパール大地震ですが、街を歩いている人々の様子はまさに“アジアの雑踏”そのもので、震災前と変わらない日常が続いているといった印象です。<br /><br />建物の方はというと、世界遺産のダルバール広場は震災の影響がなく、美しい街並みが変わらず保存されていると思いきや・・・。

    5月3日(火)
    ネパール観光2日目のこの日は、まず、カトマンドゥの南にある古都パタンを観光。

    阪神・淡路大震災を超える約8,500人もの死者を出した2015年4月25日のネパール大地震ですが、街を歩いている人々の様子はまさに“アジアの雑踏”そのもので、震災前と変わらない日常が続いているといった印象です。

    建物の方はというと、世界遺産のダルバール広場は震災の影響がなく、美しい街並みが変わらず保存されていると思いきや・・・。

    ダルバール広場 (パタン) 広場・公園

  • 広場の入口にあるクリシュナ寺院(上の写真左)の先にある、ハリ・シャンカール寺院は台座だけ残して跡形もない状態・・・。

    広場の入口にあるクリシュナ寺院(上の写真左)の先にある、ハリ・シャンカール寺院は台座だけ残して跡形もない状態・・・。

    ハリ シャンカール寺院 寺院・教会

  • その先のヴィシュワナート寺院は、倒壊させないための工夫なのか、こんなふうに突っ支い棒がいくつも突き刺さっている状態で痛々しい限り・・・。<br /><br />ネパール全土に多くの人的、物的被害をもたらしたあの大地震から1年経過後の世界遺産の復旧・保護状態はこんなもの。<br /><br />アジアの最貧国で、エネルギー不足から日中のほとんどが停電状態となっているネパールには、世界遺産を直す力はないのか・・・。

    その先のヴィシュワナート寺院は、倒壊させないための工夫なのか、こんなふうに突っ支い棒がいくつも突き刺さっている状態で痛々しい限り・・・。

    ネパール全土に多くの人的、物的被害をもたらしたあの大地震から1年経過後の世界遺産の復旧・保護状態はこんなもの。

    アジアの最貧国で、エネルギー不足から日中のほとんどが停電状態となっているネパールには、世界遺産を直す力はないのか・・・。

    ヴィシュワナート寺院 寺院・教会

  • 12時30分、ダルバール広場やゴールデン・テンプルなど、パタンの主要な見どころの見学を終え、次はカトマンドゥ北東にあるチベット仏教の聖地ボウダナートへ向かうため、バスでいったんカトマンドゥに戻ります。<br /><br />パタンの北の玄関口、“パタン・ドカ”(パタン・ゲート)を出て少し歩いたところにあるバス停にちょうどミニバスが待機していたので、運転手にカトマンドゥ行きであることを確認した後、急いで乗り込みます。<br /><br />*パタン−カトマンドゥ間のミニバスの運賃は15ルピー=約15円。降車時に車掌に支払い。車掌によるかもしれませんが、外国人でもきちんとおつりは返してくれます。

    12時30分、ダルバール広場やゴールデン・テンプルなど、パタンの主要な見どころの見学を終え、次はカトマンドゥ北東にあるチベット仏教の聖地ボウダナートへ向かうため、バスでいったんカトマンドゥに戻ります。

    パタンの北の玄関口、“パタン・ドカ”(パタン・ゲート)を出て少し歩いたところにあるバス停にちょうどミニバスが待機していたので、運転手にカトマンドゥ行きであることを確認した後、急いで乗り込みます。

    *パタン−カトマンドゥ間のミニバスの運賃は15ルピー=約15円。降車時に車掌に支払い。車掌によるかもしれませんが、外国人でもきちんとおつりは返してくれます。

    パタンドカ バス停 バス系

  • バスの中はこんな感じ。<br /><br />ネパールの方々は皆親切で、客がたくさん乗ってくると、自主的に自分のスペースを詰めて、客ができるだけ座れるようにしてくれます。<br /><br />時にぎゅうぎゅう詰めになってバスがあふれんばかりになってしまうので、必然的にそういうルールにしないといけないという事情はありますが。

    バスの中はこんな感じ。

    ネパールの方々は皆親切で、客がたくさん乗ってくると、自主的に自分のスペースを詰めて、客ができるだけ座れるようにしてくれます。

    時にぎゅうぎゅう詰めになってバスがあふれんばかりになってしまうので、必然的にそういうルールにしないといけないという事情はありますが。

  • 車窓から見える街の風景は、車からの排気ガスがひどく、時折土ぼこりも舞って、マスクを付けていなければ健康被害に遭ってしまいそうな開発途上国特有の劣悪な環境。<br /><br />あわせてこの国の場合、エネルギー不足で日中のほとんどが停電しているという有様なのですが、そんな状況下でどんな活動ができるのか不思議なほど、通りには車も人もあふれんばかりの状態。<br /><br />・・・まあ、電気がなかった江戸時代の江戸の街の賑わいを思い浮かべれば、あながち想像できないことでもないかな。<br /><br />リアルなカトマンドゥの街と時代劇の街を比べてしまうような、何とも不思議な感覚(笑)。

    車窓から見える街の風景は、車からの排気ガスがひどく、時折土ぼこりも舞って、マスクを付けていなければ健康被害に遭ってしまいそうな開発途上国特有の劣悪な環境。

    あわせてこの国の場合、エネルギー不足で日中のほとんどが停電しているという有様なのですが、そんな状況下でどんな活動ができるのか不思議なほど、通りには車も人もあふれんばかりの状態。

    ・・・まあ、電気がなかった江戸時代の江戸の街の賑わいを思い浮かべれば、あながち想像できないことでもないかな。

    リアルなカトマンドゥの街と時代劇の街を比べてしまうような、何とも不思議な感覚(笑)。

  • 15分ほどでパタンからのミニバスはカトマンドゥ中心部の大通り、“カンティ・パト”(Kanti Path)沿いのバスパークに到着。<br /><br />ここでボウダナート行きのバスを探し、12時50分、すでに客がたくさん乗っていましたが、若い車掌がかまわず乗れというので、乗客のみなさんに詰めていただいてなんとかボウダナート行きのマイクロバスに乗車。<br /><br />こんなぎゅうぎゅう詰めの中を、30分以上揺られていきます。<br /><br />*カトマンドゥ−ボウダナート間のマイクロバスの運賃は25ルピー=約25円。

    15分ほどでパタンからのミニバスはカトマンドゥ中心部の大通り、“カンティ・パト”(Kanti Path)沿いのバスパークに到着。

    ここでボウダナート行きのバスを探し、12時50分、すでに客がたくさん乗っていましたが、若い車掌がかまわず乗れというので、乗客のみなさんに詰めていただいてなんとかボウダナート行きのマイクロバスに乗車。

    こんなぎゅうぎゅう詰めの中を、30分以上揺られていきます。

    *カトマンドゥ−ボウダナート間のマイクロバスの運賃は25ルピー=約25円。

  • 途中、何度も人を乗せたり降ろしたりしながら、40分後の13時30分、バスは無事、カトマンドゥの中心部から北東へ約6kmの位置にあるボウダナートに到着。<br /><br />ここもカトマンドゥと同じく停電中ですが、通りは車や人でいっぱい。

    途中、何度も人を乗せたり降ろしたりしながら、40分後の13時30分、バスは無事、カトマンドゥの中心部から北東へ約6kmの位置にあるボウダナートに到着。

    ここもカトマンドゥと同じく停電中ですが、通りは車や人でいっぱい。

  • バス停からほど近いところに、バビロンのイシュタール門のようでもあり、屋根に龍が付いていることから中華風のようにも見える系統不明の門を発見。<br /><br />ここがチベット仏教の聖地で世界遺産でもある、ボウダナートのストゥーパへの入口。<br /><br />門の形状が様々な文化の様式が入り混じっているように見えるのは、チベット仏教が“汎世界的”ということを表しているのか??<br /><br />そんなふとした疑問を抱えながらこの門をくぐると・・・。

    バス停からほど近いところに、バビロンのイシュタール門のようでもあり、屋根に龍が付いていることから中華風のようにも見える系統不明の門を発見。

    ここがチベット仏教の聖地で世界遺産でもある、ボウダナートのストゥーパへの入口。

    門の形状が様々な文化の様式が入り混じっているように見えるのは、チベット仏教が“汎世界的”ということを表しているのか??

    そんなふとした疑問を抱えながらこの門をくぐると・・・。

    ボーダナート 寺院・教会

  • いきなりあの有名な大ストゥーパが。<br /><br />しかし、頂上部分にあるはずの“仏陀の知恵の目”はなく、足場が組まれて工事中の状態・・・。<br /><br />そう、2015年4月25日の大地震により、ここボウダナートのストゥーパも、倒壊はしませんでしたが被害を受け、現在、復旧のための工事が行われているところなのです。<br /><br />それでも、こんな状態ではあってもさすがチベット仏教の聖地。<br /><br />ストゥーパの周りは、これまで見たネパールのどんなところよりも観光客あるいは巡礼者でいっぱいです。

    いきなりあの有名な大ストゥーパが。

    しかし、頂上部分にあるはずの“仏陀の知恵の目”はなく、足場が組まれて工事中の状態・・・。

    そう、2015年4月25日の大地震により、ここボウダナートのストゥーパも、倒壊はしませんでしたが被害を受け、現在、復旧のための工事が行われているところなのです。

    それでも、こんな状態ではあってもさすがチベット仏教の聖地。

    ストゥーパの周りは、これまで見たネパールのどんなところよりも観光客あるいは巡礼者でいっぱいです。

  • こちらは入口にあるボウダナートの地図。<br /><br />大ストゥーパの周辺にはチベット仏教の僧院(Monastery)である“ゴンパ”(Gompas)がいっぱい。<br /><br />・・・ここボウダナートは古くからのチベット仏教の主要な巡礼地で、1948年から1951年にかけてなされた中国共産党のチベット侵攻後は、中国共産党の迫害を逃れて亡命してきたチベット人が数多く住みついている場所としても知られています。<br /><br />そんなネパールにありながらまだ見ぬ地チベットを感じさせる土地柄に、こちらの緊張感も高まってきます。

    こちらは入口にあるボウダナートの地図。

    大ストゥーパの周辺にはチベット仏教の僧院(Monastery)である“ゴンパ”(Gompas)がいっぱい。

    ・・・ここボウダナートは古くからのチベット仏教の主要な巡礼地で、1948年から1951年にかけてなされた中国共産党のチベット侵攻後は、中国共産党の迫害を逃れて亡命してきたチベット人が数多く住みついている場所としても知られています。

    そんなネパールにありながらまだ見ぬ地チベットを感じさせる土地柄に、こちらの緊張感も高まってきます。

  • 早速わたしも他の巡礼者たちと同様、ストゥーパの周りを時計周りに回っていきます。<br /><br />ストゥーパを囲んでいる白い壁には、回せばお経を唱えたのと同じ効果があるというマニ車がたくさんとりつけられています。<br /><br />巡礼者のみなさんはマニ車を回しながらゆっくりとストゥーパの周りを進んで行きます。<br /><br />ストゥーパが不完全な状態ではやる気がおきないのか、さすがに五体投地(体を地面に投げ出して這いつくばりながら対象への絶対的な帰依を示すこと)をしている人はいなかったですね。

    早速わたしも他の巡礼者たちと同様、ストゥーパの周りを時計周りに回っていきます。

    ストゥーパを囲んでいる白い壁には、回せばお経を唱えたのと同じ効果があるというマニ車がたくさんとりつけられています。

    巡礼者のみなさんはマニ車を回しながらゆっくりとストゥーパの周りを進んで行きます。

    ストゥーパが不完全な状態ではやる気がおきないのか、さすがに五体投地(体を地面に投げ出して這いつくばりながら対象への絶対的な帰依を示すこと)をしている人はいなかったですね。

  • ストゥーパの東側までやってきました。<br /><br />こちらは足場がびっしりでまさに工事中という感じ。<br /><br />ただ、この時間はお昼休みなのか、作業している人は見えません・・・。

    ストゥーパの東側までやってきました。

    こちらは足場がびっしりでまさに工事中という感じ。

    ただ、この時間はお昼休みなのか、作業している人は見えません・・・。

  • 参考までに、こちらは前日見た、カトマンドゥ市内のタメル地区南側にある“カテシンブー・ストゥーパ”(Kathesimbu Stupa)。<br /><br />ボウダナートのストゥーパのミニ版といったところで、本来であればここにもこんなりりしい“仏陀の知恵の目”があるはずなのですが・・・。

    参考までに、こちらは前日見た、カトマンドゥ市内のタメル地区南側にある“カテシンブー・ストゥーパ”(Kathesimbu Stupa)。

    ボウダナートのストゥーパのミニ版といったところで、本来であればここにもこんなりりしい“仏陀の知恵の目”があるはずなのですが・・・。

  • うーん、やっぱりこんな状態で残念。<br /><br />しかし、カトマンドゥやパタンの他の世界遺産の建物群が、地震の被害を受けて倒壊しても何の復旧の動きもないのに対して、こちらは着実に復旧に向けて動いている様子。<br /><br />明らかに他とは様相が違います。

    うーん、やっぱりこんな状態で残念。

    しかし、カトマンドゥやパタンの他の世界遺産の建物群が、地震の被害を受けて倒壊しても何の復旧の動きもないのに対して、こちらは着実に復旧に向けて動いている様子。

    明らかに他とは様相が違います。

  • ちなみにストゥーパの周りは、取り囲んでいるお土産屋などの建物も、円を描くように緩やかにカーブしています。<br /><br />建物の明るい色遣いも含め、何だかチェスキークルムロフなどのヨーロッパの街並みを思い起こさせます。<br /><br />【ベルリン〜ドレスデン〜プラハ紀行(4) ヴルタヴァ川に囲まれたチェスキークルムロフの街並み】<br />http://4travel.jp/travelogue/10433975#photo_link_18432025

    ちなみにストゥーパの周りは、取り囲んでいるお土産屋などの建物も、円を描くように緩やかにカーブしています。

    建物の明るい色遣いも含め、何だかチェスキークルムロフなどのヨーロッパの街並みを思い起こさせます。

    【ベルリン〜ドレスデン〜プラハ紀行(4) ヴルタヴァ川に囲まれたチェスキークルムロフの街並み】
    http://4travel.jp/travelogue/10433975#photo_link_18432025

  • こちらの土産物屋には、宇宙の真理を表しているのか、こんな引き込まれるような円形のイラストが。<br /><br />観光客たちは皆、注意を引かれたようで、多くの人が記念撮影をするなどしていました。

    こちらの土産物屋には、宇宙の真理を表しているのか、こんな引き込まれるような円形のイラストが。

    観光客たちは皆、注意を引かれたようで、多くの人が記念撮影をするなどしていました。

  • こちらの黄色い建物はチベット仏教のゴンパでしょうか。<br /><br />色遣いや屋根飾りがモンゴルのウランバートルで見たチベット仏教寺院のガンダン寺と非常によく似ています。<br /><br />【モンゴルの風(5) ウランバートルのガンダン寺の屋根飾り】<br />http://4travel.jp/travelogue/10818967#photo_link_30939857

    こちらの黄色い建物はチベット仏教のゴンパでしょうか。

    色遣いや屋根飾りがモンゴルのウランバートルで見たチベット仏教寺院のガンダン寺と非常によく似ています。

    【モンゴルの風(5) ウランバートルのガンダン寺の屋根飾り】
    http://4travel.jp/travelogue/10818967#photo_link_30939857

  • ゴンパ(?)らしき建物には入場して2階のテラスからストゥーパを眺められるようなのですが、一般観光客の受付は行っていないらしく、信者限定の様子・・・。

    ゴンパ(?)らしき建物には入場して2階のテラスからストゥーパを眺められるようなのですが、一般観光客の受付は行っていないらしく、信者限定の様子・・・。

  • それでも、ストゥーパを取り囲んでいる建物の中にはレストランやカフェもあるため(聖俗入り混じっていて何だか奇妙な感じですが)、一般観光客はそれらに入ってストゥーパを眺めるという手が残されています。<br /><br />13時50分、ちょうどお腹も空いてきたので、“地球の歩き方”にも載っている展望レストラン、“ビュー・ヒマラヤン”(View Himarayan)へ。<br /><br />震災後、外国人観光客が激減してたいへんだという若い主人に案内されてテラス席に出てみると、工事中の大ストゥーパが真正面に。<br /><br />テラスにはわたし一人しかおらず、工事の現場監督のような微妙な雰囲気でしたが、それでも早速エヴェレストビールを注文し(425ルピー=約425円、サービス料10%別)、席に座って歩きっぱなしの足を休ませます。

    それでも、ストゥーパを取り囲んでいる建物の中にはレストランやカフェもあるため(聖俗入り混じっていて何だか奇妙な感じですが)、一般観光客はそれらに入ってストゥーパを眺めるという手が残されています。

    13時50分、ちょうどお腹も空いてきたので、“地球の歩き方”にも載っている展望レストラン、“ビュー・ヒマラヤン”(View Himarayan)へ。

    震災後、外国人観光客が激減してたいへんだという若い主人に案内されてテラス席に出てみると、工事中の大ストゥーパが真正面に。

    テラスにはわたし一人しかおらず、工事の現場監督のような微妙な雰囲気でしたが、それでも早速エヴェレストビールを注文し(425ルピー=約425円、サービス料10%別)、席に座って歩きっぱなしの足を休ませます。

  • ビールに続いて頼んだのはベジタブルカレー(495ルピー=約495円、サービス料10%別)。<br /><br />具はさすがに美味しかったですが、ごはんはパサパサで乾いていて、日本のお米の方が100倍美味しい感じ。<br /><br />ネパールで食べるカレーはどこもそんな印象でしたね。<br /><br />ちなみにお代の495ルピーというのはかなりの外国人価格。<br /><br />地元のお店で食べれば100ルピー(約100円)くらいなのではないかと思います。<br /><br />ネパールの観光地のレストランは露骨な外国人価格が多く、そういう店ばかり選んでいると、ネパールよりずっと物価が高いベトナムやタイなどよりもコストが高くつくかも。

    ビールに続いて頼んだのはベジタブルカレー(495ルピー=約495円、サービス料10%別)。

    具はさすがに美味しかったですが、ごはんはパサパサで乾いていて、日本のお米の方が100倍美味しい感じ。

    ネパールで食べるカレーはどこもそんな印象でしたね。

    ちなみにお代の495ルピーというのはかなりの外国人価格。

    地元のお店で食べれば100ルピー(約100円)くらいなのではないかと思います。

    ネパールの観光地のレストランは露骨な外国人価格が多く、そういう店ばかり選んでいると、ネパールよりずっと物価が高いベトナムやタイなどよりもコストが高くつくかも。

  • テラス席から再び外を眺めます。<br /><br />やはりストゥーパの周りの建物群はヨーロッパの街並みを思わせる造り。<br /><br />カトマンドゥや午前中訪れたパタン、そして後日訪れるバクタプルなどでも、他のアジア諸国では見られない、ヨーロッパ風の建物に囲まれた“広場”があり、中世ネパール人はヨーロッパの街づくりの技術を知っていたと唱える人もいるほど。<br /><br />ちゃんとした研究書があれば是非読んでみたいところですね。

    テラス席から再び外を眺めます。

    やはりストゥーパの周りの建物群はヨーロッパの街並みを思わせる造り。

    カトマンドゥや午前中訪れたパタン、そして後日訪れるバクタプルなどでも、他のアジア諸国では見られない、ヨーロッパ風の建物に囲まれた“広場”があり、中世ネパール人はヨーロッパの街づくりの技術を知っていたと唱える人もいるほど。

    ちゃんとした研究書があれば是非読んでみたいところですね。

  • 最後にもう一度ストゥーパに目を向けると、昼休みが終わったのか、いつの間にかたくさんの職人が頂上付近の足場に登ってきていて、電気のない中、トントンカンカンと昔ながらの工具で復旧工事が進められているようでした。<br /><br />何もかも電気により便利になってしまった現代において、昔ながらの人力のみの作業でこんな巨大な建物の工事を進めると言うのは、本当に大変なことなのだなと思います。<br /><br />それにはやはり、強い信仰心とか、そんな特別な意思が必要なわけで・・・と考えると、ネパールの他の場所の世界遺産の復旧が進んでいなくてボウダナートのストゥーパのみが進んでいるというのは、チベット仏教の存在が大きいのかなと。<br /><br />調べてみると、このボウダナートのストゥーパの復旧作業にはたくさんの亡命チベット人が携わっているようで、このストゥーパにはチベットの人々の中国への抵抗心や独立への思いが込められているような、そんなシンボリックなものを感じました。<br /><br />・・・そんなこんなで、こんな工事中の状態にもかかわらず、このボウダナートが今回のネパール旅行の中で、いちばん心に残った場所となりました。<br /><br />さて、ここでそんな思いにふけっていたら、いつの間にか14時50分と1時間が経過。<br /><br />この後はガラリと宗教が変わって、ヒンドゥー教の聖地、パシュパティナート訪問へと続くのですが、それはまた、いつかの機会に。<br /><br /><br />ともかく、世界遺産の復旧を待ってネパールを訪問しようと考えている方、現在のネパールの経済事情では、ボウダナートのストゥーパ以外はいつになるのか、そもそも復旧自体できるのか、非常に難しいことだと思います。<br /><br />それよりも、震災後にネパールを訪れた多くの人が言っているように、今、ネパールを訪れて、ネパールの復興に一役買うことがいちばんいいことなのかなと思います。<br /><br />ネパールを訪れようか迷われている方、少なくとも現地の人々は前向きに今を生きていますので、そんなネパールを感じに、是非、ためらわずに行ってみてきてください!<br /><br />(震災1年後のネパール3日目終盤〜パシュパティナート観光に続く。)

    最後にもう一度ストゥーパに目を向けると、昼休みが終わったのか、いつの間にかたくさんの職人が頂上付近の足場に登ってきていて、電気のない中、トントンカンカンと昔ながらの工具で復旧工事が進められているようでした。

    何もかも電気により便利になってしまった現代において、昔ながらの人力のみの作業でこんな巨大な建物の工事を進めると言うのは、本当に大変なことなのだなと思います。

    それにはやはり、強い信仰心とか、そんな特別な意思が必要なわけで・・・と考えると、ネパールの他の場所の世界遺産の復旧が進んでいなくてボウダナートのストゥーパのみが進んでいるというのは、チベット仏教の存在が大きいのかなと。

    調べてみると、このボウダナートのストゥーパの復旧作業にはたくさんの亡命チベット人が携わっているようで、このストゥーパにはチベットの人々の中国への抵抗心や独立への思いが込められているような、そんなシンボリックなものを感じました。

    ・・・そんなこんなで、こんな工事中の状態にもかかわらず、このボウダナートが今回のネパール旅行の中で、いちばん心に残った場所となりました。

    さて、ここでそんな思いにふけっていたら、いつの間にか14時50分と1時間が経過。

    この後はガラリと宗教が変わって、ヒンドゥー教の聖地、パシュパティナート訪問へと続くのですが、それはまた、いつかの機会に。


    ともかく、世界遺産の復旧を待ってネパールを訪問しようと考えている方、現在のネパールの経済事情では、ボウダナートのストゥーパ以外はいつになるのか、そもそも復旧自体できるのか、非常に難しいことだと思います。

    それよりも、震災後にネパールを訪れた多くの人が言っているように、今、ネパールを訪れて、ネパールの復興に一役買うことがいちばんいいことなのかなと思います。

    ネパールを訪れようか迷われている方、少なくとも現地の人々は前向きに今を生きていますので、そんなネパールを感じに、是非、ためらわずに行ってみてきてください!

    (震災1年後のネパール3日目終盤〜パシュパティナート観光に続く。)

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この旅行記へのコメント (6)

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  • 川岸 町子さん 2016/06/13 21:16:50
    ネパールから、おかえりなさい
    エンリケさん、おばんでした☆

     待っていました!と思ったら、スリランカでなくてネパールでしたね(*^▽^*)
     ネパール、いいですよね〜。
     また行きたいほどです。
     私がちょうど20年前に訪れた所は、エンリケさんと全く同じです。
     私もボダナートを見てから、パシュパティナート、スワヤンブナートを訪れ、順番も同じかな?
     20年前を比較しながら拝見したいです。

     春に東京で知り合った方が、ネパールでボランティア活動をなさっておられ、資金稼ぎに日本へ戻られ、働いて、またネパールへ戻る、という生活をなさっておられるそうです。

     私が行った時は、空港から街への道がまだ舗装されていなかったです。
     空港のX線の機械もなく、男女別のカーテンの個室に入って検査されました。

     ネパールの旅、楽しみにしています(^^♪

                           町子

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2016/06/14 01:35:44
    ネパールもまた、味のある国でした。
    川岸 町子さん

    こんばんは。
    最近、仕事やら忙しく、ご無沙汰していたにもかかわらず、早速最新のネパール旅行記にご訪問いただき、ありがとうございます!

    ネパールは同じ南アジアのスリランカに比べて人々は妙にシャイで、自分から旅行者に接触を求めてくるようなことはほとんどありませんでしたね。

    だから人物写真もスリランカと違ってほとんど撮れませんでした。

    それでも、人々は穏やかな方が多く、危険な目に遭うようなこともなくて、安心して旅を続けることができました。

    このゆるりとした平和さがアジアの旅の魅力なのかな〜と今更ながら気付いてきましたね。

    > 春に東京で知り合った方が、ネパールでボランティア活動をなさっておられ、資金稼ぎに日本へ戻られ、働いて、またネパールへ戻る、という生活をなさっておられるそうです。

    ネパールは“アジアの最貧国”と呼ばれるだけあって、驚くほど物価が低いから、そんな生活が成り立つのでしょうね。

    > 私が行った時は、空港から街への道がまだ舗装されていなかったです。
    > 空港のX線の機械もなく、男女別のカーテンの個室に入って検査されました。

    昔はそうだったのですね。
    さすがに今はそんなことはないですが、ただ、今でも空港は市内と同様に計画停電の対象となっていて、時間が来ると一斉に電源が落ちて暗くなるのには驚きました。

    空港なのに大丈夫か??って(笑)。←いや、笑い事じゃないです。

    > ネパールの旅、楽しみにしています(^^♪

    ネパール旅行記第一弾、意外に好評なので、スリランカの旅行記とどちらを先に進めるべきか迷いますね。

    さて、どうしたものか・・・。
  • メビウスさん 2016/06/13 10:19:15
    ネパールとは!なんと奇遇な事で!
    エンリケさん、おはようございます。

    実は私も今月末から行くんですよ、ネパールに!
    なんという絶妙のタイミング!
    旅行記拝見し、朝からテンションあがってしまいましたよ笑

    もう20年ほど前にみた映画「リトルブッダ」の影響で、ロケ地にもなったネパールはずっと憧れの地でした。
    が、昨年の大地震。あの街並みが壊れてしまったのかと相当ショックでした。

    今回渡航までに至っては、皆さん同様かと思いますが、なんとなく不謹慎なんじゃないか?とか、現実問題として復興状況、衛生治安の事も気になりました。
    でも、以降渡航された方々の旅行記から大丈夫そうなのが分かった事と、実際行って微量ながらも現地にお金を落とすのもひとつの支援のあり方だよなぁと。

    それよりなにより安いパックツアー見つけちゃいまして、母を連れ立った小心者の私でも、現地ガイド付なら安心です笑
    ちゃんと自分の目で見て、ネパールの今を体感して来ようと思います。

    エンリケさんの続く旅行記も楽しみにしてます!

    メビウス

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2016/06/13 23:08:56
    こんな時期のネパールを訪れるのも思い出になります。
    メビウスさん

    こんばんは。もうすぐネパールを訪問されるんですね!

    やはりみなさん、1年前の地震のことを気にされますが、カトマンドゥもパタンもバクタプルも、世界遺産のダルバール広場は一部が倒壊しているくらいで全体的には魅力ある古い街並みが残っているし、何より人々は活気に満ちていて元気だしで、十分観光を楽しめるのではないかと思います。

    およそ8,500人が犠牲になったネパール大地震ですが、わたしが出会ったネパールの方々は皆、それぞれの生活を前向きにがんばっていましたよ。

    そんな頑張っている方々を見ると、逆に自分の方こそ励まされているような気分になってくるものです。

    こんな時期のネパールに行くのが不謹慎だなんて、全くわたしの頭には思い及ばなかったですね。

    > 現実問題として復興状況、衛生治安の事も気になりました。

    治安は日本ほどではないかもしれませんが、スリや強盗など特に危険を感じるようなことはありませんでしたよ。

    現地人よりもむしろ酔っぱらってキレている欧米人の方が怖かったくらいです。

    衛生面については、とにかくカトマンドゥの街は、自動車の排気ガスとか土ぼこりとか大気汚染がひどいので、マスクを持っていくのがいいと思います。

    白いマスクだと外国人だとわかってしまうので、できれば現地人のような黒いマスクがいいと思います。
    日本でそんなマスクを売っているかどうかは分かりませんが・・・。

    メビウスさんのネパール訪問、楽しみですね。

    帰ってきたら旅行記の方も期待してます!

    メビウス

    メビウスさん からの返信 2016/06/14 00:16:10
    今でしか体感出来ないものもありますよね!
    エンリケさん、こんばんは。
    お返事ありがとうございます。

    こんな時期のネパール、ホント仰る通りですね!
    聖地に対する憧れが強すぎて、私自身ちょっと考え過ぎてしまっていたかもしれません。
    もう少し気楽に捉えて、純粋に異文化を楽しんで来ようと思います!

    > 衛生面については、とにかくカトマンドゥの街は、自動車の排気ガスとか土ぼこりとか大気汚染がひどいので、マスクを持っていくのがいいと思います。
    > 白いマスクだと外国人だとわかってしまうので、できれば現地人のような黒いマスクがいいと思います。

    マスクは持参しようと思ってましたが…
    黒ですか!これは盲点でした。ありがとうございます。
    早速ドラッグストアで探してみますね!

    因みに今週、ビザ取得のためにネパール大使館に出向く予定。
    「大使館」に訪問するのが初めてなので、ちょっとワクワクしてます!

    メビウス

    エンリケ

    エンリケさん からの返信 2016/06/15 00:11:46
    ネパールのビザ
    メビウスさん

    こんばんは。

    ネパール旅行、かなり楽しみにしてらっしゃるようですね。

    > 因みに今週、ビザ取得のためにネパール大使館に出向く予定。
    > 「大使館」に訪問するのが初めてなので、ちょっとワクワクしてます!

    ネパールのビザですが、事前に写真さえ用意しておけば、カトマンドゥの空港でも問題なく取得できますよ。

    15日間有効のもので、USDなら25ドル、日本円なら3,000円です。

    大使館で取る場合は確か少し高くなると思います。

    飛行機を降りて、余計な写真を撮ったりせず、すぐにビザカウンターに向かえば、10分かそこらでビザ取得の手続きが完了するはずです。

    まあ、現地だと何が起こるか分からないので、事前に取得して安心しておこうという考え方もあると思いますから、最後はメビウスさんのお気持ち次第だと思います。

    それほどまでに楽しみにしてらっしゃるネパール、いい思い出が作れればいいですね。

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