歴史と民族を学ぶ充実の旅イスラエル7日間（ティベリア観光その1）

2016/05/18 - 2016/05/24

いよいよイエスの足跡を辿る観光のスタートです。
ガリラア湖周辺は、イエスがキリスト教の布教活動をおこなった中心として知られています。
「山上の垂訓教会」「パンと魚の奇跡の教会」「ペテロ首位権の教会」など観光しました。

その後ガリラヤに戻ったイエスが宣教の地として選んだカペナウム。
今は4世紀頃のシナゴークを見学しました。

30分ほどのガリラヤ湖のボートクルーズした後に昼食、ガリラヤ湖に生息する聖書にも出てくるセントピーターズフィッシュ（ペテロの魚）のから揚げをいただきました。

エリア ナザレ(イスラエル)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

「山上の垂訓の教会」は朝一の観光です。
丘の上からのガリラヤ湖がきれいに見渡せます。

2000年前ここでイエスは民衆の前で８つの教えを説きます。

山上の垂訓とは、新約聖書内マタイによる福音書第五章から七章にある、イエス・キリストが山上で弟子たちと群集に語った教えのこと。

どこにでも咲いていたブーゲンビリア。

皆さん熱心に現地ガイド、信夫さんの説明を聞いています。
今回のツアー参加者は３２名と意外と多いです。

ミモザも一人参加ですが、一人参加は１０名もいました。

寒からず暑からずの観光には丁度いい気候です。

床のタイル画がきれいです。

祝福の山と呼ばれる丘に立つ８角形の美しい教会。

山上の垂訓の8つの句はイエスの思想、教義の最も重要な部分がまとめられ教会内にラテン語で記されています。

信者の祈りが絶えません。

当時の様子を描いた絵画。

庭園から教会を見る。

庭園もきれい、空も青い。

庭にはガリラヤ湖から取れる魚をモチーフにした小石のモザイクがありました。

デュランタ・タカラヅカという名前の花。

日本の団体にはほとんど会いませんでしたが、外国からの観光客は結構いました。

次にイエスが奇跡を起こした「パンと魚の奇跡の教会」にやってきました。

ここから教会の内部に入ります。

回廊の天井は木造です。

イエスは５つのパンと２匹の魚で５０００人を満腹にしたという奇跡の話が聖書に書かれています。

イスラエル在住３５年のベテランガイド信夫さんが聖書を読んで説明します。
ツアー参加者で数人の方はクリスチャン、聖書を見ながら説明を熱心に聞いています。

内部はシンプルな教会です。

こんもり盛り上がった石の前の床には魚とパンのモザイク画が描かれていますが、ロープが張られているので、写真ではうまく写りません。

床には動物などのモザイク画が一面に。

寄贈された手形の布が飾られていました。

重厚な扉。

外に出ると陽射しが強くなってます。朝は涼しいですが。

お土産に売られていたモザイク画の方が良く分かりますね。

ガリラヤ湖に注ぐ泉。

バスで５分ほどで「ペテロ首位権の教会」に着きます。

ガリラヤ湖畔の岩盤の上に立つ地味な教会。フランチェスコ修道会が管理しています。

イエス様が漁師をしていたペテロとアンデレに
「わたしについてきなさい。あなた方を人間をとる漁師にしてあげよう。」
といって、弟子にしたことは有名な話です。

向こうに見えるのはゴラン高原。

かってイエス様が歩いたところをミモザも歩きます。

みなさん湖の水を触っていました。

「メンザ・クリスティ」＝「キリストの食卓」と呼ばれる岩があります。復活後のイエスが弟子たちと食事を共にしたところです。

きれいなステンドグラス。

ヤシのステンドグラスは珍しい。

教会前庭にはイエスのペテロ召命の像がありました。

説教をしているのでしょうか？

ローマ教皇が訪れたときの写真が飾られていました。

イエス･キリストのガリラヤ伝道の根拠地カペナウムに入ります。

カペナウムは、紀元前2世紀頃のハスモン朝時代にできたガリラヤ湖畔の小さな町で、紀元一世紀頃の人口は約1500人、漁業に加えて、オリーブや果物、穀物が豊富な豊かなところでした。イエス・キリストは、故郷のナザレで迫害に合った後、カペナウムへ移り、ペテロの実家に寝泊りし、ガリラヤ各地で伝道しました。それで、別名｢The Town of Jesus（イエスの町）｣と呼ばれています。

木陰の下で、信夫さんが詳しく説明してくれます。
でもミモザのいい頭ではほとんど忘れてしまいます。

シナゴークの遺跡の壁飾りの石が道端に展示されています。

六角形のダビデの星の彫刻もあります。

神から授かった十戒の石版2枚を入れていた契約の箱とか。

４世紀ごろのユダヤ教会堂（シナゴーク）の跡。

立派な列柱が残されています。白い玄武岩で出来ています。

ローマ時代の遺跡の向こうに"聖ペトロの家教会"が建っています。

白いシナゴークとその下の黒い玄武岩は、イエスの時代のシナゴーク。

ピンクの屋根の教会はギリシャ正教会。

聖ペトロの家教会に入ります。

モダンな教会ですね。

この教会の下のペテロの家と古い教会があった遺跡が床のガラス越しに見えます。

ペテロの姑の家の土台石。イエスがここに居候していたとか。

ガリラヤ湖が見渡せます。
この後ガリラヤ湖のボートクルーズです。

誰かが寄贈したペテロの像です。足元に魚、右手に天国の鍵、左手に羊飼いの杖を持っています。召命されたペテロを表わしています。

30分ほどのガリラヤ湖のボートクルーズです。

2千年前にイエスと弟子たちも乗ったとされる木の船を模した遊覧船。

風があり気持ちのいい遊覧でした。

長閑な風景ですね。

湖が見えるレストランで昼食です。

ちょっぴりピリ辛な野菜のスープ。

チャーハンのようなご飯。

ガリラヤ湖に生息する聖書にも出てくるセントピーターズフィッシュ（ペテロの魚）。湖畔のレストランでは、この魚のから揚げを食べさせてくれる。あっさりした白身魚で、しょうゆをかけると美味しかった。

肉団子とフムス。

デザートはナツメヤシ、生なので美味しい！
ドライは何度も食べましたが、生は初めてかな。

お腹も満たされ、午後の観光に続きます。