ウズベキスタンに行って来た(2)　灼熱のヒヴァ(2016年5月)

2016/05/15 - 2016/05/17

　5/15、タシケントから国内線で城壁で囲まれた町、ヒヴァへ。想像以上に暑かった。

＜旅程＞
　5/13：成田-(飛行機)→タシケント(2泊)
★5/15：タシケント-(飛行機)→ヒヴァ(2泊)
　5/17：ヒヴァ-(飛行機)→ブハラ(3泊)
　5/20：ブハラ-(列車)→サマルカンド(3泊)
　5/23：サマルカンド-(列車)→タシケント-(飛行機)(機内泊)→
　5/24：成田着
　

エリア ヒワ(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

5/15朝、タシケント市内より77番バスでタシケント空港第3ターミナル(国内線ターミナル)に到着。

ウズベキスタン航空国内便で一路ウルゲンチへ。軽食が付いて来ました。
ウズベキスタン航空は国際便往復を予約すると国内便1便が付いて来る(国内便を追加で予約しても値段が変らない)ので、この便の運賃はタダ。
機内は欧米の団体客で満員だった。

定刻の10:20頃、ウルゲンチ空港着。ヒヴァへはここから40km程の道のりがある。

ウルゲンチ空港 (UGC) 空港

ここから市内迄の公共バスについて空港の案内所で聞く。英語は通じなかった。
ロシア語で言うには「空港前のロータリーの左側の道から3番バスが出てます」との事らしい。(写真はその時描いてもらったバス停留所の地図)
するとそばに居たモップを持った掃除のおばちゃんがそこまで案内してくれた。しかし待ってても本数が少ないのかなかなか来ない。
意を決して町方面へ歩き出すも、余りの暑さに10分も歩かないうちに又空港に戻らざるを得なかった。そこでタクシーの客引きの網に捕まり、朦朧とした頭で高いと解っていたが5ドルでウルゲンチのバザール迄乗った。

到着したウルゲンチのバザール。香辛料売り場。

写真を撮っていると、乗りのいい綺麗なお姉さんがポーズをとってくれた。

その後、ヒヴァ迄行くトロリーバス目っけ。

車内はこの混み様だった。(1,000スム)

小1時間でヒヴァ着。ここまで来るのに結構ヘトヘトになった。40°を超えているんじゃないだろうか、とにかく暑くて熱中症発症寸前という感じ。

そして老体に鞭打って歩きまわり、お昼過ぎになんとか予約していたホテルにたどり着く事が出来ました。

HOTEL KALA KHIVA ホテル

ホテルの部屋でシャワーを浴びて、暫く休んでいざ再出陣。
まずは西門の外のお店で遅い昼食。つくね状のシャシリク(肉の上にタマネギを添えてお酢をかけて食べるのがウズベキスタン流の様だ)とパンとビールで12,000スム。

そして「歩き方」に載っていた西門のイチャン・カラ(内城)のチケット売り場へ。と言ってもちゃんとしたカウンターがある訳ではなく、屋台みたいな所でおばちゃんが売っているのでした。

買ったチケットと撮影許可証、35,000スム。(2日間使った後のもの) 1ヶ所入場毎にその蘭にサインが入る。
16ヶ所の有料入場がこれ1枚あればフリーパスだが、2日間で全然使い切れなかった。というのも、場所が良く解らないのと、当方も見どころを全部把握しているわけではないので、暑いしもういいかぁーとなる。
結論から言えば、う〜ん買う必要があったかなあ、このチケットを持ってても別料金を取られる所も有ったし、時間帯によってはフリーバスの所も有ったから。その場所毎に入場料を払った方が安上がりではなかったかと思う。まあ記念にはなるかも。
写真許可証は全く提示を求められなかった。

暑いのでソフトクリームをなめなめブラ歩き。

まず訪れたのは西門に近いキョフナ・アルク。

キョフナ アルク 城・宮殿

細かな模様のタイル。
おばちゃん達の服が迷彩色の様になってます。

この階段でアクシェイク・ババの見張り台へ登ります。
ここへ入るには前述のイチャン・カラのチケットだけでは入れません、別途5,000スム取られました。

いい眺めです。

カルタ・ミナル側。

続いてパフラヴァン・マフムド廟に入場。

鮮やかなターコイズブルーのタイルで覆われた霊廟内。

天井、美しいですね。

続いてタシュ・ハウリ宮殿入場。

タシュ ハウリ宮殿 城・宮殿

カラフルな幾何学模様。

翌5/16早朝、朝日のあたるカルタ・ミナル。

カルタ ミナル 建造物

まだ涼しいうちに内壁の外側に沿って一周してみることにした。
出発は東門、時計回りに歩きます。

朝日が当たって赤茶色に染まった荒涼とした壁面。

城壁の南東の角を曲がって南門に到着。
なおも西に歩く。

城壁の南西の角。

西側の城壁を北に向かって歩いて行きます。

北門を通って東們へ。1時間余りで1周出来ました。朝のいい運動になりました。

その後ホテルに戻って朝食。

朝食後、イスラーム・ホジャ・メドレセに入場。

イスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物

そしてミナレット。

この階段を上って行く。真っ暗です。
ここもイチャン・カラの共通チケット対象外で、帰りに5,000スム取られた。

ゼエゼエ言って登った景色はすばらしかった。

次はジュマ・モスク入場。

ジュマ モスクとミナレット 寺院・教会

イスラムの独特な建築様式。

ここのミナレットには登る気力はもはや無く、パス。

その後、バザールへ行ったら、紙幣の入った紙袋を持った人にチェンジマネー？とうるさくつきまとうので、仕方なく1米ドル=5,800スムで、道端で両替え。

100米ドル札1枚がこんなになりました。
しかし御法度なのでお勧め出来ませんね。突然警察が現れて、「あなた法を犯しましたね、ちょっと来い」とも言われかねないので。

その後見所何カ所か入って5/16は終了。還暦なので無理は禁物。
それにしても暑い、フゥー。

翌5/17、早朝に目が覚めて牛乳配達の少年が来た。
日本と時差が4時間あるし、年取ったせいかどうしても早く目が覚めてしまう。

牛乳をこうやって瓶に入れて行きます。

天気が荒れて、雷とともにあられが降ってきました。少年達もしばしホテルで雨宿り。
これからウルゲンチ空港からブハラへ飛びます。空港迄はホテルの送迎車をお願いしました。(10米ドル)

ブハラへ続く。