サンクトペテルブルク＆ヘルシンキ　ひとり旅　Ⅳ　（悲喜こもごものロシア）

2016/05/12 - 2016/05/18

エルミタージュ美術館の見学が終わってから、エカテリーナ宮殿を除く、サンクトペテルブルクでの様子です

いいお天気に恵まれ、少し暑いぐらいの日々でした


しかしサンクトペテルブルクは、ずっと微笑み続けてはくれませんでした

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

エルミタージュ美術館の見学を終えて、地下鉄に乗られるグレープさんとお別れしました

イサーク大聖堂に向かいます

トローリーバスがやって来ました
バスにも、グレープさんと一緒に何度か乗りましたが、いつも結構混んでました
車掌さんがいて、チケットを買うシステムになってます

これがチケット
３０ルーブルです

車掌さんは、同じ服を着ていないし、混んでいるとどこにいるのかわかりません

下調べもしてないし、足が痛くても一人で乗る気にはなりませんでした

このカフェで休憩しました

エルミタージュ美術館の終盤、足が痛くなってきて、靴を履いているのが苦痛になってました
昨年のベルギー旅行と同じ靴で、ベルギーでは歩き回っても何ともなかったのに・・

特徴のある建物が、何かな？

後で聞いたら、旧海軍省だとか

イサーク大聖堂にやって来ました

チケットブース

ミュージアム、バルコニーとあと一つ３種類のチケットがあるようです
多分、ミュージアムだろうと思って２５０ルーブルちょうど出しました

すると売り場のお姉さん「クローズド！」えっ？
グレープさん５時までと言ってたよ
「ミュージアム」ともう一度言うと、「ミュージアム、クローズド！」

何で〜？　時間も書いてあったと思いますが、覚えてません
足が痛くても頑張って来たのに、耳にしたことある東洋人とかには、売らない差別なのか？

確かに行列の出来てる窓口と人のいない窓口があって人のいない窓口にいきました
でも窓口で対応が違うとは考えられないし・・

もう見学する気力もなくなり、再チャレンジすることなくその場を後にしました

ぼちぼち歩いてネフスキー大通りに戻り歩いて行くと、素敵な建物が
気を取り直して、カメラを向けます

この時は、気づきませんでしたが、ストロガノフ宮殿です

ここサンクトペテルブルクの建物の多くが、今まで見てきたヨーロッパの建物と違ってると思ってたんで、エルミタージュ美術館に向かう時、グレープさんに聞いてみました
レンガ造りだそうです
漆喰で仕上げてるのでしょうね

カザン大聖堂

スパース・ナ・クラヴィー大聖堂が見えてきました

ここは、絶対行きたかったところですが、今は足を運ぶ元気がでないです

とりあえず、写真だけは撮っておこうと

ネフスキー大通りから少し北に行くと、芸術広場が見えてきました

プーシキンの銅像の奥手にロシア美術館

この辺りは、ネフスキー大通りに比べて人も少ないです
頑張って、広場に行ってみたらよかったとちょっと後悔してます

来たかったはここ　オネーギン
品質がいいと聞いたお土産さんです

すぐに見つけることは出来ましたが、ドアは閉まっている上に何故か男性３人が立っている
来ようと決めていなければ、入ってみようとは思わないでしょう

でも、立っていた男性、笑顔でドアを開けてくれました

ロシアに来たんだから、マトリョーシカ買いたいと・・

イケメンの店員さんが色々説明してくれました

全部手書きなので、表情がちょっとずつ違いますが、お顔の優しい生成りのマトリョーシカを選びました

ロシアと言えばマトリョーシカですが、子どもたちからは、いらないと拒否されました

グランド・ホテル・ヨーロッパ

多くの著名人が宿泊した最高の格式を誇るホテルだそうです


この後多くの人々が行きかうネフスキー大通りを結構な時間歩いてホテルに戻りました

しばらく休憩してから、晩御飯

行きたいレストランは、グランド・ホテル・ヨーロッパの近くなので、当初イサーク大聖堂やスパース・ナ・クラヴィー大聖堂を見学してから行くつもりでしたが、戻ってきたし、足も痛いのでホテルのレストランでいただくことに

まずは、ビール
３銘柄ありましたが、500mlのビールはどれも５００ルーブル位だったと記憶しています

ビーフストロガノフです

美味しかったです

値段は、はっきりと覚えてないですが、そんなに高くはなかったです

今日は、このビールで（どこの国のビールだろう？何かドイツっぽいよね）

エルミタージュ美術館見学後、「明日のエカテリーナ宮殿のあと、ペテルゴフの観光はいかがですか？」とグレープさんに勧められました。ペテルゴフも行ってみたいんですが、街を歩いてみたいとお断りしました

イサーク大聖堂の一件で、「明日、スパース・ナ・クラヴィー大聖堂などの案内をグレープさんにお願いしよう」と・・
歩きながら考えてました

早くに目が覚めてしまったので、今日も早めの朝食に

受付のお姉さんの了解を得て、写真を撮りました

ホットミールのコーナーです
１つの容器に２種類入っているのもあるので、種類は多いです
ただ私の好きなスクランブル・エッグはありませんでした

目玉焼きもあったし、オムレツもその場で調理してくれるので、まあよしとしましょう

生野菜やサーモンもありました

チーズやハム

シリアル

パンのコーナー

撮ってから気づいたんですが、この端になんとシャンパンが置いてありました

種類豊富で美味しかったです

コーヒーは、ポットでサービスしてくれました


この後、エカテリーナ宮殿へ向かいます

今朝、迎えに来てくださったグレープさんにお願いしたら、快くガイドを引き受けてくれました

エカテリーナ宮殿から、直接イサーク大聖堂まで車できました

チケットブースは、昨日私が利用したのは個人用で別のブースで購入されてました

中にはいると

ドーム状になった天井

イコンが並び荘厳な雰囲気

ちょっとひいてみて

細かな装飾も見事です

大聖堂の外側のレリーフ

次に向かいます
グレープさん「歩いて行きます？バスでいきます？」
「バスで行きたいです」　まだ足が痛いもの

でバスを待ってると、２階建ての観光バスが
時折、色んなところで見ました
日の丸もあるので、日本語のオーディオガイドがあるのでしょうね

どこでチケット買ってどこで乗るのだろう？

カザン大聖堂

ここは入場無料ですが、内部の撮影は禁止

でも、この場所からの撮影はOKとのことで１枚

ロシア正教の大本山で、お祈りをする人が列をなしてました

「世界で一番有名なミシンのメーカーは？」「シンガーですか？」「そうです、そのシンガーの本社があった建物です」

と教えていただいたこの建物
サンクトペテルブルクの名所の一つだそうです

スパース・ナ・クラヴィー大聖堂に近づいてきました
血の上の救世主教会　です

グレープさん「この辺りは、スリが多いので気をつけてください」

こちらが、正面だそうです

もっとよく見えるように道をはさんだ対面の建物は取り壊されるそうです

入り口とチケットブースはこちら側

見れないかもと思っただけに、すごくワクワクしてます

見事なモザイク画

血の上の救世主教会は、外も中もすべてモザイクで出来ています

壁や柱いっぱいに描かれたイコン
圧巻です

ここはソ連時代、じゃがいも倉庫とて使われていたそうです

スターリンは、イワノフ王朝とゆかりの深いこの教会を取り壊したかったそうです

所々に修復されてない傷んだ箇所もありましたが、それがこの教会の歴史を物語っているようで、切ない気持ちになります

荘厳なイコン

聖書の中から悲劇をテーマにつくられたそうです

天井部分

アレクサンドル２世が暗殺された場所

グレープさんから色んな話を聞いて、この血の上の救世主教会を見れて本当に良かったです

ここからの写真は素敵ですよ！で

スパース・ナ・クラヴィー大聖堂と運河

いや本当に素敵！

イサーク大聖堂とスパース・ナ・クラヴィー大聖堂のチケット

同じ写真って・・

この後、ホテルまでグレープさんと戻り、そこでグレープさんとはお別れです
素晴らしいガイドをしてくださってありがとうございます

お部屋の掃除がまだ終わってなかったので、近くのスターバックスへ

寒いと思ってたサンクトペテルブルクですが、昨日今日は暑いぐらいなので、アイスコーヒーがあるのは、嬉しいです

ここで、今日の晩御飯をどこで食べるか調べます
近くに、丸亀製麺があるとのことでしたが、残念ながら撤退してるようです
ロシアでは、モスクワしか店舗がないようです

ここのスターバックスは、入り口も広くガラス張りで店内の様子もよくわかるので
入りやすかったです

しかし、テラス席には灰皿がありません

昨日歩いて帰る時に、レストランやカフェのテラス席を見てきました
どこも多くの人で賑わっていましたが、喫煙している人を見かけなかったし、灰皿も全く見かけませんでした

ネフスキー大通りからそれると、喫煙してる人結構見かけたのに、ネフスキー大通りのテラス席は禁煙なのでしょうか？

ここは、両替した銀行

空港到着時、グレープさんに両替しなくていいですか？と聞かれましたが、当座のルーブルは、用意してきたので両替しませんでした
様子を見て、両替しようと考えてたので

しかしホテル近郊にいわゆるフレンドリー＆怪しい両替屋はなく、昨日の朝ホテルのフロントで両替を頼んだら、「ここでは、出来ないので、向かいのATMで両替してくれ」と　　ATMに行きましたが、私が使えそうなものではありません

で迎えに来てくれたグレープさんに泣きつきました
「昨日、空港で両替おすすめしたじゃあないですか」と言いながらも、両替できるところを探してくれました

中に入ってもどこで両替するのか、私にはさっぱりわかりません
高額紙幣で両替されようとしていたらしく、グレープさんがもっと少額紙幣に変えてと、何度も言ってくれてました

近くのレストランも見たりしましたが、迷ったあげくやっぱり今日もホテルのレストランに

安心で落ち着いて食事できるので・・

今日は、違うビールにしてみました

マッシュルームのスープ

美味しかったです

豚肉大好きなので、porkの文字を見つけて注文

味付けは悪くないのですが、肝心の豚肉が硬くてちょっと残念

でもビールもスモールを追加して満足の夕食でした

部屋に戻る前に

廊下

段差のある所もこのようにスロープがあり、優しいつくりになってます

今日のビール、ぎょ！何とノンアルコールビールじゃあありませんか！

何でこれを最終日に持って来たんだろう、１日目２日目にチョイスしていたら、外出ついでに買えたのに・・

また着替えてビールを買いにいく羽目に
あのスーパーマーケットが２４時間営業でよかった

間違いのないハイネケンを買ってきたのでした

サンクトペテルブルク最終日の朝

朝食を済ませて９時のお迎えしまでの間にホテルの周りを散歩してみます

このネフスキー大通りは
朝の時間帯は比較的人通りが少ないですが、それ以外は夜遅くまで物凄い人通りと車の多さです

エルミタージュ美術館周辺までは、思っていた以上に距離があり、一昨日足の痛みを我慢しながら、多くの人混みの中を歩いて帰ってくるのは、非常に疲れました

お世話になったラディソンロイヤルホテル

あれ？私の部屋は５階だけど、ここから見ると４階建てじゃん！

チェックアウトを済ませて、ドライバーさんを待っている間に

向こうに見えるのが、バーコーナーでその奥がレストランになってます

コンシェルジュのデスクがその手前に

エントランス

ロビーは広くないです
でも、ここのスタッフの対応は、とてもよかったです

９時前に迎えに来てくれて空港へ

グレープさんから、「前は、だめだったけど、今は空港、地下鉄どこも写真大丈夫ですよ」と教えてもらってたので、車を降りてドライバーさんにお礼を言って、別れてからとりあえず撮ってみました

入国時と同じブース状のパスポートコントロールでしたが、知っているとそんなに違和感も感じず、セキュリティーチェックもごく普通

セキュリティーチェックまでは、他の空港に比べたら少ないけど人もそこそこいましたが、セキュリティーチェックを越えると、ほとんど人がいない

余ったルーブルで何かお土産でもと思って、ガラガラのショップを覗いてみたら、何と値段はユーロ表示

ルーブルも使えそうですが、ショッピングはやめてスタバでお茶することに

写真OKでも、こんなに人が少ないと撮りづらいものです

空港に到着した時は、まだカウンターがオープンしていなくて、並んで結構な時間待ちました

そのカウンターを探すのに、フライトインフォメーションボードを見た時、ЛоがNoに見えて一瞬欠航かとびっくりしましたが、いっぱい並んでたので、まさかそんなわけない。まだ開いてないのだなと胸をなでおろしました

けど便数は少ないですよね

早めにゲートへ

上のフライトインフォメーションボードの表示もキリル文字のものですが、ヘルシンキって絶対わからないですよね

でここで、最後の衝撃が！
時間が迫ると職員が来て準備を始めました
最初は、フィンエアーの女性が来てまた一人　次にスーツの男性が来てしばらくすると、大きな制帽をかぶった男性が　まるで時代錯誤の軍人のような感じです
彼は誰で何する人なんだろう？

あまりにも衝撃で写真撮りたかったですが、もちろんそんなことしたら連行されそうで、しませんでした

いよいよサンクトペテルブルクともお別れです

見どころの多い素敵な街でした

ガイドさんをお願いしているのもあって、忙しさにかまけて十分に下調べもせず来たため、戸惑うこともありました

今まで歩くことは、自信があったのに、足が痛くなってしまったことも重なり、
行きたかった所も行けず、心残りも多い旅でした

色んな想いがありますが、サンクトペテルブルクに来てよかったです
また時間がたったら、ものすごく来たくなるような気がします

この旅行記へのコメント （2）

• ガブリエラさん 2016/06/09 10:40:24

  やっぱり絶対行きたいサンクトペテルブルク♪

  まーきゅりーさん☆
  
  こんにちは♪
  
  実は、7月にロシアに行こうかと、ちょっとツアーを探したりしてたのですが、やはり１０月にポルトガルがあるので、今回は断念しました。
  夏は、高いです・・・(^_^;)
  
  ロシアの、独特な玉ねぎの建物が、本当に見たくって、お写真を拝見していて、ワクワクしています！！！
  次の春には、行けるかな〜♪
  頑張って、体調管理しようと思います(*^_^*)
  
  クローズって、なんでなんでしょうね・・・。
  臨時の休業だったのでしょうね。
  よくツアーのパンフとかにも、「教会や博物館は、急遽閉館されることがあります」って、注意書きがあるんですよ。
  日本では、あまり考えられないですけどね・・。
  
  グレープさん、素敵なガイドさんだったんですね♪
  こういう方に、案内していただきたいな〜♪と思いますヽ(^o^)丿
  
  ガブ(^_^)v

  まーきゅりーさん からの返信 2016/06/10 17:24:45

  RE: やっぱり絶対行きたいサンクトペテルブルク♪

  ガブさん、こんにちは！
  
  ７月のツアー探されたんですか〜！
  私が最初に見つけた、現地発着のツアーも６月になるとホテルが高くなるから、設定がないと言われてました
  
  今年も４月１５日までは、雪があったそうです
  ４月下旬から５月がお勧めかな？
  
  血の上の救世主教会は、本当に素敵でしたよ！
  ソ連時代に宗教は、弾圧されていたので、イサーク大聖堂も博物館になっていて、その中の片隅だけに、今も教会として使われているようです（ちなみに、そこは撮影禁止ですが）
  だから、行事等で、クローズドはないと思いますし、周辺にはたくさんの人がいたので、何故そう言われたのか、わかりません
  ガイドさんに、そのことを話すと、おかしいなと首をかしげていました
  
  ガイドさんの話に聞き入って写真を撮っていないところも、数知れずです（笑）
  
  もっと頑張って足を運べばよかったと後悔しきりです
  
  　　　　　　　まーきゅりー