2016/04/13 - 2016/04/20
171位(同エリア253件中)
しゅわさん
大都会テヘランで、バザールの人波、博物館の華やかさ、イスラム革命の歴史を感じる、最終日です。
元々、日本の友人の旦那様がテヘランの人で、イランの人がとても家族を大切にする事、イランが平和な事を聞いてはいました。でもそれを上回る位、イランは素敵な場所。今日帰る実感がわかない一日のスタートです。
- 旅行の満足度
- 5.0
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イスファハンからテヘランまでは夜19:45発のターバン航空6234便。
ほどなく到着し、表示が分かりにくかった為適当なベンチで待っていたら、同じ便に乗っていたイラン人と思われる女性に、「あなたたちの荷物来てるわよ」と声をかけてもらいました。生きのテヘランからシラーズも、国内線は英語表記がなくて、何となく掲示を見ているといろんな人が教えに来てくれて、日本人、どこにいても目立つし、心配の眼差しで全員に見守ってもらっているような気分です。
ただ、ここで事件。私の友人の荷物がロストバゲッジ。マシュハドの方まで行ってしまったそうです。明日の朝には戻るそうで、気を取り直してチェックイン。テヘラングランドホテルIへ。 -
夜も遅いのでホテルからメインストリートをブラブラ歩いてみます。時間が遅いせいか、ケバブとかファストフード的なお店から声はかけられるものの、迷いに迷って、串刺しの野菜が美味しそうな焼き鳥屋さんへ。
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ここは、街中によくある、ジギャルと呼ばれる内臓系のグリルだそうです。狭い店内で相席になった人々が食べ方を教えてくれたり、Very good!が口癖のご主人が世話を焼いてくれたりと、とても楽しい最終ディナーとなりました。手前のオリーブのお惣菜は滞在中、イランの人に親しまれていた付け合わせ。
ノンアルビールも飲んで、結構食べたのに、お会計がびっくりの、千円。 -
イラン考古学博物館へ向かう道。この辺りは郵便局とか国の建築物が整然と 並んでいて気持ちの良い通り。
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富士山に似ているダマバンド山は、雲がなければテヘランからはっきりと見えますが、この日は雲に隠れて、途中、ほんのりとしか見られませんでした。ふもとにはアーモンドの木が生い茂りとても綺麗だそう。
また、この山はキリマンジャロの練習で登る人が多いそうです。
7〜8月は4〜5日かけてガイド付きのトレッキングツアーも出ているとか。
ふもとには温泉もあって、本当に富士山みたいです。テヘランから車だと3時間かからないそうです。 -
3世紀のササン朝をイメージし、パーレビ時代に造られた、イラン考古学博物館
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紀元前6〜4世紀の出土品には動物のデザインの可愛らしいものがいっぱい。
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写真は、世界で初めてと言われている、アニメーションで鹿が飛んでいる姿が表現された器だそうです。
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生き生きと描かれています。
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エラム王国の神殿、ジッグラトで発掘された雄牛。よく見ると全身に楔形文字が刻まれています。
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パルティアの王子像。たくましいです。
ここにはペルセポリスの遺跡の一部も来ていて、ペルセポリスに行かなくても、もしくは行った人でも追体験ができてよいと思います。 -
目には目を の条文で有名なハムラビ法典のレプリカがありました。
本物はルーブル美術館にあり、これはパリから贈られたそうです。
目には目を、、という条文は、目をやられたら、目をやり返してもいいけれど、それ以上の事をやってはいけない、という解釈なのだそうです。 -
ペルセポリスを滅した、アレクサンダーの顔。
ギリシャ人だから(マケドニア生まれの)、ひげがないのでそうだろうと思われているそうです。 -
イスラム教は犬を不浄の動物として、街では全くみかけませんが、犬の像を発見。尻尾を巻いて、忠実な様子がうかがえます。その昔はもしかすると良き相棒だった時代もあったのかもしれません。
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塩の鉱山の中から発見された1700年前のソルトマン。身長、年齢、血液型などは解明されているものの、どこの誰だったのか、死の原因など、まだまだ謎につつまれています。また、塩のあまりの保存状態の良さに、親近感を覚えてしまいました。
どこかで足を滑らせて塩田に落ちてしまったとして、今ここにいるなんて、思いもしないだろうなぁ、とか勝手に。 -
ソルトマンの説明。
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テヘランの中心部のバザール。人の多さが半端ないです。
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季節のえんどう豆もてんこ盛り。
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バザールの内部は入ったら出てこれなさそう。周囲もすごいです。道路にはシャンデリアばかり売ってるシャンデリア通りとかもありました。日本と同じ土足禁止の文化だし、お家でくつろぐことににこだわりがありそうです。
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ガージャール朝時代の豪華絢爛、ゴレスターン宮殿。
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テヘランが首都になった直後、王宮として使われていたそうで、名前はバラの園、を意味しているだけあって、庭園は見事でバラも今の季節はいっぱい。
首都はイスファハン→シラーズ→テヘランと変遷してきたそうです。 -
宮殿のとなりには、天秤のマークが光る、裁判所。
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入って中央には大理石の王座。ペルシア芸術の最高峰。
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奥にある鏡の宮殿。入口で靴の上からビニールの袋を履いて入館。中はキラキラ、絢爛豪華。鏡のモザイクも調度品も珍しかったけれど、内部は写真撮影はNGでした。バジャール朝のお妃を沢山連れてヨーロッパに出かけた王様(1895−1905)の椅子が中央にあります。ルビーとかサファイアとかの王冠、超豪華でした。近くの宝石博物館には、王様が亡命の時たくさんのスーツケースに入りきらなかった宝石が収められているそうです。
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味のある絵のタイル
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不思議です。
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猫をよく見かけます。扉の向こうに好きな人がいるのかな。
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まだ待ってる。
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ずっと待ってます。
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町に出てきました。奥の方には見事なだまし絵のビル。
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これです。
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ちょうどお昼時。ファストフード店でサラダをパンにたっぷり挟んでレジに持っていくようです。カメラを構えたら、みんなその都度手を振ってくれます。
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テヘランの北端にやってきました。風が涼しい。ヤズドの砂漠の暑さから一転、気候の違いがイランの大きさをうかがわせます。
サアダーバード宮殿。かつてのパフラヴィー王家の夏の離宮です。弓の名人アーラシさん。 -
イラン革命で亡命したパーレビ国王とファラ王妃。王妃は今も80歳位、外国で健在だそうです。カーター大統領がここでもてなされたとか。
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20畳を超えるペルシア絨毯。朝ごはんのテーブルセット、昼、夜、と並んでいます。
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昔の伝説が絵画になっています。ナクシェロスタム(日本のヤマトタケル)
ことわざ「ソーラーブの薬」・・あとの祭り。もう間に合わない、の意味。
生き別れた息子を殺してしまった話。 -
豪華。インテリアは色に統一感があって、見とれてしまいます。革命後はチェスも禁止になりました。チェスには王様がいるから。
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1940頃〜1979まで
革命の時に足だけになったままの王のお父さんの像
お父さんはカジャール王倒してパーレビ朝作った。でもヒットラーに肩入れしようとした事で最終的にはロシアとか南アフリカに左遷されたそうです。
パーレビ王朝の王様はお父さんと王様の二人だけ。
その後欧米志向のパーレビ王朝からイスラム教社会に戻す動きが強まりました。 -
軽井沢のような雰囲気でしょうか。空気が良いです。ここでガイドさんを知っている三菱商事の方に会いました。経済面でもイランはこれからますます熱いですね。どうなっていくのか楽しみです。
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ここはとってもおいしかった、アーブグーシュトという料理の専門店。
ディーズィーというお店。 -
すごく賑わっています。イランの人も大好き。
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トマトの煮込みの具材を緑の壺に入れて自分でつぶします。頼めばお店の人がつぶしてくれます。その具とスープをパンにつけながら食べます。
白いドリンクは酸っぱいヨーグルト。飲み放題みたいにピッチャーで運ばれます。
サラダもたっぷりの香草やピクルスが入って食がすすみます〜。
パンは、エスファハンで発見美味しい石窯パンの味。最高でした。 -
食後はこの旅行中慣れ親しんだお茶と、スイーツ。
といっても、片栗粉を揚げたものに砂糖水で絡めたもの。これが最後にちょうど良いのです。 -
並びのカフェの前で、たっぷりのささみをもらって食べている幸せな猫に会いました。
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ミーラードタワー。
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バス乗り場。夕方は行列です。前は女性の入口。後ろは男性の入口。
そういえば空港の荷物検査も男女入口は別々です。女性は女性が検査します。
町を走っている警察車両は緑と青があって、青は交通、緑は公安(身だしなみやら男女交際やら)と、かなりはっきり分かれてるようです。
テヘランは保守的な服装の人ももちろん多いけれど、かなり体の線のでるマントでおしゃれしてる女性も多かったです。国がしめつけて、国民がゆるめて、の繰り返しなんだそうです。 -
男性の車両が空いていると、女性はちゃっかり座るそうですが、女性の車両が空いているからといって、男性が入ってきて座るのは女性は許さないそうです。
また、若い女の子を男の子がじろじろ見ると、年配の女性が注意するような面白い光景もあるそうで、、女性は結局どこでも強いです。 -
2両がこのように連結されています
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空港に着いてしまいました。イランの人の数え切れないやさしさとおもてなしに触れ、楽しかったイランから離れるのは辛かったです。旅好きな友人が、「もしかしたらイラン、今までの一番・・かも?」とつぶやいた隣で同じ想いでいたと思います。
イラン、素晴らしい国でした。最後はこの虹が見送ってくれました。
でも、エミレーツ航空の機内に乗り込んだ途端、今まで寝ても覚めてもチャードルを被っていた全員の女性が一気にそれを脱ぎ去って、ワインを飲みだした光景に少し笑ってしまいました。 -
これ、食べかけになってしまいましたが、ヤズドのマスジュデジャーメモスクの前の通りで購入したざくろ100%のぺースト。プルーンみたいに濃厚ですごく美味しいです。しかも500ML以上入っていたと思うのですがたったの400円ほど。
完全密閉じゃなかった為に一つだけしか持って帰らなかった事は、ちょっぴり後悔。 -
真ん中は、向こうでしたしまれていたオリーブの酸っぱいお惣菜。空港でも飛ぶように売れていました。テヘランの空港内は、多くはないものの、綺麗なお菓子とかキャビアとか、食べ物系のお土産なら充実しています。
左に並ぶくるみ、いちじく、ピスタチオは500gずつシラーズのバザールで買ったものを並べてみました。おなかがいっぱいになるまで店頭で食べさせられてから購入しました。どれも美味しかったです。 -
今回、気ごころ、旅ごころ知れた友人との最高の二人旅でした。
イランについて知らない事ばかりだったので、書き留めたい事をメモするのに役立ってくれたのがこれ。
その友人のそのまたお友達が今回の旅行の為に手作りしてくれた薬局の手帳。
真ん中の国旗が可愛い、お守りでした。
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