2016/04/13 - 2016/04/20
81位(同エリア101件中)
しゅわさん
ゾロアスター教、鳥葬の塔。強烈な印象の残る、ベージュの街並みです。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ヤズドの泊まりはSaphaieh Hotel。風取り塔のデザインも素敵でした。」
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お部屋は別棟で、中庭に緑もあって、かわいらしいです。
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ホテルの吹き抜け部分。手前はロビーで奥はレストランになっています。
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吹き抜け部分はチャイハネ風の軽食の取れる喫茶店。
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ホテルから車で10分、街のはずれにある沈黙の塔。
かっこいいです! -
左と右に塔があり、右のふもとには鳥葬の人が葬られている間の家族の待合所があります。
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これが待合所。
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完全に鳥葬が終わるまで一週間位かかる事もあるし、遠方から来る人もいるので炊事場もあったりします。
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塔から宿泊所を見下ろします。右奥は、現在は鳥葬は禁止なので今のゾロアスター教のお墓。
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大きな沈黙の塔から隣の塔を見下ろしたところ。
ほとんどの観光客は、隣の、少し低い塔を目指して歩きました。
こちらは下から見るととても高く感じましたが10分ほどで登りきれたので、少数で荒野の雰囲気を感じられておすすめです。 -
日差しが強いです。夏はツライと思います。
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ゾロアスター教は火、水、土と神聖なものとし、それらを汚すことになる火葬や土葬を嫌うため、鳥が食い尽くす鳥葬という方法をとったそうです。
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頂上の入口。
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頂上の建物の中。屋根のない真ん中は遺体を置く場所です。
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鳥。
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ヤズドから来てイスファハンに続く街道の横にあります。とおくに山がきれいに見れます。
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ゾロアスター教寺院。ゾロアスター教は紀元前6000年頃に成立した宗教。開祖が明らかなものとしては世界最古だそうです。この建物の中にある火は、ヤズドの地で800年以上前から燃え続けているそうです。教徒でなくても見学できる貴重な寺院です。
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建物正面。
ここでは、何人ものご年配の女性達に取り囲まれて、「イランに来てくれてありがとう。私達は敬意を表します」と(ガイドさんにペルシャ語から通訳されました)、とても歓迎されました。そして、本気で、お家に誘って頂きました。あと、ちょうど旅行中に熊本の大地震があったことも、とても心配してくれてました。
日本人はどこに行ってもなぜか大注目されて、それは一見、面白がられてるのかなぁという気持ちもよぎる程なのですが、イランの人達の根っからのあたたかさやおもてなしの国民性に触れると、そんな疑問はすぐに解消されます。 -
上部には、ゾロアスター教主神、善の神、アフラ・マズダの像。
日本の車会社マツダは、叡智、理性、調和のこの神の名前から、社名をとったそうです。だから綴りがMAZDAなのですね。 -
別名、拝火教と言われています。
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開祖ゾロアスター
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外に出ると、ざくろの花が咲いていました。小さくてとてもかわいいです。
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時々、こういった寺院などに綺麗なお水が無料で飲める場所があります。宗教的な施しの意味もあるようです。
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街中の両替商の近く。USドルから替えたのですが、ホテルで替えるのとさほどレートは変わりませんでした。日本では1ドルは25000位という情報が多いですが、実際現地では31500リアルほどでした。毎日レートがかなり変わるそうなので、貯蓄するよりは使う傾向にあるようです。
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旧市街。
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扉には男性用の重たいノック用の鉄と女性用の軽い音の出る鉄のついたものが一般的。これで男性がきたか女性がきたかわかり、どちらが応対すればいいかわかります。
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家と家の間をトンネルのようにして暑さを防ぐ知恵も建築に表れていました。
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イランの年季の入った車。現役です。ペイカン製。アナログなので、昔の若者は修理の仕方もよくわかっていたそうです。現に私たちのドライバーさんも途中でサイドミラーをぶつけられて、中の線とかを器用に処理してました。同じく経済制裁を受けていたキューバでの光景とよく似てました。たくましいです。
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木工所。
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お昼ご飯、旧市街の中で。
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こういった台で靴をぬいで。。雰囲気が良いです。
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今日もノンアルコールビール。
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ヤズドのシンボル的寺院、マスジュデ・ジャーメ。2本の塔は、メナーレと呼ばれていて、空高くそびえ立つ様に圧倒されます。この寺院へまっすぐ伸びる道の両脇にはお土産物屋さんや日用品、服屋さんなどが並んでいて、とても賑わっています。
イランのお店には最高指導者ハーメネイ師、イラン革命の功労者ホメイニ師の肖像画がかかげてありますが、他に、店主の写真、亡くなった家族の写真なども飾ってあります。中には街を走る車の後ろに亡くなった家族の写真を貼っている事もあって、亡くなった人をとても大切に思っています。 -
くりぬいて、はめこむという、かなり手の込んだブルーのタイルワークも美しくて、近くから、遠くから、ずっといても飽きません。
この後、こういった青にピンクが入るようになってくるのですが、まだこの時代にはピンクは混ざっていません。 -
真下から。
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中のドームの入口。
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青いヘジャブをまとった年配の女性が真ん中でお祈りを捧げています。寺院のブルーと一体となって、絵になります。ヘジャブ(頭から体をおおう布)は、街中では、黒が主流ですが、寺院などでのお祈り用は明るいものをまとう事が多いようです。また、たいていモスクの近くにはお手洗いがあります。ここで不浄なものを洗い流して身だしなみを整えるという理由もあるようです。
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旧市街。ベージュの土壁が砂漠都市って感じです。
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ヤズドは、シーア派12イマームの3代目ホセイン氏のゆかりの地としても知られ、ホセイン氏の殉教を追悼するアーシュラーの日には、このような神輿が練り歩きます。
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歩いている人は少ないですが時々バイクが走り抜けます。
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急に、地下に続く階段を見つけました。ここも、今は使われていないけれど、水溜めの地下室だそうです。
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昔ながらのお菓子が入ったケースが大量に売られています。
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中身。
イランはお茶の文化らしくて一日に何度も、お茶の時間があります。まちなかには、ポットの専門店街もあります。イランではまだまだ日本製品に対する信頼が強いそうですが、ポットも、魔法瓶の中身はやはり日本製が抜群らしく、日本製を好んで買ってくれているそうです。
滞在中、私達二人についてくださったガイドさんがお茶のおともとして出してくださいました。車で移動中であっても、ガラスのティーカップに熱いお茶を注いでくれて、ごく自然にお茶タイムが始まります。素敵な文化だなぁと思います。
お菓子、どれも優しい甘さでもちもちしていて、沢山頂いてしまいました。 -
ドウラト・アーバード庭園。
ヤズド一、高い風取り塔(バードギール)を持つ元、個人のお宅。大部分を国に寄付して今でも奥の方で住んでいるようです。
この、風取り塔は、高さで富の象徴となっていたそうで、ここの高さは33,8メートル。手前はぶどう畑や麦畑だったり、広大な敷地です。 -
シラーズのピンクモスクに似たような、ステンドグラスの客間。
朝の来客には朝日が差し込む間。昼、夕方、と時間別にステンドグラスから色が降り注ぐよう時間別の客間が設計されています。 -
上の木の窓枠の装飾も、イラン特有です。かわいい。
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バードギールのしたに入ってみると、すごい勢いで風が入ってきて、かわりにすごい勢いで部屋の中の空気が昇っていきます。その仕組みと効果が予想以上で、びっくりでした。バードギールには足場の木がささっている状態ですが、ささる穴は、建てる時にあらかじめ作られるものだそうです。
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下には水場があって、
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その上は入ってくる風と出ていく風で、髪の毛が巻き上がるほどの威力です。
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なつめやし。砂漠の栄養食品、デーツ(なつめ)はここから取れるのですね。
デーツは、断食の時など、なくてはならないもので、とっても重要な食べ物です。なので、デーツとらくだは、一人、二人、と数えられるそうです。 -
アレクサンダーの牢獄。
この名前が牢獄になったのは、イランで有名な詩人、ハーフェズが、ヤズドの砂漠の荒涼とした様子の中、ここを牢獄のようだなぁと詠った事でついたのだそうです。
この穴の下には、この穴を天窓とするチャイハネがあって、ちょっとしたお茶もできます。 -
ハーフェズはイランの人にとても人気のある詩人で、各家庭のコーランの隣にはハーフェズの詩があるほどメジャーな人です。
ハーフェズ占いも人気があるそうですが、その占いは開いたページに書いてある詩から自分で解釈するのだそうで、ネガティブな人は大変そう・・。 -
地下のチャイハネ。魔除けのエスファンド(ぶらさがっている実の名前)。
嫉妬、妬み、負の感情にやられないようにという願いが込められているそうです。 -
夜に行ったのでチャイハネは営業終了してました。
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旧市街の中にあった、銅細工の職人さん。国から表彰も受けているほど腕がよいとか。
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美しくて、銅だから割れないしこんなに大きな置物も持つと軽いです。
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夜のマスジュデ・ジャーメ。
青のタイルに青のライトアップで幻想的!
門前町をそぞろ歩きました。 -
あちこちに口のある急須。
大家族でお茶を楽しむイランならではかも? -
ハーブのキャラウェイを混ぜ込んだクリームチーズ。ホテルでも出たし、コンビニでも売られています。
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アミール・チャグマーグのタキーイェ。ここは中にバザールやマスジェドがある複合施設ですが、シーア派12エマームの3代目エマーム、ホセイン(預言者ムハンマドの孫)ゆかりの地。彼の殉教したイスラム暦の一月には死を悼む人々が集まるそうです。その前に、青と水色の台がありますが・・
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その台を反対から見た写真。これは、イラン、イラク戦争の亡くなった人を祀る台。地域ごとに区切られていて、花が置かれています。
主な車のメインストリートにも、それらの人々の顔写真が等間隔で立てられていて、戦争での死を悼むものがそこかしこに見られます。今は平和で、戦争もテロの影もないようなイランですが、戦争の傷が簡単に癒えないのは、どこでも同じだろうと思います。 -
ヤズドの街なかには、あまりレストランがなくて、ホテルのレストランの中でも伝統的な雰囲気のところだという、このホテルで夕食をとることにしました。
肉と海鮮のケバブを頼んでノンアルコールビールを飲んで、足をのばしてくつろげました。 -
手前が食事場所の絨毯。真ん中の水場に体を隠しながら一心に何かを見つめる猫。
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水を飲むもう一匹の猫でした。
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帰りは受付の子がタクシーを呼んでくれて料金交渉までしてくれて、見送ってくれました。イランに来て数え切れない位、親切を受けています。
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今日はゾロアスター教の聖地、チャクチャクに移動です。砂漠の道をひたすら進みます。途中の電柱も、倒れないように砂の山で支えられています。
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ごつごつした山も続きます。
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砂漠と荒野に囲まれた、山の中腹に見えてきたのは、イランで最も名高い、ゾロアスター教の聖地。
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国内だけでなくインドやパキスタン等国外のゾロアスター教のコミュニティからも巡礼者が訪れるそうです。
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のぼってきました。
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巡礼者が宿泊する家や神殿が建てられています。
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ここにも貯水の地下室。入口にはゾロアスター教のシンボルと何か文字が描かれています。
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宿泊所といっても、熱い場所なので風通しの良い広間。毎年6月後半には祭りが開催される為、ゾロアスター教徒が大勢集まるようで、一般人が泊まれるようなところではないです。
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急な階段をのぼります。
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ササーン朝ペルシアが滅ぼされる時、皇帝ヤズギデルドの皇女の一人がこの洞窟に追い詰められた際、皇女はそこで姿を消し、その岩山には皇女の化身のように一本の木が立ち、その根元からぽたぽたと水がしたたり落ちていたという伝説があります。
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確かに砂漠のど真ん中の乾いた岩山の中、この洞窟からは常に水がしたたり落ちていて、この一角は、木が生い茂っています。
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入口。
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開祖ゾロアスター
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シンボル。ゾロアスター教の教えは3つ。
良いことを行い、
良いことを話し、
良いことを考える。
前は善。後ろは悪。だから前だけを見なさい。というもの。
このゾロアスターの天使は右手を上げて左手に輪っかを持っています。
これが今のエンゲージリングの始まりだそうです。 -
多分、私みたいにゾロアスター教が好き、という人だと思います。
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車に戻ると、私たちのドライバーさんがお茶セットを出してティータイムが始まります。暑くても熱いお茶。これが健康の源だそうです。
角砂糖を口に含んでストレートティーを飲むのがこちら流です。 -
チャクチャクを後に、砂漠を進みます。
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イスファハンに向かう途中のレストラン。ここ、とーっても美味しかった!
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TORANJという名前です。この言葉は、絨毯の真ん中の模様の事。ここを起点に柄が発生します。
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お店も伝統的なイランのインテリアで清潔感があって、ケバブもライスもとってもおいしかった。
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お料理。
あと、日本人の感覚では珍しいですが、レストランは声の綺麗な小鳥の鳥かごを店内にぶらさげてる事が多いです。
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