2016/05/04 - 2016/05/05
5625位(同エリア43926件中)
ころころさん
海外の友人が観光で初来日。GWを利用して駆け足で、東京、広島、姫路、京都、大阪を案内。
京都は2泊3日で初日は夜着。3日目は夕刻に京都発なので実質京都滞在は2日間弱。友人はタバコ好きののんびり派。色々と迷った挙句、ネット、ガイドブック、TV等の情報を参考に「伏見稲荷大社」「清水寺」「嵐山」の3箇所のみの観光とし、外国人が好きそうな「お座敷遊び」体験と「忍者」体験をスケジュールに織り込むことに。
結果は大正解。どれも喜んでもらえました。特に「お座敷遊び」体験と「忍者」体験にはご満悦。私自身も友人が来日しなければ、恐らく一生縁が無かったであろう、貴重な体験でした。友人の来日に感謝感謝。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
京都最初の訪問地は、伏見稲荷大社。
JR奈良線で現地に向かうので、京都駅ビルに入っている伊勢丹3Fの「カントリーハウス英國屋」で朝食。
ちょっと肌寒かったですが、この景色を眺めながらの朝食は気持ちが良かったです。カントリーハウス英國屋 グルメ・レストラン
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モーニングを注文。
サンドイッチにカレーに紅茶。
この旅行中、日本料理をなるべく食べたいという友人の意向で、洋食は避けていましたが、京都では洋食をとることになりました。
この景色にこの料理、なかなかマッチしてます。カントリーハウス英國屋 グルメ・レストラン
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JR奈良線の車内は殆ど伏見稲荷大社の観光客って感じでした。
観光客でごった返す稲荷駅を出ると、正面に神社の一番鳥居。
雲ひとつない快晴。
絶好の観光日和です。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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鳥居を抜けて楼門に到着。
伏見稲荷大社は、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社。初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集めるらしいです。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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楼門には、伏見稲荷の眷属とされる狐が。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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本殿参拝の後、有名な千本鳥居に。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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GWということですごい人です。
千本鳥居をくぐるのに行列ができていました。
できたら鳥居だけが続く様子をカメラに収めたかったですが、とてもそんな写真は撮れそうにもありません。
でも千本鳥居が人気なのも頷けます。
緑の中に朱色の鳥居が美しく壮観。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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のろのろ行列を抜けてました。
社務所があります。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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友人は本殿参拝はいやがりましたが(イスラム教徒だから?)、絵馬に願いを書くのはOKとのことだったので、書かせてみました。
全然知らなかったのですが、伏見稲荷大社の絵馬は、狐の似顔絵も書けるんですね。
お茶目な?妖怪ウォッチ?な狐の出来上がり(^^)伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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いろんな顔をした狐の絵馬が並んでいます。
友人もここに絵馬を奉納します。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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まだまだ先があるようですが、時間の関係でここUターン。
今度は平日の空いてる時に訪れて、奥の方の鳥居も見てみたいです。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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神社を後にしたらあっと言う間にお昼の時間。
神社と稲荷駅周辺にたくさんの飲食店がありました。だいたい、うどんやそばと言ったお店でしたが、似た感じでどこにしようかと迷って歩き続けていたら、京阪電車の伏見稲荷駅を過ぎたところでラーメン屋を発見。
友人が来日してからまだラーメンを食べて無かったので、これは良いと思い入店。 -
鶏豚骨ラーメンを注文。
私好みのこってりラーメン。 -
幸い気に入ってくれたようで、友人はスープも含めて完食。
日本人だと、健康にどうのこうの、ということもあって、なかなかスープを全部飲むことありませんが、完食してもらえるとお店の人でなくても嬉しくなりました。 -
京阪の伏見稲荷駅から清水五条駅まで移動したのち、徒歩で清水寺へ。
修学旅行やプライベートも含めて、何度も訪れたことのある清水寺。
外国人の案内をできるとは感慨深いものがあります。清水寺 寺・神社・教会
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本堂お参り後、清水の舞台へ。
GWということで新緑が眩しい。
ここで定番の「清水の舞台から飛び降りる」の説明をしました。 -
清水の舞台から望む音羽の滝。
ここでは、学問上達、恋愛成就、延命長寿の説明。
折角だから飲んでもらおうと思いましたが、100mはあるだろう長蛇の列。
結構歩いて疲れてたので、近くの茶屋で甘酒をいただくこととしました。。。清水寺 寺・神社・教会
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三年坂。
清水寺を後にして、扇子屋さんとお香屋さんに立ち寄ってお土産購入。
其々じっくり吟味してたので、この2件だけで1時間以上は滞在。
外国人がかなり多いので、店員さんは英語はペラペラかな?っと思ってたのですが、意外とそうでもなく、しかしそれでも堂々と対応されている姿にちょっと感心しました。三年坂 (産寧坂) 名所・史跡
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本日のメインイベント、お座敷遊びを体験する「ぎおん畑中」に到着。
お土産購入で想定外に時間がかかり、到着したのはイベントスタート予定時刻18時を10分ぐらい過ぎてました。ぎおん畑中 宿・ホテル
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もう始まってたりしてないかと、ちょっとヒヤヒヤしてましたが、幸いまだ食事が始まったところのようです。
畳の上に机のスタイル。私たちを含めて8組ぐらいでしょうか。
隣の机のグループが全員日本人のようでしたが、それ以外は全て外国人が混じったグループのようです。 -
メインディッシュの懐石料理。
正直、食事はあまり期待してなかったのですが、本格的な京懐石で、見た目も味も素晴らしかったです。 -
さてお座敷遊びの始まりです。
彼は太鼓持ちのお兄さん。
日本語と英語の2ヶ国語で説明してくれます。 -
舞妓さんが登場。
芸妓さんの三味線にあわせて、扇子を使って踊りを披露してくれます。 -
この舞妓さんはまだデビューして1年にも満たないそうで、中学を卒業してこの世界に飛び込んだそうです。
-
芸妓のたか栄さん。
(花名刺を頂きました。感動。)
巧みな話術と細かな気遣いでお座敷を盛り上げてくれます。 -
「こんぴらふねふね」の始まりです。
最初に舞妓さん達がお手本を見せてくれます。 -
台の上に置いた徳利の袴(徳利を入れる円形の器)を取り合う遊びで、私も体験しました。至ってシンプルな遊びですが、初めてだったので体がうまく動きませんでした。完敗でした。。。
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こんぴらふねふねでの舞妓さんの様子。
営業スマイルとは思えないこの自然な笑顔。
高校生ぐらいの年齢でこの世界で生きている彼女にびっくりしましたが、そんな中でこんな素晴らしい笑顔で振る舞えるプロ意識に感動しました。 -
2つ目のお座敷遊びは「とらとら」。
芸妓さんの三味線に合わせて踊りをしながら、体を使ってジェスチャでじゃんけんをします。「ぐー」、「ちょき」、「ぱー」に代わって、「さむらい」、「とら」、「おばあさん」で勝負します。 -
左の女性は「とら」。右の男性は「さむらい」。
この場合、「さむらい」の勝ちになります。 -
負けてしまうと芸妓さんの三味線と舞妓さんの手拍子に合わせてビール一気飲みの罰ゲームが待ち受けています。お酒がダメな場合はウーロン茶でもOK。
-
最後は記念撮影で締めくくり。
およそ2時間。
夕食と飲み放題付きで¥19,000。
決して安くは無い価格ですが、普通にお座敷遊びをしたらとてもこんな価格では遊べないし、何よりも今まで経験したことの無い楽しいひと時を過ごすことができて大満足でした。
友人も"Wonderful !!", "Great !!" を連発。 -
日は変わって嵐山。
竹林を散策します。嵐山 紅葉
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筍というには大きすぎますが、新緑を感じせる景色はいいですね。
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竹林を抜け山を降りたところで眺める大堰川。
-
たくさんのボートが出てました。
-
渡月橋で記念撮影。
昼近くで気温がかなり上がってきていて、竹林を見終わった暑がりの友人は、もう帰ろうよ、とお疲れモードでしたが、嵐山にきて渡月橋を見ずに帰らせる訳にはいかないと自分に言い聞かせ、説得してここまで連れてきました。
彼にとってはBamboo Forest(竹林)は重要のようでしたが、渡月橋のことは知識が無くどうでも良かったようです。外国人の持つ日本や観光地のイメージと日本のイメージが違う場合には、そのギャップを埋めるに苦心します。渡月橋 名所・史跡
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渡月橋の近くの甘味屋さんで抹茶を頂きました。
抹茶は姫路城の近くにあった好古園のお茶室でも頂きましたが、京都で頂くとまた違った趣があります。 -
さて京都最後のイベントは忍者トレーニング。
「NINJA DOJO」さんにお世話になります。 -
トレーニングは、忍者の精神集中として有名な「九字印」の説明から始まりました。
-
刀の振り下ろしや鞘への収め方を習います。
忍者の刀は侍のそれとはいくつか違いがあることを教えてもらいました。
室内での戦いを想定して丈が短く、壁に立てて置いたときに踏み台にできるように鍔が4角形の形状をしているなど。また刀の振り下ろしは、天井に刀が当たらないようなコンパクトな形となるとのことでした。実際に練習しました。 -
こちらは、忍受の武器のひとつ「くない」を使ったトレーニングの様子。
くないとは小型ナイフのような大きさ・形状で接近戦で用いられます。 -
こちらが実際の「くない」。
お土産として売られていました。 -
お待ちかねの手裏剣のトレーニング。
壁に貼り付けた畳の的に向かって投げます。
畳に刺さるように投げるのが意外と難しく、手裏剣が綺麗に縦回転するように真っ直ぐ振り上げてそのまま真っ直ぐ投げる必要があります。 -
何度か練習したのち、的に刺すことができました。
-
忍者は身の回りのものを武器にしたとのことで、箸を投げるトレーニングも。
ちなみにこのお兄さんが忍者マスタ。
流暢な英語で説明をされていました。 -
最後は吹き矢のトレーニング。
これが一番簡単でした。 -
掛け軸を前にして記念撮影。
トレーニング終了です。
ここを訪れるお客さんは90%以上は外国人とのことした。実際HPも英語のみで、トレーニングを受けた数少ない日本人の仲間に加わることができて大満足。
真剣にトレーニングを受けていた友人も満足した様子で、このイベントをスケジュールに組み込んで大正解でした。また外国人の友人が京都を訪れることがあれば連れて来たいですね。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2016/10/08 18:09:09
- 楽しくて貴重な体験ができましたね♪
- ころころさん、お久しぶりです。
ご訪問とたくさんのいいねをありがとうございました^^
初来日のご友人をいろいろな所へご案内されましたね〜♪
案内したいところがたくさんあり過ぎて、コースを決めるまで
大変だったでしょう?
その甲斐あって、ご友人だけでなくころころさんまで大満足な
貴重な体験ができましたね☆
「お座敷遊び」って個人だったらとっても敷居が高そうですけど
このような(ツアーのような)企画があるのですね。
『忍者』体験も、普段日本の友達と行こうとはなかなか思いませんしね(笑)
ご友人は敬虔なイスラム教の方なのですね。
本殿参拝は形式的なものでも、やっぱりダメなのかしら?
ご友人をおもてなしする、ころころさんの優しさが
いっぱい伝わってくる旅行記でした☆
季節の変わり目、どうぞお元気でお過ごしくださいね。
sanabo
- ころころさん からの返信 2016/10/09 15:50:43
- ご感想ありがとうございます。
- sanaboさん、こんにちは。
こちらこそ、ご訪問と「いいね」に加えて
心のこもったご感想をありがとうございます。
sanaboさんの仰る通り、初めて外国人を案内したこともあって、
限られた日数の中でどこを訪れようか、何を味わってもらおうか、
効率的な旅程を立てるのに色々と思案しました。また案内中は
自分がここを見て欲しい・食べて欲しいな〜という気持ちと相手の
気持ちを調整するのに苦労しました。とても疲れましたが、友人も
満足してくれたようで、がんばった甲斐があったと思っています。
友人はイスラム教徒ですが、幸い?それほど敬虔でも無いので、
食事や礼拝などでそれほど気を使うことは無かったのですが、
故に伏見稲荷でのお参りに関してはちょっと意外でした。
今回もsanaboさんのフランス周遊旅行記を楽しく拝見しました。
私が初めてフランスを旅行した時に訪れたパリとモンサンミッシェルに
関しては、写真やコメントを懐かしく思いながら拝見しました。
やっぱりフランスはお洒落で良いですね。sanaboさんのように
パリ以外のフランスの色々な田舎や街も訪れてみたくなりました。
その際はsanaboさんの旅行記を参考にさせて頂こうかと思います。
紅葉や秋の味覚が楽しみな時期になってきましたね。
私は勢い余って食べ好きないように注意したいと思います。(^^)
それでは失礼いたします。
ころころ
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