2016/04/22 - 2016/04/22
136位(同エリア876件中)
紅映さん
念願の北上展勝地の桜を堪能した翌日は、帰路がてら平泉に立ち寄りました。
なんでも、平泉の五資産による文化遺産は2011(平成23)年6月に世界遺産に登録されたのだそうです。
平泉の地は、浄土思想の考え方に基づいて造られた多様な寺院・庭園及び遺跡が、一群として良好に保存されているとか。
これらは、この世に理想世界を創り出そうとしたもので、海外からの影響を受けつつ日本で独自の発展を遂げたことは他に例の無いものとされ、貴重な遺産だと言うことです。
それらの貴重な遺産を見学しながら、平泉の春を満喫して来ました。
表紙写真はモミジの真っ赤な新芽!!=毛越寺にて
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
PR
-
JR北上駅から東北本線で平泉まで。とことこと35分ほどかかりました。
衣川(多分(笑))を渡るとまもなく平泉です。 -
平泉駅、立派な駅舎でした〜!!
平泉駅 駅
-
駅前もこんなものが建っていたりしてとっても立派です。
出来立てって言う感じではありますが・・・ -
駅前から「るんるんバス」に乗ります。
-
「るんるんバス」のコースは一周20分、30分おきに走っています。
1回150円、1日券400円、ということで、2カ所に降りるので1日券を買いました。 -
るんるんバスが毛越寺の駐車場に着きました。
-
毛越寺到着。
拝観料500円也 -
新芽が真っ赤なモミジと真っ白い花のユキヤナギが出迎えてくれました。
モミジは目を見張るような鮮やかな赤でした♪ -
本堂前の境内にすっくと伸びる赤松が目を惹きました。
-
見事な枝垂れ桜越しに本堂を望みます。
団体さんが来ていました。
この本堂は、平成元年に建てられた平安様式の新本堂です。毛越寺 寺・神社・教会
-
在りし日の毛越寺伽藍復原図
今は礎石を遺すだけとなっていました。 -
大泉が池の出島石組と池中立石
-
開山堂
慈覚大師円仁が開山した記念の建物だそうです。
校倉造りのような木造の素朴な建物です。 -
大金堂円隆寺跡
松の緑の間に間に見える桜や木々の芽吹きの色がとてもきれいです。 -
遣水と曲水の宴についての標識
遣水(池に水を取り入れる水路)の流れに盃を浮かべ、流れてくる間に和歌を詠んで・・・
などをして遊ぶ平安時代の催しがここ毛越寺で行われていたそうです。 -
常行堂の仏さま
享保17年(1732)に再建されたお堂で、宝形造り。
須弥壇中央におられるのは本尊・宝冠の阿弥陀如来さま -
ほんわかと穏やかなお顔の石仏さまがおられました♪
後ろに見えるのは常行堂 -
鐘楼堂
この鐘は昭和50年、人間国宝香取正彦氏の作で、天台座主山田恵諦大僧正の銘が刻まれているというものです。
形は平等院風を思わせ、美しいやさしい音色を響かせるのだそうです。 -
再びるんるんバスに乗って中尊寺で下車します。
-
さて、いよいよ中尊寺かな?っと思うと、視界にはお寺らしきものは見えず・・・
参道はまっすぐ上り坂。かなりの勾配です・・・(^^ゞ
この坂は月見坂というそうです。 -
ほうら、こんな高いところまで登って来ちゃいました〜!!
坂はちょっと大変でしたが、桜はきれいだし、とても良い眺めです。 -
ちょうど東物見あたりまで登ってきました。
辺りの様子はこんな感じになっているようです。 -
斜面はどこも桜で埋め尽くされています。
下の方に咲いている黄色いのは山吹です。 -
立派な枝垂れ桜です。山桜も咲いています。
都会では味わえない静かなお花見、心が静まっていいですね。
東北・平泉の春を満喫です。 -
西行さんの歌碑(東物見付近)
「きゝもせず 束稲やまのさくら花 よし野のほかに かゝるべしとは」 -
月見坂の斜面側は桜・桜の花盛り・・・
林床にはカタクリがたくさん咲いていましたが、今回は望遠レンズを持って行かなかったので残念!! -
楚々とした石楠花が咲いていて
-
足下にはエンレイソウが咲き出していました。
北海道へ行くと、そこかしこに咲いている花です。 -
上り坂左手の小高いところに弁慶堂がありました。
こじんまりとしたお堂です。中尊寺 寺・神社・教会
-
総門跡
この手前が最大の急斜面でしたが、ここまでくればやれやれ・・・ -
ようやく「中尊寺」山門です。
看板が真新しいですね〜! -
中尊寺本堂
現在の本堂は明治42年に再建されたものだそうです。中尊寺 寺・神社・教会
-
中尊寺 本尊の釈迦如来坐像
丈六仏という一丈六尺の大きな仏さまなのだそうです。 -
本堂御朱印所
-
参道の傍らに「ショウジョウバカマ」がたくさん!!
色の薄い種類のようです。 -
桜に包まれた弁財天堂
-
そしてかの有名な「金色堂」
といってもこの覆い堂の中にあります。
拝観料 800円
中は撮影禁止・・・(涙)眼で見るだけです。中尊寺 寺・神社・教会
-
経蔵(重文)
モミジの新芽が美しいです。さぞ秋は素晴らしいでしょうね。 -
芭蕉翁の句碑
「五月雨の降り残してや光堂」 -
奥の細道300年ということで建てられたという芭蕉翁の像
-
旧覆堂(きゅうおおいどう)
現在の新覆堂が出来るまで500年にわたって金色堂を雨や雪、風から守ってきた建物です。
現在は重要文化財指定されています。
-
さて見学を終えて、るんるんバスに乗るべく一気に下山して来ました。
なにしろバスは30分に1本ですし、その後の電車は1時間に一本なのでやりくりが難しいです(^^ゞ
ふと見ると、バス停手前に「武蔵坊弁慶の墓」なるものがありました。中尊寺 寺・神社・教会
-
そして三度目のバスに乗って・・・
-
菜の花の咲く畑の中を通って・・・
そう言えば、この菜の花畑は電車の中から見えました!!
るんるんバスのコース沿いだったんですね!! -
まだ整備工事中の「無量光院跡」を通って・・・
るんるんバスのバス停があります。
そしてバスは柳之御所を経て平泉駅前まで行きます。無量光院跡 名所・史跡
-
バスを降りるとすぐ目の前の「芭蕉館」というお蕎麦屋さんでちょっと遅めの昼食。
14:25発の一関行の電車までに食事を済ませ、一路帰京の途につきました。
こうして桜の花を満喫、春を満喫した北上と平泉の旅を終えました。
お天気に恵まれて、
花のきれいな時に出逢えて、
幸せな時間でした。
いつもご覧くださいましてありがとうございます。駅前芭蕉館 グルメ・レストラン
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
紅映さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
46