ちょこっと冬の松本へ

2016/01/30 - 2016/01/30

長野を拠点に地獄谷や戸隠、上田をめぐり、さらに南下して松本へやってきました♪( ´▽｀)
小学生のときに家族旅行で来て以来。子供のときは、ふーん？ ってしか思ってなかった風景も、大人になれば印象は変わるもの。
お城はかっこいいし、雪雲が垂れ込めて幽玄にさえ見える山並みは風情があるし、松本生まれの世界的アーティスト草間彌生ワールドは刺激的。

今回は諏訪とかには寄れなかったけど、ほんと長野県は広いしポテンシャルが高い！
けど不思議なことに、JRにしてもICカードが使えない空白地帯。久しぶりに切符買ったり、現金でバスに乗ったり、不便ではあるけどたまにはいいか♪( ´▽｀)

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

松本城のライトアップ

黒板と白漆喰のコントラストが闇夜浮かび上がって、どっしりと威厳ある雰囲気

冷え込んだ冬の夜。

ライトの熱で雪が溶け、モヤがあがる寒さ。

松本で泊まったゲストハウス。
完全に古いタイプの日本家屋一軒家。
オーナーさんは外国人、宿泊客も私以外は全員外国人。
畳の部屋にこたつ、でも誰も日本語喋ってない不思議な空間（笑）

荷物はバスターミナル近くのロッカーに預け、まずは松本城へ。

昨夜の雪はみぞれに近かったのであまり積もらず。
雪吊りは風情があっていいなぁ♪( ´▽｀)

お濠を渡って松本城へ。
長野に続いて外国人観光客が多い松本。
上田は全然居なかったけど、やっぱりお城効果かな。

堂々とした黒門

合成したかのようにばっちり映えるゆるキャラ看板。
お城に興味のない子供たちの写真撮影スポット

近くと威風堂々、そびえ立つという表現がぴったり。
高い建物の無かった昔なら、なおさら。

入口の頭上には屋根が重なっていて、雪があちこちから滑り落ちてくる。
なのでテントのように幕を張って直撃防止中。

月見櫓。

キレイなんだけど、当然ガラスも何もないので外気と同じ気温で底冷え。特に床が冷え切ってるので、スリッパ履いていても足からはいのぼってくる冷気に芯から冷える…

天守から埋橋。
雪と曇天で色味のない風景に朱塗りが鮮やか。

階段。

角度は急だし、幅は狭いし、段と段も離れてるし、自分の靴を持ちながら上り下りするから大変。
昔のひとは袴で上り下りしてたんだよなぁ(´Д` ) スゴイ。
よく時代劇で、お姫様が天守や櫓の上から城下を見る…なんてシーンあるけど、打ち掛け脱いで小袖の裾膝くらいまでたくし上げないと階段登れないよなぁ。とか夢のない想像をしてしまう(´Д` )

天守の3階部分。
天井も低く、窓も殆どない空間は倉庫や避難所として使われていた部分。

天守の窓から下を見ると、お殿様とお姫様が出陣してた♪( ´▽｀)
でも雪が溶けかけで地面はぐちゃぐちゃ、この足元わるいなか、足袋に草履姿のお姫様は辛かろう…。
そしてお殿様が雪かきスコップ持って歩いてるのが個人的にツボ（笑） 写真を撮る時はちゃんと刀を持ったりポーズしてくれるけど、私はスコップもアリだと思いマスよ、うん。

竪格子窓。
こっから火縄銃バキュンバキュン。
でも江戸時代は基本的に平和だから、実際そういうふうに使ったかはナゾ。

天守閣最上階(6階)には神様も。
二十六夜神だそうな。
桔木構造の梁。

天守から長野市内。
晴れていれば綺麗な山並みが見えるんだろうけど、朝まで雪が降っていて、厚い雲。

本丸跡の庭園も雪。
春になれば枝垂れ桜が咲くのかな？

庭園の草木にも藁帽子。
なんだか複雑に編んである？

小笠原牡丹も冬ごもり。

やっぱり天守閣があるお城は迫力がある♪( ´▽｀)

宇宙ツツジ…


わたしも宇宙行きたい（笑）

埋橋から松本城。
橋は渡れないのが残念。

お濠に映った天守閣

松本城から開智学校に行く途中にある、松本神社

昭和レトロな雰囲気♪( ´▽｀)
いいなぁこういうの。耐震問題とかあるとは思うけど、なるべく遺してほしい。

開智学校。
今見るとかなりお洒落だし、当時も最先端なモダン建築だったんだろうな♪( ´▽｀)

窓は閉まっているとはいえ、こちらもしんしんと冷え込む館内。
ステンドグラスや天井のランプがお洒落。
学校だし、シンプルでやり過ぎない感じがいいのかな。

うん、学校だ（笑）
もちろん私はこういう学校に通った世代ではないけど、なんだかノスタルジーを感じるのは昭和生まれだからか？

開智学校のすぐ隣にある司祭館。
むかーし見たアメリカ開拓時代のドラマに出てきそうな雰囲気。
小さいけど雰囲気がいいし、無料なのが嬉しい♪( ´▽｀)

司祭館。
小さな建物だけど、大きな窓が開放的。

司祭館。
シンプルで宣教師が住むのにはぴったりな雰囲気。
こんな洋館に住んでみたい♪( ´▽｀) 寒そうだけど。

窓の向こうの冬木立ち

手毬模様のマンホール

松本市街を散策。

ところどころ残る風情ある街並み

松本といえば、草間彌生さん♪( ´▽｀)
松本市美術館のコレクションはすんごいです。
お城もいいけど、ぜひ美術館へ！

巨大オブジェがお出迎え♪( ´▽｀)
草間彌生ワールド！

館内に入っても、さっそく草間彌生作品。
受付前にあるし、これは撮影可。

展示物は基本的に撮影不可。
この作品だけはOKだったのでやたら撮ってしまった（笑）

でも三次元作品は写真に撮ってもその良さは切り取りきれないし、二次元作品でも絵の具の僅かなおうとつで印象は変わる。
ぜひ体験を。

若干精神きそうな時があるけど、脳みそを直接触られてるかのようなゾクゾク感がたまらん草間ワールド。