2016/02/08 - 2016/02/22
12位(同エリア55件中)
youさん
日頃からyouの4TRのブログを見て頂いている、ご近所のシニアから、ウユニ塩湖に行きませんか・・との誘いを受け、まだ訪れてない場所でもあって、行くことにしました。コースを検討する中で、折角ウユニまで行くのなら、ペルーも廻ろう・・・ということになり、2つの国をシニア二人で巡ってきました。
ペルーは二人とも2度目になりますが、何度訪れても感動する所ですし、高度順応も兼ねて、ペルーのクスコからボリビアのラパス、ラパスからウユニにはバスで行くコースをとりました。当初は、バス移動にこだわり、すべての移動をバスで検討しましたが、リマからクスコまでのバス移動は24時間もかかるというので、シニアの体力を考えて、その間は飛行機としました。
日程は下記。
2月8日 成田発→ロサンゼルス経由→リマ
2月9日 リマ→ピスコ→ナスカ地上絵フライト→リマ
2月10日 リマ→クスコ クスコ観光
2月11日 クスコ→マチュビチュ遺跡観光 マチュビチュ泊
2月12日 マチュビチュ遺跡観光→夕方クスコ
2月13日 クスコ→バスにてプーノ プーノ泊
■2月14日 プーノ→バスにてコパカバーナ→太陽の島→チュア→バスにてラパス ラパス泊
2月15日 ラパス観光→夜行バスにてウユニ 車中泊
2月16日 ウユニ塩湖観光 ウユニ泊
2月17日 ウユニ塩湖観光 ウユニ泊
2月18日 ウユニ近郊観光→夜行バスにてラパス 車中泊
2月19日 ラパス→ティワナク遺跡観光→ラパス ラパス泊
2月20日 ラパス→マイアミ経由→ダラス ダラス泊
2月21日 ダラス→
2月22日 成田着。
この旅行記は、プーノからコパカバーナ・太陽の島経由ラパスへ編を掲載します。
表紙の写真は、ティティカカ湖に浮かぶ太陽の島にて。
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2月14日 この日は、プーノから国境を越えてボリビアに入国し、コパカバーナを観光して、ラパスまで行きます。
7時
ホテルに迎えに来た専用車にてボリビアとの国境に向かいます。案内では、プーノのバスターミナルで、TRAUSTURIN社のバスに乗り替えることになっていましたが、人数が少ないとかで、そのまま国境に向かうことになりました。プーノ〜ラパス間は途中の観光とランチ付きで約290$。ボリビアはFremen Tours Bolivia Andes & Amazonia手配。 -
高原の美しい風景が展開されます。
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このあたりは3900mの高地、日本だと森林限界を超えていますが、奥に緑の森が、手前は耕作地が広がっています。ティティカカ湖から蒸発する水の恩恵を受けているのでしょうか。
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この日は日曜日、お祭り参加の地元の人達が祭り会場に向かっているようです。
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やがて、左手にティティカカ湖が見えてきました。
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湖が見下ろせる路肩に車を止めてもらい写真タイム。
対岸に陸地が見えず、海の様な湖です。琵琶湖の12倍の面積と言うから納得です。 -
約3時間でペルーとボリビアの国境に到着。
出国手続きをして徒歩で国境を越えます。スーツケースは、ドライバーが国境にいたオジサンに頼んで運んでもらいます。 -
オバサン達は、こうして自分の荷物を担いで運びます。
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国境に設置されているペルーのサイン。
記念撮影をして、ペルーにサヨナラし、ボリビアに入国します。
国境を陸路で通過するワクワク感。。。。旅している気分が高まります。 -
入国手続きの後、待機していたTRAUSTURIN社の大形バスに乗り込みます。
既に車内には先客が5人、席は自由席、ガラガラの状態で出発します。
ガイドの指示で、時間を1時間進めます。ペルーとボリビアは時差が1時間あるのです。
国境を通過すると湖畔にボリビアの集落が見え隠れします。 -
15分程ドライブして、ティティカカ湖に突き出た半島に位置するコパカバーナに到着。バスを降りて街を散策します。
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湖畔沿いへの道には、インカ初代皇帝の像が建っています。
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この街は、こじんまりとした平和な雰囲気の田舎街。ガイドの案内でカテドラルに向かいます。
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16世紀にここを訪れたスペイン人によって建てられた白亜の教会です。
ちょうど日曜日のミサが行われていましたが、ボリビアで一番古い祭壇と、褐色のマリア像を拝見します(撮影不可)。 -
街の背後にインカ時代から信仰の対象であった小山が見えています。
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子連れのインディヘナのおばちゃん。
後ろから失礼。。。カワイイ子供さん達も、大きくなるとこのような体型になるのかな?? -
カテドラル前の広場は露店が出ていて、お祭り状態でした。
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車を所有する家族は、ここで交通安全のための祈祷をしてもらい、車にお飾りをするのだそうです(ガイドの話)。
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ハイ〜大家族の記念写真を撮りま〜す。
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ティティカカ湖畔に下ってきました。碇のオブジェがあり、湖を行き来する汽船が寄港する港になっています。
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正面、一見豪華そうに見える遊覧船に乗って太陽の島に向かいます。ラパス行きバスと同じTRAUSTURIN社の船です。
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これが遊覧船の船室。
乗客は私達を入れて7人、それに右側帽子の女性ガイド。定員は100人以上かと思うのに、この人数では船会社に申し訳ないです。 -
12時 船は優雅にそして静かに岸を離れます♪
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ガイドが地図を広げて講義をしてくれます。生徒は7人の少人数、最前列で聞きます。
船が進むコースは破線に示すように太陽の島に行き、島を観光した後は月の島の脇を通って、対岸のチュアまで行きます。そこで、先に湖を船で運んでもらって待っているバスでラパスに向かいます。 -
約1時間 目的地の太陽の島が見えてきました。
島全体が段々畑に覆われている感じです。 -
13時 太陽の島に上陸。
この島はインカ帝国発祥の地と信じられていて、島の内部には、ティワナク期(4世紀〜12世紀頃)やインカ時代の遺跡が残っています。 -
桟橋前の広場から、山頂に続く石段を上ります。
階段の両脇に、インカ帝国の初代皇帝マンコ・カパックと、その妹であり妻のママ・オクリョのカラフルな像が迎えてくれます。 -
息を切らして山の中腹まで上ってきました。高度順応ができていると言っても、ここは3900mの高地で空気が薄いのです。
振り返ると眼下にティティカカ湖の素晴らしい風景が広がっています。 -
200段余の石段を上って山の中腹にある、若返りの泉に来ました。
聖水としてあがめられている水・・・衛生面で気になりますが、躊躇することなく若返りを期待して一口飲みました。
これで、しばらくは歳をとることがないので、まだまだ旅が続けられそうです〜♪♪ -
バス会社が造ったという、植物園に来ました。
島で栽培されている伝統的なジャガイモやキヌア等の穀類、豆類の他に各種の花等が見られます。島の外から取り寄せた植物なども植え、それらの生育を調べる実験農場としても機能している場所です(ガイドの話)。 -
リャマやアルパカなどが飼われている場所に来ました。ここでは彼らに餌を直接あげることもできます。
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リャマやアルパカのいるテラスからの眺望。
青い空に青い湖、絶景で〜す。眼下に船が接岸した桟橋が見えています。 -
山頂まで続く段々畑。インカ時代から続く変わらない風景です。
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イチオシ
東屋にてコカ茶を飲みながら、この風景を眺めながらしばらく休憩します。至福の時間が流れます。
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その後、トトラの船の造り方を学びます。
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また、祈祷師によるインカの伝統的儀式を受けます。
儀式の最後は、祈祷師が一人ひとりの頭に聖水をかけてくれますので、その間、健康と長寿と旅の安全、その他もろもろを祈ります。
この大自然の美しい風景が、何でも受け入れてくれそうです。 -
奥に雪をかぶったアンデスの山々が見えています。
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島の中腹の地下に造られた博物館に来ました。
ここで、アンデスの歴史を学びます。インカの祖先は紀元前15世紀ごろまでさかのぼるとされているみたい。 -
島で出土した石像。
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こちらは金の像。
この他に、祭りの装飾品なども展示されています。 -
段々畑を眺めながら山を下ります。
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畑で作業している島民。インカ時代から変わらぬ農作業です。
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港にトトラ葦で作られた船が待機しています。
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このトトラ船に乗り、島の周りを航行します。港で待っていた他の観光客も乗りこんで賑やかになりました。
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船上で国別の力持ち選別イベントが行われます。
見た目、筋力のある方が選ばれて、インカの衣装を羽織て帆を上げる作業を担当します。 -
トトラ船は帆を膨らませて、湖の上を静かに進みます。
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沖合から見る太陽の島。インカ時代の人々が苦労して造った段々畑に歴史を感じます。
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山の中腹にプレインカ時代に造られた遺跡、太陽の神殿が見えています。
ここで、遺跡下で待機する遊覧船に乗り換えます。 -
15時、船内で遅めのビュッフェ・ランチを頂きます。
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17時
湖岸の街チュアから、再びTRAUSTURIN社のバスでラパスに向かいます。
左側車窓にアンデスの山がずっと見えています。 -
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雪をかぶった標高6300mを越えるイリャンプー山が綺麗に見えています。
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ラパス近郊の街エル・アルトを通過しています。バラック式の住宅が並ぶ人口100万人近い標高4150mの街です。
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20時 すり鉢状の斜面に無数の灯りが見えラパスの街に来ました。
プーノからラパスまで観光しながら約13時間かかりました。
ティティカカ湖に浮かぶ太陽の島など想像以上に美しく、バスでの長旅も飽きることなく満喫できました。
バスで巡るペルーとボリビア。。。ラパス街歩き編につづく。
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