イギリスのヨークにある王立鉄道博物館（通称：ヨーク鉄道博物館）に行ってみたかったのと、イギリスで完成した高速線「ハイスピード1」を走るユーロスターにも乗ってみたくてイギリスへ向かいました。<br /><br />まずはパリに降り立って、ベルギーのブリュッセルで1泊し、ユーロスターでイギリスへ向かいます。以前、ロンドンからパリまでユーロスターに乗車しているので、こんどはブリュッセルから乗ってみたかったのです。<br /><br />このページはパリに到着後、高速列車TGVでベルギーはブリュッセルに向かい町歩きをします。<br /><br />キャセイパシフィック航空で条件の合う航空券を見つけたので香港経由でヨーロッパを往復します。<br />航空券<br />キャセイパシフィック航空　正規割引航空券 7日FIX<br />129110円（往復総額諸税込み）<br /><br />2014年11月24日<br />キャセイパシフィック航空CX521便<br /> 成田国際空港（16時15分）→香港香港国際空港<br /><br />2014年11月25日<br />キャセイパシフィック航空CX261便 <br />香港国際空港（0時05分）→シャルルドゴール国際空港（6時20分）<br /><br />2014年11月29日→30日<br />キャセイパシフィック航空CX252便<br />ヒースロー空港（11時25分）→香港国際空港（7時00分）<br /><br />2014年11月30日<br /> キャセイパシフィック航空CX548便<br />香港国際空港（8時40分）→東京国際空港（13時25分）

ヨーク鉄道博物館に行くイギリスの旅その2

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2014/11/24 - 2014/11/30

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エリア

ブリュッセル(ベルギー)

スーツケースを転がして、シャルルドゴール第2TGV駅にやってしました。

これからTGVでベルギーのブリュッセルへと向かいます。まずは日本から予約しておいたTGVのチケットを券売機を操作して受け取ります。予めタブレットにダウンロードしておいたマニュアル通りで、無事に受け取れました。
駅構内にピアノが置いてあり、列車を待つ間、みんなで交互に演奏しています。そして弾き終わる度に大きな拍手が響きます。さすが芸術の国、フランスです。

シャルルドゴール空港TGV駅駅
私が乗るのは上から二段目、11時7分発のTGV9863号ブリュッセルミディ駅行きです。リールヨーロッパ行きのTGV5144号と連結して来るそうです。
第2TGV駅と言うのでTGV駅が２つあるのかと思っていたんですが、第2ターミナルにあるからなんですね
右側の柱の奧はパリへ向かう近郊電車のホームです。
ブリュッセルミディ駅までの停車駅はリールヨーロッパだけです。
Lille Europeのスペルを英語読みするとリールヨーロッパですが、フランス語ではリールッホみたいな発音です。フランス語って聞き取り辛いです。
TGVがやってきました。前がリールヨーロッパ行きの二階建て編成、TGVデュプレックスです。車体の大きさは日本の新幹線MAXと同じ位ですが、日本と違ってホームが低いので迫力があります。
そして後ろの編成がブリュッセル行きです。私が乗るこちらは二階建ではなく普通のTGVです。

あまり値段が変わらなかったので一等車にしました。
シャルルドゴール空港駅を出発して5分程で、パリ北駅から来るTGV北線と合流します。
200km/hを超える高速で分岐側から合流したんですが、車両が揺れる事も無く、とてもスムーズでした。
今走っているTGV北線は、パリとロンドンを結ぶユーロスター、パリとベルギーを結ぶタリス、そしてフランス北部の都市を結ぶTGVが最高速度は300キロで走る高速列車街道です。
これらの列車と次々とすれ違うので、かなりの高密度ダイヤで運転されています。
ビュッフェで飲み物を買ってきました。この500ミリリットルのスプライト、3.8ユーロ(＝500円)もしてるんです、、
TGV北線上にあるパリ・ブリュッセル・英仏海峡トンネル方面を分ける分岐点、いわゆるフルタントライアングルを通過します。

私が乗ってる列車はブリュッセルへ向かいますが、リールヨーロッパ駅に停車するので英仏海峡トンネル方面に進みます。
リールヨーロッパ駅に到着しました。
ここで前のTGV編成を切り離します。作業中、通過線をユーロスターが通過していきました。
TGV北線を少し戻ってフルタントライアングルをブリッセル方面へ進みます。
フランスとベルギーの国境はどうなってるのかと思い、位置情報が出るグーグルマップを片手に車窓を見ていたんですが、国境らしい物は何も無く、いつの間にかベルギーへ入りました。
列車は速度を落として通勤電車と併走するようになると、ブリュッセルミディ駅に到着しました。

ブリュッセル南駅駅

ブリュッセルは、タリスやTGV、ユーロスターやICEなどの国際列車が発着するヨーロッパの鉄道交通の要所です。その交通の便利さ故か、欧州委員会を始めとするヨーロッパ連合の主要機関や、北大西洋条約機構 (NATO) など多くの国際機関が集まる街なのです。
ミディー駅から歩いて10分程のトコにホテルを予約してました。
予めタブレットにダウンロードしておいたグーグルの地図で迷わず到着できました。自分が居る位置だけでなく歩いてる方向までわかるので、とても便利です
荷物をホテルに置いて、さっそくブリュッセルの街へ繰り出します。
夕飯はレストランに入りたいんですが、フランス語で書かれていて読めないんです。
タブレット片手にブリュッセルの観光名所にやってきました。
「あれ？このヘンなんだけどなぁー」って思っていたら、居ました。写真の右側です。
あまりにも小さくて、人集りができてなかったら街のオブジェに同化して、通り過ぎてしまうトコでした。
これは世界三大がっかりの一つ、ブリッセルの小便小僧です。上の写真の通り、完全に町の景色に同化してます。
この小便小僧は、反政府軍がブリュッセルを爆破しようとしていた爆弾の導火線を小便をかけて消し、町を救ったコトに由来すると言われています。

1月にコペンハーゲンで人魚姫を見て、6月にシンガポールでマーライオンを見て、今回の旅でブリッセルの小便小僧を見たので世界3大がっかりを制覇しました。
スイーツ屋さんです。店先に並んでいる美味しそうなお菓子は、まるで芸術作品みたいですね。。
ここでお土産のチョコレートを買いました。濃厚でとても美味しかったです。
左にある銅像は15世紀に戦争で命を落とした英雄なんだそうです。これに触ると幸せになれるそうなので、いっぱい触っておきました。
ブリュッセル市庁舎です。塔の先っぽには街の守護神と言われる天使のミカエルが居るそうですが。。
確かに金色い何かが居るのは分かりますが、遠すぎて分かりません。
せっかく美食の国ベルギーに来たので、美味しく食事をしたいと思い左側の店先にあるメニューを見てたら
店員「Where are you from?(どこから来たの？)」
私「from japan(日本だよ)」
店員「コレ、ニホンゴのメニュー」
って、やりとりをして入ったのは、、
こんなオシャレなお店です。ちょっとビビっちゃいました。
ベルギービールです。お酒の味はよくわからないですが、日本のビールと一緒ですね。
生牡蠣です。とてもジューシーで美味しかったです。
生ハムを頼んだら、生ハムとメロンが一緒になって出てきました。私たち日本人の感覚からするとスイカに塩をかけて食べる感じなのでしょうか。
商店街を歩きます。映画に出てくるような可愛いお店ばっかりです。
中でも目立っていたのが、こちらベルギーに拠点があるゴディバのお店です。すっかりクリスマスムードですね。
美味しそうなベルギーワッフル屋さんを見つけました。
イチゴやクリームが乗ってたりするワッフルも売ってるんですが、ここはやはりスタンダードを食べてみる事にしました。温かくて、ふわふわで美味しかったです。
さて、ホテルに帰ります。歩いて帰れる距離なんですが、ブリュッセル地下鉄に乗ります。
こちら、券売機です。フランス語で表示されていて理解できなかったんですが、なんとなくそれっぽい表示と値段のチケットを買いました。 ICカードでの乗車は2ユーロですが、切符を買っての乗車は2.1ユーロです。
こちら改札口です。切符はオレンジ色の読み取り機に通します。
ブリュッセルの地下鉄は、ヨーロッパの中規模都市ではよく見られる路面電車サイズの電車です。ベルギーでは、これをプレメトロと言います。