2016/03/19 - 2016/03/20
45位(同エリア263件中)
食い倒れさん
今年も行って来ました「新作花火コレクション」。
毎月花火があがる大曲では、夏の花火大会よりは小さいものの、四半期を代表する「冬の陣」として確固たる地位を築く花火大会です。
冷えて澄みきった夜空にあがる花火の輝きは夏の比になりません。
ただし、問題は春先といえどもまだ雪があるスキー場のゲレンデでの観賞。
今年は比較的暖かかったものの、動かないで二時間座っているというその寒さは、やはりハンパではありません。
しかし、今年は二回目の観賞。
準備にぬかりはない!?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
仕事を昼で切り上げ急いで帰宅。
着替えをしてマイカーで出発です。
盛岡から大曲までは、新幹線、高速道路、一般国道がありますが、今回はゆっくり一般国道を走り、まずはお昼ご飯を。
雫石にある蕎麦屋、「久保田」。
小岩井農場と雫石スキー場の間に走る環状線沿いにあります。
この沿線には石を投げれば当たるほど手打ち蕎麦屋があります。
この久保田さんも、前から認識してはいたものの、初挑戦。 -
店内はあまり広くなく、テーブルが6卓くらい。
窓からはブナの林が見え、店内はとても静寂に包まれた穏やかな空間です。
お決まりで「大もり」を注文。
蕎麦、つゆ共に、地域ナンバーワンじゃないですか?お世辞抜きで。
味、喉ごし、あらゆる点で無心になって食べてしまいました。 -
そして蕎麦だけではあきたらず、天丼も注文。
天丼のつゆ、旨ぇじゃねぇか!
天ぷら特有の疲れというか飽きというか、元々天ぷらがあまり好きではない自分でも、一切そういう抵抗を感じない一品でした。
唯一残念といえば、米!
もう少し炊き方を改善せよ!って感じです。固めとか柔らかめとか、芯が残ってるとかの度合いではなく、明らかに炊き間違った感のご飯でした。
ま、でも蕎麦屋だし、蕎麦が旨けりゃいいか(笑)
あ、ちなみに、あくまでも自分比ですが、安い!他より2〜3割安いです! -
そこから、道の駅をあっちこっち冷やかしながら(どこも特筆なしというか少し意欲に欠ける店が多く、レポートなし)、国道をのんびり走り、大曲へ到着。
今年もルートイン大曲駅前へチェックイン。
何故毎年ルートイン大曲駅前か?
それは、
① 繁華街にあるので、花火のあとに一杯やってから寝るのに便利。
② 大浴場があるので、花火で冷えた体をじっくり温めるのに最適。
③ 花火会場までタクシーでアクセスできる距離にある主だったホテルはここしかない。
というわけです。
ホテルで、
下はヒートテックのタイツに暖パン、
上はヒートテックに長袖Tシャツに皮ジャン
首や頭はネックウォーマーに毛糸の帽子
に着替え、いよいよ出発です。
あ、ちなみに自分は寒さに強い方なのでこれですが、普通は
下はヒートテックのタイツにズボン履いて暖パン
上はヒートテックにニット着てダウン(長めの)
足は靴下二枚履きの上に長靴
首や頭はネックウォーマーにニット帽プラスフード被り
位が良いと思われます。(もちろんスキー用とかのもこもこ手袋必須)
さて、話を本題に戻し、
ルートインから会場となる大曲ファミリースキー場までタクシーで約2200~2300円。
いよいよ会場到着です。
また話は脱線しますが、
乗る(呼ぶ)タクシー。
大曲タクシーがベターです。
当日は一般車で乗り入れる人も多く、スキー場近辺に通行規制がかかり、これにひっかかるとタクシーといえども、かなり遠いところで進めなくなり、降ろされます。
ところが、何故か大曲タクシーは会場の目前まで乗り入れることができます。
写真のとおり、会場はゲレンデ。
斜面に花火発射装置があり、下のほう(といっても何百メートルも離れてませんが)で観衆が花火を観賞します。 -
というわけで、絶対にこういう椅子、必要です!
悪いことは言いません、ホントに必要です!
この椅子の下に銀色のシートを敷けばなおさらグッドです! -
「KEEP OUT」さえ越えなければ場所取りも装備も自由。
皆、「一番ここが良く見える!はず!」と思うところに陣取りを始めます。
18:30開演で自分たちが着いたのが17:20過ぎ。その程度で花火発射装置の最近から三列目がとれます。
-
観賞場所の周囲には屋台が出ています。
-
燗をつけて売っているワンカップや焼き鳥を食べながら、内からも体を温めて花火観賞♪
-
開演時間が迫るにつれ人も多くなってきました。
-
いよいよスタートです。
花火は花火師が今回の花火に込めたコンセプトを説明して打ち上げるという競技形式。
審査員が観衆の拍手も勘案しながら採点し、優秀を競い会合います。 -
花火師の競技が五人ほどやられるごとにインターバルがきて、インターバルはスポンサーのついた花火が豪華絢爛に打ち上げられます。
-
競技とスポンサー花火が繰り返し行われ、そのメリハリは見ていて飽きません。
スポンサー花火も企業だけではなく、同級生の記念や、亡き大切な人へ、プロポーズなど、盛りだくさんな内容です。 -
花火観賞が終わり、タクシーにて再び駅前へ。
ホテルに耐寒重装備を脱ぎ捨て、ホテルルートイン隣にある「塩ホルモン炭楽」へ行き、空腹を満たしつつ、アルコールでさらに体を温めます♪ -
なんでもこのお店、「越前おおのとんちゃん祭り」の優勝店だそうで、、、
詳しいことはよく分かりませんが、とにかく味は期待出来そう。 -
テーブルに七輪を置き、そこで焼く。
無煙ロースターもスポット換気扇も無し!
なので、
店じゅうの空間が白く見える位、煙たいです。
懐かしいですね。昔の焼肉屋は皆こうだった。。。
味は、
塩味が程よく美味しい!
何がまぶしてあるのかわかりませんが、塩味だけでなく、味に深みがある美味しい「何か」も効いてます!
ホルモンをつっつきながらビールを飲み、メニューにあるデザートの「ガリガリ君」や「ジャイアントコーン」を満腹のために断腸の思いで諦め、本日終了。 -
ルートインの良いのは、ゆっくり浸かれる大浴場ですね。
冬花火のように、芯から体を冷やしてしまった時などは、まさに最高です。
一夜明け、バイキングの朝食を目一杯いただきます(笑) -
大仙市から南下して横手へ。
小高い山に上がり、横手公園へ。
ここには天守閣があります。この天守閣は昔からあるものではなく、観光用、シンボル的に建てられたようですが。
残念ながら、冬は閉館で中には入れませんでした。
結構残念そうに引き返す県外ナンバーの車が多かったです。
もっと積極的にいこうよ!横手! -
この公園からは横手市中心部が一望出来ます。
-
続いて、ふれあいセンターかまくら館。
市役所機能も入った複合施設内にあります。
これといった展示物はありませんが、-10℃に保たれた(その気温に慣れている北日本人の皮膚感覚でいくと、-10℃はないな)冷蔵庫の中に、実物のかまくらが展示されており、もちろん冷蔵庫内にも、さらにかまくら内にも入れます。
南国の人が入ったら新鮮な体験でいいかもね。 -
横手公園はあっさり終わり、次は「増田町くらしっくロード」へ。
横手市中心部から車で20分程度南下します。
この町並みは木造の古き良き家屋が立ち並ぶ通りで、内蔵(うちぐら)を持った地域独特の日本建築を見ることが出来ます。 -
ほとんどの家屋は今もなお居住されており、中を観覧することが出来ます。
維持や町並み振興のための寄付金のような形で200円を家の中にある料金箱に入れると、その家の人が内部を案内してくれ、その家々、その商売ごとに違う造りや備品を見せてもらえます。 -
これは内蔵の中。
豪雪地帯だからなのか、蔵と言えば外にあるようなイメージがありますが、この辺は木造家屋の中に蔵が内包されていました。 -
予想を裏切って増田町を満喫し(さらっと見て終わるだろうと思っていたが、意外に見ごたえあり)、再び横手市内中心部へ戻り、横手焼きそばをいただきます。
チョイスした店は「藤春食堂」。
毎年市内の横手焼きそば店が審査されて決まる「横手焼きそば四天王」に毎年君臨する名店。
店構えは、昔よくあった「ちょっと上がって食べれる駄菓子屋」的イメージ。 -
店内は、はじめは土間で、流行ると共に茶の間や台所を店舗にあててしまった、というような風合いで、テーブルはビールケースを積んだ土台にベニヤ板という、何とも雰囲気ある感じ。
-
特製焼きそばをいただきます。
これは、肉、キャベツ、玉子にさらに肉というタイプ。(具に何が入っているかでメニューが別になりますが、これはいわゆる「全部乗せ」)
味は甘口ですが、ここにテーブルに配備されているソース(ウスター?)をドバドバとかけ、味を調整します。
ものの本によれば、食べ終わったあと皿がソースでビチャビチャになっている位が丁度良いのだとか。
名物を満喫し、短い秋田ツアーを閉じました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- fuzzさん 2016/05/08 21:28:59
- ガリガリ君を断腸の思いで諦め(笑)
- 食い倒れさん、こんばんは。
んもぉ〜しょっぱなから食い過ぎっす(笑)
久保田というそば屋は初耳ですが、そばは大好きです。
天丼も美味しそうなのに、飯が・・・ですか。
私も年に一度位の頻度で、ご飯の水の量を間違えてマズい飯が炊きあがります。
その店でも、年に一度の頻度だったとして、まさかの初来店の日にぶつかるなんて。
ちょっと古いけど「何て日だ」
でも値段が安ければ文句ないですね。
あ、また食べ物話ばかりでここまで来ました。
防寒対策、ためになります。いすに銀色のシートを敷く、なぁるほど。
でも寒い中、お酒を飲んだら尿意が・・・なんて心配しました。
冬の花火は空気が澄んでいる気がして綺麗ですね。
fuzz
- 食い倒れさん からの返信 2016/08/16 13:32:13
- RE: ガリガリ君を断腸の思いで諦め(笑)
- fuzzさん、ご無沙汰しております。
アルコールによる頻繁の尿意も、大量の仮設トイレが待ち構えてくれておりますので安心です!
(久々の交信でこの話題から斬り込むか!?(笑))
なーんか身の回りが煩雑で、ついつい旅行記のアップが後手にまわっていますが、ボチボチ書き始めます。
よろしかったら是非チラ見していただければと思います。
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