暮らすように歩く　ＮＹ初物語④

2016/03/03 - 2016/03/12

　ニューヨークは６回目という連れ合いに背中を押されて、初めて訪れた。定年１年後の記念旅行。どうせなら長逗留をと８泊。キッチン付きのホテルに泊まり、料理も洗濯もし、街をぶらついた。はたしてニューヨーカー気分になれたかどうか‥。写真はハイライン

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　【５日目　３／７】
　今朝も散歩の後は地下へ洗濯に。しかし、またトラブル。今度は全自動洗濯機がクレジットカードに反応しなかった。３台とも駄目。係りのおばちゃんがやっても駄目。仕方なくおばちゃんが従業員用の洗濯機を使わせてくれた。
　もう直っているだろうと翌々日も行ったが、やはり動かなかった。おばちゃんたちは面倒くさいので洗濯機が故障していることを上に伝えなかったのかもしれない。
　午前１１時すぎホテルを出て、地下鉄でチェルシーへ。マーケット辺りから話題のハイライン（空中公園）に上り、散策した。廃止になった地下鉄高架線を公園として整備した所でそういう発想がでるのがニューヨークらしい。
　地上１０メートルの空間に帯状の公園が続いている。これから温かくなると次々と花が咲き乱れるとか。ハイライン人気でビルの壁面がアートになったりもしていて、さらに評判を呼んでいるという。
　マーケットまでの戻りはハイラインから下りて、ギャラリー街を歩いたが、残念ながら月曜日は店休日、どこも閉まっていた。それより空室になったギャラーが目立った。「前回来た６年前とは大違い。なんか寂れている。家賃の安いブルックリンに移ったのかしら」と連れ合いは分析していた。
　マーケットで遅い昼食をとった。話題のロブスターを立ち食いした。うまかったが、旨さはカニの方が優っていると思った。
　チェルシーから今日のメーン、５番街の近代美術館（ＭＯＭＡ）に向かった。５日に訪れたメトロポリタン美術館は大きすぎて目が回るのに比べて、こちらは近現代美術に限定されている。私の好みということもあるが、こちらが親しみやすかった。絵画の近代からの流れが作品で解説されてあるのもよかった。
　午後５時半の閉館までいて、隣接の書店やストアでも遊んで７時すぎ、マジソンスクエア公園近くの人気店、ウエストサイドの「ＥａＴａｌｙ」に。ここはイタリア関連の食材をそろえたマーケット兼レストラン。日本風にいえばおしゃれな屋台村。レストランはイタリアの味を３分野に分け、チーズ・肉、魚、パスタ・ピザの３コーナーがある。パスタ・ピザコーナーは満席でしばらく待たされたが、ピザもパスタもワインも上々だった。

チェルシー地区の歴史的街並み

ギャラリー街にあったコムデギャルソン

近代美術館近くのオブジェ

パフォーマンス。静止を繰り返す

村上隆

クリムト

ピカソ

マチス

バーネット・ニューマン

モネ

　ＭＯＭＡから地下鉄で南下、マジソンスクエア公園近くの人気店、イ−タリーを訪ねた。イタリアの食材や雑貨などを扱うマーケットも兼ねたレストラン。日本風に言えば市場にある屋台村といったところか。イタリアの味を満喫してほしいと、チーズ・肉、魚、パスタ・ピザの３分野に分けた３レストランがある。パスタ・ピザのコーナーは早々に満席でしばらく待たされたが、ピザもパスタもビールもワインも上々だった。