観光地化していないコプト教会

2016/02/06 - 2016/02/06

本日のカイロは、最高気温は22度、最低気温は12度です。

前回に続いてオールドカイロのご紹介。

エリア カイロ(エジプト)

聖バーバラ教会を出たところで、案内のおじさんに声をかけられたので、ついて行くことにしました。

手前は工事現場状態ですが、古いお墓と、後ろは教会だったそうです。

聖マリア教会と言っていた気がしますが、忘れてしまいました。（いくつか聖マリア教会があります）　今はもうこの壁が残ってるだけだそうです。

こちらはお墓だったかな・・・？

こっちは学校だったような・・・。

この辺りはとにかく入り組んでいて地下に入口があることも多いので、何がどこにあるのか、よく把握できません。

こちらは結婚式場だそうです。

あまりぱっとしない感じですが、エジプトの結婚式は夜行われるので、夜ライトアップされると華やかになるのかもしれません。

早足＆早口なおじさんにひたすらついて行ったので、どうやって行ったのか覚えてません。（二人で歩いてるのになぜかこんなに距離が・・・）

辿り着いた教会その1。（おじさんはちゃんと説明してくれたのですが、忘れてしまいました）

入口の雰囲気からして、ほとんど観光客は来ず、地元のクリスチャンが訪れる場所だということがわかりますね。

中は思ったよりずっと広く、写真では明るいですが、かなり暗かったです。

入口にいたおっちゃんに、写真撮っていいか聞くと、どこから来たんだと言われ、日本だと答えたら、「ま、いいでしょう」みたいな感じで許可をいただきました〜。

ほんとに好意で許してくれたのか、普段から撮影していいのか不明。

辿り着いた教会その2。

こちらは扉の上に、「偉大なる殉教者マール・ギルギス教会」と書かれてありました。

マール・ギルギスの名がつく教会がいくつもあるんですね。

こじんまりしていますが、こちらも観光地化してなく、現役の祈りの場という雰囲気です。

若いエジプト人夫婦がかわいい娘さんの写真を撮っていました。こちらの子供はほんとにかわいくお人形さんみたいです。

詳しいことはわかりませんが、この教会も何百年という歴史があるのでしょうね。

案内してくれたおじさんとは、この教会を出たところでチップを渡し、お別れしました。

エジプトだけでなく、海外旅行へ行くと「頼んでもいないのに勝手に案内して料金を請求してくる」と気分を害される方も多いですが、特に観光地では無料サービスはほとんどありません。

道案内など何かしらサービスを受けた場合は、ぜひ気持ちよくチップを渡してあげて下さい。ほとんどの場合、日本円にするとたいした金額になりませんし、気持ちよく渡してしまった方が、「ぼったくれた！」とか「ダマされた！」とイライラするより、ずっと旅行を楽しめますよ。

もちろん、不要な場合は最初にしっかり断ればいいし、残念ながら異常な高額を要求してきたりなど悪質なケースもあるので、納得できない場合は、断固とした態度をとることも必要ですが。

小路の壁にコプト十字。標識には、コプト文字・アラビア語・英語が表記されています。

教会だけでなく、こういうちょっとしたものをみつけるのもオールドカイロの楽しみです。