2015年10月 凱旋門賞とポルトガル、スペイン鉄道の旅 (13) バルセロナ-サグラダ ファミリア編

2015/10/03 - 2015/10/12

2015年の鉄道の旅は、ポルトガルとスペインです。
パリでは、毎年来てている凱旋門賞を観戦。

今回の凱旋門賞は日本馬が参戦しないので少し寂しい気もしましたが、6歳牝馬トレヴの凱旋門賞を3連覇という史上初の挑戦をライブで見る事ができて思い出に残る凱旋門賞でした。

今回の旅行記はバルセロナでサクラダ・ファミリア編でカサ ミラ・カサ バトリョ編と分けて紹介します。サクラダ・ファミリアは2008年以来７年ぶりの訪問、前回サクラダファミリアの内部は工事中でしたが今回工事も終わって息を飲むような素晴らしいサクラダファミリアを見る事ができました。

今回の鉄道の旅
ポルトガルは初めての訪問国。パリから高速列車TGVに乗車し、南急行（Sud EXpress）寝台列車に乗り継いでリスボンに向かいました。

ポルトガルの観光は３日間。最終日はアルファという高速列車でポルトへ日帰り旅行。

今回の目的、南急行（Sud EXpress）とリスボンからスペインのマドリードまで乗車したルシタニア（Lusitania)号、二つの寝台列車に乗車する事が出来ました。

マドリードからバレンシアまではスペインの誇る高速列車AVEとバレンシアからバルセロナ間までははユーロメット号に乗車。
標準軌のAVEと広軌のユーロメット号と二つの高速列車に乗車する事が出来ました。

乗り鉄最終ランナーはスペイン・バルセロナとフランス・パリを結ぶ国際線TGVに乗車します。TGV地中海線は何回か乗車していますが、スペイン内のTGV乗車を体験する事が出来ていい思い出となりました。

今回の旅、初めてヨーロッパ内の寝台列車や素晴らしいスペインとポルトガルの鉄道に乗車する事ができて楽しい鉄道の旅となりました。
　　　　　　　　　　
今回訪問した世界遺産
ポルトガル　
ジェロニモス修道院とベレンの塔（1983年）文化遺産
ポルト歴史地区（1989年）文化遺産
スペイン
アントニ・ガウディの作品群（1984年登録2005年追加登録）文化遺産
（サグラダファミリアのご生誕のファサードと地下聖堂/カサ・ミラ/カサ・パトリョ）
バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ（1996年）文化遺産

◎印が今回紹介する旅行です。
全日程
10月2日（金）
福岡21時00分発（JAL334）羽田22時35分着

10月3日（土）
羽田10時35分発（JAL045）パリCDG6時20分着　　
　
10月4日（日）　　凱旋門賞

10月5日（月）
パリ・モンパルナス駅 12時28分発（TGV8537）イルン駅18時20分着
イルン駅18時50分発（SUD EXPRESS）

10月6日（火）
リスボン・アポローニア駅 7時30分着　　
リスボン市内観光
　　　
10月7日（水） リスボン市内観光
　　　　　　　　
10月8日（木）
リスボン・アポローニア駅 8時00分発（アルファ123）
ポルト・カンピャニャン駅 10時52分着
ポルト・サンベント駅
ポルト市内観光
ポルト・カンピャニャン駅 16時47分発（アルファ126）
リスボン・アポローニア駅 19時30分着
リスボン・アポローニア駅 21時25分発（ルシタニア）車内泊

10月9日（金）
マドリード・チャマルティン駅 8時40分着
マドリード・アトーチャ駅 10時40分発（AVE5100）
バレンシア・ホアキン・ソロージャ駅 12時18分着
バレンシア・ホアキン・ソロージャ駅 14時50分発（ユーロメット1152）
バルセロナ・サンツ駅 18時09分着

◎10月10日（土）　　バルセロナ市内観光

10月11日（日）
バルセロナ・サンツ駅 9時25分発（TGV9702）
パリ・リヨン駅 15時59分着
パリCDG20時30分発（JAL046）

10月8日（月)
羽田15時25分着
羽田17時20分発（JAL327）福岡19時10分着　　　　　　　

写真はサクラダ・ファミリア贖罪教会

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

2015年10月10日（土）
ホテルを８時30分に出発。
(2015年10月 凱旋門賞とポルトガル、スペイン鉄道の旅 (12) バルセロナ-カサ ミラ・カサ バトリョ編と同時進行です）
http://4travel.jp/travelogue/11109579

徒歩でサグラダ・ファミリア教会に向います。

サグラダ・ファミリア教会が見えて来ました！

窓口で購入する入場券が欲しかったので、予約はしないで直接チケット売り場へ

サグラダファミリのチケットを購入
こちらは、同時に購入した塔のエレベーター入場券　入場時間が17:00分。
（入場券15ユーロ　塔のエレベーター4､5ユーロ　合計19､5ユーロ）

2016年事前予約チケット情報
現地で入場料と塔のエレベーターチケットを購入しましたが、ネットの事前予約で塔に昇りたい場合、塔のエレベーター＆オーディオガイド付きの入場券（29ユーロ）になるようです。オーディオ・ガイドは日本語が無いみたいなので、使いづらいチケットですね。

サグラダファミリのチケットを購入
ほとんど並ばず購入できたので、すぐ入場できると思ったら、何と入場時間が16時15分、同時に購入した塔のエレベーター入場時間が17時00分でした。

塔のエレベーターのチケットは生誕の門（Tower on the Nativity facade）と
受難の門（Tower on the Passion facade）の２種類あります。

上が入場券、下が塔のエレベーターチケット（受難の門）

☆サグラダ・ファミリア教会（聖家族教会）

生誕のファサード（Facada del Naixement）
定番の位置から撮影

☆サグラダ・ファミリア教会

この左側（南側）に栄光のファザードが建設される予定。

☆サグラダ・ファミリア教会

世界遺産・生誕のファサードの彫刻群
生誕のファサードは陽の当たる朝がベストの時間帯

☆サグラダ・ファミリア教会

定番の池の前から撮影。

☆サグラダ・ファミリア教会

逆さサグラダ・ファミリア教会も撮りましたよ！

☆サグラダ・ファミリア教会

池に映った逆さサグラダ・ファミリアの写真を上下逆にしました（池に写ったサグラダ・ファミリア）
なので左右逆のサグラダ・ファミリアです。面白い写真ができました。

☆サグラダ・ファミリア教会
これが、本物。上の写真と左右違うでしょ！

教会の中に入れないので、次の観光地カサ ミラに向かいます。

☆ カサ ミラ

カサ ミラを観光、朝なので観光客は少なかったです。
（ バルセロナ-カサ ミラ・ カサ バトリョ編）をご参照ください。
http://4travel.jp/travelogue/11109579

☆ カサ・バトリョ
カサ ミラの後はカサ バトリョ。すでにカサ・バトリョの前には大勢の観光客が！
このガウディの傑作は外見だけではなく、カサ・バトリョの中に入る事をおすすめします！

この後、サンタ・カタリーナ市場などを観光してサグラダ・ファミリア教会に戻りました。

☆サグラダ・ファミリア教会

15時40分、再びサグラダ・ファミリア教会に戻ってきました。
それでは、聖堂の中に入ってみましょう！

☆サグラダ・ファミリア教会

７年前に来た時、一部のステンドグラスを見る事が出来ましたが、まだ工事中でこんなにも美しい内部を想像する事はできませんでした。

☆サグラダ・ファミリア教会
受難のファザード側

結果的に入場時間が夕方で正解でした。
西日が入ったサグラダ・ファミリア教会内。美しく輝きます！

内部を見学するのは夕方の方がいいかもしれません（特に晴れていた日は）

☆サグラダ・ファミリア教会

中央祭壇のキリスト像

☆サグラダ・ファミリア教会
　オレンジからブルー系に変わるグラディションのステンドグラス。

☆サグラダ・ファミリア教会

☆サグラダ・ファミリア教会

こちらは生誕のファザード側のステンドグラス。

☆サグラダ・ファミリア教会

物語的な絵柄ではなく、一般的なステンドグラスのデザインなので、いろいろ考えなくで見れるのがいいです（笑）

☆サグラダ・ファミリア教会

薔薇窓-いろいろな国の教会のバラ窓を見ていると、世界の教会の「薔薇窓」の写真を収集しようかな？みたいな発想も生まれてきます。

☆サグラダ・ファミリア教会
17時時間になったので、塔のエレベーターで上の昇ります。

やっぱり生誕の塔側からの景色を見たいのでNativity Towersと書いてあるエレベーターにしかとでで昇りました（チケットは受難の塔側でした）

☆サグラダ・ファミリア教会

☆サグラダ・ファミリア教会から見たバルセロナの町

☆サグラダ・ファミリア教会

☆サグラダ・ファミリア教会

朝、逆さサグラダ・ファミリア教会を撮影した池の公園も見えます。

☆サグラダ・ファミリア教会

☆サグラダ・ファミリア教会

☆サグラダ・ファミリア教会

ガウディが巻貝をモチーフにしたと言われる螺旋階段（もっと中心から撮ればよかったと、反省）

☆サグラダ・ファミリア教会

西日が入って教会内がオレンジ色に包まれます。

☆サグラダ・ファミリア教会

世界遺産でアントニ・ガウディの作品群のひとつ、サグラダファミリア協会。
残念ながら世界遺産は、教会全体ではなく、生誕のファサードと地下聖堂のみ。

地下に来ましたが、ガウディのお墓や地下の礼拝堂は、見る事ができませんでした。

サグラダ・ファミリア教会の完成模型

生誕のファサード側から撮影。十字架がシンボルの一番高い塔がまだ出来ていないイエスの塔。
左側は完成してない栄光のファサードと４本の使徒の鐘楼です。

☆ サグラダ・ファミリア教会

世界遺産の生誕のファサード
イエス・キリストの誕生から最初の説教を行うまでが彫刻

☆サグラダ・ファミリア教会　生誕のファサード

天使の合唱隊
写真で見て初めてわかったのが、生誕のファサードの彫刻が繊細に出来ている事。
受難のファサードと違って細かくできているのは知ってのとおりですが、高い所にあるので気がつかなかったのが残念です。双眼鏡を持っていくといいかもしれません。

☆サグラダ・ファミリア教会　生誕のファサード

天使の合唱隊下の場面
中央がイエス・キリストの誕生

☆ サグラダ・ファミリア教会

生誕のファサード

入口左側にあるの東方三賢者の礼拝
誕生したイエスを礼拝し黄金、乳香、没薬を贈り物として献げる場面。

☆ サグラダ・ファミリア教会

生誕のファサード

入口右側にあるの羊飼いの礼拝
イエス・キリスト誕生の知らせを天使から聞いた羊飼いがベツレヘムで礼拝する場面

☆ サグラダ・ファミリア教会

受難のファザード

☆ サグラダ・ファミリア教会

受難のファザード

☆ サグラダ・ファミリア教会

ペテロの否定

☆ サグラダ・ファミリア教会

イエスの裁判

☆ サグラダ・ファミリア教会


サグラダ・ファミリア協会の完成予定はガウディの没後100年にあたる2026年。早く見たいと思うのですが・・・

地下にあった完成模型を見ればわかりますが、中央のメインタワー（十字架がシンボルのイエスの塔）栄光のファサードと４本の使徒の鐘楼等々、あと11年で完成できるのか？心配なところです。

☆ サグラダ・ファミリア教会

再び、池の前からサグラダ・ファミリア教会がライトアップされるまでを同じ位置から撮りました。

ライトアップ前、まだ少し明るい時間です（19時45分頃）

☆ サグラダ・ファミリア教会

この時期（10月）は20時ちょうどにライトアップします。ただ今の時間20時00分、次の瞬間！

☆ サグラダ・ファミリア教会

20時にライトアップされサグラダ・ファミリア。
雰囲気が一気に変かわりました。印象としては、ライトアップ前の写真の方が好みです！（上の写真）

サグラダ・ファミリアのライトアップ時間は２月３月を除いて毎月変わります。
10月は20:00時から23:00時でした。

参考までにライトアップの時間
（１月）18:30-22:00
（２月、３月）19:00-23:00
（４月）21:00-24:00
（５月）21:30-24:00
（６月）22:00-25:00
（７月）22:00-24:00
（８月）21:30-24:00
（９月）21:00-24:00
（１０月）20:00-23:00
（１１月）18:30-22:00
（１２月）18:00-22:00

同じ池の前で、サグラダ・ファミリアの夜景を撮影していた日本人の女性と食事に行きました。
１件目のビンチョスのお店がいっぱいで、こちらも有名な「イラティ」で遅い夕食を楽しみました。

この女性の写真を見せていただきましたが、自分が一番行きたい雨季のウユニ塩湖、同じボリビア・ラパスの夜景（治安大丈夫だったのかなぁ）９月に行って見れなかったオーロラ、これも行きたいベスト10のアメリカ西海岸国立公園　等など。

カウンターには、いろいろな種類のビンチョスのお皿があってどれも美味しそうだったので

小さなパンの上にいろいろな種類の食べ物が乗っているビンチョス。

めずらしい種類のビンチョスを選んでお皿に！
（種類と味はもうだいぶ前の事なので忘れちゃった・・・）
でも、どれも美味しかったですよ！

角度を変えて

これはわかります、チョリソ。見れば誰でもわかります。

ビールを飲みながら、日本では味わえないような料理を安く食べて最高の気分！
ごちそう様でした。

2015年3月31日投稿
2021年4月25日 再編集

2015年10月 凱旋門賞とポルトガル、スペイン鉄道の旅 (14) バルセロナ-パリTGV乗り鉄・帰国編（最終回）に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11682898