2015/11/14 - 2015/11/22
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ポメラニアンさん
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パリ旅行の最終章です。
思えばパリの同時多発テロ事件から始まり、旅行に行くかどうするかを悩み、本当にドタバタの旅行でした。
テロで傷ついた街を観光していることに心を痛める時もありましたが、幸いにも現地で危険な目にも遭わず、逆にフランスの方々には皆親切にしてもらい、本当に人の優しさに触れた旅となりました。
あの事件から時も経ち、テロの実行犯も拘束され事件のことも風化されつつありますが、この時の経験を忘れずに生きていきたいなあと思います。
さて、パリの最終日なんですが、パリ発の飛行機に午後6時55分に乗るので、あまり自由な時間はありませんでしたが、ギリギリまでパリを満喫してきました。
これからパリに行かれる方で、この旅行記が何かのお役に立つのであれば嬉しく思います。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日はパリの最終日、時間も少ないので、いつもより早めに朝食会場に向かいます。
写真は自分たちが泊まったフロアの様子
あまり大型のホテルではなく、ちょっとオシャレな感じのホテルでした。 -
今までお世話になった朝食会場
あまり人もいなくて、ゆっくり利用できました。 -
嫁は相変わらずホテルの朝食を満喫
-
一方、海外の朝食が苦手な私は創作料理で対抗
目玉焼きを作ってもらい、トーストしたパンにバター、マーマレードを塗り、ハムとチーズと目玉焼きを載せれば、簡単なクロックムッシュの出来あがり!
味はまあ可もなく不可もなく… -
朝食後、街に繰り出すため外に出てみると、そこは抜けるような青い空…!
い、今まで天気が悪かったのに、まさか最終日にこんな晴天になるとは… -
ホントにめっちゃいい天気
-
創業150年を迎えた老舗デパート「プランタン」前で見かけた謎のキャラクター
この後、ツーショット写真を撮ってしまった。 -
いたるところで見かけた武装した警官たち
普段ならビビるところでしたが、今回はとても頼もしく思えました。
街の治安を守ってくれて、ありがとうございました。 -
ちょっとブラブラした後、ホテルの近くにあった「ピエール・マルコリーニ」でお土産のマカロンを物色
-
お土産用に色々買い込みました。
しかし、マカロンは崩れやすいから、持ち帰るのは大変… -
12時チェックアウトなので、ホテルに戻りスーツケースにお土産を積みこみます。
写真はホテルの部屋からの眺め、向かいに見えるのは「インターコンチネンタル・ル・グラン」ホテル -
空港には午後4時頃着けばいいので、チェックアウトを済ませ、大きい荷物をフロントに預けた後は再び街に繰り出します。
しかし、スクリーブもあまり大きく感じなかったが、こうして見ると結構大きく見えます。
ただ、嫁は隣の「インターコンチネンタル〜」にしとけば良かった…とずっと言っていました。 -
散策前にメトロ駅にある券売機で空港までのバスの切符を購入
行きに使って便利だった「ロワシーバス」を再度利用します。 -
最初はカフェに行ってみるか、とモンブランで有名な「アンジェリーナ」に来てみましたが、よくよく考えたら前回のパリ旅行で2回も行ってるし、日本でも食べれるから却下。
-
どうせなら、違うカフェに行こうということになり、急遽メトロを利用して移動
お目当ては映画「アメリ」に出てきたカフェです。 -
昨日で切符はすべて使い切ったので、券売機で切符を購入します。
-
メトロを乗りかえして「Pigalle」駅に到着
-
地上に出るとそこにはフレンチカンカンで有名な「ムーラン・ルージュ」
このあたりの地区は夜は結構治安が悪いらしい。 -
カフェに向かって歩きます
何か下町っぽくて、こういう雰囲気いいなあ -
お目当てのカフェは駅から歩いてすぐに見つかりました。
ここが映画「アメリ」で登場する有名な「カフェ・ド・ムーラン」です
実は前のパリ旅行でも来ているのですが、その時は現地ガイドさんと一緒だったのでコーヒーしか飲めず、また映画も見ていなかったのであまり満喫ができなかったんです… -
とりあえず店内へ
丁度お昼時だったので、食事が飲むだけか聞かれました。
映画で出てきた「クレーム・ブリュレ」が食べたいだけなので、その単語を連呼したら、ソファー席に座らせてもらえました。 -
店内はこんなカンジ
前に来た時はコーヒーだけだったので、カウンター席に座ってました。 -
店の奥には「アメリ」のプレート
女性に人気がある映画なので当然私もこの映画が大好き…と言いたいのですが、実は私この映画が苦手。
過去2回チャレンジしましたが、いずれも途中で挫折しました。
逆に嫁はこの映画は面白かったと言っており、何か人の感性って分からないなあって思います。 -
そうこうしている内に注文した品が届きました。
クレーム・ブリュレ×2とコーヒー×1です。
値段は忘れましたがクレーム・ブリュレはひとつ7ユーロ(約980円)くらいした覚えが…
味はまあ普通、しかし映画に出たカフェで主人公の好物のスイーツを食べるという行為が大事なんです!(笑) -
トイレに行く途中にアメリの関連コーナーを発見
ファンにとっては聖地巡礼の気分なんだろうなあ… -
カフェを出た後は「ムーラン・ルージュ」に行き、雰囲気だけでも体験。
夜に大規模なショーが行なわれる劇場ですが、結構な値段なのと夜は治安が悪く怖いので、いまだに見たことはありません… -
最後に劇場前で名物のフレンチカンカンを披露して観光終了です。
しかし、何やっとんだコイツ…というパリジェンヌの視線が痛かった… -
再度メトロに乗り、ホテルのあるオペラ地区に戻って来ました。
-
ホテルに戻ってきて荷物を受け取ります。
この時点で2時を少し回っており、少し早いですけど空港に向かうことにしました。 -
ホテルからバスの停留所に向かうのですが、ここでもの凄い雨が!
ひ、ひえー!!
さっきまで晴れてたのにー!!
最後の最後まで雨の洗礼を受けながら停留所へ向かいます。 -
ふう…
何とか本降りになる前にバスに乗ることができました。 -
私たちがバスに乗ってから雨はますますヒドイことに…
あ、危なかった…
もう少しホテルを出るのが遅かったら、びしょ濡れになるところでした。 -
午後3時すこしすぎに空港に到着
オペラ地区→空港を往復するだけなので、降りるターミナルを間違えなければ非常に簡単でした。 -
搭乗手続きをする前にお買い物をした免税手続きを済ませます。
-
日本語表記があるので安心
-
機械で手続きした書類をここに投函して免税手続きは完了
人もいなかったので、あっという間に終わりました。 -
さてお次は搭乗手続き
行きはビジネスだったけど、帰りはエコノミーなんだよね。
はあ…ブルーだ… -
それが一転、ガッツポーズをする私
一体何があったのかといいますと… -
プレミアムエコノミーにアップグレードしたのです!
そう…追加250ユーロ(約35,000円)をわざわざ払い、私だけエコノミーからプレミアムエコノミーに昇格したのです…
実はあまり買い物をしてなかったのでユーロが結構余っており、足りない分は嫁に借金してアップグレードしました(笑)
高い金を払って変更する意味が分からん…と嫁は呆れていましたが、もう私かなり疲れがピークだったので、お金を払ってでも広い席に座りたかったのです… -
私はアップグレードして幸せ、嫁は最後の買い物を満喫して幸せ。
ふたりともハッピーな気分でフライトを待ちます。 -
出発の6時55分が近づいてきたので飛行機に乗り込みます。
-
私は前方のプレミアムエコノミー席へ
嫁は3列シートの窓際へ
通路側に中年の男性が座ったそうですが、真ん中の席は誰も来なかったので、ゆったり過ごせたそうです。
てか、テロの影響か空席が目立ってましたね…
わざわざ高い金払って馬鹿じゃないか、と嫁は言っていましたが、結構限界だったんですよ私… -
定刻通り飛行機は出発
さようなら、パリ -
ひとりでアルコールを満喫する嫁
-
あの忌まわしきテロから一週間…
何事もなかったことに感謝です。 -
機内食
嫁は当然完食しましたが、私は機内食が苦手なので、そばだけ食べてあとはスルー
その代わり、プレミアムエコノミーではJALのインスタントうどん「うどんですかい」が食べれるので、久しぶりの日本の味が旨すぎて食べまくってました。 -
到着前の軽食
-
時差の関係で時間が飛び、23日の日曜日、午後3時に羽田空港に到着
高いお金を払ったけど、広い席でゆっくりできて幸せでした。
ここからセントレアに帰るので、国内線のターミナルに移動します。 -
時間があるので、久しぶりの日本食、カツ丼とざるそばのセットをいただきます。
これが…これが…めっちゃ美味しい!!
いつも思うのですが、海外から帰って来た後の日本食はこの世のものとは思えないくらい旨い!! -
その後、午後7時20分に羽田空港を出発
-
午後8時20分、無事セントレアに到着
さあ、ここから車で帰ります! -
カートを押して駐車場に向かう…
こうして、波乱から始まった2015年秋のパリ旅行ですが、無事終了となりました。
冒頭にも書きましたが、今回は本当に旅行に行くことを悩み、帰宅後も旅行記を作成する事を悩んだ旅になりました。
何が正しいのか分かりませんが、あのテロの後もベルギーで事件があり、自分たちが訪れた街が混乱に陥ってると思うと実に悲しく思います…
ただ、今回の経験により自分たちがいかに平和な場所にいることを痛感しました。
今回の旅行で感じた「感謝」の気持を忘れずにこれからも生きていこうと思います。
最後に12月から作り始めた旅行記ですが、色々と忙しかったりテンションが上がらなかったりと結局3カ月以上もかかってしまいました。
最後まで旅行記をみていただき、本当にありがとうございました。
ではでは、また次回の旅行記でお会いいたしましょう。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2016/04/09 15:26:20
- テロに屈しないと言っても、、、
- こんにちは、ポメラニアン様
パリでのテロが日本ではちょっとずつ過去のものになってきたころに
ベルギーでのテロ。
一体、ヨーロッパはどこに向かうのか?
いや、ヨーロッパだけじゃなく、
世界は何に向かうのか。。。考えますね。
そんな中、しっかり警備をしてくださった警官の皆さんが
頼もしいです。
アメリ、私も大好きですよ。
でも、うちも旦那様は1回目で挫折し、2度目はありません(笑)
私もあのクレームブリュレ、食べてみたいなぁ〜♪
ついでにアンジェリーナのモンブランも食べたいわ。
あっ、日本でね(笑)
たらよろ
- ポメラニアンさん からの返信 2016/04/10 19:42:42
- RE: テロに屈しないと言っても、、、
- たらよろさん、こんばんは〜
パリ旅行記に投票&コメントありがとうございます(^−^)
コメントにもありましたが、パリのテロ事件の実行犯が逮捕されたと思ったら、すぐにベルギーでテロが…
日々、テロの脅威にさらされている欧州に比べたら日本は何て平和なんだろうと実感します…
しかしながら、いつ何時、ここ日本でもテロが起こるか分かりませんし(北の国のミサイルとかもありますし)世界はどうなるんだろう?と思いますね…
話変わりまして、映画のアメリは2回チャレンジしたのですが、どうも無理でした(-_-;)
それでも、あのカフェは有名でしたし、映画で出てきたクレーム・ブリュレを現地で食べれたことは良かったです(^−^)
映画や小説での出来事を追体験できるのも旅行の醍醐味ですよね。
ではでは、またよろしくお願いします(^O^)/
ポメラニアン
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