2016/02/04 - 2016/02/07
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GuteReiseさん
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4トラベルをネット・サーフィンして、いつか行ってみたいと思っていた
モロッコ、週末+2日休(3泊4日)を利用して行ってきました。
今回の旅の目的は
1.フェズの迷路を楽しむ。
2.リアドで豪華、優雅な休日を過ごす。物価の違いを楽しむ。
3.青い街シャウエンへの弾丸日帰り旅行を決行する。
2日目の金曜日は、イスラムの礼拝日のため、フェズのメディナが
お休みと分かり(こんなことも知らず旅行しているの恥ずかしい)
4.北アフリカのローマの遺跡、ヴォルビリスを見学。
を追加。
ドイツから朝早くの飛行機で9時amにはフェズ到着。初日からフェズを冒険、衝撃的な旅のスタートでした。街にはヨーダのようなジュラバを着た人々の中で、スターウォーズかインディ・ジョーンズの世界に飛び込んだ気分になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まだまだ春は遠く気温10℃以下のドイツから
冬なのに20℃と温暖なモロッコへ(2月4日)。
早朝4時に起きて、6時55分の飛行機に乗って3時間、
あぁ、フェズが見えてきた!
(事件)
我が家から空港まで1時間半、6時55分の飛行機に乗るために
4時に自宅を出た。30分走ったところで、なんか、胸騒ぎ。
この胸騒ぎ、なんだろう?車をサービスエリアで停めて、鞄の中をチェック
パスポートもあるし、あぁ〜ビザカードが無い。
やってもうた。自宅に戻るしかない、間に合わないかも知れない。
妻の冷たい視線、すべて自分が悪い。
しかし、ここはドイツ、アウトバ〜ン、飛ばしに飛ばして......
6時空港着。出国ではビザチェックがあった、セ〜フ良かった。 -
フェズ着。
今回も、お世話になります、ライアンエア。
9時amには、もう到着です。(ドイツとの時差-1時間)
(飛行機代)
デュッセルドルフ(Weeze) x フェズ
往復170ユーロ
満員でした。 -
モロッコの魅力は物価が安いこと。
格安ライアンで来たのに、空港には、お迎えを頼みます。
今回、空港とホテルの送迎(150DH=1800円)と
シャウエンのツアー(1日15000DH=1万8千円)と、お得です。
ドライバーのイドリス君、好青年で、いろいろガイドしてくれ
豊かな旅になりました。 -
車のフロアーマットは絨毯です。さすがモロッコ。
-
(ルシーナ広場)
お宿はメディナ(旧市街)内のリアド(邸宅)をとりました。
フェズの迷路の中なので不安もあり、送迎を頼みました。
車が到着したのはルシーナ広場。
ここはフェズのメディナで唯一、車の乗り入れができ、非常に
便利なところでした。 -
(リアド)
今回のモロッコ旅行、3泊4日。
お宿は3泊とも、このリアド Riad Andalibで
お世話になります。Bookingドットコムで、スコアが9.7と
高かったのが理由です。
物価が安く、お金の価値が違うので、リッチに
泊まるならリアド(中庭つき邸宅)で非日常を味わいたいと
思っていました。楽しみです。 -
(リアド)
じゃ〜ん、リアドのリアドたる由縁、
中庭です。 -
(リアド)
お疲れさま〜、
まずミント茶で歓迎です。
香りをたたせるために高いところから淹れます。
すっきりします。 -
(リアド)
オ−ナーのReial Idrissiさんが、さっそくフェズのスーク
迷路の歩き方を教えてくれます。
非常に役にたち、方向音痴の我が家も、まったく道に迷いませんでした。
また、たかられることも、ありませんでした。
ちなみにオーナもイドリスさん、1200年前にフェズを造ったムーレイ・イドリス2世の末裔だそうです。
(ポイント1)
フェズはフェズ川の両岸にモスクが出来て始まった。
フェズ川は沢になっており、両岸は山になっている。
すなわち坂を下っていけば必ずホテルのあるルシーフ広場に出る。
ここはメディナ内で唯一車の乗り入れができ、タクシー乗り場がある。
(ポイント2)
メディナの迷路めぐりはブー・ジュルード門までタクシーで行って、
坂を下るようにしてまわる(体が楽チン)。
道はケビラー通リとセギーラ通リの2本がメイン通リだが大きい道、小さい道
という意味。いづれを行っても合流して川に下っていけばタンネリ(なめし皮)に
たどり着く。
メイン通リを離れて路地で迷ったら必ず元に戻る。
(ポイント3)
値段交渉、スタートは相手の言い値の30%から、絨毯は10%から。
子供や自称ガイドは無視する。日本語に反応しない、国籍分かるから。 -
(リアド)
フェズの迷路の歩き方を習ったあとは、お腹すいたでしょうと
朝食を御馳走になりました。
目玉焼き、いきなりタジン目玉焼きです(黒いのはドライビーフ)です。
オレンジ・ジュースは絞りたてだよ。 -
(ルーシフ広場)
お部屋の準備ができるまで、ちょっとホテルのまわりの
メディナを散歩。
いきなり強烈....両手に、にわとり持って、おじさん歩いている。
何羽もってるの? これ売りもん、スークへ。 -
(ルーシフ広場)
ルーシフ広場の地下にはフェズ川が流れており、
フェズの坂道を下ってくればルーシフ広場にでる。
ここはメディナ内で唯一、車が入り込め、タクシー乗り場がある。
フェズのタクシーは赤色で、トマトと呼ばれている。 -
(ルーシフ広場)
ルーシフ広場から入る食べ物のスークは強烈だ。
地元の人の食材庫です。 -
(ルーシフ広場)
あっ、圧倒されます!食べ物屋さんが、ずっ〜と並んでおり、
通リによって、野菜屋さん、果物屋さん、肉屋さん、魚屋さん、と
まるで巨大デパ地下の生鮮コーナのようです。
生きた鶏や鳩、亀、血だらけの牛の生首、蹄、羊の肉......
息をするのも、こわいくらいです。 -
(リアド)
圧倒されたまま、ホテルに戻りました。
まだ部屋が準備できてなかったので屋上へ。 -
(リアド)
なんか、凄いところに来てしまった感じ。 -
(リアド)
まさに非日常。これを求めて来たんだろうな。 -
(リアド)
お部屋の準備が出来ました。
一番良い部屋だそうです。 -
(リアド)
-
(リアド)
部屋から中庭が見えます。
小さな窓から外も見えます。ええやん! -
(メディナ)
オーナーの説明通リ、ホテルからタクシーで
ブ―・ジュールド門へ行って冒険の開始です。
タクシーは15DH(180円)と格安です。
お金の価値が5〜10倍になった感じです。 -
(メディナ)
ケビラー通リに入ると、いきなり食品街です。
まずは、普通の、お肉屋さん。 -
(メディナ)
鶏は生きたまま売られているんだね。
卵も、きっと新鮮。 -
(メディナ)
わぁ〜強烈。
見て見て、お肉屋さんの手元.....
牛の生首だよ、それに上から蹄つきの足が.....
でも新鮮なんでしょうね。
また偽装とか、誤魔化しようがありませんもんね。
我々が忘れてしまった味かも。 -
(メディナ)
石鹸、香水屋さん。 -
(メディナ)
楽器屋さん -
(メディナ)
ランプ屋さん -
(メディナ)
これ何屋さん???
売り物なの? -
(メディナ)
犬の昼寝。
人間の顔が違うように、犬の顔も違う。
モロッコの犬って、ちょっと尖がっている。 -
(メディナ)
ふいご屋さん。
飾りかな、それとも、まだ使ってる? -
(メディナ)
香辛料屋さん -
(メディナ)
絨毯屋さん -
(メディナ)
陶器屋さん、タジン鍋もある。 -
(メディナ)
絨毯屋さん。
ケビラー通リに面してるし、しっかりした店がまえなので
高級店かな。
冷やかしやってみたけど、買えとも言われず、プレッシャーも
感じなかった。それなりの店は、きっと、そうなんだ。 -
(メディナ)
あのミナレットは?
通リは、まだまだ続く。
そうそう、オーナーの鉄則、道に迷ったら、
絶対に子供や偽称ガイドに聞いたら駄目。
お店の店主に聞きなさいと、この言いつけ守り、
何回も地図広げて、いま、どこですか聞きました。
ケビラー通リって真っ直ぐの下りの一本道なのにね。 -
(メディナ)
皮屋さん街に来ました。
これがレザー・スークだね。 -
(メディナ)
カラフル、見ていて飽きないです。織物のスーク。 -
(メディナ)
ネジャーリン広場。広場と言っても、とっても狭いです。
写真左が、フンドゥークで昔の宿です。木工芸館博物館に
なっているということで入りませんでした。 -
(メディナ)
ネジャ―リン広場のまわりは家具屋さんだらけです。
ネジャ―リンってアラビア語で、大工達の意味です。 -
(メディナ)
観光書には載ってないけど
陶器屋のスークですね。 -
(メディナ)
ブ―・インナニ・マラドッサ、 -
(メディナ)
ブ―・インナニ・マラドッサ。
マリーン朝時代の神学校です。 -
(メディナ)
ブー・ジュルード門を入って1時間半です。
これは、本当に凄いショッピング街です。
ちょっと疲れました。ロバも休憩。 -
(メディナ)
マタリーン・マラドッサ、
ここもマリーン朝に建てられた神学校です。
20DH(240円)で見学できます。
静かで外の喧騒がウソのようです。
僕達夫婦以外は誰もおらず、非常にゆったりとした
贅沢な時間を過ごした気分になりました。 -
(メディナ)
マタリーン・マラドッサ。
レースのような石の彫刻が凄い。 -
(メディナ)
マタリーン・マラドッサ。
コーランが書かれているのかな。 -
(メディナ)
カラウィン・モスク。
モロッコのモスクはイスラム信者以外、立ち入り禁止です。
これはイスラムの教えではなく、1912〜1956年フランス統治の
なごりで、フランスがイスラム教徒以外のモスクへの立ち入りを
禁じたそうです。ドライバーのイドリスさんの話ではイスラムは
オープンな宗教で、モスクの立ち入りは禁じてないとのことです。
(確かに、エジプトでもトルコでも、モスク見たわ) -
(メディナ)
サファリーン広場まで来ると、スーク見学は終わりです。
サファリーン広場では、叩き出しで銅鍋つくっていました。
なるほど、こんな風に鍋は作るんだと勉強になりました。
==感想===
フェズのメディナは凄い。
フェズと比べたら、ヨーロッパの観光地は、城壁と古い建物が残っているだけで生活がない。ここは、中世の城壁や建物だけでなく中世の生活そのもが残っている。
城壁の外にはカルフールとか、マクドナルドとか欧米資本は入っているけど、いつまで、この生活残るんだろう。残って欲しい。 -
(メディナ)
サファリ―広場まで来て、ウロウロしていると
必ず、タンネリ(なめし皮)の案内人に捕まります。
「ナメシ皮、見タクナイ。東京、大阪ドコカラ来タ。ミホ、友達」
まぁ、騙されてもタンネリ(なめし皮)は見たいので、
ついていくしか、ありません。
「ボク、恐クナイ。案内シタイダケ。」
嘘つけ! -
(メディナ)
はい、騙される覚悟で、ついて行った先。
じゃ〜ん!
臭くない。なに、これ。
アンダー・ザ・コントラクション、きれいに改装中でした。 -
(メディナ)
「違う、違う、見た方のはコレ。どこか見れるとこないの」
TVの映像さして、悲しそうな顔をして、案内人に懇願します。
途中で何回もナメシ皮って言われたけど他でもあるでしょうって
しつこく、しつこく言ったら、おもむろに電話して、また違う案内人、
呼んでくれた。(だんだん危ない世界に突入です) -
(メディナ) タンネリ(ナメシ皮)
いかにも職人くさいオッサンの後に、ついていきます。
なんか本当に、職人の工房という感じのところに向かって
行きます。 -
(メディナ) タンネリ(ナメシ皮)
奥さま、染色桶に落ちないでね。
何があっても、君だけは守るから。 -
(メディナ) タンネリ(ナメシ皮)
うわぁ〜、やった!
これだよ、これ見たかったのは。
満足です。
冬のせいでしょうか、まったく臭くありませんでした。
匂いは強烈ですが、ミントの葉の必要性は感じませんでした。
冬と夏の違いのせいでしょうか。フェズに行くなら冬ですね。 -
(メディナ) タンネリ(ナメシ皮)
赤が、とっても綺麗。満足、満足。 -
(メディナ)
はい、お決まりの絨毯屋さんです。
30分近く、案内してもらったので覚悟していました。
意外と絨毯屋さんはプレッシャーなく紳士でした。
皮製品屋さん、絨毯屋さんと案内されて、何も買わなかったので
当然、案内人から、お金は要求されました、200DH(2400円)。
案内してくれた人、とても良い人だっただけに残念だけど、
生活もあるでしょう。警察行こうか、と言って20DH(240円)渡して
無事、終わりました。
運転手のイドリスさん、車の運転と半日ガイドで300DHだから
30分で20DHはピッタリだと思います。
要求されなければ50DH、渡すつもりでいたのにスマートに、やれず
反省。
(教訓) オーナから言われた自称案内人の無視は守れませんでした。
運転手のイドリスさんに聞いたら、多くの絨毯屋は、案内人が
いないと分からなような所に店があり、彼らの助けが必要とのこと。
客が買えば1割くらい案内人に渡し、何も買わなけらばゼロとのこと。
案内人にはチップ程度の小銭を渡せばOKとのこと。
そりゃ、そうだよなと思う。 -
(ハネリー広場)
こうして無事、1日目を終えました。
とってもディープな1日でした。 -
(ハネリー広場)
屋台では、カタツムリ(=エスカルゴ)が売っていました。
まだ露店で食べる勇気はありません。 -
(リアド)
ホテルのオーナーから、
食事はTrip Advisorに聞けと言われて調べて見たら、
なんとホテルRiad Andalibが9位でした。
初日ですから
お決まりの「チキン・タジン」と -
(リアド)
シーフード・パスティラ食べました。
さらに、さらに、お酒が注文できます。
高いですよ、
ビールが55DH(660円)
グラス・ワインが190DH(2300円)
イスラムは、お酒、禁止ですから。 -
初日から飛ばし過ぎの、過激な1日でした。
明日は金曜日で、礼拝の日のためメディナの中のお店は
休みとのこと、こんなことも知らずにモロッコに来て恥ずかしい。
運転手のイドリスさんに頼んで
急遽、フェズ郊外とローマの遺跡ヴォルビスを案内してもらうことに
しました。(1日案内して、車も運転してもらって9000DH 1万円ちょっとです)。
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