2016/02/06 - 2016/02/06
16位(同エリア375件中)
てくてくさん
葛飾北斎の版画が西洋に渡り、モネやゴッホなどの印象派の画家に多大な影響を与えたと同様に、江戸時代の彫刻師「波の伊八」が葛飾北斎に大きな影響を与えたことはあまり知られていません。彼が造った「波に宝珠」の作品を見に、行元寺を訪問しました。
このお寺は849年に創建された寺院で、上総、安房の天台宗寺院96カ所の中核としての地位にありました。
お寺のホームページには予約する旨が書かれていましたが、当日は予約せずに中の見学ができました。ただ、檀家さんの葬儀などがあれば見学ができなくなるわけで、予約された方がよさそうです。
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到着しました。
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駐車場に車を停め、さっそくお寺に向かいます。
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山門が見えてきました。
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立派な山門。
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随所にあるのは見事な彫刻です。
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色鮮やかです。
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鳳でしょうか。
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仁王様に睨み付けられました。
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お地蔵さま
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本堂に到着。やや早めに来すぎでしまいました。しばらく境内をぶらぶらします。
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ボタンを押すと音楽が流れてきます。あまりお勧めしませんけど。
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境内の様子
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本堂を横から見下ろします。
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梅が咲いています。
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まだ寒いですが、もうじき春が来るのですね。
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竜が彫られています。
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内部は撮影禁止(某国人窃盗団による事件が多発し、地元警察署の指導らしい)のため、小生の写真ではご紹介できません。境内などにあった看板の写真などで説明します。
こちらは葛飾北斎の有名な神奈川沖浪裏です。拝観料を支払い、住職らの説明で中を案内して頂きます。 -
そして今回の目的である、波の伊八の「波に宝珠」。本堂脇の建物の欄間にありました。
この作品を造るため、馬に乗って海に入って波が崩れようとした姿を眺めていたらしいです。それまでの版画や彫刻の波は海岸から見た「へへへ」の文字みたいのが一般的な描写でした。現代でも我々が波を描くと「へへへ」ににりますけど・・・ -
そしてもう一つの売りである江戸時代の彫刻師高松又八の彫刻作品。本堂にこれらがあります。芝増上寺にも彼の作品がありましたが、先の大戦でB29による無差別爆撃で灰になり、現存するものはここしかないとか。
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こんな看板がたくさんあります。
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もうちょっと整然としたものにしてもらいたいのですが。
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日光東照宮までの華やかさはありませんが、とても素晴らしい彫刻を見た気分になりました。波の伊八の作品はいすみ市周囲にいくつかありますので、ぜひとも見に来ててください。
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