2014/07/29 - 2014/07/29
261位(同エリア308件中)
ナオさん
会津と奥州街道を結ぶ会津西街道の拠点であった宿場町「大内宿」は、江戸時代の宿場の様子がよく残る所ですが、戌辰戦争の舞台となった所でもあります。大内宿には今なお多くの歴史的な建物が残り、昭和56年、重要伝統的建造物群として国の指定を受けています。
私たちは前からこんな大内宿を訪れたいと思っていましたが、今回は栃木県から北上、会津街道をたどるコースで、「塔のへつり」と絡めて尋ねました。
「大内宿」を散策後、子安観音のある高台に登ってみました。見晴台から見る「大内宿」は、茅葺屋根がずらっと並び、その風景は美しくも荘厳で、ここに一つの日本的な美を見る気がします。
また、ここ大内宿で食べる「ネギ蕎麦」は有名で、お箸でなくネギで、ソバをすくって食べます。私たちも食べてみました。面白いけれど、私にはちょっと食べにくかったです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
イチオシ
会津と奥州街道(今の会津若松と日光・今市)を結ぶ会津西街道の拠点であった宿場町大内宿は、江戸時代宿駅として栄えた宿場町で、また戌辰戦争の舞台となった所でもありますが、今でも多くの歴史的な建物が残り、昭和56年、重要伝統的建造物群として国の指定を受けています。
大内宿 名所・史跡
-
私たちは前から大内宿を訪れたいと思っていましたが、今回は栃木県から北上、会津街道(L121号線)を辿り、湯野上温泉からL121号線をそれて約7km、大内宿こぶしライン(県道131号線)を走って大内宿にやって来ました。
大内宿内は車の進入は禁止なので、観光協会の有料駐車場に車を止めて、大内宿の中を散策します。大内宿 名所・史跡
-
大内宿は通りを挟んで両側、小さな小川が流れ、それに沿って昔ながらの茅葺屋根の家々が建ち並んでいます。
見えているのは土産物と食事処をやっている「萬屋」です。大内宿 名所・史跡
-
大内宿はこの地方の宿場町の形態をよく残しており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。保存地区は旧宿場を中心に南北500m、東西200mの範囲だそうです。
大内宿の建物の特徴は、寄棟造りの建物が道路と直角に並んでいることです。
見えているのは脇本陣であった「富屋」です。ここもお土産物を扱っています。大内宿 名所・史跡
-
「富屋」の隣、見えているのは高倉神社の鳥居とお土産物を扱っている「富士屋」です。
高倉神社は、打倒平清盛をかかげて挙兵したものの戦いに敗れ、この地に逃れてきた後白河天皇第二王子・高倉以仁王をお祀りしています。
高倉神社の御祭りは半夏まつりといい、毎年7月2日には天狗などの時代衣装をまとった行列が練り歩くのだそうです。 -
大内宿本陣跡に建つ「大内宿町並み展示館」は、宿駅時代の本陣の建物が復元されたものです。大内宿本陣の図面などが何も残ってない中、同じ会津西街道の川島本陣や糸沢本陣を参考に再建されたのだそうです。
「大内宿町並み展示館」の中には昔から伝わる農耕機具や生活用品が展示されています。大内宿 名所・史跡
-
大内宿本陣跡に建つ「大内宿町並み展示館」は、宿駅時代の本陣の建物が復元されたものです。大内宿本陣の図面などが何も残ってない中、同じ会津西街道の川島本陣や糸沢本陣を参考に再建されたのだそうです。
「大内宿町並み展示館」の中には昔から伝わる農耕機具や生活用品が展示されています。大内宿 名所・史跡
-
大内宿に設置された郵便ポストでその名も「書状集箱」です。
大内宿には、「大内郵便取扱所」、(のちには「大内郵便局」)が明治5年に開局されており、明治17年に廃局になるまでここにあったのですが、そのことを示す記念として設置されたされたのがこの「書状集箱」です。
この「書状集箱」は、元々明治4年郵便創業時に東京で使われていたものだそうです。
展示品ではなく、実際に郵便物(手紙や葉書)を投函することができます。大内宿 名所・史跡
-
ここは「美濃屋」といい江戸時代名主であった阿部家です。幕末に没落した本陣に代わり大名の宿として利用されていたそうです。
明治初期にはイギリスの女性旅行家イザベラ・バードもここに泊まったそうです。
軒下に見える小さな葦の束は、マメコバチの巣になっているのだそうで、この小さなマメコバチは、果樹園でリンゴや桃、ナシなどの果物の花の受粉の手助けをするのだそうです。大内宿 名所・史跡
-
ぶらぶらと大内宿を散策、子安観音が見える所にやって来ました。
大きな湯殿山の石柱が建っています。見えている建物は「扇屋分家」の浅沼家です。ここは食事の店とお土産物の店もやっています。
大内宿にある家々はほとんどがお土産物を扱っていたり、食事処や民宿もやっているようです。大内宿 名所・史跡
-
この先に、大内宿を上から眺められる「見晴台」があるので、子安観音へと登る長い急な石を登ります。
ここがきつい人には、子安観音にはこの石段を通らなくても登れる回り道もあります。大内宿 名所・史跡
-
ここには安産祈願の子安観音が祭られています。
大内宿 名所・史跡
-
子安観音です。
大内宿 名所・史跡
-
ここは見晴台です。大内宿を高台から見られる場所です。ここから見る大内宿の茅葺屋根がずらっと並んだ風景は美しくも荘厳です。
大内宿 名所・史跡
-
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている大内宿の全貌が見渡せます。保存地区は旧宿場を中心に南北500m、東西200mの範囲ですが、ここからだと、ほとんどが見えます。
大内宿の建物の特徴は、寄棟造りの建物が道路と直角に並んでいることですが、その特徴もここからだとよくわかります。
大内宿 名所・史跡
-
イチオシ
大内宿の日本的な美しい眺めを、心ゆくまで楽しみます。
大内宿 名所・史跡
-
この高台には弁天様も祀られています。
近くには高倉以仁王のお供をしてきて、長旅の疲れからこの地で亡くなったという桜木姫の墓もあります。大内宿 名所・史跡
-
今度は弁天様の前の石段を下ります。この石段もかなり急です。
大内宿 名所・史跡
-
7月末の大内宿には大きな山百合が咲いていました。
大内宿 名所・史跡
-
私たちはねぎそばの看板に釣られ、「美濃屋分家」へ入ります。
大内宿 名所・史跡
-
お食事とお土産の店、「美濃屋分家」の中です。囲炉裏や自在鉤、ランプや卓袱台が並んだなんだか懐かしいレトロな雰囲気です。
大内宿 名所・史跡
-
イチオシ
大内宿のネギソバはテレビの旅番組などでとても有名です。お箸でなくネギで、ソバをすくって食べます。
「みのや」でも本手打ちソバをネギソバで食べられます。
私たちも食べてみました。面白いけれど、私にはちょっと食べにくかったです。
大内宿 名所・史跡
-
この手作り餅も「美濃屋分家」で食べました。素朴で、いい味でした。
大内宿 名所・史跡
-
大内宿の通りの両側、各家の前を小川が流れています。この小川の水は綺麗で冷たいです。飲み物も冷され、こんな形で売られています。ラムネ120円、カンビール300円、コーラ150円です。
こんな風景も、どこかのどかでいいですよね。大内宿 名所・史跡
-
大内宿を散策の後は、大内宿こぶしラインで会津若松へと向かいます。
途中、大内ダムへ立ち寄ります。
これは大内ダムの説明です。大内ダム 名所・史跡
-
大内ダムは、近くの山からとれた材料を使って、中央土質遮水壁型ロックヒィルダムという型式で造られているのだそうです。
自然景観を考えてつくられている大内ダム周辺は、美しくて心地よく、憩えます。
この後、私たちは大内こぶしラインを辿り会津若松へと向かいました。この日の宿は東山温泉です。大内ダム 名所・史跡
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
26