ANAの特典航空券で行くフランス・イギリス！③モンサンミシュエル１泊２日の旅・その１

2016/01/05 - 2016/01/15

ANAのマイルが貯まったため夫婦二人で久々の海外旅行に行って来ました。
行く先はフランスとイギリスです。今回の旅の目的は、
①パリでショッピング
②モンサンミシュエル観光
③ユーロスターに乗ってロンドンへ
④ミュゼ巡り
・・・その他諸々です。
この時期のパリはsoldesの時期に当たり町中のお店がバーゲンセールを行います。２割３割は当たり前、高級ブランドショップでも５０％Off！のセールを行っています。フランスでは法律でこのsoldesの規則が定められており期間・品質など厳格に定められているとのことです。（バーゲンセール用の商品は不可、プロパー商品をその期間のみ値引きすること・・・など）

観光編は、かねてから一度は行ってみたいと思っていた世界遺産の『モンサンミシュエルとその湾』、ユーロスターに乗って英仏海峡トンネル潜り、そしてパリとロンドンのミュゼ巡り。

昨年のパリ市内でのテロ後ということもあり、治安・セキュリティに不安を抱きながらの決行でしたが、思いのほかその影響は無し。ただパリはやはり観光客が少ないようで、どこに行っても空いておりました。

１月５日に出発し、１月１５日に戻ってくる行程、そしてエアー、ホテル、ユーロスター、ＴＧＶとすべてを自分で手配する旅行でしので、語学能力に乏しい我々夫婦で乗り切れるか心配でしたが、何とか帰国することができ楽しい充実した旅行となりました！！

１月８日から１泊２日でモンサンミシュエルへ出かけてきました。
モンパルナス駅から朝の７：３６発のＴＧＶに乗車、ドル駅で下車しモンサンミシュエル行きのバスへ、その後１１：１０頃目的地に到着です。
ホテルは対岸のル・ルレ・ドゥ・ロワ、このホテルはモンサンミシュエルを見渡すことができるダムのすぐ近くにあります。
モンサンミシュエルの眺望（特に夜景）撮影には打ってつけの場所です！

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行のためレノックスホテルに宿泊しました
大きい荷物はホテルに預け、カメラとリュックサックだけを持って早朝のモンパルナス駅に向かいます

ホテル レノックス モンパルナス ホテル

朝７時前のモンパルナス
真っ暗ですが、営業中のカフェやパン屋さんありました

モンパルナスタワー、明かりがついているフロアーは早朝出勤はたまた徹夜明け？

トゥール モンパルナス (モンパルナスタワー) 建造物

仏国鉄のモンパルナス駅

モンパルナス駅 駅

ＴＧＶ、在来線の始発駅、一大ターミナル駅です

改札口には大きな時計（現在６：５７）と行先表示板
ちなみにここは在来線改札

本日のＴＧＶは７：３６発のサンマロ行き
ホームはまだ未表示、出発の20分くらい前にならないと表示されません

在来線の列車

この時誤ってなぜか在来線ホームに入っていました
（改札があるのになぜは入れてしまったのか、いまだに謎です・・・？）

出るのに大変でした・・・気を付けてください

ＴＧＶのホームは駅舎の左側です
サンマロ行き、またホーム解りません

７：１７ようやく２番線ホーム（Voie2)と表示が
途中停車駅はレンヌとドル
ＭＳＭに行かれる方はレンヌからバスという方が多いですが、この列車はドル駅からのバスの接続が良いためドルまで行きます

編成は１１〜２０号車、前後に駆動車が付きます

このＴＧＶに乗って行きます
日本でＳＮＦＣのサイトで事前予約済、２等車で一人片道6,000円、日本の新幹線に比べると安い！
Ｅ-チケットですので改札は不要です（ＴＧＶには改札口ありませんが・・・）
車内の検札時に見せればＯＫです

この液晶パネルに号車が表示されていますが、何しろ見にくい
２０号車は先頭なので、ひたすらホームを歩きます

途中レンヌの手前くらいまでは、雨雲が低く垂れ込め中々夜が明けない様でした

ただ車窓からの景色はほとんど牧草地か農地、日本の新幹線の方が楽しめますね
（ちなみにＴＧＶの

定刻の１０：２８にドル駅に到着

大半のＭＳＭ観光の方はレンヌで降りたようです
ちなみにＴＧＶの車内は、２等席は満席、１等席はガラガラでした

正式にはドル・ド・ブルターニュ駅

ここでの下車は我々を含め１０組ほどでした
ほとんどが東アジア系

この階段を下りて改札口に向かいます

小さな駅舎

ドル駅

駅を出てすぐ右側にＭＳＭ行きのバス停あります

ここがバス停

１０：４０発のバスです
乗り換えは余裕でした

ＭＳＭまでは３０分

このバスです
料金は一人8.00?、運転手に支払います

ガラガラ
乗客は日本人、韓国人、中国人・・・

ドル駅前の町並み
典型的な田舎の駅前
石造りの家並みが素敵でした

一路ＭＳＭを目指します
途中渋滞は無し

ヤドリギに覆われた樹木
ヨーロッパらしい光景です

３０分でＭＳＭのインフォメーション・センター前に到着
インフォメーション・センターと無料のシャトルバス乗り場はここから徒歩で８分くらいのところ、ＭＳＭとは反対の側です

モンサンミッシェル観光案内所 散歩・街歩き

バス停
念のため明日のレンヌ行バスの時刻を確認

このバスに乗ってきました

インフォメーション・センター
ここには是非立ち寄ってください
日本語の案内があります

ル パッサー (シャトルバス) バス系

無料シャトルバス（ル・パサー）の停留所
島が輪の終着駅までは約12分、途中二つのバス停（ルート・ド・モン、河口ダム広場）があります
この季節は15分おきでした

ル・パサーが来ました
ここから先は自家用車不可

ここからもＭＳＭが見えます！

二つ目の河口ダム広場バス停で下車
本日の宿にまずはチェックイン、まだ12時前でしたがお部屋使えました！

ホテル ル ルレ デュ ロワ ホテル

ホテルの裏手に流れる川の土手に出ると、そこにはモンサンミシュエル修道院が！！

そしてこのダムの上がビュー・ポイント

今にも雨が降り出しそうな生憎の天気ですが、ようやくこの目でＭＳＭ全景を見ることができました！

神々しい・・・感動です！

建造の歴史に応じてロマネスク様式とゴシック様式が混ざる『ラ・メルヴェイユ（驚異）！』

ダムの手すり

再度シャトルに乗っていよいよ正面に到着です！

徐々に晴間が・・・

本日は９時（夜の）に満潮

干潟と城壁

晴れてきました！

天空には黄金の大天使ミカエルが！

この大通り門を抜けいよいよ入場です！
奥に見えるのが王の門

島の商店街グランド・リュ
情緒ある通りです

グランド リュ 旧市街・古い町並み

寒い時期ですからね・・・ガラガラでした
多くの店が軒を連ねていましたが、お店の人達も手持ち無沙汰

島内のホテル

城壁の間を縫うように通りが続く
この辺は日本の城と似てますね

かなり高いところまで上ります

そして修道院建物へ

哨兵の門
ｲｷﾞﾘｽとの１００年戦争の時難攻不落の"城塞"として使われた名残か・・・

モン サン ミッシェル 前哨門 寺院・教会

この階段を登ると・・・

チケット売り場

聖ミカエルのレプリカ

ここから長い階段が続く・・・『大階段』

途中にある水場

階段を登り切ると・・・西のテラス

海抜８０メートルからの絶景が

カモメ

北側に見える小島と砂洲

東に見えるノルマンディーの岸壁

西に見えるブルターニュの陸地

潮の満干でできたアート

陸側

テラスの石畳に刻まれたナンバー
石職人のマーキング、日本でも城の石垣に見られます！

ゴジック独特の尖塔

そして天辺には黄金の大天使ミカエル

モンサンミッシェルとその湾 史跡・遺跡

石造りの教会

列柱廊
修道院の憩いの場

中庭

下を見下ろすと・・・ガラスが嵌め殺してあります

食堂

自然光が内部を照らしています

迎賓の間
天井のアーチが見事！

大天使に指をさされるオベール司教

大車輪
かつて囚人が人力でリフトを上げていたそうです

聖エティエンヌ大聖堂
かつてハンセン病患者が収容されていた悲しい歴史のある場所

モンサンミッシェル修道院 聖エティエンヌのチャペル 寺院・教会

岩盤の上に築かれたことが良く解ります

騎士の間

モンサンミッシェル修道院 騎士の間 寺院・教会

北側にある砲台

かつて城塞だった時の名残

海洋環境復元のため２０１４年にできた橋

フランス国旗

帰りはシュートカットして王の門まで下ります

モンサンミッシェル 王の門 寺院・教会

王の門を出るとラ・メール・プラール
遅いお昼をとることにしました

ラ メール プラール (レストラン) フレンチ

まずはシードルを、甘口と辛口があります
付け合わせのパンが美味しい！

ＭＳＭ名物その①
プレサレ（羊）のステーキ、これは旨い！

ＭＳＭ名物その②
オムレツ、言われているほどの味ではない
ほど良い塩味、トローリというよりムースかな

お店の右奥には岩盤の地山がむき出しです

調理場
お客さんが少ないため調理風景は見れず

日本語メニュー有り
お値段は高し！

この席で食事しました

シャトルバス乗り場は橋の先
少々歩きます

橋の上には広い遊歩道

ル・パサーとＭＳＭ

二つ目の（ＭＳＭから）バス停近くにはお店があります
スーパー、パン屋、お土産屋などなど

赤い牛
その後ホテルに一旦帰還

夕方５時半ころＭＳＭの夜景を眺めにダム湖のテラスへ来ました

クエノンダム 建造物

徐々に夕暮れへ

ライトアップに映えるＭＳＭ！！！

６時頃、満潮は９時のため水面に映るＭＳＭは難しいか
明日の朝焼けＭＳＭに期待し本日は終了

この旅行記へのコメント （2）

• trat baldさん 2016/02/12 08:54:56

  な〜んか時間が止まった！

  修道院が出来るまでに多くの汗と血が流れた事でしょう、そして膨大な時間が。
  欧米の旧跡を見る時に何時も感じるけど暮らしもそこに有るんですよね、日本の場合は文化財は切り離しの保護だけど、、、、
  朝の暗さが東京とパリの緯度の違いを教えてくれてたなぁ、TGAのデザインを見ると新幹線の方が遥かに空力的に上なのにTGAがカッコいい。
  修道院コッチの日本語がフランス人の親日ぶりを感じてしまったのは僕だけかな？石の歩道のマーキング、今なら簡単だけど当時はノミと金槌だからね。
  目地はセメントで埋めて有ったけど貴重な文化財でも現代に即した対応かな、日本だと触らせないでしょうが、、、、

• ぶどう畑さん 2016/02/11 20:54:21

  投票をありがとうございました！

  Brightonさん
  
  ぶどう畑と申します。
  「マレーと中国の融合、プラナカン文化の色濃いカトンを散策！　インドネシア・シンガポールの旅5-1」にお越しいただき、投票をありがとうございました！
  
  モンサンミッシェルの旅行記、拝見しました。
  
  ドル・ド・ブルターニュから行かれたのですね！
  バス停の様子、参考になりました。
  
  また、モンサンミッシェルでの、シャトルバスの乗り場などの様子も、参考になりました。
  私が行った時は、橋ができる前でしたので、島の手前の様子が少しわかりました。
  
  ありがとうございました。