2011年 アメリカ北東部周遊(8 days) =Day 6= ～バルティモアからフィラデルフィアへ～

2011/12/30 - 2011/12/30

・12月25日：ロサンゼルス ⇒ ボストン
・12月26日：ボストン
・12月27日：ボストン ⇒ セーラム ⇒ ボストン
・12月28日：ボストン ⇒ 車中泊
・12月29日：車中泊 ⇒ バルティモア
・12月30日：バルティモア ⇒ フィラデルフィア
・12月31日：フィラデルフィア
・1月1日：フィラデルフィア ⇒ ロサンゼルス

エリア フィラデルフィア (ペンシルベニア州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

8時起きで、ホテルの朝食を食べ、8時半にチェックアウト。

グレイハウンドのバス・ターミナルに向かう。

しかし数年前まではダウンタウンの便利な場所にあったのに、なぜわざわざ公共交通機関では普通に行けない辺鄙な街外れに引越しをするんだ？

何はともあれ、バスは無事最終目的地、フィラデルフィアに到着。

グレイハウンド (フィラデルフィア) バス系

移動の2時間はガッツリ睡眠。

こちらのバス・ターミナルは地下鉄駅に隣接するとても便利な場所にあって、到着して直ぐにホテルへ向かうが、地下鉄だと思って入ったところが近郊列車で、次に行ったのが地下鉄じゃなくて、地下発着のトロリー、3度目の正直でようやく目的の地下鉄へ。

近郊列車の路線図。

ホテルの最寄り駅までは15分、そこから徒歩でまた15分。完全なる住宅街を横目に辿り着いたホテル。途中、大丈夫か？と思っていたが、着いてみるとなかなかのホテル。周りにはレストランと高速のインターしかないが、駅から遠い点を除けば悪くはない。

ホリデイ イン フィラデルフィア エアポート スタジアム エリア ホテル

ホテル周辺の住宅街。

どこの家もクリスマスの装飾をしている。

チェックインして、再度ダウンタウンへ。

市庁舎タワー 建造物

市庁舎駅で降りて、外に出るとそこはフィラデルフィア市庁舎のど真ん中。

市庁舎が中央吹き抜けの四方を囲んだつくりになっていて、その中央部分に出るという珍しい市庁舎だった。

そのタワーに上りたかったのだが、既に定員オーバー、しかも週末はやってないので、明日は上れない。なんか今回、こういうの多くないか？

フェアモントパーク観光案内所 散歩・街歩き

有名なLOVEのモニュメントがフィラデルフィアにもあった。

LOVEのすぐそばに黄色いカーブを描くオブジェもあった。

何を知っているのやら？

そしてマックで昼食を済ませ(ホームレスが意味不明に喚いていて、店員に追い出されてた・・・)、フィラデルフィア美術館へ。

フランクリン科学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージアム・ロー(博物館通り)には博物館だけでなく、各国の国旗も並んでいる。

途中ロダン美術館に寄ったが、ここもリフォーム中で閉館。またかよ！？

ロダン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

考える人は世界中どこにでもあるので、ありがたみがない・・・。

でも有名な"地獄の門"は見れたので良しとしよう。

美術館前の大通りには各国の国旗がぶらさがっていて、中には見たことのない国旗や聞いたことのない国名もあり、歩いていて楽しい。

日本の国旗もあった。

そして美術館に到着。

フィラデルフィア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ロッキーの像 モニュメント・記念碑

映画「ロッキー」で一躍有名になったこともあり、記念の銅像が立っている。

そして"ロッキーのテーマ"をかけながら、大階段をのぼっていると、スピーカーで大音量で同じテーマ曲をかけながら階段を駆け上る人がちらほら。

そして階段を上りきると、そこにはロッキーの足跡が刻まれている。

これで満喫した！って、感じになったりもするが、本編はここから。

正面入口はギリシア神殿風。

ボストン美術館と比べると目玉の数は少ないが、それでもゴッホの「ひまわり」やセザンヌの「大水浴」、そしてモネの「睡蓮と日本橋」と一度は目にしたことのある作品がいくつもある。

「The Birth of Venus/ヴィーナスの誕生」

美術館の中央に位置する大階段も展示品のひとつになっている。

ボストンや他の美術館と大きく違っていたのは絵画の展示だけではなく、その国や時代の建物をまるごと再現して展示している点。このやり方は博物館のやり方だが、フィラデルフィア美術館はその点においてはアメリカ一の美術館かもしれない。

和風建築だけでなく・・・

イスラム建築まである！？

「14歳の小さな踊り子」
エドガー・ドガ

「ルグラン嬢の肖像」 (ルノワール)

ロダンの作品は豊富に揃っている。

「ベローナ」

ロダンの中で最も有名だが、数も多く世界中にある「考える人」。

モネのネームプレート。

ピカソの作品。

「大水浴」 (セザンヌ)

「ひまわり」 (ゴッホ)

「睡蓮と日本橋」 (モネ)

とてもシュールな作品。

「大ガラス」 (マルセル・デュシャン)

普段は17時に閉まるのだが、ここもボストンと同じように週に一度21時まで空いている日があり、それが今日、金曜だった。

しかもここの美術館は17時過ぎから大階段のところで生演奏が始まる。

これだけなら入場は無料ということで、多くの人が集まってきた。

そしてさすがにアメリカ、皆ダンスを始めた。日本では絶対にあり得ない光景が目の前で繰り広げられる。しかも帰ろうと思った直後に「My Girl」の演奏が始まり、最後まで聞き入ってしまった・・・。

外に出るとやはり真っ暗。市庁舎まで歩き、そのまま近くのHRCでピンを購入。

ホテルへ戻り、向かいにある絶対に観光客が行かないであろう地元民オンリーのレストランへ。

入ってみると、地元雑誌でベスト・レストランを何度も受賞していることがわかり、期待度UP!

フィリー名物のチーズ・ステーキ・サンドとバルチモアで食べれなかったこともあり、クラブ・ケーキを注文。

どちらも絶品！駅から遠いホテルだったが、このレストランのおかげでそれも解消された。

昼間にも思ったけど、なかなか奇抜な形のホテルだ！と闇夜に浮かぶ姿を見て改めて思った。

ホリデイ イン フィラデルフィア エアポート スタジアム エリア ホテル

ホテルの部屋から見える夜景。