2016/01/17 - 2016/01/18
26位(同エリア102件中)
ちゃみおさん
昨年7月、「ご縁の国しまね・プレミアム宿泊券」の額面3万円分を半額で購入していました。
来年1月までには1泊できるだろうと、その時は思っていたのです。
しかし月日はあっという間に過ぎてしまい、利用期限(2/1チェックアウトまで)が迫って来た。
やばい!このままでは宿泊券がただの紙切れになっちゃう!
冬になると、予約したは良いけれど、積雪で行けなくなる可能性もあるよね~。どうしよう。困ったな~。
な~んて考えているうちに、1月も半分が過ぎようとしていた。
こうなったら一か八か、予約しておこう!天気は運にまかせるしかない!
この宿泊券を購入した時、泊まるなら温泉津(ゆのつ)温泉にしようと漠然と考えていました。
それはちゃみおの母方の祖父母が昔々(昭和30年代)、毎年温泉津へ2週間くらい泊まりに行っていたと母から聞いたのがきっかけでした。
なぜだか無性に祖父母の足跡をたどってみたいと思ったのです。
何度も島根を訪れてはいますが、これまで温泉津には行った事のなかったちゃみお。
この旅行券のおかげで、祖父母が見たかもしれない街並みを見ることができて、思い出深い1泊となりました。
後編は温泉津(ゆのつ)温泉です。
温泉津温泉には数件の旅館があり、どこにしようか悩みました。
冬の山陰といえば蟹。しかし蟹アレルギーのちゃみおは食べられないので、蟹づくしプランはNG。
でも夫はせっかく冬の山陰に行くのなら蟹を食べたいと言うし・・・。
2人の希望が叶うプランはないものか。
旅館の宿泊プランを見ていると、2人で1杯の蟹がつくプランを発見。
これならお料理のアレルギー対応をしてもらっても、夫は蟹を食べられる!
ということで今回は「のがわや旅館」に宿泊することにしました。
のがわや旅館HP
http://www.nogawaya.com/
祖父母が定宿にしていた旅館は廃業し、建物も壊されたようで残っていませんでした。
しかし今は亡き祖父母のことを頭に浮かべながら、温泉街を散策することができて使命を果たせたような気がしました。
そして夫は大きな蟹をたらふく食べることができて、大満足だったようです(笑)
~~~~~17日行程~~~~~
7:50 自宅を出発
9:40 江津市甍(いらか)街道 散策
11:00 「豆茶香&アプリ」にてランチ
12:50 大田市 鳴り砂のある琴ヶ浜散策
13:10 「仁摩サンドミュージアム」(約1時間20分)
※この旅行記はここからです↓
14:50 「温泉津 やきものの里」にて、登り窯見学
15:30 温泉津温泉 旅館のがわや 到着
~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~18日行程~~~~~
5:00 起床 一番風呂に入り二度寝
7:30 朝食
9:00 チェックアウト
もう少し温泉津を散策
12:00 帰宅
~~~~~~~~~~~~~~~
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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仁摩サンドミュージアムを後にして、次に訪れたのは「温泉津やきものの里」です。
http://yakimono.yunotsu.org/
こちらには2基の登り窯があります。
このうち1基は年2回、イベントの時に火入れされ、その様子も見学できるらしい。
こちらで焼かれる温泉津焼きは北前船によって、写真にもある茶色のみずがめ「はんど」などの生活陶器が全国に運ばれたのだそう。温泉津やきものの里 美術館・博物館
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幕末から昭和初期までは大いに賑わい、最盛期には、10数基の登り窯があったそう。
その後プラスチックの普及により衰退してしまったのだとか。 -
窯の中をのぞき込むちゃみお。
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もう1基の登り窯。
こちらが今も使われている方かな。 -
登り窯の仕組みはこちらをどうぞ。
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薪がたくさん積んであります。
次の火入れの時に使われるんでしょうね。 -
登り窯の周辺には3軒の窯元があり、写真の森山窯はその1軒。
たまたまこちらの窯元の前を通った時、窯元の方がいらしたので、中を見学させていただくことに・・・。 -
箸置きを制作中でした。
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こちらの窯元の作品を見て、夫の故郷・栃木県の益子焼と何となく似てる事に気が付いた。
窯元の方にお聞きすると、先代の社長は陶芸家・河井 寛次郎氏(1890-1966)の弟子だったそうです。
河井 寛次郎氏と益子焼の浜田庄司氏は交流があったため、温泉津焼と益子焼が似ているのでしょうというお話でした。
温泉津で栃木とのつながりがあるとは思っていなかったので、驚いた! -
もう一度登り窯を見て、やきもの館でお土産を買って旅館へと向かいました。
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温泉津温泉街入口です。
昭和の雰囲気が漂ってる。
以前から来てみたいと思いつつ、なかなか来る機会のなかった温泉津温泉。
やっと来れたよ! -
今夜泊まるのはこちら、「のがわや旅館」です。
温泉津温泉 のがわや旅館 宿・ホテル
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今回「ご縁の国しまね プレミアム旅行券」を使って1泊します。
昨年7月に購入していました。
その後9〜10月は夫が残業の嵐、11月にはハワイへ行き、ハワイから帰った直後二人とも風邪でダウン、12月の夫は福岡・大阪・東京・札幌と出張の連続で旅行どころではない!
そうこうしている内に利用期限の1月に入ってしまった。
冬は雪の心配もあるし、困った状況になってきたぞ。
このままでは使いそびれて、ただの紙切れになってしまう。
それだけは避けたいので、雪が降らないことを祈りつつ、1週間前に予約を入れました。 -
旅館のロビー。
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レトロなガラスが使われている窓。
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バストイレ付きの8帖のお部屋。
とてもきれいです。
部屋も暖められ、コタツも用意されていました。
寒い季節なので、コタツがあるのは嬉しい♪
ちゃみおはコタツムリになりそうよ(笑) -
床の間
無料のWi−Fiもありました。
少し電波が弱いのか、時々切れたりすることもありました。 -
洗面所
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ユニットバス
お風呂は使いませんでした。
古い旅館なので、トイレなしのお部屋もあります。 -
雨が降ってはいたけれど、温泉街を散策してみることに。
明日からは寒気が下り荒れた天気になる予報が出ていたので、今のうちに歩いておこうと思ったのです。
もし雪が降っていたら、浜田道が通行止めになる前に急いで帰らないといけないし。
温泉街は昭和のまま時が止まったような雰囲気。 -
こういう古い町並みはいつまでも残して欲しいなと思います。
維持するのは大変でしょうけど。 -
今回温泉津温泉を訪れたのは、ちゃみおの母方の祖父母の足跡を辿りたかったから。
昭和30年代、祖父母は毎年6月に2週間ほど温泉津へ泊りに行っていたと母から聞いたのがきっかけでした。
祖父母はどんなところに泊まっていたのか、どんな温泉なのか知りたい。
母からそういう話を聞いて以降、なぜだか「行ってみなくちゃ!」と思うようになったのです。
古そうな建物を見ると、祖父母もこの建物を見たのかな〜なんて思いながら歩いてました。 -
温泉津温泉には2つの公衆浴場があります。
そのうちのひとつが「薬師湯」
http://www.yunotsu.com/
料金 大人350円 子供200円(1歳〜6年生)
日本温泉協会の温泉評価で最高評価の「オール5」を受けた、源泉かけ流しの温泉です。
中四国で「オール5」の温泉はここだけです。
レトロな建物が良い感じ♪
あとでこちらの温泉に入ってみようと思います。 -
もうひとつの公衆浴場がこちら「元湯」
料金は370円だったかな・・・。
こちらには入っていないので、記憶があいまいです。
お昼のカフェの方のお話しでは、「元湯」の方がお湯が良いのでお勧めとおっしゃっていました。
温泉の温度が熱いので入るのが大変だけど、腰の痛みとかにはよく効くんですよとも・・・。
熱い温泉が苦手なちゃみおは、ちょっとビビッてしまった(^^;)
しかし後日、お友達のマダムからも「元湯」の方が良いと聞いたので、今度は元湯にもチャレンジしてみようかな。
今回は泊まりで来たけれど、日帰りでも来れるところだからね。 -
雨の中、温泉を歩くちゃみお。
「いなや旅館」という旅館が祖父母の定宿だったそうで、建物が残っているのかどうか、こちらに来る前ネットで色々調べていました。 -
すると「さわのや旅館」の隣に、祖父母が泊まっていた「いなや旅館」があったという事が分かりました。
残念ながら建物は壊され、今は駐車場になっていました。
でもこの「さわのや旅館」の建物は相当古い感じなので、祖父母が来ていた頃からあったかもしれない。
もしかしたら祖父母もこの旅館を目にしていたかもしれないなと思うと、ちょっぴりジーンと来るものがありました。
温泉街を歩いていると、今は亡き祖父母の顔が頭の中に浮かんできました。 -
こういう哀愁漂う感じの路地、好きなんです。
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写真左側の洋館は、先ほど紹介した薬師湯の旧館。
現在はカフェとギャラリーになっています。
カフェで温泉ラテを飲みたかったけど、今回は時間がなくて断念。
また来なくちゃね。
この建物は大正8年に建てられたそうなので、祖父母も見てるはず!
お風呂にも入ってただろうね。 -
では私たちも薬師湯に入ってみることに。
外観も洋風でしたが、中も洋風な感じ。
ステンドグラスも素敵♪
残念ながらお風呂の撮影はできませんでした。 -
2階へと上がる階段から見た入口。
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薬師湯のお湯も熱めだけど、普通に入れる熱さでした。
体がポカポカして気持ちいい。
2階が待合室になっています。
ここも素敵な空間です。 -
窓からは、温泉津温泉の街並みを見ることができます。
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階段の踊り場。
洋風のインテリアが素敵。 -
3階には無料で飲めるコーヒーもありました。
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晴れていれば、この屋上テラスでコーヒーを飲めたのにね。
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この屋根は先ほど紹介した薬師湯の旧館の屋根。
屋根から飛び出しているのは、湯気だし塔だそうです。 -
私たちは2階の待合室で、湯上りにコーヒーを1杯いただきました。
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藁でできた鶴が見事だったので、思わずパチリ。
そろそろ旅館へと帰りましょうか。 -
だんだんと日が暮れてきました。
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薬師湯からのがわや旅館までは、徒歩3分。
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旅館にも源泉かけ流しの温泉があります。
写真左は貸し切り風呂。正面が女湯。 -
夕食前に、貸し切り風呂へ入浴。
空いていれば40分、無料で使えます。
脱衣室。 -
貸し切り湯
少しぬるめだったので、ちゃみおには嬉しかった。
温泉津温泉のお湯は、少し茶色っぽく濁っていて、少し鉄の匂いがしました。
そして湯上りにはお肌しっとり。そしてとにかく体がぽかぽかです。 -
夕食は6時半からでお願いしていました。
もう少し時間があるので、お部屋のこたつに入ってまったり。
この地方の方言を書いた一覧表があったので、これを見てました。
広島弁と似ている言葉もありますね〜。
「づつない」というのは、父方の祖母がよく使ってたっけ。
すっかり忘れていたけど、これを読んで思い出した!
方言って面白い。旅行に行って、その土地の方言を聞くのも楽しいですよね。 -
先ほど入った薬師湯はこんな感じ。
温泉成分が浴槽のまわりにびっしりとくっついてました。 -
6時半になりました。
楽しみにしていた夕食です。
今回ちゃみお夫婦二人の希望が叶う、「大切な人と特別な日の大人の休日★のどぐろ・石見和牛・烏賊素麺・ずわい蟹の四重奏【料理長渾身の匠】懐石★お部屋食★11大特典」というプランで予約しました。
主な特典として
・のどぐろ煮付け・2名様で1匹
・石見和牛ステーキ
・浜茹でずわい・2名様で1杯
・烏賊素麺
が付くというもの。詳しくはHPを見て下さい。
このプランならアレルギー対応のお料理にしてもらっても、夫は蟹を食べられる。
蟹以外の特典のお料理は、ちゃみおも食べられるしね。
本来2人で1杯の蟹を、夫は独り占めできる。
こんな理想的なプランが見つかるなんて!
次々とお料理が運ばれてきます。 -
夫が一番楽しみにしていたずわい蟹が登場!
本来は2人で1杯ですが、ちゃみおは食べられないので夫が独り占めです。
かなり大きいよ! -
夫は久しぶりに蟹が食べられると大喜び!
-
この日は寒かったので熱燗を注文。
銘柄は指定しなかったけれど、トラベラー・前日光さんお勧めの「開春」という地酒でした。
飲んでみたいと思っていたので、ラッキー!
このお酒はすごく香りが良く、すっきりとした辛口でとっても美味しい。
さすが前日光さんお勧めのお酒だわ、と納得!
あまりに美味しかったので、翌日蔵元へお酒を買いに行きました。 -
お造りはカンパチ・タイ・ヒラメ
お蕎麦とボベと呼ばれる貝の煮物
フグの湯引き
プラン特典の烏賊素麺
甘鯛のネギ味噌焼き(だったと思う・・・) -
写真左上:プランの特典、石見和牛のステーキとのどぐろの煮つけ
石見和牛は脂がさっぱりしていて、甘味があって美味しいです。
天ぷら
茶碗蒸しの中には、なんと大きな梅が入っていました。
珍しいよね。
お吸い物にはホウボウというお魚の身が入っていました。 -
野菜や鶏肉の入った味噌チーズ鍋
この頃には相当満腹になっていました。 -
夫は無言で、大きな蟹と格闘中(笑)
すっごく美味しい蟹だったようで超ご機嫌。
身をほぐし、丼にして、「うまそうじゃろう!」とちゃみおに見せびらかす夫(-_-;)
「ちゃみおも少しは食べられたらいいのに・・・」と。
その気持ちだけで十分です(^-^;
その後、綺麗に完食してましたよ。
夫は「こんなにおいしい蟹が食べられるのなら、毎年このプランで泊まりに来てもいいな〜」と申しておりました。
たらふく蟹が食べられて大満足だったらしい。 -
デザートは甘さ控えめの自家製プリン。
甘さ控えめなので、満腹でも食べやすかった。
食事は残さず食べるのがモットーのちゃみお夫婦ですが、今回は完食できなかった。
どれも美味しいお料理だっただけに、残したくはなかったけれど・・・。
お腹がはち切れそう!
ご馳走様でした。 -
寝る前にもう一度お風呂へと思ったら、若い女子の「わ〜わ〜、キャーキャー」大騒ぎする声が聞こえる。
あまりにもうるさいし、その中に入る勇気もなかったので、出直すことに。
その騒がしい声は部屋に居ても聞こえる程でした。
静かになった頃を見計らって再びお風呂に行くと、騒いでいた女子4人が上がるところでした。
やれやれ・・・。 -
あまり広くないお風呂で、もし大騒ぎ女子と一緒になっていたら最悪だったわ。
彼女たちが去ったあと、貸し切り状態でゆっくり浸かることができました。
浴槽が2つありますが、狭い方が薬師湯から分湯された源泉かけ流しの温泉。
広い方はイオン活性水のお湯だそうです。
結局この日だけで3回温泉に入りました。
温泉効果が早速表れたのか、しもやけが治ってきたよ。
明日また入れば完全に治るかも!
冷え性で冬は寝つきが悪いちゃみおですが、温泉で体が温まったおかげでぐっすり眠れました。
zzzzz(-_-)zzzzz -
昨夜は10時半に寝てしまったせいか、2人とも5時には目が覚めた。
お風呂は5時から使えるので、早速お風呂へ。
昨夜の大騒ぎ女子はさすがに5時には起きてこないだろうと・・・(笑)
こちらはもうひとつのお風呂。
男女は朝夕で入れ替えになります。
こちらも狭い浴槽が温泉。
誰もいなかったので、貸し切り状態で入ることが出来ました。
お風呂からあがって、朝食までには時間があるので二度寝。
あ〜、幸せ(*^^*) -
朝食は7時半〜でお願いしていました。
海苔
温泉卵
イカゲソとがんもの煮物
海藻の煮物
豆乳豆腐
アジの開き
イカのお刺身
お味噌汁
etc・・・ -
豆乳豆腐は温かくて甘みもあって美味しかったです。
-
朝食会場にレモン水が置いてありました。
島根でもレモンが育つんだね!
さっぱりしていて美味しかったですよ。 -
朝食を済ませ、お部屋に戻ると、コーヒーのサービスがありました。
これもプランの特典に入っています。
朝ドラ「あさが来た」を見ながら、コーヒーを飲んで・・・
あ〜、幸せ♪
9時頃、チェックアウトし旅館を後にしました。
温泉津温泉はお湯が良いので、また来たいと思います。
近いのに、今までなぜ来れなかったのか・・・。不思議。 -
お天気は雨。
雪が降り大荒れになるとの予報でしたが、まだそこまでじゃない。
それならもう少し観光しようかな。
温泉津港方面をまだ見ていなかったので、車で行こうとしたら下水道工事で通れないとのこと。
すぐ近くなのに遠回りする事になっちゃいました。
なのでまた登り窯のそばを通りました。
昨日とは違うところからもう一度写真撮影。 -
少し高い場所からは、登り窯の全景を見ることが出来ました。
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火が入って、煙がもくもくしているところも見てみたいね。
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かわいいお地蔵様。
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夫が温泉津に行くなら、どうしても寄りたい場所があるという。
それは「櫛島キャンプ場」櫛島キャンプ場 キャンプ場
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この奥の海沿いにキャンプ場があるらしい。
独身時代、夏には職場のみんなでキャンプしに来ていたんですって。
夫「懐かしいな〜。海で泳いだり、バーベキューしたり楽しかったな〜」と、しばし思い出に耽っておりました。 -
キャンプ場近くに変わった岩を発見!
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ひょこっと飛び出した部分だけ黄色い岩。
金色に見えなくもない。 -
再び温泉津温泉街の近くに戻ってきました。
温泉津観光案内所に車を停めて、もう少し散策します。
こちらは温泉津港。
かつては石見銀山の積み出し港でした。
ここは入り江なので波は穏やかですが、沖の方は昨日より波が高い。
これから荒れた天気になるのは間違いなさそう。 -
龍御前神社
海上安全の守り神だそうです。
ふと気が付くと、雨が止んでいました。
助かった・・・。 -
この神社の奥に観光スポットがあります。
ちょっと行ってみますね。 -
「龍が口を開けたように見える」と、観光案内に書いてあります。
確かに大きく口を開けたように見える、面白い形の岩です。 -
神社がその岩にめり込むように建ってます。
中がどうなっているのか気になります。 -
この神社からは温泉津の温泉街を見渡すことが出来ます。
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赤瓦が特徴の石州瓦の屋根が並んでいます。
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温泉津港も見えます。
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違う場所から見ても、口を大きく開けているように見えますね。
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マンホールは北前船かな。
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庄屋屋敷(内藤家)
毛利元就の家臣だった内藤家の屋敷。
代々庄屋を務め、回船問屋や酒屋なども営んでいたそう。 -
裏手に回ってみると、なまこ壁の蔵があります。
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よく見ると、ちょっと変わったなまこ壁です。
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黒っぽい部分は漆喰ではなく陶器です。
凝ってますね〜。 -
温泉堂薬局
この建物も祖父母が来ていた頃からあったかも知れないな〜。
今回やっと温泉津を訪れ、祖父母の足跡をたどることが出来て、何となく義務を果たせたような気がしました。
別に遺言があった訳でもなく、私が勝手に行ってみなくちゃと思っていただけですが・・・。
良い温泉だったので、祖父母が毎年訪れていたのも分かる気がしました。
今度はちゃみお夫婦が毎年来るようになったりしてね(笑)
天気が荒れてくる前に、広島に帰ろう! -
帰る前に、最後の寄り道です。
昨夜旅館で飲んだ「開春」というお酒がすごく美味しかったので、お酒を買うためです。
温泉街からも近かったしね。
「開春」 若林酒造(有)
http://www.kaishun.co.jp/top.htm
色々種類があったけど、熱燗なら純米酒が良いよとアドバイスされたので、純米酒を購入。
店の前に停めた車のナンバーを見て、「広島から来てるのなら、これから天気が荒れるらしいから早く帰った方がいいよ。高速も雪がないと良いね〜。」と心配して下さってました。 -
時間があれば、この周辺も散策してみたかったな・・・
この奥に若林酒造の蔵があるようです。 -
その近くの、とあるお家の壁に鏝絵がありました。
昔は呉服や雑貨を扱うお店だったのでしょうね。
街歩きしていて、こういう発見があると嬉しくなっちゃいます。
さて、のんびりはしていられない・・・。
雪が降ってくる前に帰らなくちゃ! -
江津市を通過する頃、予報に反して青空が広がっていました。
-
その後高速に乗った頃から天気は一変し、土砂降りの雨となりました。
まだ雪じゃないだけマシ。
心配していた高速道路の雪もこの程度。
雪が積もってなくて良かった。
早めに島根を出発したので、お昼12時に帰宅。
無事帰ることができたのは、昨日山辺神宮でお願いしたからかな。 -
今回買ったお土産はこちら。
温泉津焼の湯飲み、どら焼き
「板わかめ」・・炊き立てのご飯に砕いて混ぜて食べると美味しいですよ。お味噌汁に入れてもGood!
「開春」純米酒 900ml・・開春はお気に入りのお酒になりました。また買いに行きたいと思います。 -
この翌日19日。
予報通り、雪が降りました。
我が家の庭にも積もってました。
旅行中、何とか雪に降られずに済んでホッとしました。 -
その1週間後の25日。日本列島に大寒波が襲来し、沖縄でも雪が降ったというニュースがありましたね。
再び我が家の庭にも雪が積もりました。
実は24〜25日もこの1泊2日の旅行の候補日でした。
この日に予約をしていたら、高速道路も通行止めになっていたし、中国山地では140センチの積雪と言っていたので、旅館までたどり着けないという事態になっていたかもしれません。
今振り返ってみると、本当に運が良かったな〜と思います。
これにて1泊2日の島根旅はおしまい。
プレミアム宿泊券を使えて良かった・・・。
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この旅行記へのコメント (6)
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- 前日光さん 2016/02/04 21:43:08
- 温泉津温泉、楽しまれたようですね(^_^)v
- ちゃみおさん、こんばんは。
こちらへのご訪問が遅くなってしまいました!
自分の旅行記を作っていたもので(>_<)
私が温泉津温泉に行ったのは、昔々のまだ現役の時だったので、そうすると暑い暑い夏になってしまうんですよね。
特にまたあの夏は暑くて、夜になっても「薬師湯」まで歩く気分にもなれませんでした。
「ますや旅館」という宿に泊まって、ひたすら冷房の中でおとなしくしていました。
龍御前神社は、宿に行くときに通るので、ここには行きましたが、登り窯もあるんだよなぁと分かっていながら、足が向きませんでした。
全く暑さに弱い私です(×_×)
「若林酒造」には私も行きましたよ。
「開春」、おいしいですよね!
今では日本橋三越前の「しまね館」に行くと入手出来るので、便利になったなぁと思います。
食事は、蟹が丸ごと登場だったんですね!
ウチの相棒殿が考えていた山陰の料理は、こんな風に蟹が丸ごと出てくるものだったと思います。
こういうのが食べたかったんだろうなぁと、この旅行記の表紙を見ながら思いました。
ご主人様は蟹独り占めで、さぞおいしかったことでしょうね!(^^)!
祖父母様の行っていた温泉津温泉に行き、その昔のことを思いながら過ごした時間は、とてもしみじみとした良い旅になったことと思います。
一週間遅い予約でなくて良かったですね!
雪も、降る前に帰ってこられたようで何よりです。
今年も「プレミアム宿泊券」があるといいなと思います。
前日光
- ちゃみおさん からの返信 2016/02/05 17:24:45
- RE: 温泉津温泉、楽しまれたようですね(^_^)v
- 前日光さん、こんにちは。
> こちらへのご訪問が遅くなってしまいました!
> 自分の旅行記を作っていたもので(>_<)
分かります。
お忙しい中、ご訪問ありがとうございます。
> 私が温泉津温泉に行ったのは、昔々のまだ現役の時だったので、そうすると暑い暑い夏になってしまうんですよね。
> 特にまたあの夏は暑くて、夜になっても「薬師湯」まで歩く気分にもなれませんでした。
> 「ますや旅館」という宿に泊まって、ひたすら冷房の中でおとなしくしていました。
> 龍御前神社は、宿に行くときに通るので、ここには行きましたが、登り窯もあるんだよなぁと分かっていながら、足が向きませんでした。
> 全く暑さに弱い私です(×_×)
私も暑さに弱いので、そのお気持ちは良く分かります。
今度は気候の良い季節に再訪なさって下さい。
そして薬師湯にも入っていただきたいです。
今回私ももう少しゆっくり散策したかったのですが、初日は雨、次の日は雪の心配があったので慌てて帰ってしまいました。
今度訪れる時は、温泉街を隅々まで歩いてみたいと思っています。
> 「若林酒造」には私も行きましたよ。
> 「開春」、おいしいですよね!
> 今では日本橋三越前の「しまね館」に行くと入手出来るので、便利になったなぁと思います。
開春は本当に美味しかったです。
東京でも売っているんですね。
広島でも3軒の酒屋さんに卸しているそうですが、日帰りできる距離なのでまた買いに行こうと主人と話しているところです。
> 食事は、蟹が丸ごと登場だったんですね!
> ウチの相棒殿が考えていた山陰の料理は、こんな風に蟹が丸ごと出てくるものだったと思います。
> こういうのが食べたかったんだろうなぁと、この旅行記の表紙を見ながら思いました。
> ご主人様は蟹独り占めで、さぞおいしかったことでしょうね!(^^)!
たぶん前日光さんのご主人はこういう蟹を期待されていたんじゃないかな〜と、主人と話していたんです。
欠片じゃなく、丸ごとですよね!
本当は2人で1杯の蟹を、主人は自動的に独り占めでしたから(笑)
おいしい蟹で大満足だったようです。
> 祖父母様の行っていた温泉津温泉に行き、その昔のことを思いながら過ごした時間は、とてもしみじみとした良い旅になったことと思います。
> 一週間遅い予約でなくて良かったですね!
> 雪も、降る前に帰ってこられたようで何よりです。
> 今年も「プレミアム宿泊券」があるといいなと思います。
祖父母の足跡を辿りたくて訪れた旅行だったので、普段の旅行とは違い、頭の中には祖父母の顔が浮かび、ジーンと来るものがありました。
温泉津にはどうしても行かなくちゃと思っていたので、これで私の気持ちもすっきりしました。
今回の予約した日は運が良かったと思います。
1週間後なら、旅館まで行けなくなっていたかも知れません。
プレミアム宿泊券は毎年あれば良いですね〜。今年はどうなんでしょうね?
ちゃみお
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- Juniper Breezeさん 2016/01/28 17:18:35
- これぞ日本人!って感じの旅を満喫されたのですね★
- ちゃみおさん、こんにちは。 お久しぶりです。 ちゃみおさんの旅行記ではいつも外国(特にヨーロッパ方面)ばかりのを楽しく拝見させていただいていましたが、国内の旅行記もとても素敵な写真満載で、ほっこりさせていただきました! 島根には1度行ったことありますが、やっぱりメジャーな出雲周辺しか行ったことないので、こんな場所もあるのね〜って思いながら楽しく読ませていただきました!
方言、面白いですよね! 私も青森に行ったときに、宿泊した星野リゾートの"青森屋"の部屋に、下北弁か何かの説明一覧があって、かなり楽しかったです。
私、誘われれば行きますが、自分では温泉旅行って計画したことがないので(いざ計画するとしたらかなりマニアックになりそうですよね)、まだまだ知らない場所ばかりです。 滋賀に引っ越してきて、島根も距離的には近くなったので、いつか旅の計画をしてみたいな〜って思います。
ではでは、また〜!
Juniper Breeze
- ちゃみおさん からの返信 2016/01/28 22:10:01
- RE: これぞ日本人!って感じの旅を満喫されたのですね★
- Juniper Breezeさん、こんばんは〜。
お久しぶりです。
いいね!とコメントありがとうございます。
滋賀県での生活に慣れてこられましたか?
〉ちゃみおさんの旅行記ではいつも外国(特にヨーロッパ方面)ばかりのを楽しく拝見させていただいていましたが、国内の旅行記もとても素敵な写真満載で、ほっこりさせていただきました! 島根には1度行ったことありますが、やっぱりメジャーな出雲周辺しか行ったことないので、こんな場所もあるのね〜って思いながら楽しく読ませていただきました!
メジャーな観光地も良いですが、あまり知られていない町にも良いところはあるんだな〜と思いました。
今回はどっぷり和風な旅行記でしょ?(笑)
> 方言、面白いですよね! 私も青森に行ったときに、宿泊した星野リゾートの"青森屋"の部屋に、下北弁か何かの説明一覧があって、かなり楽しかったです。
ホント方言って面白いですよね。旅先で方言を聞くのが大好きです。
青森の方言は凄いですよね。多分聞いても全然分からないだろうな〜。
でもディープな方言を聞いてみたい!
> 私、誘われれば行きますが、自分では温泉旅行って計画したことがないので(いざ計画するとしたらかなりマニアックになりそうですよね)、まだまだ知らない場所ばかりです。 滋賀に引っ越してきて、島根も距離的には近くなったので、いつか旅の計画をしてみたいな〜って思います。
滋賀県周辺の観光に飽きたら、中国地方にも足を延ばして下さいね。
島根県にはマニアックな温泉がいっぱいあるんですよ。
ぜひJuniper Breezeさんにも訪れていただきたいです。
その際にはアドバイスさせていただきますよ♪
あ、この旅行記の温泉津温泉もお勧めですよ!
ちゃみお
-
- マチャさん 2016/01/28 12:31:44
- 祖父母の足跡を辿る旅
- ちゃみおさん、こんにちは!
旅行券のおかげで半額で泊まれて食べれておまけにキアヌんは蟹独り占め〜
お得ですね。
ちゃみおさんのおじいちゃん、おばあちゃんが毎年通うほど魅力的な温泉街
映画のセットの様な街並み、昭和のほっこりとした温もりを感じながら、やはり落ち着くんでしょうね。
古い建物を改装してカフェにするお店も最近増えてますね。
温泉ラテ、私も飲んでみたいです。
山陰は雪が降るとえらいこっちゃになるのよね。
ちゃみお夫妻の日頃の行いの良さで雪に閉じ込められる事なく帰れて良かった。
来年もプレミアム宿泊券というのは販売されるのですか?
私もお得にお出かけしたいです。
愛知からだとどこがいいかなぁ?
マチャ
- ちゃみおさん からの返信 2016/01/28 21:37:28
- RE: 祖父母の足跡を辿る旅
- マチャさん、こんばんは〜。
> 旅行券のおかげで半額で泊まれて食べれておまけにキアヌんは蟹独り占め〜
> お得ですね。
ちゃみおのせいでエビカニが食べられない事が多いキアヌん。いつもかわいそうだな〜と思っていたので、今回はたらふく食べてもらいました(笑)
良いプランでした。
> ちゃみおさんのおじいちゃん、おばあちゃんが毎年通うほど魅力的な温泉街
> 映画のセットの様な街並み、昭和のほっこりとした温もりを感じながら、やはり落ち着くんでしょうね。
古い町並みが残っていたので、当時とあまり変わっていないかもしれないなと思いながら散策してました。
おじいちゃんおばあちゃんが泊まっていた旅館が今も営業していれば最高だったんですけどね。
良い温泉があって、静かなところが気に入っていたのかもしれません。
> 古い建物を改装してカフェにするお店も最近増えてますね。
> 温泉ラテ、私も飲んでみたいです。
温泉マークが描かれたラテがあるらしいんですよ。
また行くチャンスがあれば、ぜひ飲んでみたいと思ってます。
マチャさんも仁摩サンドミュージアムに行くチャンスがあれば、こちらもセットでいかがですか?
> 山陰は雪が降るとえらいこっちゃになるのよね。
> ちゃみお夫妻の日頃の行いの良さで雪に閉じ込められる事なく帰れて良かった。
広島は意外と積雪が多いんですよ。今週月曜日には島根との県境辺りで140センチを超えてたらしいですから。
旅行の時、そんな大雪にならなくて本当に良かったです。
そうなったてたら、ほんまにえらいこっちゃですよ。
やっぱり行いの良さがこんなところで出るんですかね〜(笑)
> 来年もプレミアム宿泊券というのは販売されるのですか?
> 私もお得にお出かけしたいです。
> 愛知からだとどこがいいかなぁ?
来年度はどうなんでしょう?
こんなお得な宿泊券なら、毎年販売して欲しいですけどね〜。
愛知からだと、福井か石川辺りで蟹食べ放題とか?!
ちゃみお
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