エジプト考古学博物館　館内写真11

2015/12/20 - 2015/12/20

カイロよりこんにちは！

本日のカイロは晴れ、最高気温17度・最低気温9度です。2日前から寒い日が続き、オフィスでもダウンコート着用です。当然日本の方が寒いと思いますが、室内はエジプトの方が寒いと･･･。

気付いてみれば長くなってしまったエジプト考古学博物館の写真紹介。11回！というなんともハンパな回数で終了です。

紀元前1760年頃、第13王朝のファラオ・ホルの像。目力と精霊（カー）を表す腕のヒエログリフを頭に乗せ、見る人に強烈な印象を残す。

エリア カイロ(エジプト)

横からみたら本当に歩いてるみたいでさらに強烈･･･。

紀元前1470年頃、第18王朝のファラオ・ハトシェプスト女王。そう、女性です。ルクソールにあるハトシェプスト女王葬祭殿を造ったファラオ。

目鼻立ちがはっきりしてて、こういうエジプト人、今もいそう。

ツタンカーメンの父であるアメンホテプ4世は多神教だった古代エジプトにおいて太陽神アメンの一神教を強引に確立した為、異端とされているファラオ。

そのアメンホテプ4世関連の展示物は、壁が薄いピンク色に塗られた部屋に置かれていて、博物館の中でも異端扱いされている気がしました。

木棺の顔は、盗賊による被害なのか、政治的な意図で削られたのか？とにかく不気味。

アメンホテプ4世は細い顔と不自然な腹部が特徴。顔つきも独特で、私は生理的に苦手･･･（ファンの方、ごめんなさい）

もうすぐ出口！（指あるのおかしいけどかわいい♪）

館内最後の写真は、涙ぐましい努力で復元展示されている巨像。まるで無重力空間にあるかのようです。

約3時間半の見学終了。既に閉館時間近かった為、入口付近は閑散としていました。

館内でのフリー写真撮影は終了してしまいましたが、入場料と別にカメラチケットを購入すれば撮影できるようになるそうです。（というか既になっているはずが、まだチケットができていないとか）　ただし黄金のマスクが展示されているツタンカーメン特別室は撮影禁止。今回の撮影可能期間に見学できた方は本当にラッキーでしたね。