ピョートル大帝の夏の宮殿へ（後編）

2015/08/19 - 2015/08/19

ピョートル大帝の夏の宮殿の最大の呼び物は、下の公園の噴水です。宮殿の前にある７段のテラスの滝と、立ち並ぶ金箔の銅像と多くの噴水。そういえばこの風景は子供の時に読んだ本の写真で見たことがあるなと、ふと思い出しました。広大な庭園を全て見学することが出来ず、中心部だけで帰ることになりましたが、ピョートル大帝は本当にすごいものを造ったなと感心させられました。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ピョートル大帝の宮殿前のテラスから、下の公園を眺めています。１１時になると噴水が始まるというので、皆今か今かと待っているところです。

テラスの下の方にもたくさんの人達がいました。

中央の噴水から水が出始めました。

周囲からもどんどん噴水が出始めました。

運河の両側の岸の小さな噴水も、一斉に吹き出し始めました。

待っていた観光客も大喜びです。

金色に輝く立像と、噴水の組み合わせが目を引きます。

テラスのすぐそばにあった銅像からも、斜めに水が飛び出してきたのでびっくりしました。

どうやらこれが、完成形のようです。

テラスの下に降りてみました。公園の中には色々な建物がありました。

テラスの下から見た噴水。この角度もきれいです。

大滝の中心になるのが、このサムソンの像。ライオンの口を引き裂き、２０ｍの高さに水を噴き上げています。ライオンはスウェーデンの象徴で（国章がライオン）、スウェーデンに勝利した日が「聖サムソン」の日だったことを意味しているとか。

緑の芝生もとても美しいです。

大滝の彫像は全部で３７体、噴水は６４、水の吹き出し口は１４２もあるそうです。

ピョートル大帝の生きていた頃はサムソン像はなく、彼はこの運河から船で直接、大宮殿に乗り付けたようです。

大宮殿と青空を背景に、とても美しい眺めでした。

大宮殿を背景にすると、サムソン像ですら、小さく見えてしまいます。

テラスもよく見ると金箔が多用されており、とても豪華です。

同行者が前回サンクトペテルブルグに来て一番印象に残ったのがこの噴水だったとか。きれいに晴れた、夏らしい日に来ることが出来てよかったです。

庭園には緑の散歩道もあります。

ここにも小さな川が流れていました。

ここをまっすぐ歩いて行くと、また噴水があるようです。探検してみたいのですが、午後からの予定もあるので余り遠くへは行けませんでした。

この噴水は銅像がありませんが、力強い印象を受けました。

花壇はよく見るときれいな模様になっています。

庭園の見納めです。

再び高速艇で、サンクトペテルブルグへ戻ることに。

帰りの船の方が空いていました。船首部分でのんびりです。

こんな高層ビル群が見えました。

ユニークな形の建物が建設中でした。

新しい橋が出来るようです。

帰りもフィンランド湾を航海して、サンクトペテルブルグへ戻ります。

ペトロパヴロフスク聖堂が見えてきました。

よく見ればヨットが浮かんでいます。海からペトロパヴロフスク要塞にも行けるようです。

エルミタージュ美術館が見えてきました。帰りの高速艇の船旅も、とても楽しいものでした。