マテーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2015年末からのお正月旅行は、遺跡と大好きな画家の絵を求めての 南イタリア旅行です♪<br /><br />12月29日(火)  伊丹→羽田→CDG→FCO空港 (ローマ泊)<br />12月30日(水)  ローマ市内観光 (ローマ泊)<br />12月31日(木)  ローマ市内観光 (ローマ泊)<br />01月01日(金)  ローマ市内観光 (ローマ泊)<br />01月02日(土)  ナポリ移動 (ナポリ泊)<br />01月03日(日)  ナポリ市内観光 (ナポリ泊)<br />01月04日(月)  マテーラ移動 (マテーラ泊)<br />01月05日(火)  バーリ移動 アルベルベッロ観光 (バーリ泊)<br />01月06日(水)  バーリ観光 (バーリ泊)<br />01月07日(木)  ローマ移動 (ローマ泊)<br />01月08日(金)  FCO→CDG→ (機中泊)<br />01月09日(土)  CDG→羽田→伊丹空港<br /><br />イタリア訪問は ひのふのみ・・・で、7回目か8、9回目の訪問になります。<br />(あまりしっかりとは覚えてない・苦笑)<br />でも、なんど訪れても また行きたくなる不思議な場所です。

南イタリア周遊記 ~長靴の向こう脛から踝まで~ お正月旅行その6

9いいね!

2015/12/29 - 2016/01/09

180位(同エリア422件中)

2

48

むう2にゃんさん

2015年末からのお正月旅行は、遺跡と大好きな画家の絵を求めての 南イタリア旅行です♪

12月29日(火)  伊丹→羽田→CDG→FCO空港 (ローマ泊)
12月30日(水)  ローマ市内観光 (ローマ泊)
12月31日(木)  ローマ市内観光 (ローマ泊)
01月01日(金)  ローマ市内観光 (ローマ泊)
01月02日(土)  ナポリ移動 (ナポリ泊)
01月03日(日)  ナポリ市内観光 (ナポリ泊)
01月04日(月)  マテーラ移動 (マテーラ泊)
01月05日(火)  バーリ移動 アルベルベッロ観光 (バーリ泊)
01月06日(水)  バーリ観光 (バーリ泊)
01月07日(木)  ローマ移動 (ローマ泊)
01月08日(金)  FCO→CDG→ (機中泊)
01月09日(土)  CDG→羽田→伊丹空港

イタリア訪問は ひのふのみ・・・で、7回目か8、9回目の訪問になります。
(あまりしっかりとは覚えてない・苦笑)
でも、なんど訪れても また行きたくなる不思議な場所です。

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配
  • 01月04日(月)<br /><br />昨夜の出来事に「やはりナポリは、すごかった!」の感想を抱きつつホテルをチェックアウト、中央駅の奥にあるバスターミナルまで10分弱ほど歩いて行きます。<br /><br />このバスターミナルですが、普通、ちょっと大きなバスステーションには必ず設置されている電光掲示板も無く、バス会社ごとの目印も何も無いので、地道に周りの人に お目当てのバスを聞くしかありません(^_^;)<br /><br />9時10分発のMarino社バスは 車体に大きく社名が表示されているのですが、マテーラ行きとレッチェ行きとが2台続けて来たので、少し焦りました。<br />少し前に話をした女性に「あなたのバスは後ろのバスよ」と言われ、荷物収納のおじさんに確認すると「マテーラ行きは前のバスだ」………やれやれ、これでメゲていては、イタリア旅行は出来ません。<br />

    01月04日(月)

    昨夜の出来事に「やはりナポリは、すごかった!」の感想を抱きつつホテルをチェックアウト、中央駅の奥にあるバスターミナルまで10分弱ほど歩いて行きます。

    このバスターミナルですが、普通、ちょっと大きなバスステーションには必ず設置されている電光掲示板も無く、バス会社ごとの目印も何も無いので、地道に周りの人に お目当てのバスを聞くしかありません(^_^;)

    9時10分発のMarino社バスは 車体に大きく社名が表示されているのですが、マテーラ行きとレッチェ行きとが2台続けて来たので、少し焦りました。
    少し前に話をした女性に「あなたのバスは後ろのバスよ」と言われ、荷物収納のおじさんに確認すると「マテーラ行きは前のバスだ」………やれやれ、これでメゲていては、イタリア旅行は出来ません。

  • 地理的には、北西のナポリ¬マテーラ¬南東のバーリですが、利用者数のためか、バスルートは ナポリ→バーリ→(折り返して)マテーラになり、3時間+1.5時間=計4時間30分の長時間バスです。<br /><br />でも、ナポリ〜バーリをトレニイタリアの鉄道移動にすると、もっと時間が掛かってしまうし、いづれにしてもマテーラには バーリ経由しかルートが無いので、このバスルートが乗り換え無しダイレクトに行ける分、一番簡単だと思います。<br /><br />Marino社のバス車内にはトイレも有るので、トイレ休憩が無くても大丈夫です。<br /><br />予定より少し遅れて 14時頃にマテーラに到着、とは言え、このバスは駅前ではなく辺鄙な(周囲は普通の住宅街)バス停留所に着くのです。<br />日本出発前に ホテルにメールで到着時間とタクシー手配を頼み、バス停に着いたら電話するのでよろしくー、と依頼しておきました。<br />バス運転手のおじさんに私のスマホを渡して「このホテルに電話してけろー」と頼み、待つこと5分でタクシーが来て ホテルに送ってくれました。<br />

    地理的には、北西のナポリ¬マテーラ¬南東のバーリですが、利用者数のためか、バスルートは ナポリ→バーリ→(折り返して)マテーラになり、3時間+1.5時間=計4時間30分の長時間バスです。

    でも、ナポリ〜バーリをトレニイタリアの鉄道移動にすると、もっと時間が掛かってしまうし、いづれにしてもマテーラには バーリ経由しかルートが無いので、このバスルートが乗り換え無しダイレクトに行ける分、一番簡単だと思います。

    Marino社のバス車内にはトイレも有るので、トイレ休憩が無くても大丈夫です。

    予定より少し遅れて 14時頃にマテーラに到着、とは言え、このバスは駅前ではなく辺鄙な(周囲は普通の住宅街)バス停留所に着くのです。
    日本出発前に ホテルにメールで到着時間とタクシー手配を頼み、バス停に着いたら電話するのでよろしくー、と依頼しておきました。
    バス運転手のおじさんに私のスマホを渡して「このホテルに電話してけろー」と頼み、待つこと5分でタクシーが来て ホテルに送ってくれました。

  • 今夜のお宿は、サッシの中にあって昔のサッシ住居を改装したB&Bです。<br />周囲にレストランも多くある、便利な立地で選びました。<br />フロントのお姉さんにマーカー色塗り付の地図を貰って、サッシの散歩。おっとその前に、遅い昼御飯を食べねばっ。<br />

    今夜のお宿は、サッシの中にあって昔のサッシ住居を改装したB&Bです。
    周囲にレストランも多くある、便利な立地で選びました。
    フロントのお姉さんにマーカー色塗り付の地図を貰って、サッシの散歩。おっとその前に、遅い昼御飯を食べねばっ。

  • 時間はもう14時半過ぎだったので、適当な店で定食を頼んで軽めのランチ、前菜とパスタ(黒いのは豆です)、グラスワイン・ミネラル水・コーヒーも付いて 18ユーロのお手頃価格です。<br /><br />マテーラのパンは、めちゃめちゃおいしいっ!<br />香ばしい皮部分もおいしいけど、もっちりした中身の部分は塩加減も丁度よくて、いくらでも食べられそうです。<br />このパンにエシレのバターがあれば・・・・ じゅるっ(ヨダレの音)。

    時間はもう14時半過ぎだったので、適当な店で定食を頼んで軽めのランチ、前菜とパスタ(黒いのは豆です)、グラスワイン・ミネラル水・コーヒーも付いて 18ユーロのお手頃価格です。

    マテーラのパンは、めちゃめちゃおいしいっ!
    香ばしい皮部分もおいしいけど、もっちりした中身の部分は塩加減も丁度よくて、いくらでも食べられそうです。
    このパンにエシレのバターがあれば・・・・ じゅるっ(ヨダレの音)。

  • さてそれでは、サッシの中を さ迷い歩きましょうか。でも私はもの凄ーい方向音痴で、いったん道に迷うと、何が何だか判らなくなるので、貰った地図のマーカーを頼りに恐る恐る街歩き。

    さてそれでは、サッシの中を さ迷い歩きましょうか。でも私はもの凄ーい方向音痴で、いったん道に迷うと、何が何だか判らなくなるので、貰った地図のマーカーを頼りに恐る恐る街歩き。

  • サッシのミニチュアールを展示して、小さなお土産サッシを売っている店や、1960年代までのサッシ住居を再現したミニ博物館を見て歩きます。<br />このサッシは、人々が石灰石の岩を掘り出して洞窟を作り、そこで長らく暮らしていたものです。<br />

    サッシのミニチュアールを展示して、小さなお土産サッシを売っている店や、1960年代までのサッシ住居を再現したミニ博物館を見て歩きます。
    このサッシは、人々が石灰石の岩を掘り出して洞窟を作り、そこで長らく暮らしていたものです。

  • 古くは 8世紀の頃に隠者や修道士が住みだしたのが始まりのようですが、15世紀あたりからサッシに暮らす人々も増え 主に小作農民を中心に住んでいました。

    古くは 8世紀の頃に隠者や修道士が住みだしたのが始まりのようですが、15世紀あたりからサッシに暮らす人々も増え 主に小作農民を中心に住んでいました。

  • 展示説明書によると、この洞窟住居の中に家族(両親と子供達……当時は子供の生存率も低く、宗教的にも子沢山が推奨されていた) 6〜7、8人の一家が住み、財産である家畜(驢馬や鶏など)も住居内に入れて生活していました。

    展示説明書によると、この洞窟住居の中に家族(両親と子供達……当時は子供の生存率も低く、宗教的にも子沢山が推奨されていた) 6〜7、8人の一家が住み、財産である家畜(驢馬や鶏など)も住居内に入れて生活していました。

  • この前時代的な生活は1900年代中頃まで続きましたが、第二次世界大戦後の経済成長期を迎える頃には、このサッシ住居での時代遅れの生活は恥ずべきものとする風潮がイタリア人の間に広がって、<br />政府はサッシの住民を対象に強制移住(近隣に集合住宅を整備)の措置をとり、人々はサッシから次々と去っていき、1960年代には住む人も無く荒れ果て朽ちゆくままになっていました。

    この前時代的な生活は1900年代中頃まで続きましたが、第二次世界大戦後の経済成長期を迎える頃には、このサッシ住居での時代遅れの生活は恥ずべきものとする風潮がイタリア人の間に広がって、
    政府はサッシの住民を対象に強制移住(近隣に集合住宅を整備)の措置をとり、人々はサッシから次々と去っていき、1960年代には住む人も無く荒れ果て朽ちゆくままになっていました。

  • 荒廃したサッシの状況を憂えた人々の努力もあり 昔の雰囲気を残しながらも、サッシは改装されて快適で魅力的な住居に生まれ変わり、また、ユネスコの世界遺産に認定された事も後押しとなって、サッシの魅力が再認識されています。

    荒廃したサッシの状況を憂えた人々の努力もあり 昔の雰囲気を残しながらも、サッシは改装されて快適で魅力的な住居に生まれ変わり、また、ユネスコの世界遺産に認定された事も後押しとなって、サッシの魅力が再認識されています。

  • <br />


  • 夕方17時過ぎになると日没、サッシの雰囲気は一変して、何とも幻想的な世界になります。<br />日が暮れて夕闇が濃くなる中、ぽつんぽつんと灯りがともり、まるで夜の迷路を照らす道しるべのよう。

    夕方17時過ぎになると日没、サッシの雰囲気は一変して、何とも幻想的な世界になります。
    日が暮れて夕闇が濃くなる中、ぽつんぽつんと灯りがともり、まるで夜の迷路を照らす道しるべのよう。

  • この夕暮れの中で迷子になるとホテルに戻れないので、地図を頼りにホテルにたどり着き(よかったよかった♪)、お風呂と洗濯を終えて、20時前までベッドでゴロゴロ。<br /><br />

    この夕暮れの中で迷子になるとホテルに戻れないので、地図を頼りにホテルにたどり着き(よかったよかった♪)、お風呂と洗濯を終えて、20時前までベッドでゴロゴロ。

  • 私の旅行時のタイムスケジュールは大体、夕暮れ時に一旦ホテルに戻ってお風呂+洗濯をして さっぱり・すっきり。<br />部屋で少し休憩してから 夕食に出るパターンです。<br />イタリアやフランス、南欧諸国のレストランが開くのは夜20時から、早くても19時なので(でも19時に行くと誰も居なくて、私1人だけだったりする)、この遣り方が私の旅行パターンに合っているようです。<br />

    私の旅行時のタイムスケジュールは大体、夕暮れ時に一旦ホテルに戻ってお風呂+洗濯をして さっぱり・すっきり。
    部屋で少し休憩してから 夕食に出るパターンです。
    イタリアやフランス、南欧諸国のレストランが開くのは夜20時から、早くても19時なので(でも19時に行くと誰も居なくて、私1人だけだったりする)、この遣り方が私の旅行パターンに合っているようです。

  • 夕食は 20時半からホテルの目の前のレストランで頂きます。<br />前菜はお店のお勧めデギュスタシオン、次から次へと小皿料理が出てきて、ワインが進むー。<br />

    夕食は 20時半からホテルの目の前のレストランで頂きます。
    前菜はお店のお勧めデギュスタシオン、次から次へと小皿料理が出てきて、ワインが進むー。

  • あ、この店はホテルから徒歩1分なので、ついついプーリアのボトルワインを頼んでしまいました。<br /><br />南イタリアのワインは果実味が豊かで飲みやすいのですが、やはり名醸ワインと比べると深みに欠けるかなぁ……、でも地元の料理には合いますわん。<br />

    あ、この店はホテルから徒歩1分なので、ついついプーリアのボトルワインを頼んでしまいました。

    南イタリアのワインは果実味が豊かで飲みやすいのですが、やはり名醸ワインと比べると深みに欠けるかなぁ……、でも地元の料理には合いますわん。

  • それにしても、すごい品数の前菜ですわ〜。

    それにしても、すごい品数の前菜ですわ〜。

  • オリーブオイルでからりと揚げたフライの中には 干しタラやとろけるチーズが入っていて うまうま〜(*^_^*)

    オリーブオイルでからりと揚げたフライの中には 干しタラやとろけるチーズが入っていて うまうま〜(*^_^*)

  • プリモは名物のオレキエッテ。<br />トマトソース味のオレキエッテは オーブンで焼いて表面を香ばしく、中はジューシーな仕上がり、シンプルな味付けですが、食べ飽きない素朴な美味しさです。<br />

    プリモは名物のオレキエッテ。
    トマトソース味のオレキエッテは オーブンで焼いて表面を香ばしく、中はジューシーな仕上がり、シンプルな味付けですが、食べ飽きない素朴な美味しさです。

  • 結局ワインはボトル 1/3ほど残してしまい(我ながらヤワだぜ)、お店の人に<br />「ワインは持ち帰るか?」と聞かれ、寝酒は一人旅女性として情けない(^_^;)ので、ミネラル水だけ(翌朝の飲み水として)貰って 目の前のB&amp;Bに帰ろうと店を出ると、目の前には幻想的な夜景が広がっていました。

    結局ワインはボトル 1/3ほど残してしまい(我ながらヤワだぜ)、お店の人に
    「ワインは持ち帰るか?」と聞かれ、寝酒は一人旅女性として情けない(^_^;)ので、ミネラル水だけ(翌朝の飲み水として)貰って 目の前のB&Bに帰ろうと店を出ると、目の前には幻想的な夜景が広がっていました。

この旅行記のタグ

関連タグ

9いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • GuteReiseさん 2016/01/18 04:00:27
    マテーラすばらしい!
    むう2にゃんさんへ

    南イタリア周遊記、あまりに面白く、いっきに
    読んでしまいました。
    (コメントも3回もしてしまいました。)

    とくにマテーラには、驚きました。

    強く行ってみたいと思いました。イタリアは素晴らしい!

    すばらしい旅行記ありがとうございました。

    グ〜テ・ライゼ

    むう2にゃんさん からの返信 2016/01/25 21:29:36
    Re: また行きたい場所
    こんばんはー。
    マテーラの夕暮れ、刻々と色を変えその表情を変えていくマテーラは、とても
    美しく魅力的な町でした。
    アクセスでは苦労しましたが、その苦労の分だけ 夕暮れが鮮やかに感じられた気がします。
    ぜひとも、マテーラにお出かけくださいませ。

むう2にゃんさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イタリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イタリア最安 308円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イタリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP