2015年夏　北欧一人旅四日目_コペンハーゲン市内観光→ストックホルムへ

2015/07/18 - 2015/07/25

この日の午後、デンマークを離れ隣国スウェーデンへ。
2日半も滞在したので名所はほぼ廻れたというか、むしろ時間を持て余した感じ。もう少し事前調査して日程を決めればよかったなぁ。

コペンハーゲンからストックホルムへは飛行機で行くのが本当は最適なんだろうけど、なんか面白みがないなと思い5時間かかる高速鉄道で移動しました。結果、車窓から見える風景は、森と湖が続く西欧や中央では見ることができないTHE北欧と言える景色でした。これは飛行機では感じることができないのでオススメです。

旅行日程
7/18　日本→ヘルシンキ→コペンハーゲン着、コペンハーゲン観光　<コペンハーゲン泊>
7/19　フレデリクスボー城、クロンボー城、コペンハーゲン観光　<コペンハーゲン泊>
7/20　コペンハーゲン観光、ロスキレ観光　<コペンハーゲン泊>
7/21　コペンハーゲン観光　コペンハーゲン→ストックホルム　<ストックホルム泊>←★
7/22　ストックホルム観光　<ストックホルム泊>
7/23　ストックホルム観光　<ストックホルム泊>
7/24　ストックホルム観光、ストックホルム→ヘルシンキ
7/25　日本着

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

コペンハーゲン最終日、とりあえず行っていない名所に行くことに。

まずは国立美術館。ちょっと早く着いてしまったので、美術館裏の公園を散歩してみると、四方八方に枝を伸ばしている木を発見。千手観音みたい。

ここもコペンハーゲン使用可です。
美術館の開館時間は10時からと朝早く行動する私としては、ちょっと不満。よく考えると市内の宮殿・美術館はだいたい10時からだったなぁ、デンマーク人は朝が弱いのかな？

荷物は地下のロッカーに預けるのですが、ほぼ全てのロッカーの鍵が壊れている。多分20個ぐらい開けてようやく鍵が正常なのを見つけた気がする。デンマーク人、かなりルーズ？

国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ここはデンマークの国立美術館ですが、他の国の画家の絵が多くあります。写真はレンブラントの作品。3ヶ月程前にオランダでお会いして以来ですが、懐かしいですね。

お、この作品の画家の絵もオランダのマウリッツハイスでお会いしましたね。結構衝撃的だったので覚えています。

何枚の絵を書いているのでしょう。

こちらはエル・グレコの作品ですね。

これはウィーンやブリュッセルでお会いしたブリューゲルの作品ですね。ヨーロッパの主要な美術館をほぼ行ったので、ようやく絵画に詳しくなったかな。

バルト海(北海?)を航海する帆船。

西欧だけでなく、北欧出身の画家の作品もあります。
北欧の画家と言えば、もちろんムンクです。というかそれ以外知らない。

ムンクの作品は初めて見ましたが、画家の情報を見なくてもわかりますね。
なかなか強烈な絵ですが、こういう個性がないと後世まで残る名画にならないんでしょうね。

ただこういう作品もあるようです。こう言ってはなんですがムンクらしくない。

1時間半ほど館内を巡って外に出ると、天候が回復。

この後、国立博物館(コペンハーゲンカード使用可)に行くものの、あまりテンションは上がらず、20分程で飽きてしまった。本当は次にニュー・カールスベア美術館に行く予定だったけどこの感じだとすぐに飽きてしまいそうだったので中止。
某歩き方を見てると、ちょうどこの日、夏には絶対会えない人が出没するイベントがコペンハーゲン近くでやってることを見つけたので、電車までの時間つぶしに行くことに。

遊園地、デュアハウスバッケンに来ました。中央駅から電車で約20分。
一人旅なのになぜ遊園地に来たかというと、

デュアハウスバッケン テーマパーク・動物園・水族館・植物園

サンタクロースがいるからです。私が行った時は約20人ぐらいのサンタクロースが子どもたちにアメ？を配っていました。

なぜサンタクロースがいるかというと、年に一度この時期、ここで世界中のサンタクロースが集まって会議をしているだそうです。

特別サンタクロースに興味があったわけではないけど、交通費・入園料もタダだし、本物のサンタクロースに会えるのは、フィンランドのサンタクロースの村以外なさそうだから、貴重な機会です。

フリーフォール。
ちっちゃい子がとても楽しそうにしてました。

スプラッシュマウンテンや

ゴーカート等、種類は結構豊富でした。
チボリ公園よりこっちの方が楽しそう。

駅からデュアハウスバッケンまで20分ぐらいかかりますが、森の中を歩いていくので、すごい気持ちいいです。

駅〜デュアハウスバッケン間を結ぶ馬車もありました。

駅の近くにはビーチが広がっていましたが、さすがに海に入っている人はいませんでした。

コペンハーゲン中央駅に戻ってきました。
ここからスウェーデン、ストックホルムまで高速鉄道で5時間の移動です。

これは駅構内のトイレのレシート。

海外のトイレは大抵有料で、しかも硬貨でしか入れないのですが、ここはなんとクレジットカードが使えました。さすが北欧。

後日、ちゃんと90円(=5クローナ)引き落とされていました。今までの最低利用額だろうな。

ストックホルム行きの列車は26番ホーム発です。
普通のホームからさらに10分も歩きます。高速鉄道なんだから荷物もあるわけで、普通は一番近いところにありそうなのに、なんでこんなに扱いが酷いんでしょう。利用する際は余裕を持って駅に来ましょう。

高速鉄道にしてはかなり地味目。

振り返ると駅は遥か彼方、中央の塔がある所が駅です。

今回は5時間もかかり快適な移動にしたかったので一等を予約しました。

一ヶ月前に直接スウェーデン国鉄で予約したので、一等でも約8000円でした。

一等は座席が２＋１だし、足元も広いのでリラックス出来ます。

一等車はコーヒーやフルーツがタダです。
車両の前方部に無造作においてあるので勝手に取っていくシステムです。

出発してしばらくするとエーレスンド海峡(デンマークとスウェーデン間の海峡)が見えて来ました。あのフェリーの向こうにこれから行くスウェーデンがあるんですね。

今海峡を渡っています。
日本人としては、ヨーロッパで陸続きの国境を渡るときテンションが上りますが、"海"だとさらに上がりますね。

橋を渡ってスウェーデンに入ってすぐに変な建物がありました、宇宙船かなぁ？

しばらくすると、いかにもスウェーデンといった森と池の中を通ります。

景色を眺めていたり、翌日からの予定を立てるためにガイドブックを見ていたら、あっという間にストックホルムに到着。
こんなに明るいのにもう9時半過ぎです。

駅到着前に最後の一枚。
市庁舎、ノーベル賞授賞式の会場です。

今回利用したホテル、ノルディック　Ｃホテル(後日撮影)。
1泊約16,000円と少し高めだけど、この値段なら許せる。なぜなら立地が素晴らしいから。

左の建物がストックホルム中央駅。ホテルはその隣という最高の立地。しかも写真の入口からは、すぐに空港直結のアーランダエクスプレスのホームに行ける。
さらに、王宮やノーベル博物館があるガムラ・スタンへも歩いて行けるので観光する上では非常に便利でした。