何度目？ベトナム・ハノイ食べ歩き＜６日目＞タイ湖畔にお引越し

2015/12/01 - 2015/12/10

12月6日

今日はハノイ旧市街のホテルから
タイ湖の湖畔にあるレジデンスにお引越しです。

今年は、ビーチリゾートに行かない代わりに
ちょっと癒されるところにお引越ししたんですよ。
ほんの３泊でしたけどね、
スイート・ルーム気分も味わえて最高でした＾＾



￥１＝170VND（タイ湖畔ホテルにて）
水1.5L 8,000VND〜10,000VND
水500ｍｌ　4,000〜5,000VND

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

７時２０分にはホテルを出て、歩いていると
ドネルケバブの屋台を発見。

ケバブ好きの２人としては
ベトナムのケバブを買ってみたくなりますねえ。

買ってみたのはこれです。

ん？

これ、ドネルケバブ？
ただのサンドイッチだよねえ。

味は悪くなかったですけど・・・
面白いですね＾＾


ちなみに１個 15,000VND（83円）

８時、目的地のソイ・イエンにやってきました。
ソイというのはおこわのことです。

２年前に来た時にはテイクアウトで食べたんですが
そのおいしさに、今度はお店で食べたいと来てみたんです。

店頭は、テイクアウトしていくお客さんと
それに対応するスタッフがたくさんいて
けっこう繁盛しています。

私たちが席に着くと、メニューが置かれました。
外国人も多いのでしょう、
メニューには英語の説明書きが。

私たちは、ごはんはこの
フライドオニオンつきのおこわにすることにしました。

さて、トッピングはどうしようか。

あ、そうだ！
指さし会話帳に
「隣の人が食べてるのは何ですか？」というのがあったっけ（笑）
それを使って注文してみよう。
郷に入っては郷に従えだもんね。
地元の人が食べてれば、間違いないでしょう（たぶん）

それで運ばれてきたのがこれです。
隣の席のＯＬさんが食べていたのはこれなのね。
付け合わせにキュウリも一緒にきました。
浅い酢漬けです。
ちょっとピリ辛ですが口がさっぱりしますね。

メニューから察すると
煮玉子に、ボイルド・チキン、パテ（？）らしい。
でも、パテってなんだ？
どう見ても鶏そぼろみたいなんだけど・・・。

まずは、チキンを食べてみよう。
あれ、冷たい。
それからパテなる未知なるもの。
これはなんかお味噌みたいな味がしました。
煮玉子はアッツアツです。


おこわが15,000VND
煮玉子が8,000VND
チキンが28,000VND
パテが8,000VND

締めて 54,000VND（約300円）です。

次にやってきたのは、旧家保存館です。
８時からやっているという情報でしたが
覗いてみると、お姉さん二人がお掃除しています。

あれ？
まだやってないのかな。

聞いてみたら、どうぞ入っていいですよ、
とのこと。
そして、上へどうぞ、と。

どうも１階は掃除中だから
まず２階から見てもらおうということかしらん？


拝観料は１人 10,000VND（55円）です。

入ってみると、お姉さんたちが
お掃除の真っ最中。
売店にもなっているようですね。

この旧家は、１９世紀の建物だそう。
年季の入った階段を上がっていきます。

まずは階段を上りきったところに祭壇が。

もらったパンフレットを見ると
ここが居間のようですが
同時に祖先を敬う祭壇が置かれているとのこと。
なるほど、それで祭壇があったんですね。

ここには、お茶のセットがあったので
居間であったり、応接間だったりしたのでしょうか。

さらに進んでいくと、
そこは寝室です。

寝台には、凝った彫り物がしてあります。

昔のアオザイがありました。

アオザイというのは、長い上着と言う意味で
昔は、今の様に体に沿ったものじゃなかったんですよ。

洗面台ですね。
たらいに水を入れて顔を洗っていたのでしょうか。

寝室の外にはテラスがありました。

サイドボードもあって、
年代物らしい置物も飾ってあります。

サイドボードには、
美しい螺鈿細工がされています。

１階に降りて、奥へ行ってみます。
ここは商家だったので
事務所らしき場所があります。

さらにその奥が台所です。
１９世紀のことですから、かまどがありました。

なかなか興味深いお宅拝見でした。

ちょっと疲れたのでカフェに来ました。

ハノイはハイランド・コーヒーというカフェが多いのですが
ここは、あえて私の好きなチュン・グエン・コーヒーに。

テーブルにはバラの花が
かわいいカップに行けられています。

そして、コーヒーを注文すると
ちゃんとお茶が出てきました。

ベトナムのカフェでは
コーヒーが濃いためか
こうしてお茶が一緒に出されることが
一般的なんです。

私が注文したのは
もちろん、カフェ・スアー・ダー。
そう、コンデンスミルク入りのアイス・コーヒーです。

ここ、チュン・グエンはコーヒーに１〜５までレベルがあります。
一番高いのはＮＯ．１で、これはアラビカ種の割合が高いんです。
ＮＯ．５が一番アラビカ種が少なく、ロブスタ種の味わいを楽しめます。
そのかわり、かなり強いですけどね。
私はあえて、ちょっと冒険してＮＯ．３を注文しました。

この銀色のフィルターで
ゆっくりとコーヒーをドリップしていきます。
お姉さんは丁寧に、３分ほど待つように言ってくれました。

そして、私が、フィルターをカップからはずすと
さっとやってきて、氷にコーヒーを移し替えて
コンデンスミルクと氷をよく混ぜてくれました。

ツレは、すっかりハマってしまった
スア・チュア・カフェ
つまりヨーグルト入りコーヒーです。

実は、メニューにはなかったんですが
聞いてみたら出してくれました。

ここ、チュン・グエンは
ちょっと高級なチェーンのカフェです。
そのためでしょうか、
本人いわく、ヨーグルトも滑らかだったそうです。

ホテルに荷物を預けて
やってきたのは
【ヌードル＆ロール　ブンボー・ナンボ―】です。

目的は「ブン・ダウ」というブンの料理です。

こちらがツレが注文した「ブン・ダウ」です。
揚げ豆腐と一緒にブンをつけだれにつけていただきます。

一皿 35,000VND（193円）

最初は、臭豆腐のようにクセのある味かと思いましたが
この揚げ豆腐がけっこう淡白な味で美味しかったです。

私はこちらの「ブン・ネム・チャイ」を注文。
ベトナムで有名は揚げ春巻きの
肉ナシバージョンンでしたが、
肉がないため、さっぱりした感じで良かったです。

こちらも　一皿 35,000（193円）です。

結局２人とも、食べきれず
残りはお持ち帰りにしてもらいました。

そして意外なことに
ここで、ケム・カラメーンを発見。
１個15,000VND（83円）

底の方にカラメルがあって
美味しかったです。

ハノイ大教会にやってきました。
日曜日のせいか、中ではミサをやっていましたよ。
誰でも入れるので、機会があったら
入ってみたらいいと思います。

協会の前では
ウエディングドレス姿の女性が
写真撮影。

本物のウエディングなのかな？
新郎の姿が見当たりませんでしたけど（笑）

教会の近くに【アジサイ】という小物やさんがあるので
ツレはそこでお土産を買っていきました。
日本人がオーナーなので、
けっこう日本人好みのオシャレな小物が揃ってますよ＾＾

ホテルに戻り、荷物を受け取ると
タイ湖の湖畔にある
【Elegant Suites Westlake】という
ホテル兼コンドミニアムにやってきました。

今夜からはここに泊まります。

まるで国際会議場のような感じです。
高級車もいっぱい停まってます。

中に入ると、とにかく広いエントランスで
（無駄に広い！）
大きなクリスマスツリーが飾られていました。
胡蝶蘭も飾られてますね。

ここでさっそくチェックインです。

チェックインすると、デポジットとして
１００ドルを請求されました。
もちろん、チェックアウトの時には
返ってくるんですが。

それから、部屋とホテルの設備の説明を受けました。
とにかく広くて、プールもあるし（屋外だけど）
ジムやサウナもあります。

エレベーターはフロントのある２階以外にいくためには
カードがないと動きません。
私たちの部屋は８階なので、エレベーターに乗るために
カードをかざします。

部屋は１ＬＤＫで８６?です！

奥にはリビング
手前はダイニングです。

ダイニングの脇にはキッチンもあります。
それに大型の冷蔵庫に、乾燥機付きの洗濯機。

お皿やコップ、カトラリーに包丁もそろっています。

そう、ここは半年から１年くらいの中長期滞在者むけの
コンドミニアムなのです。

それに、デスクもちゃんとあるので
毎晩、メモをとったり、レシート類を整理する私には
格好の書斎となりました＾＾

ベッドルームも広々！
しかも、良いスプリングを使っているみたで
寝心地は最高でした。

ベッドルームの奥にバスルームです。
アメニティ類はここにそろっています。

アメニティ類はこんな感じにそろえられています。
バスフォームや、綿棒などはつぼ（？）のなかに入っています。

そしてこちらは、玄関わきにある
シャワールームです。
ベッドルームからは離れているので
朝が早い私は、専らこちらを使っていました。

そして何よりもうれしいのが
バルコニーから見える
タイ湖の眺めです。

これには癒されました〜。

下を見下ろすと、
先ほど案内されたプールが見えます。

この時期のハノイはけっこう寒いんですが
それでも泳いでいる白人さんがいましたよ＾＾；

荷ほどきは後回しにして、
ホテルを出ることにしました。

その際、両替できるところを聞いたんですが
ホテルの近辺にはないみたい。
それだとタクシーも乗れないので
仕方なくホテルで両替してもらいました。
￥１＝170VND
やっぱりホテルはレートが悪いね（＞＜）

そしてタクシーに乗って
結局、行くところは旧市街。
また戻ってきちゃった（笑）

歩いていたらチェーのお店を見つけました。
【チェー４ムア】という店らしい。
けっこう流行っているようです。

チェーは、私が食べたくて
食べられるところを探していたんです。

それで私だけ注文しました。
頼んだのは　スア・チュア・ミット　というチェーです。
スア・チュアというのはヨーグルト。
ミットというのは、あとで知ったんですが
ジャックフルーツのことでした。

トッピングにある黄色いフルーツがミットです。
初めて食べたんですが、マンゴーとパパイヤの中間みたいな味。
けっこう美味しいです。
その下にあるのがヨーグルト。
そのほかに、ロンガンくらい大きなタピオカのようなもの
それと仙草ゼリー（黒く見えるもの）
全体にココナッツミルクもかかっています。
そして一番下に氷の塊がありました。

スア・チュア・ミットというチェーが
美味しいとは聞いていましたが、確かに美味しい！
あっというまに食べてしまいました＾＾

20,000VND（118円）

次に見つけたのは「田ウナギ」の春雨です。
ＬＵＯＮと書いてあるのが「田ウナギ」の意味です。
ミエンというのが春雨のこと。

看板を見ると、春雨のほかに
お粥や、サラダ、ブン・チャーもあるようですね。

お店はこんな感じです。
おばちゃんの前にある、茶色い山盛りのものが「田ウナギ」です。

けっこう、ここも忙しそうにしています。
私は、ちょっと抵抗があって食べませんでしたが
ツレが食べたいというので
一杯のルオン・ミエンを注文しました。

こちらがその春雨の田ウナギです。

ひと口味見させてもらいました。
まずは、春雨だけ。

ん〜？

なんか、えぐみのある煮干しの風味がするよ？



え？田ウナギも食べろって？
う〜ん、やっぱり煮干しだよ、これ〜。
（明らかに田ウナギなんですが）
私には無理〜！

でも、ツレは美味しい美味しいと言って
食べてました。

美味しいかなあ？
まあ、好き嫌いがあるのよね！

一杯 40,000VND（235円）です。

あのあと、歩き疲れてホテルに戻り
荷ほどきをして少し休憩した後は
夕食です。

目的地はここ【ホア・ロー】という
鶏鍋のお店です。
店内は広いものの、客は私たちのほかに
同じ日本人が２人いるだけです。



ベトナムは暑い国ですが
けっこう鍋を食べます。

ここ、【ホア・ロー】は
だし汁にネップ・カムという焼酎と、
ジウ・ネムのなかの発酵したもち米の粒が
いれられているというので
興味があってやってきました。

まずは、ビールで乾杯。
いろんなビールがありましたが、
ここは、ハノイ・ビールで。

こちらは、Chiken with Honey と
英語で書かれていました。
鶏のはちみつ漬け、かな？

オジサンの勧めに従って
半羽のハニー・チキンを頼みましたが
これは本当に美味しくて
１羽頼んでも良かったかも。

でも、鍋もあるからね。

大きな土鍋に半羽分の鶏肉が入ったものを持ってきて
煮立ったら、野菜を入れろと言って去っていきました。
野菜も、多すぎて食べきれないだろうと思われるほど
山盛りの野菜です。

ビールで乾杯してる間にいつのまにか
煮たっていて、
写真を撮るヒマもなく、
さっさと野菜をいれると器にスープを入れられて
まずは、これを飲め、とオジサン。

そして、山盛りの野菜は、
上のほうから、入れるようにと言っていきました。
野菜は、空芯菜・のこぎりコリアンダー・ねぎ
そしてヨモギが最後にありました。

そのあまりの美味しさに
まったく写真を撮るのを忘れていたわけです。

締めに、何か入れるか？と聞いてきたおじさん。
美味しい出しが出ているから
ご飯とか、いいなあと思ったんですが
オジサンは、もう一組の日本人のほうを見て
あっちの日本人もラーメンを食べてるぞ、と言います。

ということは、お勧めを聞いても
きっと、ラーメンだと言われそうなので
うんうん、とうなずいてラーメンを入れることにしました。

そのラーメンの袋がこれです。

味は、というと、正直チキンラーメンみたい（笑）
ラーメン自体に、何か味付けされているんですよね〜。
まあ、郷に入れば郷に従えですから
こういうのも、いいもんです＾＾；


全部で 350,000VND（約2,000円）でした。
ただ、レシートをよく見ると本当は 380,000VNDだったんですが
ホテルで、フロントのスタッフが予約を入れてくれたので
１０％OFFになっていたようです。
直前に電話したのに、それでも安くなるんだ〜。

ホア・ロー（鶏鍋やさん）のおじさんは
外に出れば、タクシーがつかまるから大丈夫だ、
と言っていたんですけど
全然、捕まらなくて（笑）

結局、道は単純だったので歩いて帰っていきました。

途中、シレナ・ショッピング・センターという
スーパー・マーケットに寄ってみました。

高級スーパーです。
ここで、自分が食べるヨーグルトと、
面白いのでお寿司を買ってみました。

帰ってきた夜のホテルは
暗闇の中に美しくライトがついていました。

スーパーで買ってきたお寿司です。

わかりますかねえ、
一番右のお寿司、緑色のつぶつぶなんですよ。
これはなんなんだ？
と思って食べてみたら
なんと、わさび味のとびっこでした！

それから、ウナギのお寿司と
そのとなりのものは、なんと「いなり」です！
美味しく煮込まれたお揚げが、
ごはんの上に乗ってるだけです。
これを「いなり」と言うのか〜。

そして最後は、軍艦巻きなんですが
薄切りのきゅうりに５粒のいくらが乗った
「いくら」の握りです（笑）
たった５粒で「いくら」のお寿司というのが
良い度胸してるなあ（笑）

いくらとうなぎは半額で 10,000VND（約60円）
とびこといなりは半額で 5,000VND（約30円） でした。

う〜ん、高いのかな、やっぱり。
フォーが35,000くらいで食べられるもんね。

ベランダに出ると、
夜景がとても美しく輝いていました。
右手の遠くに見える明りは旧市街です。
旧市街は、まだまだこれから活況を呈するのでしょう。

リビングでリラックスして
午後11時には休みました。