2015年12月　大人の遠足#30-2 横浜山手洋館めぐり　2.　ベーリックホール

2015/12/20 - 2015/12/20

横浜山手西洋館めぐり


1．ブラフ18番館、外交官の家：
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11087922/
2、ベーリックホール：
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11087936/
3．エリスマン邸、山手234番館：
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11087948/
4．グルメ編
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11087957/
5．イギリス館、山手111番館：
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11087959/
6．番外　おまけクリスマスマーケット＠赤レンガ倉庫：
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11087992/

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩

イタリア山公園を出て、次のベーリックホールへ向かいます。
伝統的な日本家屋と赤煉瓦の洋風ハウスが隣り合った面白い場所発見。
山手って土地柄が出ているような気がします。

カトリック山手教会まで来ました。
ここは以前にも何度か来た事があります。

日曜の朝ですから、ミサの真っ最中でした。
毎週日曜日の朝9：30からは英語のミサがおこなわれています。
スペイン語のミサもあるらしいです。インターナショナルですね。

少し開いたドアからちょこっとお邪魔しました。
参加者はラテン系の方が多いように見受けられました。
立っている人大勢。押すな押すなの大盛況。

まだ10時なので、急いで教会へ向かってくる信者さんたちも居ます。
場所を塞いでは申し訳ないし、私たちは次の館へ急ぎます。

カトリック山手教会
英語名はSacred Heart Cathedral（聖心大聖堂）。
カトリック横浜司教区の司教座聖堂（カテドラル、大聖堂）とウィキペディアに書いてあった。
さっきのブラフ18番館はここの司祭館だったのだな。なるほど。

さて、ベーリックホールに到着。

「べーリック・ホール(旧ベリック邸)は、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、昭和5(1930)年に設計されました。
第二次世界大戦前まで住宅として使用された後、昭和31(1956)年に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、平成12(2000)年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていました。
現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物で、設計したのはアメリカ人建築家J.H.モーガンです。モーガンは山手111番館や山手聖公会、根岸競馬場など数多くの建築を残しています。

600坪の敷地に立つべーリック・ホールは、スパニッシュスタイルを基調とし、外観は玄関の3連アーチや、イスラム様式の流れをくむクワットレフォイルと呼ばれる小窓、瓦屋根をもつ煙突など多彩な装飾をつけています。
内部も、広いリビングやパームルーム、和風の食堂、白と黒のタイル張りの床、玄関や階段のアイアンワーク、また子息の部屋の壁はフレスコ技法を用いて復元されているなど、建築学的にも価値のある建物です。
平成13(2001)年横浜市は、建物が所在する用地を元町公園の拡張区域として買収するとともに、建物については宗教法人カトリック・マリア会から寄付を受け、復元・改修等の工事を経て、平成14(2002)年から建物と庭園を公開しています。」

こちらのテーマは、カナダのクリスマス。

展示コンセプト:〜カナディアン、ナチュラルクリスマス〜
カナダのウッドを使ってクリスマスを表現

「今日目にするカナダのクリスマスは、仏、英、米国の流れをくみ、広大な国土、雄大な自然とともに育まれ、20世紀初め頃に出来上がりました。
1年で最大のお祝いの日で、家族で楽しみます。」

ウッディなクリスマスだそうですが、木製のカモがいっぱい。

この子、かわいいじゃん。
これ、ちょっと欲しいかも。

コイツらもいいぞぉ。

クリスマスの御馳走が木製のタワーに並んでいます。
オレンジのケーキがうまそう。

えーと、カナダがテーマ国に選ばれたのは、横浜との長いつながりが理由だそうです。
バンクーバーと横浜は姉妹都市提携して50周年の記念の年を迎えるそうです。
金婚式だ。すごいね。

この家の全景模型が展示してありました。
大きな家なので、逆に模型は小さくなってる。
スペイン風の外観と中の展示のギャップがいい感じです。

食堂と反対側には広いお部屋がありました。

クリスマスツリーも木製。
オーナメントも木製。
ある意味徹底してるね。

勿論、暖炉もあるね。
洋館に暖炉はつきものってイメージがあるのさ。

このホールってどういう使い方してたんだろうかな。
ダンスルーム？パーティルーム？
しばらくは寄宿舎として使われていたそうだから、家族とのミーティングとかに使われていたのかなぁ。

タイルの床に、壁には水飲み場。
まるでパティオのようだけど、室内。

このフラワーアレンジメントはクリスマスっぽくて好いな〜

2階へ。
ここもなんとなくウッディな感じがします。

この窓はとーーーっても素敵〜〜〜
黒い壁はこの窓を引き立てるために塗られたように思う。

こちらのバスルームは機能的。
青いタオルがいいですね。

子供部屋に来ました。
この部屋はとっても素敵で、この家で一番好きかも。
あの素敵な窓もあります。
壁が青色になると、窓の印象も変わりますね。

木馬じゃなくて、熊ですな。
みんな下向いてるのは、重さに耐えてるんだろうか。

子供部屋のバスルーム。
木製の鳥が居るのは今回のテーマのせいかな？

クローゼットにはユニフォームがかけられていて、カナダ人の少年のお部屋って感じでした。
芸が細かいね〜。

書斎ですね。
落ち着いたいい部屋です。
仕事がはかどりそう。

書斎とベッドルームの間にも風呂がありました。
大きな家だから、3つもあるんだなぁ。

よかった、普通のクリスマスツリーもあった。
やっぱ、クリスマスツリーはエバーグリーンでないとな。

こちら寝室。
落ち着いてますね.。

この椅子はヨーロッパ風だけど、この家っぽいかなっと。

寝室からの眺めはこんな感じ。

オフィスには古いタイプライタ−がおいてありました。

古い映画に出てくるような、味のある逸品です。

横浜にあったべ−リック社の輸出品であるシルクスカーフが飾ってありました。
この家は、イギリス人貿易商べ−リック氏の邸宅だったそうで、ここであのタイプライタ−を使って仕事をすることもあったんだろうなーと想像。
私なら、外へ出ないで家でサクサク仕事しちゃうわ〜。
だって、この書斎、超仕事捗りそうだもん。

B2Fにも展示のがありました。
建て替える時に出てきた小さな部品(ドアの取手等)などが展示されていました。

べ−リックホールは大変面白かった〜です。
7軒回った中で、私たちはこことイギリス館が一番気に入りました。
ここはもっと空いている時期にゆっくり見学しなおしたいです。