上山城手前で往事の佇まいを見せている武家屋敷

2011/10/22 - 2011/10/22

かみのやま温泉関係の旅行記をまとめていたところ、上山城の武家屋敷の写真がかなりあったので、武家屋敷を独立して旅行記をまとめることにしました。

かみのやま温泉の有馬館に宿泊した翌朝、上山城に向かって散歩していると途中に武家屋敷が４軒連なっていた。
その４軒とは、森本家、三輪家、山田家、旧曽我部家で、現在も子孫の方が住んでいる、または最近まで住んでいた生活感のある武家屋敷だ。

４軒とも内外装の改築は少なく、武家屋敷として往昔の佇まいを見せているそうだ。訪問時は早朝で開館前であり、三輪家以外は私邸のため庭園のみの公開となっているので、外観や庭園を見せて頂いた。このあたり一帯が城下町だったようだ。

エリア かみのやま温泉(山形)

• 旅行の満足度: 4.0

上山藩武家屋敷案内図

武家屋敷「森本家」

武家屋敷「三輪家」

上山城が天文４年（１５３５年）に築かれると、

その西・北部一帯は武家屋敷となり、

この仲丁通りには藩の要職にあった家臣が居住していたそうだ。

現存の４軒は茅葺き屋根、鉤型の曲屋で、

玄関と通用口を別にする武家中門造りの建築様式。

武家屋敷「山田家」

武家屋敷「旧曽我部家」

これは水琴窟

石積み中央の水門石に手洗水を流すと、琴の音色のような水滴の音が響く。
なんて風情があるんだろう。

上山城に向かう