2011/07/18 - 2011/07/18
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amstrobryさん
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5日目。今回の旅行で初めて太陽を見た日。この日はサロベツ原野をレンタサイクルで回ったあと、一気にトマムまで移動する。これまででは最も天気に恵まれなかった今回の旅行の中では少ない見どころのひとつ。
5日目
稚内6:24~徳満7:04 【宮ノ台展望台】
徳満~豊富駅前(徒歩) レンタサイクル
豊富~サロベツ原生花園~稚咲内海岸~サロベツ原野幌延ビジターセンター~大規模牧草地~豊富駅前
豊富14:26~旭川17:33/17:46~富良野18:58/19:10~新得20:49
新得21:11~トマム21:36 アルファリゾートトマム(現星野リゾートトマム)宿泊
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス JR特急 JRローカル 徒歩 AIR DO
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
北海道旅行史上最も遅い5日目にして初めての青空。
今日の予定はサロベツ原野を周遊する日。
夜にはトマムまで南下する大移動を控えており半日観光の日である。 -
北海道旅行の計画は数カ月も前から立てていく。
計画を立てるときはいつもこんな天気で旅行することを期待しているのだがなかなか思い通りにはいかないものだ。 -
一日晴れの日がずれていれば離島観光ができた。
今日、利尻島を一周すればそれは絶景が望めそうだが、、、
今日の宿はトマム。早々に稚内を出発しなければならない。稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡
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北防波堤ドームの隣、しおさいプロムナードからの海岸風景。
波の無い静かな海で小型の漁船が何かの漁をしていた。 -
宗谷本線の始発普通列車で豊富町を目指す。
1両編成のディーゼルカー。 -
車窓は稚内のひとつ隣の南稚内を過ぎると市街地から一転、原野の風景となる。
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やがて丘陵地帯の切れ目から海岸風景がちょっとの間見られる。
この区間、天気が良ければ利尻島と礼文島を眺めることができる。
今日はベストコンディション。おまけに利尻富士と書かれた標柱もフレームに収めることができた。 -
そして豊富町に入ると一面牧草地帯が広がる風景となる。
遠くには利尻山が見える。 -
さて、稚内からスタートした列車を徳満駅で下車する。
普通列車のみが停車し、特急は通過。
このあたり、周辺に人家が極めて少ないので下車すると珍しがられることがある。 -
駅前より標識に沿って幅員の狭い道を上っていくとサロベツ原野が一望できる展望台に着く。
まず今日はその展望台を目指す。 -
しばらく坂を登っていき、振り返ってみると広大な風景が目に飛び込んでくる。
奥に利尻山が見えるところがポイント。
展望台に上がらなくともすでに絶景が広がっている。 -
駅から15分くらいで宮ノ台展望台に到着する。
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広大なサロベツ原野が広がる。利尻山も見えて理想的な風景。この場所は2009年にも来ているのだが、当時は携帯カメラでの記録だったので写真の撮り直しという意味で2009年以前に訪れた場所に2010年以降再訪問をしている。
広大な原野と正面の利尻富士がすばらしい by amstrobryさん宮の台展望台 名所・史跡
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このあたりは厳しい気象条件もあるのか農業よりも酪農が盛んな地域。
展望台に牛のモニュメントがあった。
豊富町酪農発祥の地だそうだ。 -
大満足の風景を堪能し、宮の台展望台をあとにする。
帰りは絶景を見ながらの下り。北海道の広さを実感できる。 -
先ほど降り立った徳満駅。
列車が過ぎ去ったあとの駅舎は静寂に包まれていた。 -
さて、次の目的地はサロベツ湿原センター。となり駅の豊富駅で自転車を借りるのだが徳満駅に列車は数時間来ない。
豊富駅は特急停車駅でもあるので徒歩で移動する。経路は国道40号を南下するだけなので迷うことはない。距離はおよそ5km。 -
国道を歩いているとちょうど稚内方面への普通列車が通過した。
サロベツ原野をゆく宗谷本線。
普通列車は一日5本(現在は3本)程度の運行なのでタイミングが良い。 -
約1時間程度の歩きで豊富駅前に到着。ここでレンタサイクルを入手。
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サロベツ湿原センターへは道道444号線をまっすぐ、海岸に向かって進んでいく。
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豊富駅からサロベツ湿原センターまでは約7km。
道中は原野か牧草地の広大な風景が広がっている。
青空が開放感のある空ですばらしい。 -
サロベツ湿原センターに到着した。
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センター内の建物には自然に関するパネル展示などもあった。
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そして、センターの奥には湿原散策を楽しめる木道が設けられていた。
今日の天気ならば歩きがいのある環境。5日目にしてようやく気持ちのいい観光ができる。 -
木道を歩いてると目の前には遮るものがない広大な風景が広がっていた。
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そして利尻山の方向を見れば雲に覆われていない山の全景をとらえることができた。
湿原に利尻山の組み合わせも良い。 -
いろいろな角度から利尻山やサロベツ原野を眺めることができる。
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広大な木道。一周1kmのコースとなっている。
長すぎず短すぎず適度な距離ではないだろうか。 -
7月の時期、原野にはいろいろな花が咲いている。
時期により咲く花が変わるので、リピートも良い。
ショウブ系統の花をフォーカスしてみた。 -
木道の終盤には展望台があった。
現在地標識もあり利尻山をバックに記念撮影も良いとおもう。 -
最後に展望台から木道のかかる湿原を眺めてこちらをあとにする。
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さてサロベツ湿原センターの観光を終え、次の目的地は稚咲内海岸。
センターからは約7kmの距離である。 -
海岸に向かう道中も広大な原野を望むことができる。
利尻礼文サロベツ国立公園の標識の奥には雄大な利尻山が。
スケールの大きな風景。 -
人家は見られない。広大な原野と湿原が広がる。
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原野と海岸との間には稚咲内砂丘林が広がっている。
日本国内では他に類を見ない独特の景観だそうで北海道指定天然記念物となっている。 -
砂丘林を抜けると遠くに海が見えてくる。
目的地はもうすぐである。 -
道道444号のつきあたり、道道106号との交点に稚咲内海岸がある。
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駐車場とレストハウスがあります。
レストハウスでは飲食と土産物の購入ができた。 -
駐車場から延びる短い木道を進むと稚咲内園地と書かれたちょっとした展望スペースが。
海の奥に利尻山を見ることができる。
このエリア、絶景の連続である。 -
稚咲内海岸の次は幌延ビジターセンターを目指す。
約15kmの道のり。自転車をこぎがいのある距離だ。 -
道道106号線沿いは海岸性沿いを進んでいく。
広大な景色が美しい。 -
利尻島の方角を見れば利尻山が立派にそびえている。
雲は多少あるが山頂までしっかりと見えており素晴らしい。
天気が良くて何よりだ。 -
道道106号線を進むと豊富町と幌延町の町境を過ぎる。
そして、幌延町に入るや天気の方が怪しくなってきたのだった。 -
なんと海霧が発生していたのだった。
歩道のない道路で視界不良はちょっと怖い。
それにしても連日このような気象条件にあたるとは、、、
北緯45度モニュメント付近。 -
Nのモニュメント。
この方角に海や利尻山が見えるはずなのに、、、
この付近を45度の線が通過している。北半球のど真ん中だそうです by amstrobryさん北緯45度モニュメント 名所・史跡
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北緯45度のモニュメントを通過するとすぐに海岸線の道道106号とはお別れとなる。
ここで左折し道道972号線を進む。 -
先ほどまでの霧が海霧だったことがよくわかるのは、内陸に入るや再び青空が戻ってきたこと。
川の風景も美しい。
この川をこえるとまもなく幌延ビジターセンターに到着する。 -
幌延ビジターセンターに到着した。
ここもサロベツ原野を散策するスポットである。 -
サロベツ湿原センターと同様、こちらにもセンターの建物が設置。
内部は自然関係のパネル展示などが充実していた。展望台からの湿原風景がすばらしい。 by amstrobryさん幌延ビジターセンター 美術館・博物館
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センターから木道が伸びており、こちらも歩きがいのありそうな木道だった。
ただ、次の目的地までの関係上ゆっくりと木道歩きをする時間がなさそうだったのでこれは今後の宿題とする。 -
木道をパスした代わりに道路を挟んで高さ25メートルの展望台があるのでこちらからの風景を堪能した。
木道から奥につづく長沼、パンケ沼が見られる。原野に水辺を含む風景を楽しめる。 -
こちらは海岸の方角。
広大な風景だが海霧が発生しているだけに低い位置に雲がかかっている。 -
ビジターセンターの方角。
センターの建物の奥には広大な原野が広がっている。
広大な景色を目に焼き付けて、ビジターセンターをあとにする。 -
次の目的には豊富町大規模草地牧場。
ビジターセンターから20km以上あるので途中展望台などに立ち寄りながらまずは豊富駅方向に戻る。 -
途中、パンケ沼に立ち寄る予定だったのだが工事中で道路通行止め。
あきらめて、宗谷本線の下沼駅でちょっと休憩。
普通列車のみ停車の無人駅だが、ちょうどタイミングよく稚内行きの特急列車が通過した。 -
下沼駅のそばからは国道40号に入り、豊富町までは一本道。
国道合流部すぐにある名山台展望台に立ち寄る。 -
駐車場ともともとはドライブインのような店舗があったようだが、こちらは閉鎖。
駐車場わきの階段を登っていくと展望台に到着する。 -
展望台からの風景。
広大な原野とパンケ沼がみえるのだが木々が視界を遮っていた。 -
木々を避けてカメラをズームにすると多少広大さを感じる風景が撮れた。
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さて、名山台展望台をあとにし、豊富町を目指していく。
国道40号線は幅員は広いものの歩道のない多少アップダウンのある森の中などを進んでいく。 -
幌延町と豊富町の境目は何もない森の中にあった。
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次の目的地、大規模草地牧場は豊富駅前付近から道道84号を進んでいく。
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しばらく進むと大規模草地牧場への案内標識がある。
標識に沿って左折する。 -
道道指定されていない町道だと思われるが、案内標識があるので迷わずに進めると思う。
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しばらく進むと広大な牧草地帯が視界に入ってくる。
このあたりは大規模草地牧場の敷地内だ。 -
広大な牧草地帯の斜面に牛が放牧されていた。北海道はスケールが大きい。
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大規模草地牧場の敷地は広大ですべてを今日の時間に見ることはできそうにない。
広大な景色を十分に堪能したし駐車場とレストハウスがあるところでちょっと休憩する。 -
こちらは公園のように整備されており、歩きながら広大な風景を楽しむことができる。
大規模草地レストハウス グルメ・レストラン
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レストハウスでは町産の牛乳を味わうことができる。
しかも300円くらいだったがで飲み放題。
牛乳でお腹を満たしてしまうとお腹を壊してしまいそう。コップ3杯程度ながら産地の牛乳を味わった。
現在はレストハウスは休業してしまっている模様。 -
これで一通り今日の観光を終えた。
せっかくの晴天。もっと観光時間を取りたかったが今日は移動が長いのでやむを得ない。 -
駅隣接の観光案内所で借りた自転車を返却。
これから特急サロベツに乗車し、まずは旭川まで向かう。 -
列車が出発してしばらくは車窓右手に利尻山が見えていた。
この後宗谷線は牧草地帯、天塩川の風景、名寄を過ぎると田んぼと畑が広がる風景が見られる。 -
特急サロベツを旭川で下車。富良野線に乗り換え終点富良野で下車。
根室線に乗り換え新得駅で下車。
トマムまではもう一息だ。 -
新得駅からは札幌行きの特急スーパーおおぞらに乗車。
乗車時間約25分、となり駅のトマム駅に到着した。 -
トマムには21時過ぎに到着。ここからホテルまでは2kmくらい離れている。
駅にホテル専用の電話が設置しており、連絡すると迎えに来てくれた。
それは良いのだが、電話を設置している建物。周囲が暗い中電気の明かりが目立つ。大自然の中の明かりに向かって大量の蛾が飛び交っていた。蛾をとるか歩きをとるか、、、嫌だったけど迷わず蛾を選択した。 -
ホテルでは遅い時間ながら売店が営業中。
今日はまともに食事を取っていなかったので軽食タイム。
明日は雲海を見ることが目標。ゲン担ぎに雲海ビールなるものを味わった。
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