シェムリアップ旅行４日目（午前）

2013/04/17 - 2013/04/22

2013年4月21日（日）


この日の午前は、ツアーに入ってたタ･プロ―ムと、バンテアイ･スレイの観光です。その後、地雷博物館に行きました。

タ･プロームは、日本人含め東洋人には心を打つような遺跡です。
仙人が住んでいそうな神秘的な雰囲気が魅力的でした。

バンテアイ・スレイは、『女の砦』という意味を持つ寺院です。
優美なレリーフ『東洋のモナリザ』…ヒンドゥー神話を描いた彫刻は彫りが深く、造形美は洗練され優美であります。

そして地雷博物館ですが、本物の地雷と撤去の様子などが展示されています。カンボジアの悲しい歴史を改めて勉強させられました。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: その他
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

朝食は、ハニートーストにしました。

前々日と同じく８時半にホテルを出発しました。

まずは、タ･プロ―ムへ。

入り口を過ぎると、音楽が聞こえます♪

演奏しているのは、地雷で身体障害者になった方々で、ＣＤを売っていました。

ＣＤは要らないけど、お釣りでもらったリエルを寄付しました。

なんか、いろいろ書いてありますが。。。

遺跡らしきものが見えてきました。

タ･プロームといえば、巨大な榕樹(スポアン)に押しつぶされている遺跡をイメージしていましたが、実物を見ると巨大さに圧倒されます。

こんなふうに根が絡まって、それを支えるために支柱が建てられたり…根は大蛇のようです。この大樹は樹齢300〜400年だそうです。

この大木もすごい形をしています。

熱帯性気候のせいなのか、樹木のデカさも半端じゃないですね。

この建造物は樹木に押しつぶされずに済んだようです(笑)

赤茶色の壁がある中庭。

どうすれば、こんな樹木が育つのでしょうか。

ここもまた神秘的な雰囲気。

鳥の足状の木は印象的でした。

今もこうして、原型を留めているのがすごいですよね。

これらの樹木もまた印象的でした。

そんなわけで、タ・プロームを満喫できました！

外に出ると、土産売りにしつこくセールスされ…逃げるのに苦労しました(^_^;)

次は15km北上して、バンテアイ・スレイです。

バンテアイ・スレイ内部への門。上のレリーフも繊細です。

外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根にはレンガが使われているそうです。

日本の神社やお寺でも、こういう石畳の道ありますよね。

やっぱり、仏教のお寺なんですね。似ているものは似ている。

ただ、この赤茶けた色は、日本ではお目にかかれませんが・・・

中庭です。池？水たまりがありました。

こちらはヨニという像？　穴の数も違うし・・・たぶん違います(^_^;)

この門、上のレリーフにも圧巻でした！・・・さらに中へ。

中央祠堂なだけあって、素晴らしい！

これは脇役の塔？

別の角度から。やはり、中央の塔より低めに造られているようですね。

天気の良い日・・・青空に赤茶色の寺院は映えます！

でもバンテアイ・スレイでは、やはり門上部のレリーフが一番印象的でしたね。

なんと言っても、装飾が細かい！

その時の歴史を物語っているようでした。

最後に全体像。

バンテアイ・スレイも満喫できました！

バンテアイ・スレイから帰る途中、地雷博物館に寄ってもらいました。

カンボジアといえば『地雷』のイメージがありますので(^_^;)

入場券は３ドル。

日本人ガイドもいるみたいですね！

もちろん、日本語のパンフもありました。

池の真ん中に、使われていた地雷の部品が展示されていました。

別の角度から。

爆破装置が外されているとはいえ・・・本物の地雷、ちょっと怖いですよね？

地雷撤去の様子を上映していました。

観光地シュムリアップでは完全に撤去されたとのことですが、タイとの国境付近にはまだあるらしいです。

地雷で足を失った方が使用していた義足です。

ショーケースにも使われていた爆弾を展示していました。

こうしてみると・・・なんだか。。。

まだまだ一部でしょうが、人を殺したり、傷つけるための装置が並んでいるのは(^_^;)

この方が地雷撤去に従事していたアキ・ラーさんです。

（アキラと云っても、日本人男性でもありません！）

爆破処理の様子です。

写真も多数展示されていました。

地雷で足を失った方。

こちらでは、戦争の歴史を語っていました。

アメリカとソ連が起こした冷戦の影響を受けたカンボジアの悲しい近代史を目の当たりにしました。

シェムリアップの街中に戻って来て、レストランで昼食です。

ご覧のとおり、中華料理でした。飲み物はワイングラスワインをいただきました。


４日目（午後）につづく
http://4travel.jp/travelogue/11082629