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 午前7時、朝食を終え、ロビーを見ると、プレアヴィヒアで一緒だった日本語ガイド。「久しぶりだね。また会えて嬉しいよ。」という事で、早速出発。最初はバンテアイ・スレイ。実物でしか判らない彫刻の細かさに感動。それが今も残っている赤色砂岩の素晴らしさに感動。アンコール・ワットやアンコール・トムなどの灰色砂岩とはまた少し趣きが違う。朝早く(8時頃かな)の見学は人が少なく、静けさと涼しさが感じられ、朝露の中の赤い遺跡は私の心に残った。<br /> 次は、クバール・スピアン。侮るなかれ、片道1500mの山道。所々の急な登りは、階段や掃除の手入れがそれなりに行き届き、危ないことはないが、日頃運動を全くしていない年寄りには応える。苦笑。トレッキング、ハイキングどころではない。目的の遺跡群は山頂近くにあり、そこまでの移動は登山になることをきちんと説明する必要がある。ツアーの案内に「お子さんもOK」とあるが、個人的には、運動に自信のない人や小学校低学年以下の子供と一緒の場合は、それなりの覚悟が必要であることを理解させる説明があってしかるべきだと思う。しかし、その苦労?を超えると、素晴らしい遺跡群が待っている。クメール王朝(アンコール王朝)の始まりとも言うべき遺跡が水の流れの中で、輝いている。その日だけなのか判らないが、欧米系よりもインド系の観光客が多いように感じた。ある一人の老人は足が良くないのであろう、杖を突きながら、廻りの人に支えられ登っていた。彼の信仰心、好奇心が行動させるのだろうと思った。帰りは同じ道を引き返す。体は楽であるが、下りはさらに注意が必要だ。前向きに倒れると大怪我をすることになる。この場所は、雨季の初旬が良さそうだ。<br /> さて、次は、プノン・クーレン。ここは、山頂まで車で移動できる。遺跡のある川は、雨季で水量が多く綺麗に見えなかった。しかし、二つの大きな滝は、水量があり、マイナスイオンが十分感じられた。簡単な更衣小屋があり、水着に着替える事も出来る。今度は時間をとって、聖水を浴びようと思う。微笑。それから、遺跡近くに現代の仏教寺院(上座部仏教)があり、巨大な一枚?岩が小山のように突き出ており、その先端?を掘った涅槃像が有名である。沢山の観光客がその寺院の涅槃像を拝むべく並んでいた。その半分は、純粋な信仰と言うより物見遊山だと思うが、別にそれが悪いわけではない。私もその一人かも。苦笑。<br /> 午後1時頃、見学が終わり、レストランの席をコーラ1杯で確保してお弁当。これには賛否両論があるのは判る気がする。日本人の私もお店に対して少し気が引けた。しかし、他に客が一人もいなかったので、コーラ一本でも売り上げは売り上げ。苦笑。参道を下る時、途中で、オレンジ色のバナナを売っていた。熟れた食べ頃の一房と1週間ぐらいで熟れるであろうまだ黒色に近い一房を合わせて5ドルで買った。「少し負けてくれ」とガイドさんに言って貰ったが、お姉さんは厳しかった。苦笑。<br /> このツアーにはベンメリアの見学も組み込まれていたが、シェムリアップ3回目の私は、もう既に2回行っているので、別の所にして貰った。ロリュオス遺跡群や、大回りコースのニアックポアンなどに行きたかったが、それは、別のツアーで行って下さいとガイドさんに言われた。商売上手だなぁ、と、思った。それで、ワット・ボーと、ワット・プリア・プロム・ラスに行って貰い、今回のツアーの無事を感謝した。ワット・ボーでは、たまたま居た小使のおじさんが、閉まっていた本堂の扉をわざわざ開けてご本尊様を拝ませてくれました。本当に感謝です。<br /> さて、今回は私一人のツアーとなったので、コースを変更して貰うと言う私の我儘を少し聞いて頂きました。また、ある意味、ガイドとドライバーとセダンのカムリを独り占めでしたが、それにしても高い。苦笑。需要と供給のバランスで、ガイドとドライバーと車が余っていれば休ませるより、働かせる方が良いのは当たり前ですね。私が経営者でもそうします。ただ、6時頃までの予定が、3時過ぎにはホテルに帰着でした。いくら、他のコースがあるとは言え、別の遺跡群に寄って頂いても、良かったのではと思いました。今後のツアー会社のご対応に期待致します。微笑。

シェムリアップから日帰りツアー。心も体も満足の一日、侮るなかれ、クメール王朝の源流。

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2016/08/12 - 2016/08/12

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naagaarjuna

naagaarjunaさん

 午前7時、朝食を終え、ロビーを見ると、プレアヴィヒアで一緒だった日本語ガイド。「久しぶりだね。また会えて嬉しいよ。」という事で、早速出発。最初はバンテアイ・スレイ。実物でしか判らない彫刻の細かさに感動。それが今も残っている赤色砂岩の素晴らしさに感動。アンコール・ワットやアンコール・トムなどの灰色砂岩とはまた少し趣きが違う。朝早く(8時頃かな)の見学は人が少なく、静けさと涼しさが感じられ、朝露の中の赤い遺跡は私の心に残った。
 次は、クバール・スピアン。侮るなかれ、片道1500mの山道。所々の急な登りは、階段や掃除の手入れがそれなりに行き届き、危ないことはないが、日頃運動を全くしていない年寄りには応える。苦笑。トレッキング、ハイキングどころではない。目的の遺跡群は山頂近くにあり、そこまでの移動は登山になることをきちんと説明する必要がある。ツアーの案内に「お子さんもOK」とあるが、個人的には、運動に自信のない人や小学校低学年以下の子供と一緒の場合は、それなりの覚悟が必要であることを理解させる説明があってしかるべきだと思う。しかし、その苦労?を超えると、素晴らしい遺跡群が待っている。クメール王朝(アンコール王朝)の始まりとも言うべき遺跡が水の流れの中で、輝いている。その日だけなのか判らないが、欧米系よりもインド系の観光客が多いように感じた。ある一人の老人は足が良くないのであろう、杖を突きながら、廻りの人に支えられ登っていた。彼の信仰心、好奇心が行動させるのだろうと思った。帰りは同じ道を引き返す。体は楽であるが、下りはさらに注意が必要だ。前向きに倒れると大怪我をすることになる。この場所は、雨季の初旬が良さそうだ。
 さて、次は、プノン・クーレン。ここは、山頂まで車で移動できる。遺跡のある川は、雨季で水量が多く綺麗に見えなかった。しかし、二つの大きな滝は、水量があり、マイナスイオンが十分感じられた。簡単な更衣小屋があり、水着に着替える事も出来る。今度は時間をとって、聖水を浴びようと思う。微笑。それから、遺跡近くに現代の仏教寺院(上座部仏教)があり、巨大な一枚?岩が小山のように突き出ており、その先端?を掘った涅槃像が有名である。沢山の観光客がその寺院の涅槃像を拝むべく並んでいた。その半分は、純粋な信仰と言うより物見遊山だと思うが、別にそれが悪いわけではない。私もその一人かも。苦笑。
 午後1時頃、見学が終わり、レストランの席をコーラ1杯で確保してお弁当。これには賛否両論があるのは判る気がする。日本人の私もお店に対して少し気が引けた。しかし、他に客が一人もいなかったので、コーラ一本でも売り上げは売り上げ。苦笑。参道を下る時、途中で、オレンジ色のバナナを売っていた。熟れた食べ頃の一房と1週間ぐらいで熟れるであろうまだ黒色に近い一房を合わせて5ドルで買った。「少し負けてくれ」とガイドさんに言って貰ったが、お姉さんは厳しかった。苦笑。
 このツアーにはベンメリアの見学も組み込まれていたが、シェムリアップ3回目の私は、もう既に2回行っているので、別の所にして貰った。ロリュオス遺跡群や、大回りコースのニアックポアンなどに行きたかったが、それは、別のツアーで行って下さいとガイドさんに言われた。商売上手だなぁ、と、思った。それで、ワット・ボーと、ワット・プリア・プロム・ラスに行って貰い、今回のツアーの無事を感謝した。ワット・ボーでは、たまたま居た小使のおじさんが、閉まっていた本堂の扉をわざわざ開けてご本尊様を拝ませてくれました。本当に感謝です。
 さて、今回は私一人のツアーとなったので、コースを変更して貰うと言う私の我儘を少し聞いて頂きました。また、ある意味、ガイドとドライバーとセダンのカムリを独り占めでしたが、それにしても高い。苦笑。需要と供給のバランスで、ガイドとドライバーと車が余っていれば休ませるより、働かせる方が良いのは当たり前ですね。私が経営者でもそうします。ただ、6時頃までの予定が、3時過ぎにはホテルに帰着でした。いくら、他のコースがあるとは言え、別の遺跡群に寄って頂いても、良かったのではと思いました。今後のツアー会社のご対応に期待致します。微笑。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
3.0
交通
4.0
同行者
その他
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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