世界最大の航空ショーRIAT２０１５に行ってきました。二日目～ＲＩＡＴ２０１５金曜日　Booking.comの罠にはまり危うく野宿寸前

2015/07/16 - 2015/07/21

７月１６日木曜日　セントレア→羽田→ロンドン　ＪＡＬ（Ｃクラス）　ヒルトンガーデンインヒースロー泊
７月１７日金曜日　ＲＩＡＴ２０１５　スウィンドン　フリートストリートアパートメント泊　←いまここ
７月１８日土曜日　ＲＩＡＴ２０１５　スウィンドン　フリートストリートアパートメント泊
７月１９日日曜日　ロンドン観光　ヒルトンガーデンインヒースロー泊
７月２０日月曜日　ロンドン→
７月２１日火曜日　→羽田→セントレア　ＪＡＬ（Ｆクラス）

エリア ロンドン(イギリス)

おはようございます。
二日目朝です。
いよいよＲＩＡＴ２０１５が始まります。
地下鉄に乗ってパディントン駅に向かいます。

途中で一回乗り換えて。

パディントン駅に到着。

おいしそうなトマトとモッツァレラのパニーニ発見。

コーヒーと合わせて１４００円。駅の売店でテイクアウトでこの値段。高い、、、。
でも、とってもおいしかったですよ。

日本で事前に予約してあったチケットをこちらのマシーンで受け取ります。イギリスの国鉄は事前割引の種類によって料金に大きな開きがあります。列車指定で変更不可なadvanceなら激安ですが、帰りの時間が決まっていなかったので、Ｏｆｆ　Ｐｅａｋ往復チケットを予約しました。５６ポンド（10,993円）。平日の朝夕のピークタイム以外に乗れます。これなら、往路の金曜日は、８：１５以降発の列車に乗れて、復路は日曜日なので、どの列車に乗ることもできます。Ａｎｙｔｉｍｅのいつでも乗れるチケットはめちゃめちゃに高いです。

乗車するファースト・グレート・ウェスタン鉄道のディーゼル機関車。プッシュプル運転なのかな。後ろ側にも機関車があります。

座席の上に予約済みの紙が挟んでありました。私は、窓側一席しか予約していなかったんですが、隣に人が来ないようにか、隣の席にも、私と同じ旅程の予約済みに紙がはさんでありました。おかげで、誰も座ってくることはありませんでした。

いかにも、イギリスの田舎という感じの風景の中を、スウィンドンに向かって、列車は走ります。

ジャスト１時間で、スウィンドンの駅に到着。歩いて、１０分ほどのところにあるシャトルバス乗り場に向かいます。グーグルのストリートビューで予習してあるので完璧です。

バス乗り場に到着。いかにも、ＲＩＡＴに行きますという感じの人が大勢歩いていくので、ついていくだけで大丈夫でした。

事前情報より大分値上がりしていて、シャトルバスは往復６ポンド（約１２００円）もしました。

会場に着きました。他の日本人がそうであるように、わたしも、せっかくイギリスまで行くのだからと、ＦＲＩＡＴ（ＭＡＣＨ２）席という結構高い席を前年の割引のあるうちに予約。１８２ポンド（３３６７０円）。このころはまだ円高で１ポンド１８５円でした。

会場内の雰囲気。
やっと憧れのＲＩＡＴにたどりつきました。

ベルギーのＦ−１６が飛びました。

朝の天気予報では、降水確率０パーセント！
しかし、実際は、小雨パラパラ、風ビュービューの軽い嵐みたいな感じ。
曇り空にアフターバーナーが映えます。

全く、イギリスの天気予報はあてになりません。
湿度が高いので盛大にベイパーが出ます。

爆薬は本物。びっくりします。

野うさぎも走り出します。びっくりするなあ、もう。

ドイツのトーネード発進！

曇り空はうれしくないですが、アフターバーナーは映えます。

ポーランドのＭＩＧ２９！！低空飛行からの。

いきなりのベイパーをまといながらのハイレートクライム。

特別塗装がかっこいいです！！

垂直尾翼に描かれた偉い人（？）がいかにも旧共産国という感じがしてかっこいいです！！

ＭＩＧ２９大好き。

土管が二本くっついたみたいなお腹も素敵です。

大サービスもう一回ハイレートクライム。

車輪を出したままのアフターバーナー。

イギリス空軍のユーロファイター　タイフーン。

晴れてれば、Ｔシャツ一枚でも暑いぐらいなのに、あまりの寒さに、ズボン２枚、Ｔシャツの上から長袖２枚着て、さらにフードも被りました。それでも寒い。イギリスの気候は変化が激しいです。

日本では、なにかといわれてしまうオスプレイ登場。

会場の皆さんに向かって、こんにちは、とお辞儀。
日本ではやらないだろうなあ。

ギリシャ空軍のF-16デモチーム「ゼウス」登場。

ＲＩＡＴ２０１５で一番派手なカラーリング。

ホーネットも。
このＲＩＡＴ２０１５に行くと決めた11ヶ月まえには、Ｆ３５も参加する予定だったんですが、結局きませんでしたね。

エアバスＡ４００Ｍ。
でかいです。
プロペラ機はシャッタスピードを２００分の１にして撮影。

『ミッション：インポッシブル/ローグ・ネイション』でトムクルーズがぶら下がっていた飛行機ですね。

スピットファイア。

シーファイアー。

ブリストル・ブレナム。
プロペラ大戦機が続きます。

レッドアローズが飛び立ちました。

離陸の飛び立つところから、非常にレベルが高いことを感じさせます。

まさに、一糸乱れぬ、という感じ。

非常に精密。

全く乱れがないです。

終始レベルが高いです。

ほぼほぼきれいに広がっています。

完璧、、ですね。

ミラージュ２０００。

金曜日はシャトルバスの終了時間が１８：００と早いです。のんびりしてると乗り遅れてしまいます。このあたりで撤収します。

地上展示のレッドアローズもきっちり揃っています。

ずらり。

反対側からも。

あしたはこれも飛ぶ予定。
楽しみです。

シャトルバスでスウィンドンに戻ってきました。
Booking.comで予約した本日の宿まで歩きます。
徒歩5分くらいです。

こちらが、本日の宿、「フリートストリートアパートメント」の所在地にある建物。

？？？

これ、ホテル？ほんとに泊まれるの？場所が間違ってる？一階部分は板が打ち付けてあるし、廃墟？１１ヶ月前に予約したんだけど、その後、廃業した？

いろいろな不安で押しつぶされそうな気持になってきました。

これが、その建物の入り口。
鍵がかかっていて入れないし。そもそも、レセプションのようなものがある雰囲気すらありません。
そいこうしていると、ここのアパートの住人が帰ってきました。
事情を説明すると、「ここはアパートでホテルじゃないよ」とのこと。
Booking.comの予約確認書もじっくり見てくれましたが、意味が分からない様子。仕方ないので、公衆電話の場所を教えてもらい、ここの管理会社にＴＥＬしてみることにしました。

公衆電話からＴＥＬして、チェックインの方法を聞いてみると、
相手「Ｅメールはあるか？そこに書いてあるからチェックしろ」
私「予約確認のＥメールは有るけどチェックインの方法は書いてない」
相手「Ｅメールをチェックしろ」
私「チェックインの方法は書いてないから」
以下繰り返しで埒があきません。
５分ぐらい繰り返して、諦めて電話を切りました。
もう今晩は野宿するしかないな、とおもって電話ＢＯＸからでると、近くのコーヒーショップから女の人が駆け寄ってきました。
「どうしたんだ？道に迷ったのか？」と聞いてきてくれました。
この世の終わりぐらいの顔をしてたんでしょうか？心配してくれたみたいです。
事情を話すと、一緒にホテルまで来てくれることに。

またここに戻ってきました。
しかし、この女性も意味がよくわからない様子。
もう一度、先ほどの電話に携帯から電話してくれましたが、やっぱりダメです。
他の人も加わってきてくれて、何度も電話していると、どうも、暗証番号を使って部屋の鍵を取り出して、指定された部屋に入るというシステムであるということが判明し、暗証番号と部屋の番号を聞き出してやっと入室する事が出来ました。

暗証番号を入れて鍵が取り出せた瞬間、みんなで大喜びしました。

何かお礼がしたかったけど、スーツケースはヒルトンに置いてきていて、バックパックひとつできているのでなにもお礼できるものがありません。
しかたなく、余っていたソイジョイを渡したら受け取ってくれました。


本当に、スウィンドンの人たちに感謝です。

本来であれば、booking.comからの予約確認書の他に、キーケースの暗証番号と部屋の番号をＥメールで送信してくるシステムみたいです。
しかし、予約した１１ヶ月前まで遡って調べても、そんなＥメールは来ていませんでした、、。
booking.comのホテルの紹介にもそういうシステムであることは一切書いてないし、普通のホテルと同じような感じでネット予約したらはまりました。そういうシステムであると記載してあれば、パスワードがきてないよ、とメールで問い合わせることもできたのに。

アパートって、民宿みたいなものかと思ったんだけど、日本のアパートと同じでアパートはイギリスでもアパートなんですね。

部屋は家族が住める賃貸アパートといった感じ。アパートの空き部屋を使った民泊みたいなものでしょうか？
部屋は全体にキレイで掃除も行き届いています。

レンジや、オーブン付きのキッチン、皿やフォークまであります。

１１ヶ月前に予約したためか、ＲＩＡＴ割増料金ではありませんでした。またその当時は、１ポンド１７２円だったので割りに安かったです。３ヵ月後に見たときは、料金が３倍くらいに跳ね上がっていました。

キャンセル不可、朝食なし、税サ込みで２泊で合計１８４ポンド（約３１６４８円）でした。

近くにあるテスコメトロというスーパーにやってきました。

ここには、いわゆるレディートゥーイート商品がたくさんあることをリサーチ済みです。「世界行ってみたらこんなトコだった」系の番組で、イギリス人はレンジで簡単に調理できる食事ばかりたべている、と紹介されていて、是非食べてみたいと思っていたからです。本当にたくさんあります。この棚、全部「レディートゥーイート商品」で、まだほかにもたくさん棚があるほどです。

買ってきたのはこれ。
ウェルチ　１ポンド。（約１９５円）
４連ヨーグルト　１ポンド。
チキンサラダ　２，２ポンド。
チェリー　１ポンド。
カレー　１．６５ポンド。
あれ？結構安いじゃん。食料品には消費税がかからないからかな。

部屋のレンジでカレーを温めました。カレーは結構おいしくて、日本のコンビニ弁当より上品な味わいでした。
チェリーもおいしくて、たくさん入っていて１ポンドは安いです。

今日は、本当に疲れた。明日のＲＩＡＴに備えて早く寝ます。

おやすみなさい。

この旅行記へのコメント （4）

• olive kenjiさん 2017/06/10 21:23:41

  そうか、こうやって行くんだ

  たびねこちゃちゃさん 初めまして　wollyさんから紹介されました。
  
  実は私、来月英国のAIR　LEGEND　航空ショーに行く予定なのですが、折角なので一週間後に開催されるAIR　TATOO　も見に行こうと思っています。
  
  国内の航空ショーは何回か行きましたけど、海外は初めてで、ショーの切符の買い方から列車の切符まで分からず難儀していました。
  
  Wollyさんにヘルプしてもらいながら、やっと今日全ての予約も完了しました。
  ありがたいことです。
  意外に航空ショーの旅行記が少なく、たびねこちゃちゃさんの旅行記が参考になりました。
  既に土曜日は売る切れになっており、日曜は帰国するので金曜日のショーを予約しました。
  ですから大変参考になったのです。
  
  私は別に凄い飛行機マニアでもなく、ただ好きなだけの男ですが、一度は見たかったスピットファイヤーなどの飛ぶ姿を見られると思うと夢みたいです。
  
  そういう訳で、事前勉強に、この旅行記を見なさいと言われたと思います。
  これからもよろしくお願いします。　　　olive　kenji
  
  

  たびねこちゃちゃさん からの返信 2019/03/22 22:06:42

  RE: そうか、こうやって行くんだ

  olive　kenjiさま。
  
  メッセージありがとうございます。
  ずいぶん前にメッセージいただいていたにもかかわらずいまだフォートラベルの使い方よくわかっていないというたびねこちゃちゃです。
  そういうわけでずいぶん返信が遅くなりました。本当にすみませんでした。
  
  私はたびねこちゃちゃ妻です。夫が書いた旅行記が参考になったこと良かったです。
  そしてそれを伝えるためにわざわざメッセージくださったこと非常に感謝しております。
  
  どうでしたか？航空ショーは。
  夫はホテルに入れなかったり（booking.comで予約した部屋の入室暗証番号を事前に知らされていなくてもう少しで野宿）というようなハラハラの旅だったみたいですがどうにかこうにか助けてくださる方に出会えて無事に旅を終えることができたようです。
  
  今、夫はタイに娘と野鳥観察に出かけているのでまた帰国したらこのメッセージのこと伝えておきますね。
  とにもかくにもこんなに返信が遅くなってしまったので慌てて筆？キーボードをたたいております。
  このようなメッセージをいただいたのでまたきっと航空ショー見に行きたい病が発病しちゃうんじゃないかとおもいます。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  たびねこちゃちゃ
  
  > たびねこちゃちゃさん 初めまして　wollyさんから紹介されました。
  >
  > 実は私、来月英国のAIR　LEGEND　航空ショーに行く予定なのですが、折角なので一週間後に開催されるAIR　TATOO　も見に行こうと思っています。
  >
  > 国内の航空ショーは何回か行きましたけど、海外は初めてで、ショーの切符の買い方から列車の切符まで分からず難儀していました。
  >
  > Wollyさんにヘルプしてもらいながら、やっと今日全ての予約も完了しました。
  > ありがたいことです。
  > 意外に航空ショーの旅行記が少なく、たびねこちゃちゃさんの旅行記が参考になりました。
  > 既に土曜日は売る切れになっており、日曜は帰国するので金曜日のショーを予約しました。
  > ですから大変参考になったのです。
  >
  > 私は別に凄い飛行機マニアでもなく、ただ好きなだけの男ですが、一度は見たかったスピットファイヤーなどの飛ぶ姿を見られると思うと夢みたいです。
  >
  > そういう訳で、事前勉強に、この旅行記を見なさいと言われたと思います。
  > これからもよろしくお願いします。　　　olive　kenji
  >
  >

  olive kenjiさん からの返信 2019/03/23 10:00:01

  RE: 航空ショー最高でした。御礼申し上げます。

  コメントへの返信が来たので、誰かなと思ってみたら、たびねこちゃちゃさん。
  覚えないな〜　よーく読んで行くと、何と2年前の航空ショーへの返信だったのですね。
  まるで海に漂流していた瓶入りの手紙を見つけたみたいで、とっても嬉しかったです。
  
  旅行記は大変参考になり、私も十分に堪能してきました。
  旅行記を紹介して下さったのはMollyさんで、名前を誤字してすみません。
  彼とは今も時々連絡を取りあっています。
  ご主人の飛行機への写真は素晴らしいですね。自分が実際に撮影して、飛ぶ飛行機を撮るのがいかに難しいか実感しました。
  また帰国してから、御礼のご連絡もせず失礼しました。
  ご主人さまによろしくお伝えくださいませ。
  
  またフォローまでして頂きありがとうございました。
  この頃、怠慢で4Tへの投稿とか拝見もご無沙汰していますので恐縮しております。
  今お嬢様とタイへ観測旅行へ行かれているとのこと、羨ましい限りです。
  こんな旅行こそ、誰もが出来ない夢見る最高の時間じゃないでしょうか。
  
  あまり航空ショーの旅行記自体が少ないので、ご主人の旅行記は大切な資料となります。
  これからも、参考にさせて頂きたいと思っています。
  ご主人さまに奥様、これからもよろしくお願い申し上げます。
  
  　　　　　桜開花までもう少しです・・olive　kenji
  
  

  たびねこちゃちゃさん からの返信 2019/03/28 15:15:15

  RE: RE: 航空ショー最高でした。御礼申し上げます。

  こんにちは。
  2年もメッセージに気が付かず大変失礼いたしました。
  一昨日、タイ南部の野鳥撮影旅行から帰ってきたのですが、今回の旅行も個人で行った人の情報がネット上にもなく手探りの旅行となりました。ＲＩＡＴの旅行記が参考になったとのメッセージは励みになりました。今回の旅行記も頑張って書いて参考にしていただける人がいればいいな、と思います。
  ではでは。