母と娘のアルザス地方の小さな村めぐりとパリ初めてのアパルトマン生活

2015/09/02 - 2015/09/10

娘が就職してしまうと、なかなか長期の旅行に一緒に行けないので、卒業旅行も兼ねて前々から行きたかったアルザス地方の村を巡ることにしました。パリではいつもホテルばかりでしたが、去年娘が一人旅でアパルトマンがよかった！と言っていたので、思い切って滞在することにしました。
食べることが大好きな私達、アルザスの伝統料理、ワイン、お菓子など食べ物の写真が多いです。初めての投稿で不慣れですが、楽しんで頂けると嬉しいです。

9月2日　関空発　パリシャルルドゴール経由　ストラスブール　泊
　 3日　エギスハイム、リクヴィル、リボーヴィレ巡り　コルマール泊
　 4日　コルマール観光、オークニグスブール城見学　ストラスブール泊
　 5日　ストラスブール観光　TGVでパリへ　パリ泊
　 6日　ベルノン、ジベルニー（モネのアトリエ、庭園）観光
　　　　マレ地区散策、カルナヴァレ博物館　パリ泊
　 7日　ルーブル美術館、クリュニー中世博物館、奇跡のメダイ教会、
　　　　サントシャペル、ノートルダム寺院、ボンマルシェ　パリ泊
　 8日　オルセー美術館　パリ泊　９日　帰国

エリア その他の都市(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月2日　今回はエールフランスを利用しました。
関空11時２５分発

エコノミークラスですが、どこでもすぐ寝られる私達。
シャンパンが美味しかったです。

一回目の食事。娘といつも別のメニューをお願いして、2種類楽しみます。
これは、牛肉のリヨン風。

12時間半のフライト後、無事パリシャルルドゴール空港に到着。ターミナル2からゆっくり歩いて10分弱のTGVの駅に来ました。向こうに見えるエールフランスのサービスセンターで荷物を預け、E-チケットから切符に替えてもらいました。２等でしたが、ドリンクチケットも頂きました。
向こうに見えるバービー人形のようなアテンダントの方が、列車がホームに入ってくると列車番号が書いてあるカードを持って案内してくれます。

とても近代的な駅でした。
１８時２８分発　これからストラスブールまで２時間半の列車の旅です。

２等車の車内。とても空いていて、１車両中５人くらいしか乗っていませんでした。
おしゃれな色使いでオレンジのシートが一つある以外は全部紫色でした。
照明が日本の新幹線と違い白熱灯です。そういえばデンマークの友人が蛍光灯はシャープ過ぎて…と言っていたのを思い出しました。

ドリンクチケットでコーヒーとオレンジジュースを頂きました。　

ストラスブールに着いたのは、２１時前。外はさすがに真っ暗でホテルを探すのにお２人に尋ねました。みなさんとても親切！
着いたとたんバタンキューでした。

今回宿泊したベストウェスタン・モノポール・メトロポールホテル
バス、トイレ付き　朝食付きでお値段もまずまず、スタッフのみなさんはとても親切でわかりやすい英語を話されます。

明日も予約しているから、と大きな荷物を預かってもらいました。
1泊分の荷物だけ持って出かけます。

朝食会場。アルザス地方のインテリアになっています。
クグロフもありました。

パンが美味しい！

談話室　兼　遊戯室

ストラスブール駅
ホテルから徒歩５分です。
ドーム型でここから見ると競技場のようです。

SNCFのいわゆる”みどりの窓口”
コルマールまでの切符と明日のコルマールーセレスタット、セレスタットーストラスブールの切符を買いました。
うまく伝わるか自信がなかったので、メモに書いて渡したら大丈夫でした。

ドームの中はこんな感じ。古い駅舎を残すのはいいですね。

8時21分発でコルマールまで行きます。
バーゼル行きとあるので、これに乗っていると、スイスまで行けるのですね！

アルザスのロゴが入ったTER急行列車

コルマールまでは、大人2等で12.6ユーロ
ユース（12歳から25歳まで）は9.50ユーロ

途中、いくつかのお城やぶどう畑の中の教会の尖塔や小さな村を遠くに眺めながら30分でコルマールに到着。
可愛いタイルの待合室が素敵！

すぐ駅前のコルマール・ベストウェスタン・グランドホテル・ブリストル
1泊しました。

コルマール駅、夜になるとライトアップされてまた素敵でした。
駅の向かって左側にリクヴィールやリヴォービレ行きのバス停があり、右側にはタクシー乗り場があります。
時間節約のために、タクシーでエギスハイムに行きました。約10分で１５ユーロ。
2時間後に迎えに来てもらう約束をして、街を巡ります。

エギスハイムに到着。
１６００人ほどの小さな村です。

町の入り口の路地にこんな看板がありました。
ワンちゃんの飼い主さん、お土産ちゃんと持って帰ってね！という意味かな。
罰金７５ユーロ　？

ホテル＆レストランの可愛い看板
民族衣装を着てダンスをしています。

みなさん、必ず写真に撮られる有名なスポット”鳩小屋”
まだ9時くらいなので、ほとんど観光客がいません。
右側には貸自転車屋さんがありました。

ドア、壁、木組みとお花のコントラストが素敵！

どこを見てもお隣と同じ色のおうちはありません。

黄色もオーストリアのマリアテレジアイエローやドイツの黄色とはまた違い
独特の色のように感じました。

サラミ屋さん

玄関に掛けてあったプレート。
仲良くアルザスワインを飲んでいます。

アルザス地方の民族衣装は大きな黒いリボンが特徴的で可愛いです。

大きなプレッツェルとコウノトリを飾っているパン屋さん

クグロフ専門店、いい匂いがしていました。

型は金属型ではなく陶器型で直径が３０センチ以上ありました。

コウノトリパークに至る道の十字路にあった幼稚園。
窓にお花がいっぱいで元気な子供たちの声が響いていました。

こんな三角の建物が多いです。

街の中心にある”レオン広場”
八角形の建物がレオン9世が生まれたエギスハイム城です。

隣がレオン9世の礼拝堂（ネオ・ロマネスク様式）

コウノトリの巣がありました。

コウノトリはその町で一番高い塔の上に巣を作る習性があるそうです。

今、ちょうどお留守のようですが、後で帰ってきました。

礼拝堂の中

カラフルで少しギリシャ正教会に似ていました。

虫たちのマンション…とありました。
虫の種類によって住み分けをしています。
そりゃ、そうですよね。礼拝堂の横のお庭にありました。

お菓子屋さん。

大きなクッキー、マカロン、クグロフなどがありました。

サン・ピエール・エ・ポール教会
入って右側に”開くマリア像”というめずらしい観音開きの木造のマリア像がありました。

とても人懐こいネコちゃん。

遠くまでついて来て、見送ってくれました。

”いい子だねー！”と私たちもにわか岩合光昭さん！

この旅行記へのコメント （6）

• makkoさん 2016/09/13 21:52:50

  初コメント

  初めてコメントします。
  前から素敵な旅行記だなぁと思っていたのですが、コメントの仕方がわからず。。。
  やっとできるようになりました！
  旅行記楽しく拝読しています。エールフランスはじめフランスは何から何まで素敵ですね。
  続きを読むの楽しみにしています。
  あー、旅行に行きたい！！

  パディントンさん からの返信 2016/09/14 16:55:39

  RE: 初コメント

  >makkoさま
  
  　旅行記訪問＆フォローありがとうございます！
  　makkoさんの旅行記もぜひアップしてくださいね。
  　楽しみにしています！
  　
  　１５年前に一日でも早く行った方がいいですよ、と勧められていたチェコ旅行に
  　来年５月に行こうとただ今計画中です。
  　
  　また色々教えてくださいね。
  　コメントもありがとうございました！
  
  　パディントンより

  makkoさん からの返信 2016/09/24 18:52:11

  RE: RE: 初コメント

  パディントン様、
  
  チェコ旅行楽しみですね！
  
  なにせミレニアムの話で参考になるかわかりませんが、
  旅行記でも。。。と思いますが、
  まずは写真がフィルムなんですよね〜(笑)
  
  自分でもびっくりしました。
  チェコはあれからずいぶん変わったのでしょうかね。
  私も気になります。
  
  

• pedaruさん 2016/02/19 07:00:45

  コルマール

  パディントンさん　お早うございます。
  
  アルザス地方の村・・・コルマール
  
  パディントンさんのページをめくるとコルマールが目に入ってきました。
  
  わーっ　絶句しました。胸が苦しくなりました。目がウルウルしてきました。（何十万年前、いえ何十年前のある日、ある少女を見た時の感情に似ています。）
  
  なんて素敵な光景でしょう、こんな町の只中に自分の身を置けたらどんなにか幸せだろうな〜　と痛切に思いました。
  
  実現するかどうか不確定ですがいつかは行ってみたいと思います。
  
  pedaru　

  パディントンさん からの返信 2016/02/19 20:36:53

  RE: コルマール

  pedaruさんへ
  
  　こんばんは！　コルマール旅行記に素敵なコメントをお寄せ下さってありがとうございます！　帰って来て写真を見るといつも”わぁ、あんまりうまく撮れてないなァ
  …。本当はもっともっときれいなのになぁ〜！といつも思っています。
  そして、もっと目いっぱい行動すればよかった…と後悔することしきりです。
  コルマール、アルザス地方ぜひぜひいらして下さい！
  
  一人旅の方もけっこういらっしゃいました。
  私ももう一度行きたいと思っています！
  
  週末いつも荒れ模様です。
  どうかお気をつけて！
  
  パディントンより

• dankeさん 2016/01/17 23:45:38

  やっぱりアルザス！

  パディントンさん　初めまして、
  
  以前私のアルザス旅行記を見ていただいたのに、お礼もせずにすみませんでした。ありがとうございました。
  
  母娘のフランス旅、いいですね。私は一昨年のアルザスは一人旅でしたが、去年は両親とアルザスではありませんがフランスの他の地方をまわりました。
  
  パディントンさんの旅行記を拝見していたら、余計またアルザスに行きたくなりました。私も公共交通機関を使うので、本当に鮮やかに思い出が蘇りました。他の旅行記も拝見させていただきます。