2015/10/28 - 2015/11/08
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falanさん
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ニューヨークの旅も後半です。最初の予定ではこの日フィラデルフィアへ移動し、翌日ワシントンに向かうはずでしたが、このままニューヨークに留まることにしました。Airbnbは次の予約とのかねあいで一晩だけ延泊させてもらえました。
10月28日 JL006にてJFK空港へ → Airbnbチェックイン → アポロ劇場
29日 メトロポリタン美術館 → セントラルパーク → ジュリアード音楽院
30日 MOMA → 自然史博物館 → メトロポリタン歌劇場
31日 サークルラインクルーズ → ハロウィンパレード見物 → ミュージックホール
11月01日 ニューヨーク市マラソン見物 → ハイライン散策 → ブルーノート
●02日 9.11メモリアル博物館 → スタテン島フェリー → 家主さんと飲み会
03日 (移動日)オークションハウス・クリスティーズ → ビッグアップルサーカス
04日 (休養日)エンパイヤステートビル(午後と夜の2回)
05日 ニューヨーク市図書館、グランドセントラル駅見学 → ブロードウェイ「レミゼラブル」
06日 グッゲンハイム美術館 → ニューヨークフィル
07日 JL005にて成田へ
08日 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9.11のメモリアル博物館にやってきました。CityPassをチケットに引き換える列に並びます。列は長いですがそれほど時間はかかりませんでした。入場時刻が指定されているので、入場のためにもう一度列に並びます。
国立9.11メモリアル&ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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その後の世界を変えた今世紀最大の事件です。ソビエトのアフガニスタン侵攻とアメリカの反乱軍支援を発端に、今日まで続く関連する出来事でどれほどの犠牲者がでたものか、今も生まれ続けているものか。すべての犠牲者への哀悼こめて、祈りに似た気持ちで展示の一つひとつを見つめるしかありません。
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その後の世界を変えた今世紀最大の事件。ソビエトのアフガニスタン侵攻とアメリカの反乱軍支援を発端に、今日まで続く関連する出来事でどれほどの犠牲者がでたものか、今も生まれ続けているものか。すべての犠牲者への哀悼こめて、祈りに似た気持ちで展示の一つひとつを見つめるしかありません。
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館内は写真撮影が可能なエリアとそうでないエリアに分かれています。撮影不可の展示室では、犠牲者を忘れないための展示、ニュース映像などを使って事件の経過を克明に追った記録、事件に至るまでの原因究明の展示などを見ることができます。
けっして憎しみを煽ったり、アメリカの正義を賛美するものではなく、鎮魂のために平安をもたらそうとする祈りに似た精神に貫かれたものだという印象を持ちました。 -
ワールドトレードセンターの建物の跡地です。
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ワン・ワールドトレードセンター。541m、104階建てです。
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ここまで来たので、スタテン島フェリーに乗ってみようと歩き出しました。写真はトリニティ教会です。
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フェリー乗り場までもうすぐです。
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フェリー乗り場が見えてきました。
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運賃がかかりません。列に並んでついて行くだけです。
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船室よりデッキがにぎわっています。マラソンの参加メダルを首から下げた人も多いです。
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ついて来るカモメが船縁をかすめて飛んでいきます。
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さらに一羽。けっこう速いのシャッターを切るタイミングが難しいです。
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この日のベストショットかな。シャッターボタンに指をかけたまま、5分ほど待ちました。
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皆さんが何を撮っているのかといえば、もちろん自由の女神です。
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もうすぐスタテン島到着です。折り返しマンハッタンにもどる人もいったん下船するように、というアナウンスが2度流れました。なんだかざわついています。
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スタテン島の待合室でコーヒーを飲んでから折り返す船に乗りました。マンハッタンから来るフェリーとすれ違います。
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サークラインクルーズで見た昼間の自由の女神もよかったですが、夕暮れを背景にした姿もわるくありません。
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マンハッタン島に戻ってきました。
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地下鉄で宿に帰ります。
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「動くプラットフォーム」おもしろそう。
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電車がやってきました。
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プラットフォームの一部がドアのそばまでせり出します。親切ですね。ずいぶん古そうな設備ですが。
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いよいよ今晩でこの建物ともお別れです。名残惜しいな。6日間お世話になりました。
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「一杯飲もう」
部屋に戻るとPさんが長野の「くろさわ」という純米酒を用意して待っていてくれました。
私がお土産に持ってきた酒用のグラスがとても気に入ったから、最後の晩は一緒に晩酌と決めていたとのこと。ぬる燗がいいというので、温めてからハーブティ用のガラス容器に移しました。
喉ごしがよいのですぐに空になり、何度もお代わり。「明日はホテルにチェックインする前に、荷物はここに置いて、クロイスター美術館を見てきなさい。中世美術のすごい展示をやってるから」アート関係の仕事をしているPさんがアドバイスをしてくれます。
お気に入りの番組が始まるというのでテレビをつけると、アメリカ版の「お宝鑑定団」をやってました。「これはマックス・ベックマン。ドイツの表現主義」などと鑑定士が説明する前に教えてくれます。
「いいことを思いついた! 明日はサザビーズとクリスティーズがオーションやっているから、両方とも見てきなさい」
「クロイスター美術館は?」
「別の日になさい。オーションハウスほどニューヨークらしい見ものはないよ。ゴージャス!ゴージャス!ゴージャス」
「それって、ど、どうやって入るんですか?」
「歩いて入るんだよ。堂々としていればいい」
「一緒に来てくださいよ」
「残念だけど用がある。入るのはタダだから心配いらない」
どうなることか心配です。明日は移動日だし、4時にはチケット買ってるイベントがあるし、何より場違いな感じがして心細いです。
私はセーブして飲んでましたが、Pさんはがんがんいきます。
「欲しいと思うものがあっても、まあ手を出さないほうがいいな。サザビーズやクリスティーズで動いているのは、巨額のお金だからね」
「滅相もございません」
「あれはドラッグマネーにロシアマフィアの資金洗浄にも使われるような金が混ざってるからね」 -
Pさん、このあたりから酔ってきたようです。
「人類は愚か。愚か極まりない。宇宙の中でどれほどちっぽけな存在であれ、生まれてきてこれほど幸せなことはない。だったら互いに愛し合わなければならない。だのに傷つけあってあってばかりだ。そうだろう。お前はどう思う?」
「おっしゃる通りです」
「おっしゃる通りじゃない! ちゃんと自分の意見を言いなさい!」
えーん。泣きそう。どうすればいいの…?
でもなんていい人だろう! おかげで楽しい日々が過ごせました。思いやりのあるサポートに感謝しきれません。
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