仙台街歩き①【早朝散歩～瑞鳳殿】

2015/11/14 - 2015/11/14

半日仙台街巡りは生憎の雨天となってしまい、朝起きてガックリしたが、ホテルの方に傘を借りて早朝散歩に出かけた。行き先は勾当台公園。今まで行ったことがなかったので、どんなところかと思っていたが、木々の緑が美しく紅葉も少し残っていて、本当に心が和む楽しい散歩になった。

朝食はクチコミの評判も良く、本当に素晴らしかった。なお雨の中、一眼レフを持ち歩くわけにいかず、またレストランでも一眼でバシャバシャ撮るわけにいかずコンパクトカメラだったので、早朝散歩と朝食の写りはチョー悪いですが、ご了承ください。

　仙台街巡りは、仙台るーぷるに乗って名所旧跡を効率よくまわることができる。始発が９：００なので余裕で乗れるはずだったが、２つのトラブル発生。
１つは、るーぷるチケットをホテルで買い忘れてしまったこと。もう一つは仙台駅のコインロッカーの場所確認をしてなかったこと。この二つを解決するために、るーぷる乗車は１５分遅れになってしまった。
ところが、この９：１５発の運転手さんは素晴らしかった。最初の信号待ちから仙台の街についてのお話が始まり、楽天イーグルス、地下鉄南北線開通、ケヤキ並木などを題材にして、とても楽しいスペシャルトークを展開してくれた。本当に終点まで聞いていたかったが、時間がないので瑞鳳殿前で降りて見学した。

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5

雨の中、早朝散歩で夜明け前の勾当台公園に到着した。

石段を登っていくと、高校の学校祭の準備をしている様子が見えた。

「平和」というタイトルの母子像。奥には紅葉が残っている。

赤痢菌を発見した、志賀潔像

これは何の像だろうか

ホテルに戻って、

朝食タイム。
自家製豆腐に手前に見える薬味をかけて食べると、とても美味。
でもコンパクトカメラでは、おいしそうに見えなくてすみません

左が牛タンそぼろで、右に半分だけ見えてるセイロには笹かまが入っていて温かく蒸されている。

左は牛タンカレーで、右は麻婆豆腐。麻婆豆腐までたどり着けなかった。

右の鉄鍋は芋煮汁でホントにおいしかった。左には味噌が並んでいて自分で手作り味噌汁ができる。

仙台駅前バスプールで９：１５発るーぷる仙台に乗り込むと、最高の運転手さんに出会った。

るーぷる仙台バス内でスペシャルなトークを聞いた後、瑞鳳殿前で降りて、坂道を登っていく。

坂の登り口に、正宗山と書かれた扁額が掲げられたお寺があった。
でもここは目指す所ではない。

ここから石段が続き、

ここで二手に分かれるが、往路は左側で、瑞鳳殿参拝後に感仙殿、善応殿に行って、帰路は右側を降りてくることになる。

ここは受付で、るーぷるチケットを提示すると入場料は１００円割引。

ここで手を浄め

涅槃門の前で、ボランティアの方が声を掛けてくださって、ガイドをしてくれた。

涅槃門は右の出入り口から出入りする。
なお涅槃門とは、煩悩を去って悟りの世界に入る門ということも教えていただいた。

涅槃門を出たら、このような景色

瑞鳳殿は、更にこの奥

これが瑞鳳殿

瑞鳳殿では、政宗公は東の方角を向いており、これは遣欧使節としてヨーロッパに派遣した支倉常長を迎えるためとのこと。

そして瑞鳳殿の扉は仙台の街の方を向いており、これは政宗公に仙台を守ってくださいという願いによるということもボランティアの方から教えていただいた。
何かジーンときた。

再建ではあるが、豪華絢爛。

瑞鳳殿資料館は小規模ながら、貴重な記録映像を上映していた。
瑞鳳殿が空襲で消失したあと、再建される際の発掘調査で完全な遺骨と多くの副葬品が発見され、修復して再度埋葬された様子が記録されていた。
瑞鳳殿訪問の際、必見。

参拝経路に従って、感仙殿、善応殿の方に向かう

ここを登っていき、

この門をくぐると

二代藩主伊達忠宗公の感仙殿前に出る

左にあるのは三代藩主伊達綱宗公の善応殿

感仙殿も立派だが、

よく見ると、瑞鳳殿の豪華絢爛さにはかなわない。

続いて善応殿

こちらの装飾もよく見ると

瑞鳳殿の豪華絢爛さには、かなわない

雨降りなので、さら−っと見て次へ行くつもりが結局１時間位いてしまった。

この石段をひたすら降りて、

バス停で、るーぷる仙台バスを待った。