おしどり夫婦の引佐町　龍潭寺

2015/11/04 - 2015/11/06

恵那から中央道飯田山本ＩＣを出て天竜川下りを楽しみ、引佐の龍潭寺の庭園をゆっくり拝見してきました。
現在は浜松市北区に編入されましたが、引佐町にある龍潭寺は臨済宗の禅寺である龍潭寺は約１３００年前に黙宗端淵禅師が開山されました。
引佐町井伊谷は滋賀近江の井伊家元祖共保公出生の地であり、二十四代直政公が彦根に出世されるまで井伊家が治めていました。そんな関係で井伊家元祖からの菩提寺として歴代の殿様に帰依されていました。

一万余坪の境内には本堂、庫裡、開山堂、総門、井伊家霊屋などの建物が江戸時代から変わらぬ姿で点在しています。
道内は鴬張りの廊下を踏み左甚五郎作の龍の彫刻を見て本堂裏の小堀遠州作の龍潭寺庭園にでます。ゆっくり腰かけ庭園を眺め禅の境地に浸り十分に癒されました。

エリア 浜北・引佐(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

山門が見えてきました。

萬松山とかかれています。

沙羅双樹の木です。
釈迦しゃかが八十歳で入滅したとき、臥床がしょうの四方にあった二本ずつの沙羅の木と言われています。釈迦の入滅を悲しんで、二本のうち一本ずつが枯れたともいい、入滅とともにそれらが白く枯れ変じたとも言われています。

本堂が見えてきました。ここで入場料を払います。

鐘堂。

庭園拝観入り口です。

右の富士山の絵は墨渓作となっています。

この先の廊下が鴬張りの廊下です。

遠州一の釈迦牟尼仏様です。

丈六の釈迦牟尼仏と言われていますが丈六とは１丈６尺（約５ｍ）の高さですがお座りなので約３ｍの高さとなっています。

禅寺独特の本堂ですね。

甚五郎作の龍です。

小堀遠州作の庭園です。

東峰、中峰、西峰の三つの築山を設け、東西に心字池（池の形が心の字になっている）、数多くの石組みによる枯れ滝を配しています。

腰を落ち着けて東、中、西のそれぞれの峰を眺めていますと庭園がとてつもなく大きく感じられます。時を忘れ我を忘れひたすら景色に没頭することで癒しの時間を持つことが出来ました。